管内陸上が終わりました。練習の成果が出せた人、おしくも出せなかった人、さまざまだと思います。順位や記録は大切ですが、もっと大切なのは、大会に向けて自分がベストを尽くしてきたかどうかです。
先日、ある記事で、プロ野球のイチロー選手がメジャーに行く直前に話した言葉が載っていました。その中でイチロー選手は、「ベストを尽くすことの誇り」について、こんな言葉で話しています。
「自分のできることを、とことんやってきたこと、そこに誇りを持つべきではないでしょうか。」「だから、首位打者を獲ったとか獲らなかったとかいうことじゃなくてね、２割５分の選手であっても、自分のできることをできてきた人間であれば、適当にやった３割５分の選手よりもプライドを持って相手に立ち向かえると思うんです。どっちが人間として優秀かといわれると、決して、適当にやって３割５分を残した方じゃない。」
つまり、たとえ結果が出なくても、「自分のできることをとことんやること、自分のベストを尽くす」ことが、誇りだと言っているんですね。
管内陸上大会では、自己ベストを出せた人がいました。選手にはなれないけれども補助員としてベストを尽くした人もいました。
自分がどのような立場であろうとも、また、大会や本番でなくとも、日頃の練習や勉強で「自分のできることをとことんやること」「ベストを尽くすこと」が大切です。
常が大事です。常を大事にして、コスモスを目指しましょう。