最新更新日:2024/07/17 | |
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終業式をしました。いい締めくくりをするために、1学期の各学年の心に残った出来事を踏まえ、それぞれの学年に応じた目標をもって夏休みを過ごせる様にとの思いを込めた話をしました。 後半のみご紹介します。 君たちは、生徒会の取り組みでも、クラブ活動でも、ボランティア活動でも本当によく頑張ったと思います。今の君たちの前向きな姿は先生にとって誇らしいです。 先生達には、この校区での共通の目標とする姿があります。それは、「自分も仲間も大切にし、思いを語れる子」に育って欲しいというものです。君たちは、確実にそんな力をつけてきています。そのことに自信を持って夏休みを迎えて欲しい。 勉強面では、苦手な所を取りもどす絶好のチャンスです。好きな分野を思いっきり伸ばしてもいいです。3年生は、進路を切り開く力を確実に蓄えて欲しいと思います。また、多くはクラブの最後の締めくくりにもなると思います。悔いの残らない様にやりきってください。 2年生は、クラブでは、引退する3年生に替わって担っていく立場になります。どれだけ力をあわせていけるかが大切です。しっかりと受け継いでください。 1年生は、中学になって初めての夏休みです。クラブでは、熱中症に特に注意して下さい。先生は、クラブは、1年の冬休みから真面目に頑張りました。夏休みからもっとやってれば良かったと2年生になって後悔しました。 夏休みは、誰にでも平等に44日間あります。どう活かすかは君ら次第です。しっかり力をつけて2学期、体育大会、合唱コンクールにもつなげて欲しいと思います。今日は、応援リーダーのアピールもあると思います。これらのことがより安心・安全な学校づくりにもつながっていくと思います。期待しています。 COICOI防災FES3
最後は、キャンプファイアーです。家族連れの男の子が点火して、シンガーソングライターのまえだけんたさんの歌を聞きながら、楽しいひとときを過ごしました。40名を越える方が集まりました。
実際に避難をする必要があるような大きな災害は、いつ起こっても不思議ではありません。そんな時、こういった機会に顔見知りになって、協力できるつながりが地域に出来ていくことはとても大切なことだと実感しました。六中も避難所に指定されています。いざというとき、保護者・地域の皆さんの協力を是非お願いしたいと思います。 COI COI防災FES 2
カレーを頂いた後は、音楽に合わせた心肺蘇生法の練習を二人一組でしました。
COI COI防災FESに参加しました!
市の広報にも紹介されていた COI COI防災FESが、本日、午後4時から大塚野外活動広場にて実施されています。六中校区地域協の総会で、避難所運営ゲームを紹介してくださった、新田さんが中心に企画され、松原市の危機管理課もバックアップされています。4時前に行くとカマド係を任されました。避難所で食べるカレーを作ります。一合のお米と250ccの水をビニール袋に入れて沸騰したお湯で20分温め10分蒸らして出来上がりです。隣で作っていたカレーをかけて食べました。お皿には、ラップをして洗わなくてもいいようにしています。とてもおいしかったです。たくさん地域の方が参加されています。
今日から三者懇談がはじまります!
今日は、朝から小雨の降るあいにくのお天気でしたが、「いい朝ありがとう!」運動は、玄関に場所を移して、今日も元気に取り組まれました。
今日から、三者懇談がはじまります。1学期をしっかりと振り返り、充実した夏休みを過ごせる様に、ご家庭とお子さんを交えて丁寧なお話をさせて頂きたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 給食訪問がありました!
市教育委員会と中学校の栄養教諭の先生方が、給食の配膳や食べている様子を見学にこられました。六中は、普段からよく食べている学校ですが、よりおいしく食べていくための気づきを交流していきたいと思います。
六中校区の幼小中の先生で研究会(校区人研)をしました。(2)全体会では、市教委の小山指導主事から、六中校区の連携の歴史とこれからのあり方についても助言を頂きました。幼小中の教職員の取り組みが大切に繋がってともに頑張っていきたいと思います。 六中校区の幼小中の先生で研究会(校区人研)をしました。毎年、六中、松原南小、松原東小、まつかぜ幼稚園の教職員が集まって研究会をしています。今日は、1年生で国語、2年生で道徳、3年生で英語の授業研をして、そのあと分科会、全体会をしました。テーマは、「一人ひとりを大切に!子どもたちみんなの学校園を目指して!〜インクルーシブ・全員参加を大切に〜」です。子ども達は、とても意欲的に頑張っていました。 全校集会をしました!(2)こんにちは。保護司の近藤です。 六中でお話しするのも今回で4年目となりました。 初めての生徒さんもいるので、保護司って何する人か簡単にお話しします。 保護司という仕事は、窃盗事件や覚せい剤で逮捕され刑務所から出てきた人や、事件を起こした少年が、再び社会や学校に戻り、また悪いことをしないように手助けしたりアドバイスをしています。 今日は、昨年の“社会を明るくする運動”作文コンテストで最優秀法務大臣賞を取った長野県の小学生の作文を読みます。 話を聞いて、皆さんも「どうしたらいい社会になるのか?」そんなことを考えるきっかけになって欲しいと思います。 最優秀賞 法務大臣賞 小学生の部 気付いたこと −心に寄りそえる人に− 長野県・金井 みのり ある日、毎週私が上ばき洗いに使っている石けんがなくなった。母に連れられて買いに行った場所に私は目を見張った。そこは高い塀に囲まれた 少年刑務所の隣だったからだ。 「ここは受刑者の人達が作った製品を売っている所だよ。」 驚いている私に、母はこう教えてくれた。店内にはいつもの石けんの他に、陶器や彫刻、靴や大型家具までが並べられていた。その中のくりくりの可愛い目をしたふくろうの置き物を見ながら私は、「罪を犯した人がこんな 素敵な作品を作れるなんて……。」と、信じられなかった。 犯罪者とは、「心のない凶悪な性格の人」と思いこんでいたからだ。そこで、思い切って優しそうな女性刑務官にたずねてみると、快くお話してくださった。 受刑者の人達は、このような品物を作るうちに心が落ち着いてくるそうだ。ということは、もとは善良な心の持ち主だったのかもしれない。そう考えた私は、なぜ彼らは罪を犯してしまったのか質問した。すると、 「受刑者たちは皆、『お母さんに自分の方を向いてほしかったから。』と言います。」 と教えてくれた。その答えに疑問を感じ、 「なぜ悪いことをするのですか。良いことをすればほめてもらえるのに。」 とさらに聞いてみると、驚く答えが返ってきた。 「普通はそう考えますね。でも彼らのお母さんは、子供が良いことをしてもほめてはくれなかったそうです。『手がかからなくていいわ。』と放っておくのでしょう。お母さんが子供の方を見てくれるのはいたずらをした時でした。お母さん自身が困るので子供を叱ります。だから子供は自分を見てもらうために、万引きや暴力など悪いことをするしかなかった。叱られるのが嬉しかったそうですよ。」 この答えは衝撃的だった。叱られることが嬉しいなんて……。私の犯罪者に対するイメージが変わった。犯罪者は幼いころからかんしゃく持ちで凶暴な性格で、善悪の判断がつかないから罪を犯すと思っていた。けれど本当は違った。普通の子がさみしい思いをして、ただお母さんの関心を引きたくて考えた行動が、罪を犯すことだったのだ。私は、その時初めて受刑者の人達をかわいそうに思った。そんな自分勝手な母親のもとで育ち、ずっと心に不安を抱えて生きてきたのかもしれない。 ふと、以前学んだ作文の課題を思い出した。「自分だけの辞書を作るつもりで、『安心』という言葉を説明しましょう。」そこに私は、「心配事や悩みがないおだやかな心の状態。信頼できる家族や友達がいつでもそばにいるような気持ち。」と書いたのだ。 私にとっては当たり前で、自然に出てきた言葉だった。しかし、この環境こそが子供が犯罪者にならないために必要なのではないか。いつも自分を気にかけてくれる人がいる。心の底にその安心感があれば、周りのことを考える余裕ができる。勉強やお手伝いを「やろう。」という意欲が出る。その成果が出れば、自信を持てる。 次もがんばろうと思える。このような良いサイクルの中にいれば、悪いことなど考えないはずだ。だから、子供達が犯罪や非行に 走らないためには 『安心できる環境』が必要だ。 学校でいじめをする子も、もしかしたら家族や友達とうまくいかなくて心がもやもやしているのかもしれない。以前、いじめを受けた子の力になりたくて一緒に先生に訴えに行ったことがある。いじめた子は先生に注意され反省したようだったが、それからもいじめをくり返した。 今思うと、いじめを止めさせる方法は注意してもらうことではなかった。その子だっていじめは悪いことだと分かっているはずだ。きっと心が不安定な状態だったからいじめてしまったのだろう。だから少しでもその心に寄りそって、その気持ちを理解しようとしなければいけなかったのではないだろうか。 先生に頼るのではなく、クラスのみんなや私だからこそできることがある。 例えば、クラス全員の良い所をお互い発表し認め合ったり、お弁当の日には一人ぼっちでいる子を誘っておしゃべりしながら食べたり。家庭の問題は解決できないけれど、せめて学校にいる間だけでも『安心』して楽しく過ごせるように、私たち一人一人ができることを考えていきたい。私は刑務官の方に会ってそう思うようになった。 以上です。 短い作文でしたが、大人も考えさせられる内容でした。 少し私なりにまとめてみました。 世の中には「自分」がいて、周りに「家族」や「友だち」、「学校」、「世間」などがあります。 この中でみんな生きています。 この「自分」が、もし「いじめられた」、「どうしたらいいのかわからない」と悩み、「不安」になることがあります。 そして「自分のことを知って欲しい」「振り向いて欲しい」「注目して欲しい」「話して欲しい」「声をかけて欲しい」「認めて欲しい」「不安を分かって欲しい」など話したり行動したりするかもしれません。 そこで「家族」や「友だち」が相談に乗って話してくれればいいのですが、もし相手にしなかったら、無視されたらどうなるでしょうか。 例えば「A君」なら、振り向いてもらうためにアピールするでしょう。 そのアピールは、暴力であったり、いじめであったり、ウソをついたり、虚勢を張ったり、事件や犯罪を起こすかもしれません。 あるいは「B君」なら、引きこもったり、周りを無視したり、気の合うグループに入ったり、家出をするかもしれません。 どんどん「A君」や「B君」は、「家族」や「友だち」、「学校」、「世間」から離れていき、更にエスカレートするかもしれません。 どうしたら彼らは、元に戻ることができるのでしょうか? 作文の中にヒントがありました。 「きっと心が不安定な状態だったからいじめてしまったのだろう。だから少しでもその心に寄りそって、その気持ちを理解しようとしなければいけなかったのではないだろうか。」 いじめや犯罪をなくして、明るい社会を作るヒントの一つが、「家族」や「友だち」、「学校」、「世間」が、彼らを認め、話し、いい関係を作ることだと思います。 その彼らがやったことを周りが責めたり、無視したりしても問題の解決にはならないことを分かってください。 もうすぐ夏休みです。皆さんも一度立ち止まって「自分」を見つめ直し、家族や周りの友だちのことを思う時間をつくってみてください。 今日のお話が、何かを考えるいいきっかけになればうれしいです。 全校集会をしました。 |
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