今年度に入って、今日で４回目の朝会となります。校長先生は朝会のたびに感心することがあります。それは皆さんの集合の早さです。
部活を終えた後、あるいは登校した直後に、素早く運動場に整列。だれひとりとして無駄話をする生徒はいません。時間を大切にすることも「できる人」となるための「当たり前のこと」の１つです。
『１秒の世界』という本があります。その本には、『1秒』でおこる様々なことが書いてあります。
人は1秒間に93mlの空気を呼吸します。心臓が1回脈を打ち、60mlの血液を体に送り出します。小腸では、170万個の細胞が生まれ変わります。
チーターは草原を２８メートル駆け抜けます。ハチドリは５５回はばたきます。竹は、10ミクロン伸びます。
わずか『１秒』でも、これだけのことがおこるのです。
先回の朝会で「当たり前を重ねると特別になる」という話をしました。
時間も同じです。１秒１秒を大切に積み上げるとすばらしい人生になります。
コスモス、あいさつ、ボランティア。
自分の目標に向かって計画的に時間を使いたいですね。
時には上手に休養をとることも大事かもしれません。
時間を上手に使って、自分の目標「コスモス」を目指しましょう。

５月５日に、プロ野球の長島茂雄元監督と、松井秀喜元選手に国民栄誉賞が授与されました。
国民栄誉賞といえば、イチロー選手もこれまでに２度候補になっていますが、自分はまだ現役の選手だからと辞退をしています。
イチロー選手がすごい記録を出して２度目の候補になったときに言った言葉を知っていますか。
「小さいことを重ねることがとんでもないところへいくただ１つの道」と言ったのです。
小さいこととは、毎日行うごく当たり前のことです。イチロー選手は、アップのときには全力で走るとか、少し早く来て個人で練習するとかいう当たり前のことを毎日重ねています。その結果、特別の記録を出すことができたのです。
つまり、「当たり前のことを重ねると特別になる」のです。
Ａ　当たり前のことを
Ｂ　ばかにしないで
Ｃ　ちゃんとやれる人こそ
Ｄ　できる人
です。そして、「当たり前のことを重ねると特別になる」のです。
皆さんも当たり前のことをばかにしないでやり続けてみましょう。
いつか、きっと特別なことが起こりますよ。