表彰伝達に引き続き 校長先生より アメリカでのプロミスカードのお話がありました。
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(12月16日 校長講話)
2013年もあとわずかとなりました。皆さんは今年を振り返ってどうですか。初めにたてた目標や計画は実行できていますか。
先日、NHKのワールドWaveトゥナイトという番組で、Promise Card というものが紹介されていました。アメリカのある青年が始めたもので、自分がこうしたいと思うことをカードに書いて、他の人に渡します。カードの右下には、小さく“because I said I would”(言ったからにはやります)と印刷されています。小さな宣言をするわけです。約束が実行できた時に、その人からカードを返してもらいます。
この青年は、父親の死をきっかけにPromise Cardを思いつきました。「父は完璧な人ではなかったけれど、約束を必ず守る人だった」そうで、彼は、父親の葬式の日に、このカードを配り始めて少しずつ広がっていきました。
ネットばかりしているある少年は、自分が周囲とうまく会話できないことを悩んでいましたが、Promise Cardに「もっと家族との時間を増やします」と書いて母親に渡しましたときから、家族や周囲との会話が増えていったそうです。
Promise Cardは、世界の82を越える国に広まっていて、青年が設立したNPOに頼めば、郵送してくれるそうですし、ネットからもダウンロードできるそうです。
もし、皆さんがPromise Cardを使うとしたら、どんなことを書きますか。「毎日4時間は勉強する」「夜10時にはネットをやめる」…。これまで、何度もやろうと思っても3日坊主で終わってしまったことなどを、Promise Cardに書くといいかもしれませんね。
さて、あなたなら、何を誰に約束しますか?