3/29 学級集団づくり講座
4月からの学級開き、授業開きに向けて、構成的グループエンカウンター公認リーダーの 奥村 桂子 先生をお招きし、学級経営を上手に進めるための職員の研修を行いました。
生徒間に、相互の感情交流や役割交流が生まれ、自他の成長のために協力できる関係を育むためのプロセスやさまざまな手法を学びました。
4月からの学級が生徒にとって少しでも居心地のよいものになるよう努力していきたいと思っています。
【校長室】 2017-03-29 19:17 up!
3/29 「岩倉市教師力ステップアップ研修」に参加
今日は「岩倉市教師力ステップアップ研修」に、岐阜聖徳学園教授の玉置崇先生をお招きして、「次期学習指導要領をどうとらえるか」について講演をいただき、本校からも21名の教諭が参加しました。
カリキュラムマネジメントやアクティブラーニングなど次期学習指導要領のポイントや改訂の意図をお話しいただきました。
また、主体的・対話的で深い学びを実現するための指導技術についても教えていただき、大変有意義な研修ができました。
【校長室】 2017-03-29 19:00 up!
3/27 桜のつぼみも膨らんで
穏やかな春の陽気になりました。桜のつぼみも日に日に膨らんできています。
校庭では、多くの部活動の生徒たちが元気いっぱい練習を行っています。
どの学年もまもなく進級です。希望に胸をふくらませましょう。
【校長室】 2017-03-27 11:17 up!
3/25〈ブラスバンド部〉スプリングコンサート第2部
ブラスバンド部スプリングコンサート第2部の曲目は、「君の名はコレクション」「となりのトトロコレクション」「恋」「GUTS!」で、数々のパフォーマンスを取り入れた楽しい演奏となりました。
恋ダンスやGUTSの振り付けなどには会場からも拍手が湧き、大いに盛り上がりました。
アンコールもいただき、「365日の紙飛行機」と「COSMOS」に合わせて合唱しました。
皆様の温かい拍手やご声援、本当にありがとうございました。
【校長室】 2017-03-25 16:41 up!
3/25〈ブラスバンド部〉スプリングコンサート第1部
本日、岩倉市総合体育文化センターでブラスバンド部がスプリングコンサートを行っています。
第1部は、2017年度の課題曲3曲とアンサンブル3曲が演奏されました。短い時間に集中して取り組んだ曲ですが、なかなかの完成度でした。
保護者や地域の皆様、岩中生、卒業生、未来の岩中生など、皆様のご鑑賞ありがとうございます。
【校長室】 2017-03-25 14:52 up!
3/25<ボランティア>田楽大会
一期一会荘で行われた田楽大会に、本校生徒6名がボランティアとして参加しました。
田楽やはんぺいを焼いたり、ゴミの処理をしたりするなど大活躍でした。多くのお客さんに笑顔で接することができました。
ボランティアの皆さん、ありがとうございました。
【校長室】 2017-03-25 12:06 up!
3/24<ブラスバンド部>明日はスプリングコンサートです【再案内】
明日のスプリングコンサートに向けてブラスバンド部が懸命に練習しています。
コンサートの日程は以下の通りです。
岩中生、保護者の皆様、卒業生や小学生、地域の皆様など、多くの皆様のご来場をお待ちしております。ぜひ、聞きに来てください。
日時 平成29年3月25日(土)
13:0開場、14:00〜15:30
会場 岩倉市総合体育文化センター(多目的ホール)
入場 無料
プログラム(予定)
「君の名は」コレクション
恋
365日の紙飛行機 他
【校長室】 2017-03-24 16:25 up!
3/24 平成28年度修了式
本日で、平成28年度の全教育課程を修了しました。
修了式では、代表生徒に修了書を渡しました。
式に参加する生徒の態度は大変立派で、1年間の成長を感じました。
保護者の皆様のお支え、ありがとうございました。
式辞はこちら
(1・2年 修了式式辞)
ただ今、2年生258名、1年生279名の代表の人に修了証を渡しました。これは、皆さんが1年間しっかり勉強をし、2年生、1年生の全課程を修了したことを証明するものです。
1年生は、「我が家−温かな空間で自分と仲間が共に成長する」という学年目標の元、岩倉中学校の中堅学年になるのにふさわしい成長を遂げたと思います。4月から迎える後輩の、よきお手本となると確信しています。
2年生は、「人やものとの出会いを大切にし、挑戦や努力を前向きにとらえ、夢を追い求めることができる岩中生」という学年目標の元、様々な活動に邁進してきました。既に後半からは、学校をリードする立場を受け継いでいます。岩倉中学校の顔として、これまでの伝統をさらに高め、ますます素晴らしい学校をつくってくれると期待しています。
さて、皆さんは、この1年間「自問ノート」を書いてきました。自問ノートを書くことで、様々な心の成長があったことと思います。
そこで、ある人の自問ノートを一部紹介します。
「1月25日、目標:集中する。理由:いつもあと何分だろうと思って時計を見てしまうので、時間を気にせず掃除に集中したい。/振り返り:いつもより集中できた。でも一回り掃除が終わると時計を気にしてしまった。もっと考えて掃除したい。
1月26日、目標:考えて掃除する。理由:昨日集中できたけど、何をするべきか考えた方がさらによいと思ったから。/振り返り:いつも同じところばかり掃除していたが、今日は、いつもは見つけられない汚れをとることができた。まだ時計が気になるので気をつけたい。」
どうですか。この人は毎日目標を立てて、それを振り返っています。集中すると時計が気にならなくなることに気付いているところも素晴らしいと思います。
別の人のノートを紹介します。
「2月20日、昨日は、みんなが雑巾を洗った後にたらす、手洗い場の水を、最後に拭くことができました。今日も、みつけ玉を磨けるといいです。
2月21日、昨日は、雑巾で他の人がやり残した場所をしっかり掃除できました。自分のやり残しを他の人がカバーしてくれることもあると思うので、やり残しがないように集中して取り組みたいと思います。」
この人は、やり残しがないように、汚いところを見つけて掃除できたと思います。自分が友達のやり残しを掃除したときに、自分も友達にカバーしてもらっていることがあるだろうと考えられるところが素晴らしいと思います。
掃除のことばかりでなく、日常生活のことを自問ノートに書いた人もいます。例えば、
「最近、言葉の遣い方が悪くなっていると感じます。何かいやなことがあるとLINEのコメントに書く人がいます。確かにコメントを書くのは自由だけど、人の悪いところとか嫌なところを書く場所ではないと思います。私も2度書きましたが、書いたときに、こんなことをしても相手が変わるわけではない、自分のイメージが下がるだけだ、と気付きました。メリハリをつけて、良いことと悪いことをしっかり区別していきたいと思います。」
あるいは、
「私は好きなことには毎日全力で取り組みますが、苦手なこと・嫌いなことは、明日があるからと思ってしまいます。明日はあるかもしれないけど、明日は今日のように苦手なことに取り組むチャンスはないかもしれません。今日と同じ日はもう絶対に来ないし、明日は今日とは違う苦手なことがあるかもしれません。そう思うと、1日1日の苦手なことに取り組むチャンスにチャレンジしていれば、昨日の自分よりも1つ苦手なことが減るんだと思いました。次があると思って今のチャンスにチャレンジしなかったら、もう次がないかもしれないと思うと、チャンスは自分を強くしてくれるすごく大切なものだと思います。毎日毎日、次が一つずつ無くなっていくし、今が次かもしれないので、今やらないと後悔してしまうと思います。これからは一つ一つのチャンスを見逃さないで、次はないということを心において生活していきたいです。」
どうですか。この2人のように掃除の反省以外のことも自問ノートに書き留めて心を成長させている人がいます。
自問ノートを書くことで自分を見つめたり伸ばしたりできる自問清掃では、岩倉中学校はもはや日本一の学校だと思っています。
体の成長と頭の成長は、身長が伸びたとか、できない問題が解けるようになったとかいうことで分かります。しかし、心の成長は、自問ノートのように自分の気持ちを書き留めたものを振り返ることでしか認識できません。
皆さんは毎日自問ノートに書いたことを振り返りながら日々成長してきました。学年が変わるこの時期に、自分が書き留めた自問ノートを一度読み返して、次の目標を立ててみてはどうでしょう。きっと、自分が進むべき方向性が見えてくると思います。新たな可能性を考えてみる春休みにして、次年度に備えましょう。
平成29年3月24日
岩倉中学校長 野木森 広
【校長室】 2017-03-24 11:12 up! *
3/23 今年度最後の給食、感謝の気持ちを
今日の給食の献立は、
ソフトめん 牛乳
ミートソース ブロッコーンサラダ
やさいゼリー
でした。
この1年、給食センターの方々は、皆さんのことを考え、一生懸命おいしい給食を作ってくれました。
9月からは新しい給食センターになり、冷たいものが冷たいまま食べられるようになったり、おいしい焼き魚が提供されたりするようになりました。
岩中生も、センターの方の思いが通じたかのように、毎日の給食をしっかり食べ、完食が多かったと思います。
バランスのよい食事は、私たちの成長や体調管理に欠かせません。
朝ごはんも含め、しっかり食べる習慣を身につけ、これからも規則正しい生活を送りましょう。
【校長室】 2017-03-23 13:45 up!
3/17 公立高校入試合格発表
今日は、公立高校入試の合格発表がありました。
多くの生徒が「合格」をめざして努力を重ねてきました。
晴れて第一志望に合格したみなさん、本当におめでとうございます。しかし、これからが大切です。周囲の人への感謝を忘れず、新しい道に励んでください。
希望通りにはならなかったけれど、第二志望に合格した皆さん、悔しい気持ちもあると思いますが、その悔しさを3年後に活かせるよう、合格した学校での3年間をせいいっぱいに過ごしてください。
「合格」にたどり着けなかった皆さん、当然、無念さは残ります。しかし、未来が閉ざされたわけではありません。「もうダメだ」と悲観的になったり、「あの時、こうしていればよかった」という後悔だけに終わらせたりしないようにしてください。
いずれにしても、今日の結果は人生の一つの通過点に過ぎません。新たなスタートラインに立ったに過ぎません。今回の結果を真摯に受け止め、さらに先の進路を目指して努力してください。
卒業生の新たな道に幸多かれと祈ります。
【校長室】 2017-03-17 20:05 up!
3/16 外国人児童生徒の将来に向けての情報提供会
岩倉市に多数在籍している外国籍児童生徒にとって、卒業後の進路選択は大きな問題です。母国とは違う社会の仕組みや学校制度を理解し、自分に合った進路を見つける必要があります。
そのため、岩倉市日本語適応指導教室では、外国籍児童生徒及びその保護者に対して、何度も進路選択に関わる説明会を行っています。
本日は、午後6時から南部中学校で、主に小学6年生と中学1年生の児童生徒及びその保護者に、将来に向けての情報提供会を行ないました。
説明には、英語、ポルトガル語、スペイン語の同時通訳が加わり、日本では主に何歳ぐらいで就職するのか、どのような学業を経て就職するのかなど、日本の実態についての説明を聞きました。
本校からも外国籍生徒の親子が参加し、熱心に説明を聞きました。
岩倉市日本語適応指導教室のホームページは
→こちら
【校長室】 2017-03-16 20:08 up!
3/16ご卒業おめでとうございます(小学校)
今日は、小学校の卒業式でした。
本校からも、岩中校区の3小学校(岩倉北小、岩倉南小、五条川小)の卒業式に、職員が分担して参加しました。
どの小学校も、合唱や呼びかけに思いがこもった、心温まる式でした。
4月から中学生になる卒業生の皆さんの姿に頼もしさを感じました。
本日は、ご卒業おめでとうございます。
皆さんの中学校への入学を、心からお待ちしています。
※写真は、五条川小学校の卒業式の様子です。
【校長室】 2017-03-16 13:09 up!
3/15 毎日の清掃活動の積み上げ
写真は学校の南側にあるフェンスを学校の外側から撮ったものです。奥は学校の内側(運動場)です。
ご覧のように、学校の内側は草が一本も生えていません。毎日生徒たちが一心に清掃活動をしている成果です。掃除をしないで放っておけば外側(写真手前)と同じように草だらけになっていることでしょう。
車道に面した外側は職員が時折除草をしていますが手が足りません。生徒たちの清掃時間は毎日わずか15分間ですが、毎日の積み上げの大きさにあらためて気づかされました。
【校長室】 2017-03-15 16:38 up!
3/13<学びを訪ねて>発言者に注目
1年生の英語では、基本的な英単語の使用場面を学習しています。
目の前で起こる出来事と、そのときに発音される単語とを結びつけて、どのような状況でどの単語が使われるのかを区別していきます。
どの生徒も、状況にあった単語を考えながら、友達と会話をすることができました。
【校長室】 2017-03-13 16:20 up!
3/11 休日の部活動
厳しい寒さは去り、穏やかな陽気となりました。
多くの部活動の生徒たちが元気いっぱい練習を行っています。
校舎からは、ブラスバンド部の演奏が響いています。
気がつけば、春の合同練習会はあと1ヶ月後です。
【校長室】 2017-03-11 16:28 up!
3/6 ご来校、ありがとうございました
授業公開・学年懇談会へのご来校、ありがとうございました。
今年度のまとめと次年度への目標、宿泊的行事に関する概要説明などのために、毎年この時期に授業公開と学年懇談会を位置づけています。
いつも保護者の皆様の学校教育への関心の高さに感謝しておりますが、今日もたくさんの保護者の皆様にお集まりいただきました。
熱心にご参観いただき、ありがとうございました。
【校長室】 2017-03-06 15:53 up!
3/6 3年生がいない朝礼
3年生が卒業したので、本日の朝礼は2年生と1年生だけで行う朝礼でした。
いつもとは並ぶ位置が変わりましたが、すぐに対応し、いつものように整然と整列することができました。
今までよりも人数が少ない分、少し寂しい気はしましたが、2年生からも1年生からも一つ上の学年に進む時期の風格を感じました。
校長講話はこちら
(3月6日 校長講話)
3年生が卒業しました。2年生は今日から最高学年です。1年生もまもなく後輩が入学してきて先輩となります。進級に当たってスタートダッシュをしたいところですね。
そこで今日は、皆さんにも少し考えてもらいながら話をしようと思います。
「失敗」:この漢字を何と読みますか? そう「しっぱい」です。
ほかに読み方はありませんか。ありません。けれどもこの漢字を「せいちょう」と読んだ人がいます。それは、元プロ野球監督の野村克也監督です。楽天ゴールデンイーグルズなど3つの球団を優勝に導いた監督です。
野村監督はなぜ「失敗」という漢字を「せいちょう」と読んだのでしょう。
近くの人と話し合ってみてください。
・・・・・・
野村監督は、「せいちょう」とは読めない「失敗」があると言っています。それは、「よく考えないで起こした失敗」と「手抜きをした失敗」です。なぜ、「よく考えないで起こした失敗」と「手抜きをした失敗」は「せいちょう」とは読めないのでしょうか。近くの人と話し合ってみてください。
・・・・・・
エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗したと言います。でも、そのことをエジソンは失敗とは言わず、「うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」と言ったそうです。つまりエジソンの失敗はよく考えた失敗だったのです。一万回成長したとも言えます。
さて、まもなく進級する皆さんは、どんな成長をしますか? 考えてみましょう。
【校長室】 2017-03-06 12:58 up!
3/6 今日から公立一般入試
先日卒業した生徒たちの大多数が、今日から公立一般入試に挑みます。
今日はBグループ校の5教科学力検査、明日は面接と一部学科の特別検査が行われます。一日おいて木曜日はAグループ校の5教科学力検査、金曜日は面接と一部学科の特別検査が行われます。複数受験をする生徒も多く、この1週間は緊張の連続だと思います。
受験者の最終的な進路決定は、この公立一般入試の合否に委ねられています。どの卒業生もせいいっぱいのチャレンジをし、悔いの残らぬ受験にしてくれることを担任の先生とともに願っています。
【校長室】 2017-03-06 08:04 up!
3/3 おめでとう そして ありがとう
数々のお手本を見せてくれた卒業生261名が旅立ちました。
生徒たちひとりひとが感動の表情に満ちていました。
卒業生の前途を祝福します。心からおめでとう。
保護者の皆様の3年間のご理解・ご協力に心から感謝致します。
ありがとうございました。
(写真は赤木教諭撮影)
式辞はこちら
(前文省略)
261名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。こうして、多くのお客様をお迎えして皆さんの卒業式ができることは、岩倉中学校にとって大きな喜びであります。
皆さんとの出会いは、三年前の四月でした。皆さんは、岩倉中学校の新入生として、常に「ABCDの原則」を意識し、みんなで協力して、規律正しい学校生活を築いてきました。最高学年になってからも、一人一人が学校づくりのリーダーとして活躍し、「当たり前」のレベルアップに努めてきました。心も身体も立派に逞しく成長した皆さんを、本校の卒業生として送り出すことを、職員一同、大変誇りに思っています。
皆さんのこの一年の姿を振り返って、本日の卒業を前に、岩中新聞に「響き合う心」と題して記事を載せておきました。
皆さんは、入学当初の「心灯式」において、「感謝の灯」「思いやりの灯」「勉強の灯」「運動の灯」「掃除の灯」という五つの灯を心に灯しました。皆さんはこの五つの灯を意識して、岩中生として実に多くのあるべき姿を在校生に示してくれました。
「感謝」の灯では、靴の整頓やあいさつ、ボランティアなど、日常的な奉仕活動を通して、「常が大事」の姿を魅せてくれました。
「思いやり」の灯では、体育大会の応援合戦でリーダーシップを発揮したブロックのまとまりや合唱コンクールで築き上げたクラスのまとまりなど、様々な場面で友情をはぐくんできました。さらに特筆すべきは、学校全体を包み込む「響き合う心」です。一一月に行われたコスモス祭の有志ステージ発表で、全校生徒が一体感に包まれたのは、魅せる側のパフォーマンスもさることながら、それを引き出す観る側、特に三年生の見事な呼応が共鳴した結果です。惜しみない拍手や温かい声援、真剣に観る眼差しなどがこの一体感を醸し出しました。
「勉強」の灯では、「学び方交流会」を通して、授業で主体的に学ぶための具体的な方法や家庭学習の仕方などを発表し合うなど、自らの学びに反省と修正を加え、質の高い学びを実現してきました。
「運動」の灯では、ソフトボール部の県大会3位をはじめ、柔道、剣道、陸上、水泳などが県大会で活躍しました。また、こうした結果に表れなくとも、どの部においても、三年生が主体的にリードする姿は、部活動のあるべき姿を示してくれたと思っています。
「掃除」の灯では、清掃活動で膝をついて床を磨くなど範を示し、本校に根付きつつある「自問清掃」の礎を築いてきました。特に、今年から書き始めた自問ノートでは、常に自分の目標をもち、掃除を通して黙々と自分と向かい合ってきました。
このように皆さんが成し遂げた「当たり前のレベルアップ」は枚挙に暇がありません。
皆さんの業績は、在校生が本校の伝統として、しっかりと受け継ぎ、更に発展させてくれることと思います。また、これら活動の数々は、これからの皆さんの人生の大きな財産になると確信いたします。
いよいよ四月からは、高等学校や専門学校、就職などそれぞれの道に進みます。巣立ち行く皆さんに、一つお願いがあります。
それは、岩倉中学校で身につけた「響きあう心」を、卒業した後にも発揮してほしいということです。
これからの社会は知識基盤社会であり、情報化やグローバル化といった変化が人間の予測を超えて加速度的に進展するようになってきています。とりわけ、第四次産業革命とも言われる、進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近なものの動きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来が社会や生活を大きく変えていくとの予測がなされています。加速度的に進む、予測困難な時代だからこそ、人間ならではの感性を働かせ、社会や人生を、より豊かなものにしていくことが大切です。そのとき、役に立つのが周囲と連携する「響きあう心」です。
いかに進化した人工知能でもそれが行っているのは与えられた目的の中での処理です。人間は、感性を豊かに働かせながら、人と人とが心を響かせながら、どのような未来をつくっていくのか、どのように社会や人生をより良いものにしていくのかという目的を自ら生み出していくことが出来ます。
本日巣立っていく卒業生がこの中学校三年間で培った「響きあう心」を武器に、よりよい社会と幸福な人生の創り手となることを期待しています。そしてやがて、我が郷土である岩倉市や日本を支え、世界に羽ばたく立派な人材になってくれることを願っています。
最後になりましたが、今日家へ帰ったら、ぜひ家族の人に感謝の気持ちを伝えてください。小さい頃から、ひたすら君たちの成長を願い、今日の日を心待ちにしてこられました。心をこめて「ありがとう」を言ってほしいと思います。
微笑みと活力に満ちた君たちの前途に幸多かれと祈り、式辞といたします。
平成29年3月3日
岩倉市立岩倉中学校長 野 木 森 広
【校長室】 2017-03-03 17:45 up!
3/3 心を込めて送り出します
準備が整いました。
全校をあげて卒業生を祝います。
厳粛の中にも感動のあふれる会にしようと思います。
皆様の温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
【校長室】 2017-03-03 08:26 up!