『自ら考動、ともに協働、そして未来を創造する岩中生』 「あたりまえのことに心を込めて取り組む」「自分の心に問いかけ、自ら考え、行動する」「互いに認め合い、リスペクトする」「多様な人々と対話をしながら協働する」「なりたい自分やありたい社会を思い描く」「折れない心、しなやかな心で、決してあきらめず活路を見出していく」ことを大切にしています

7/12<校長室より>諦めない心

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 毎年、夏の大会では、できるだけ多くの部活を応援できるよう計画を立てて出かけます。そのため、試合時間の一部しか観戦できないという計画がほとんどです。しかし、それでもなかなか計画通りに回ることができません。それは、試合開始時刻が変更したり、交通渋滞に遭ったりするからです。
 しかし、計画通りに回れない最大の理由は他にあります。それは、「目が離せない試合」の存在です。
 一進一退の攻防を繰り広げる白熱した試合からは、もちろん目が離せません。さらに、大きく点差が離れていても、リードされている試合からは目が離せません。別の試合を見に行くなら今だと迷いますが、どうしてもそこを立ち去ることができません。大量の得点差で負けが決まったプロ野球の試合から観客が立ち去る光景はよく目にしますが、そのような気にはなれません。それは一体なぜなのでしょうか。
 それはもちろん、そこに諦めない気持ちの生徒たちがいるからでしょう。どれだけ引き離されていても、なんとか得点を重ねようと必死でプレーする選手たち、勝つためのチャンスがどこかにあるということをいささかも疑わず、声を枯らして応援する生徒たち、自分の役割を最後まで全力で果たそうとする生徒たち、こうした生徒たちの姿に、足が引き止められるのです。最後まで諦めない姿を見届けたいからそこにいるのかもしれません。
 残念ながら、今夏の活動がすでに終了してしまった部もあります。しかし、部活動で養われた「最後まで諦めない心」は、この後の人生に大いに役立つに違いありません。
 毎年、このような諦めない姿を見るたびに感動を味わっています。そしてそこに部活動の意義を感じています。
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