最新更新日:2024/11/21 | |
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12/22 目的と目標を 〜2学期終業式式辞〜
2学期が終わりました。
本日の終業式式辞では「目的」について話をしました。本校のキーワードの一つに「誰かのために」があります。「誰かのために」という目的がもてたときに、想像以上の力が発揮できます。 冬休み、新年に向けて新たな目的と目標を確認できることを願っています。 <2学期終業式式辞> 今日で2学期を終業します。全校796名の皆さん,2学期を振り返って,どのような思いを抱いているでしょうか。 校長先生は、どの学年も、「当たり前」に、さらに磨きがかかったな、と思っています。 あいさつでは、おはようございますと言うときに、きちんと頭を下げてくれる人が増えました。互いに挨拶をするときに、名前を呼んでからあいさつする人も増えました。自問清掃では、水を流す水道の音以外何も聞こえない状態が続いています。先日、水道が壊れて水が使えなかった場所では一切の音がなくなったほどです。授業では、互いの発言に注目する場面が増えました。そのことが、コスモス祭や合唱コンクールにおいて、互いの演技に集中し、理解し合ったり感動を分かち合ったりすることにつながったと思います。 このように、日常の授業や活動、あるいは体育大会や合唱コンクールなど仲間とともに乗り越える大きな行事を通して、肉体的にも精神的にも大きく成長を遂げることができた2学期だったと思います。 さて、明日から冬休みに入ります。お正月には新年の目標を立てる人も多いと思います。ところで、皆さんは「目標」と「目的」の違いについて考えたことはありますか。 目標と目的は、とてもよく似た言葉ですが、意味は少し違います。目標は「○○に向かって」であり、目的は「○○のために」です。 障害者クロスカントリースキーの日本代表選手である 新田佳浩さんという人がいます。3歳のとき、おじいちゃんが運転する農機具のコンバインに左手を巻き込まれ、肘から先を失ってしまいました。4歳からスキーを始め、小学校に入るとクロスカントリースキーに夢中になりました。3年生のときに初めて参加した地元の大会で優勝し、その後県大会でも優勝するなど、小学校を卒業するまでに4つの優勝トロフィーを手にしました。 しかし、中学になって壁にぶち当たりました。両手でストックを使える選手には勝てなくなったのです。中3のとき、スキーをやめました。 でも高1のとき、2年後に迫った長野パラリンピックの選手に誘われました。障害者スポーツには興味がなかった新田さんですが、新田さんと同じ左手のないドイツの選手が障害者とは思えない速さで滑っているビデオを見て再びスキーを始めました。 元々実力のあった新田さんは、長野パラリンピックでは8位、翌年の世界選手権で優勝、そして、ソルトレイクパラリンピックでは銅メダルを獲得しました。 4年後のトリノパラリンピックでの金メダルは確実視されていました。そのためにスタッフは、新田さんの体のハンディを科学的に分析し、腰の高さ、膝の角度など、右手一本でも健常者並みにスピードが出るフォームを3年かけて作り上げました。確実に金メダルに向かっていました。 しかし、トリノ大会競技中、考えられないアクシデントが起こりました。バランスを崩して転倒してしまったのです。片手なのですぐに起き上がれませんでした。大敗でした。 トリノから自宅に戻った新田さんは家に引きこもってしまいました。 家にはおじいちゃんがいました。自分の運転するコンバインでかわいい孫が片腕を失ってしまった事故の直後、新田選手の父親におじいちゃんは「この子と一緒にわしは死ぬ」と言っていたそうです。その後もおじいちゃんは自分を責め続けているのを新田さんも気づくようになっていました。 そのおじいちゃんを見て、新田選手は目的を見失っていたことに気づきました。目標はいつも「金メダル」をとることでした。しかし、何のための金メダルかを忘れていたのです。以前、金メダルをとっておじいちゃんにかけてあげて「おじいちゃんは俺にとって最高のおじいちゃんだよ」と言ってあげることが夢だったことを思い出しました。 「目標は金メダル、目的はおじいちゃんのために」を胸に、新田選手は4度目のパラリンピックであるバンクーバー大会に挑みました。そして、10キロコースと1キロコースで2個の金メダルを獲得し、92歳になったおじいちゃんの首に2個の金メダルをかけることができたのです。 何かに挑戦するときに「誰かのために」という目的があると、人はあきらめません。すごい力を発揮します。 今皆さんは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんのおかげで、お金を稼ぐこと、食べることをほとんど考えなくても暮らしています。 しかし、いつかは自分で稼がないといけません。皆さんは「何かのために」という目的を持っていますか。 自分自身のことを客観的に見る力のある人は成長すると言われます。冬休みの間に、一度自分をよく見つめ、自分の「目標」と「目的」を考えてみましょう。 そして、新年に、一回り大きく成長した皆さんとまた会えることを楽しみにしています。 以上で、式辞といたします。 平成28年12月22日 校長 野木森 広 12/22 二学期終了また、今日を迎えられたのも、ご家庭でのあたたかな支えがあったからだと思っております。 新年からは、三学期ではなく“三年生0学期”として、岩中の顔である最高学年になるための準備期間となります。学習・進路で悩みが増えてくるとは思いますが、正しい選択ができるよう、私たち学年スタッフもサポートしていきます。 最後になりますが、今学期ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。 12/21 2年生学年集会12/21 学年集会を終えて。お話だけでなく、先生にまつわるクイズもありました。担任の先生と、クラスの仲間と過ごす毎日も、あと3ヶ月ほど。残された時間を大切に過ごしていきたいですね。 12/21 岩中読書週間終了!3学期は1月10日から開館します。たくさんの元気な顔に会えるのを楽しみにしています。 12/21 今年最後の給食はセレクト給食今年最後の給食は、セレクト給食でした。 メニューは以下の通りです。 麦ごはん、牛乳、カリフラワーのマリネ、ハヤシライス セレクトフライ (A:クリスビーチキン、B:白身魚の香草フライ) セレクトデザート (1:チョコロールケーキ、2:ホワイトロールケーキ、3:カップデザート) 給食センターの皆様のおかげで2学期も給食をおいしく食べることができました。 まもなく、冬休みに入ります。冬休みにはクリスマスやお正月など楽しい行事がたくさんありますが、好きなものだけを食べず、給食を思い出し、栄養のバランスを考えて食事をとりましょう。 12/21 願書指導そんな点からも、願書の下書きや封筒書きを通して、いろいろな事柄を学ぶことができました。 ご家庭では、清書書きをします。保護者様のさらなるご支援をお願いします。 12/20 じゃがいもの収穫12/20多色刷り木版画の鑑賞色の鮮やかさや技術の繊細さ、表現のおもしろさなど、本物が放つ輝きに圧倒されるとともに、江戸時代から続く日本文化の奥深さに魅せられました。 好みの作品を1点ずつ選んでコメントを述べる生徒たちの感想もしっかりしており、その感性の豊かさにも感心しました。 本物を鑑賞して心豊かになるひとときでした。 12/20 願書書き
芯の柔らかい鉛筆で下書きをすること・上手い下手関係なく丁寧な文字で書くこと・印礼など、願書や履歴書など、重要な書類の書き方支援を行っています。
写真は、支援の様子です。 12/19 1年生、オアシスの掲示物たち!もうすぐ2学期も終わりですね。今の自分やクラスは、過去と比べて、どう成長したでしょうか?3学期は、どんな自分を、どんなクラスを目指したいですか?掲示物を通して、様々な思いを巡らせてみましょう。 12/19「いわくらしやすい」109の理由12/17授業深掘りセミナーで学ぶ私の授業については、参観者によるワークショックと、講師陣によるパネルディスカッションが行なわれ、授業者としても貴重な意見を伺うことができ、とてもよい学びになりました。 以下に、参加者の感想の一部を抜粋します。 ・先輩方の授業を見ることができ、とても貴重な体験でした。特に野木森先生の授業から多くのものを改めて学ばせていただきました。授業後のワークショップとパネルディスカッションも理解を深め、新たな発見をする機会になりました。他の学校の先生方と交流することができたのも良かったです。 ・理科の実験は、誤差が大きいので、その誤差をどう扱って行けば良いかを知りたかったので、今回模擬授業を受けさせてもらいました。野木森先生がとても深い知識と技をもって授業をされているのが分かったので、受けさせてもらって良かったです。「単元を通して」とよく言われますが、それがよくわかる授業でした。子どもがどこでつまずくのか、子どもの反応をどう処理するのかが分かっておられるので、もっと自分の力を高めないといけないなと思いました。運営の先生の討論もとても参考になったので、参加させていただいて本当に良かったです。 12/16 第一回修学旅行事前学習
来年の6月にひかえている、修学旅行の事前学習を本日行いました。いつ・どこで・どんな目的で行くのかなど学びました。“観光旅行”ではなく、一年生時(岩倉探訪、名古屋分散学習)→二年生(宿泊学習、職場体験)→三年生(修学旅行)へとつながっていることを確認し、三年生0学期の意識を高めました。
12/16 読書の窓(写真左)アートビギナーズコレクション もっと知りたい伊藤若冲 佐藤康宏 東京美術(NDC726) 表紙の鶏の絵はまさに若冲の代名詞です。写真と解説がとてもわかりやすく飽きません。 「酉」に関する展示を考えていた時にこの本を思いだしました。 (写真右)若冲 ぞうと出会った少年 黒田志保子 国土社(日本の作家「く」) 絵師に続く道の始まりとなる14歳の若冲。置かれた立場、淡い恋…史実を絡めて描かれており、その場にいるような感覚で作品中の若冲に共感できるのではないでしょうか。 クリスマスの雰囲気に包まれた図書館の中では、来年の干支「酉」をモチーフに掲示物の作成に苦心する図書委員の姿が見られます。今年を振り返りつつ、来年に向けて準備をする時期になりました。冬休みに読む本は決まりましたか?来年の自分を作る1冊を見つけに来館してください。 12/16 保護者に負担をかけずに高校進学を…
今朝、お子様に、県教育委員会発行の「保護者に負担をかけずに高校進学をめざすあなたを応援します」を配付しました。
お子様が帰宅後に、本プリントを直接手渡すように、指示しています。ご一読ください。 12/15<学びを訪ねて>集中図形の性質を利用して作図をしていくと様々な角度が作れます。 今日はある課題解決のために、習ったことを駆使して作図を試みました。 全員が集中して作図に取り組むことができました。 12/15 合唱コンクールアンケート結果4今回は「自由記述」についてです。「自由記述」には全部で73名の方が、ご意見・ご感想をお寄せいただきました。 ご意見の多くは肯定的なものですが、いくつかの点で課題もご指摘いただきました。 ご指摘いただいた課題をいくつかの観点に分けて以下にお伝えします。 1つ目は、保護者席についてです。保護者席については毎年増やしてほしいというご要望をいただきます。会場の都合上増やせないのが実情ですが、前の座席が空いていた学年もありますので、ご案内をしっかりしたいと思います。 2つ目は、会場の環境についてです。空調が暑すぎるというご意見をいただきましたがどうしても保護者席である上部が暑くなってしまうようです。施設の問題ですのでご理解ください。また、スローガンを上に掲げた方が前席からは見やすいというご意見もいただきました。こちらも物理的な状況によって判断したいと考えています。 3つ目は、評価についてです。「ほとんど口が動かず歌ってない子がいるクラスが音楽的に優れているからといって賞をもらうのはどうか」とか、「評価者に生徒を加えるのはどうか、専門家が賞を決めるべきではないか」というご意見をいただきました。現状では、担任以外の教員と各クラスの生徒審査員とが採点をし、その合計で判断をしています。評価観点については事前に打ち合わせています。また、生徒同士の相互評価によって音楽性を高めようという意図もあります。いずれにしても、毎年甲乙つけ難い状況ですので賞に関係なく、合唱を創り上げることの喜びを感じられることがより重要かと思っています。 4つめは、保護者のマナーについてです。「話し声がうるさい」「居眠りをしている」「撮影の音が気になる」などです。「撮影・録音を一切禁止にすることも可能ではないか」との意見もいただきました。スマホでの撮影、三脚を立てての撮影を禁止するなど、何らかのアナウンスをしていけたらと思います。 他にもいろいろなご意見をいただきました。どれも今後の参考になる貴重なものばかりです。いただいたご意見を生かし、今後も皆で歌うことで仲間との一体感を得られるという合唱の醍醐味を味わえるように我々教員の研修も深めていきたいと思っています。 12/15 岩中読書週間保護者会期間の放課後貸出にはじまり、今日からの3年生限定移動図書館にもたくさんの利用がありました。歴代の先輩方の活動を参考にしつつ今年らしさもある内容となっています。 図書委員体験やオリジナルグッズが当たるお楽しみ抽選券の当選発表は21日で、引換・利用は1月末までとなります。みんなで頑張って準備してきたので、たくさんの人に来館してもらいたいです。(図書委員会一同) 限られた時間の中で協力しあい、一人一人ができることに取り組んできました。 ここですべてご紹介できないのが残念ですが、素晴らしい生徒たちです。 12/14 1年生、新聞作り!今日は雨上がりで風も強く、体が冷えたことでしょう。風邪を引かないように、元気に2学期を終えたいですね。 |
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