『自ら考動、ともに協働、そして未来を創造する岩中生』 「あたりまえのことに心を込めて取り組む」「自分の心に問いかけ、自ら考え、行動する」「互いに認め合い、リスペクトする」「多様な人々と対話をしながら協働する」「なりたい自分やありたい社会を思い描く」「折れない心、しなやかな心で、決してあきらめず活路を見出していく」ことを大切にしています

8/4 読書の窓 書を捨てず、町へ出よう

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大人気の「ポケモンGO」。市内各所で携帯電話を片手に歩き回る人をよく見かけるようになりました。「ポケスポット」や「ジム」といったポイントは、各地の有名な場所や史跡、寺院などに設定されていることが多いようです。しかし、広島の平和記念公園など、その歴史や由来などからスポット削除を依頼する事例も増えています。本校の通学路にもいくつか該当する場所があるようですが、携帯電話のマナー、歩行者としてのマナーを考えた行動をとってもらいたいと思います。

『学芸員と歩く愛知・名古屋の戦争遺跡」伊藤厚史 名古屋市教育委員会 六一書房 
NDC215(中部地方の歴史)
明治時代以降の愛知県史がたくさんの写真や図で丁寧に解説されています。実際にこの本を持って現地に行けるよう電車案内もあります。岩倉市にある令旨塔をはじめ、県内各地にある様々な石碑や銅像についてもその由来などがよくわかります。
「書を捨てよ、町へ出よう」という言葉もありますが、今年の夏は携帯電話と一緒に、この本を持って町へ出てみませんか?

8/4 読書の窓 夏休み、午後のひと時に

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夏休みに読んだ本の中から、おすすめの本を紹介します。

(左)『カラスの教科書』松原始 講談社文庫
NDC488(自然科学:鳥類)
この本を読んだ人はきっとカラスが好きになる!文庫サイズで手軽に持ち運びできるので、外出先でカラスを観察する癖がついてしまいました。人間が作り出した環境の変化に合わせてくれる?賢くてしたたかで、でも面白いカラスの生態を知ることができます。

(右)『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』(東京バンドワゴン11)小路幸也 集英社 日本の作家「し」
食欲をそそる献立の記述や、ありそうでありえない事件の数々がすべて円満に解決する展開を楽しく読める作品シリーズ。書名のほとんどが同名のビートルズの楽曲の題名ですが、この巻が一番曲にぴったりくる内容でした。最後のページをめくる時、ぜひBGMとして聞いてみてください。この作品の世界に浸ることができます。

8/1 読書の窓 本好き岩中生のおすすめ本(7)

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『汚れつちまつた悲しみに…中原中也詩集』 中原中也 集英社文庫
文庫コーナー 「な」

詩集だからさらっと読めるんだけど、読んだ後「読んだ」という実感がずっしりくる不思議な1冊。言葉の使い方が今と違ってきれいで面白い。(2年男子)

夏休み前に全校配布した文庫カタログ小冊子にも掲載されています。
タイトル作や「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」のフレーズが印象的な「サーカス」など有名な作品はもちろん、夏の情景を想起させる作品もたくさんあります。

8月に入りました。朝の読書タイムのように、短い時間でも本を読むことはできます。
毎日少しずつ1冊の本を読み進める生活、今日から始めてみませんか?

7/19 1学期をふりかえって〜夏休みにおすすめの本

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1学期の最多来館者数は7月8日の133名でした。一番本を読んだクラスは1年5組で444冊、個人で一番本を読んだのも1年5組の男子で88冊でした。
「サバイバルシリーズ」が人気となり、「青い鳥文庫」の貸出数が復活し増加したことが今学期の特徴です。

いよいよ夏休み、普段ではなかなかできない読書をするチャンスです。
写真は「ハリー・ポッター」シリーズの原書です。もともと児童向けに書かれた本なので、中学英語で6割強は理解できるといわれています。原書を読むためのお助け本もありますので、時間をかけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
8月1日の全校出校日は開館しますので、まずは手に取ってみてください。

(写真右端)「ハリー・ポッター」vol.1が英語で楽しく読める本
クリストファー・ベルトン著 コスモピア (英語コーナー)


7/8 読書の窓 本が嫌いな人に

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図書館に来て、「でも俺(私)本嫌いなんだよなー」と思わず声に出してしまう人におすすめします。今読んでほしい3冊です。
(左)『やらな、しゃーない! 1型糖尿病と不屈の左腕』岩田稔 角川書店
(NDC783 スポーツ・野球)
1型糖尿病と闘うプロスポーツ選手。決して恵まれない状況下でもあきらめない姿に、自分も頑張ろうという気にさせられます。
(中)『世の中への扉 よくわかる政治』舛添要一 講談社
(31 社会科学 政治)
6年前に書かれた本です。人に歴史あり、という言葉が浮かんできます。話題の人物の過去の著作を通して、新たに見えてくるものもあります。
(右)『動物たちのしあわせの時間』福田幸広 日経ナショナルジオグラフィック社
(481 自然科学 動物)
この動物たちの穏やかな表情がずっと見られる地球であってほしいと思います。写真集。

7/8 読書の窓 憲法の本

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週末には参議院選挙があります。18歳以上の未成年が投票できる初の国政選挙になります。全国各地の高校では、模擬投票や講演会などの主権者教育が盛んに行われており、連日各メディアに取り上げられていますね。
青少年向け雑誌に日本国憲法全文が付録になったことも話題になっています。
選挙の争点の一つに、憲法改正が挙げられています。公民の授業でも習いますが、憲法について様々な視点から書かれた本が図書館にはあります。自分の知識や考えを深め、選挙権を持った時に投票という形で行動ができるようにこれらの本を読んでみましょう。
(写真は関連図書の一部です)

7/4 読書の窓 作家読み2

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前回「本屋大賞」受賞作を紹介しましたが、発刊時から岩中生に人気があり、「こちらのほうがおすすめ!」という声があがった作品です。本屋大賞では惜しくも第2位でした。
(左、本屋大賞第2位受賞作品)「君の膵臓をたべたい」 
(右)「また、同じ夢を見ていた」 住野よる 双葉社

「また〜」の登場人物に自分自身やクラスメイトが重なるかもしれません。読んで何かが変わるわけではありませんが、周りの人との間でモヤモヤした気持ちを抱えている人にはヒントになると思います。

保護者会期間は休館となります。今日は休館前で混雑していたこともありますが、私語が多く、図書館のマナーを守れない人がいました。気をつけましょう。



7/1 読書の窓 作家読み

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7月に入りましたので、夏休みに向けて本の紹介をしていきます。図書館便りにも図書委員のおすすめ本が掲載してありますので参考にしてください。

全国の書店員が投票し決定する「本屋大賞」という文学賞があり、今年度受賞作は「羊と鋼の森」(写真右)という作品でした。羊と鋼という言葉からは想像しづらいと思いますが、調律師という仕事を選んだ青年をめぐる物語です。[ピアノの木の匂い、羊毛フェルトでできたハンマー、と書くとイメージしやすいでしょうか]
主人公の高校時代の様子や登場する双子の女子中学生の姿に共感したり、胸のざわつきをおぼえずにはいられないと思います。
作家名をみてなるほど、と納得しました。本校でも合唱シーズンに入るとよく借りられる「よろこびの歌」(写真左)の作者、宮下奈都さんだったからです。宮下さんの作品登場人物は、うまくいかないことを不器用に、でもまっすぐ受け止めて前に進んでいく人が多く、読む人に力をくれます。

一つの作品をきっかけに同じ作者の違う作品を読み進める「作家読み」。意外な発見があるかもしれません。

7/1 読書の窓 本好き岩中生のおすすめ本(6)

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『だれか、ふつうを教えてくれ!』倉本智明 理論社
NDC369(社会福祉)

書名はもちろん、各章のタイトルから印象に残ります。弱視から全盲となった著者が、自分の人生をふり返りながら「障害」について考える本です。わかりやすい例がたくさんあり、障害を持った、持たないではない人との接し方についてわかる本です。
(2年男子)

「ふつう」とは誰にとって「ふつう」なのか?「障害」はだれにとっての「障害」なのか?
自らの経験から出た言葉の数々が心に突き刺さります。
読後、人との関わり方や物事の見方が変わる1冊だと思います。(個人的には126ページの文章が心に残りました。チェックしてみてください)

6/27 ようこそ図書館へ

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留学生のみなさんに少しでも図書館を楽しんでもらえるように、モンゴル語表記を館内掲示に加えています。空き時間に本を読んだり、折り紙体験もしてもらいます。来校中に見てもらえるよう図書委員が準備した七夕飾りも歓迎しています。

6/24 読書の窓 本好き岩中生のおすすめ本(5)

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コミック版日本の歴史 戦国人物伝 石田光成
加来耕三監修 ポプラ社 学習漫画コーナー

この本は、実際に起こったことをマンガ化して載せています。とても読みやすいし、くわしく書いてあるのでいろんなことを知ることができました。みなさんも是非読んでみてください。(中一男子)

大河ドラマの影響もあるのか、安土・桃山時代の武将に関する本を手に取る生徒が多いようです。おなじみのシリーズですが、巻末「基礎知識」「豆知識」などはかなり読みごたえがあります。歴史が自然と頭に入り、それでいて気楽に読める歴史マンガを見直してみませんか?


6/17 読書の窓 岩中生のおすすめの本〈4〉

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「ちいさな労働者」ラッセル・フリードマン著 あすなろ書房 1996 NDC36(児童労働)

写真ページが多く読みやすいです。児童労働がアメリカでもこんなにもあったんだということがよくわかり、それが今につながっているのかと考えさせられます。(2年男子)

子どもが安価な労働力として過酷な環境で働く姿を撮影し、後に「アメリカを変えた」と言わしめたルイス・ハインの評伝とあわせ、今から100年ほど前の子どもたちの姿を収めた1冊です。
現在でも児童労働の問題は世界各国で未解決のままです。最近アメリカ、イギリスで起こった銃による事件においてもその背景には移民問題があり、移民2世、3世の中にはこの本に出てくる子どもたちと同じような生活状況に置かれている子どもも少なくないと言われています。
この本を紹介してくれた生徒の意識の高さに、思わず背筋が伸びました。




6/10 図書委員会より

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学級文庫の入れ替えを行いました。図書委員がクラスのために考えに考えて選書しています。自分では手に取らないかもしれない、意外な本の面白さを知る良い機会ですのでぜひ読んでください。
〈写真左〉折り紙飾りも図書委員が作っています。本や小学校で見かけたり作ったものをアレンジしています。来館した人が気分よく過ごしてもらえたらいいと思います。
〈写真右)図書館便り6,7月合併号の作業も進んでいます。新聞切抜き活動と並行して行っています。お楽しみに!


清掃〜昼放課の短い時間に、館内清掃や書架の整理・整頓をした上での活動です。
自分達で考えることで、広範囲にわたる作業も軽やかに進めていけるのでしょう。
上手に飾りを作ったり、修理の必要な本をなぜか発見したり、気のきいたイラストやコメントを書いたり、…様々な才能と頑張りに感動します。


5/30 読書の窓 読むきっかけは

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岩中図書館にあるこれらの本に共通することは何でしょう?
見たことはあるけれど、読み通したことはないという人が多いかもしれません。
残念ながら、今日も全冊図書館でみなさんが手に取ってくれるのを待っています。

第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書です。
写真左から順に小学校高学年の部(4冊中2冊)、中学校の部、高等学校の部です。
6月1日より、普段の場所から「課題図書コーナー」に移設します。
課題図書については様々な意見がありますが、今まで手に取らなかった本を読むきっかけになり、新たな世界を知ることができるので、図書館も利用してぜひ読んでほしいと思います。






5/20 読書の窓  本好き岩中生のおすすめ本(3)

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本が好き、図書館が好きな岩中生がおすすめの本を紹介します。

『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子
メディアファクトリー 810(言語・日本語)

一目見て「面白そう」と思って手にとったら本当に面白かったのでおすすめします。
コミックエッセイと書いてある通りマンガが主なのでさっと読めますが、実はすごくためになり、読んだ後「読んでよかった」と思える本です。
外国の人が日本語や日本文化について疑問に思う事の中には、日本人である私たちも正しく知らない事がたくさんあることに気づかされました。
(2年女子)

日本語教師である著者が、勤務先の日本語学校での日々をマンガとショートエッセイでまとめた1冊です。読みながら笑ってしまうほど面白いですが、勉強になります。
試験勉強の息抜きに、この本なら上手に気分転換ができそうです。




5/20 委員会活動

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図書委員会では、文章に親しむ活動として新聞の切り抜きを行い、記事に関連した本の紹介などを行っています。
現在は、絵画の鑑賞会が中学校で行われたという記事を参考に図書館へ続く階段をギャラリーに見立てて、葛飾北斎「富嶽三十六景」の複製を掲示しています。
昨日、2019年度以降の新パスポート査証欄に「富嶽三十六景」が使用されることになったと外務省発表がありました。その記事もあわせて掲示していますので、来館するときに足を止めて見てほしいと思います。

5/13 読書の窓 本好き岩中生のおすすめ本(2)

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本が好き、図書館が好きな岩中生がおすすめの本を紹介します。

『学校では教えてくれない!空想科学「理科」読本』
柳田理科雄 大和書房 400(柳田理科雄コーナー)
全国調査で中学・高校生に人気の本として必ずランク入りする「空想科学読本」シリーズの中から、中1理科の全内容を1冊につめこんだ1冊です。
…と書くと、勉強の本かと思う人もいるかもしれません。でも、これが勉強なら、勉強って面白いと思える本です。目次[写真右:一部参照]から気になるタイトルを探してその章だけでも読んでみてください。
この本を読んで少しでも理科系を好きになってくれる人が増えるといいと思います。
(2年男子)

テーマの伏線となるマンガや小説も合わせて読みたくなりました。
本を1冊読み切るのではなく1章だけ丁寧に読んでみる、というのも読書の一つの形です。朝の読書タイムや、少し時間ができた時など試してみてください。

5/6 読書の窓 本好き岩中生のおすすめ本(1)

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本が好き、図書館が好きな岩中生がおすすめの本を紹介します。
(不定期で掲載します)
『翼を持つ少女 BISビブリオバトル部』山本弘 東京創元社
日本の作家「や」

高校を舞台にした青春小説でありながら、本について詳しくなれるので、本好きな人にはおすすめです。巻末の参考資料リストにはたくさんの本の名前がのっていますので、その本も探して読んでみてほしいです。
3冊出ているうちの2冊が岩中図書館にあります。(2年男子)

ビブリオバトルを知っていますか?
1人5分間で本を紹介しあい、チャンプ本を決めるという日本発祥のコミュニケーションゲームです。(公式サイトもあります)
図書委員会でも以前企画にあがったのですが…いつか実現したいものです。



5/6 読書の窓 新聞で紹介された本

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5月1日付の朝日中高生新聞で紹介された本です。
「サクラ咲く」は卒業生おすすめの本として館内で紹介されていたので知っている人も多いかと思います。
他の2冊は文庫コーナー(回転書架)にあります。
新聞・雑誌等で紹介された本を探すのも図書館の楽しみ方の一つです。

4/28 昼休みに新聞

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意外かもしれませんが、昼休みの開館時間に新聞を読む生徒は少なからずいます。
何を読んでいるのかはわかりませんが、みな真剣な表情です。
わかりやすい文章で構成され一記事あたりの文章量が多くない新聞は、読書が苦手と思う人にも格好の読み物です。

このたび、地域の方のご厚意で朝日中高生新聞のセットを寄贈していただきました。
紙面の構成も中学生を意識した内容となっていて、まさに読んで楽しい新聞です。
一面の大きさが委員会活動で行っている切抜き掲示板のサイズでもあり、活動の参考にもなります。ありがとうございます。

どの新聞でも、書評記事が定期的に掲載されます。明日からの連休期間に本を読むとき、記事で紹介されている本を読んでみるのもよいかもしれません。ぜひ新聞をチェックしてみてください。

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