最新更新日:2024/06/14 | |
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楽しく話そう、たくさん話そうさて、言葉を増やすには、いろいろな物の名前を覚えることも大切ですが、こういったイベントや季節の出来事・行事を体験することも大切です。体験や経験に言葉をのせて、友だちや家族と思いを共有することで言葉も育っていきます。 発音練習についてさて、ことばの教室では発音の改善をしています。その練習のときに、ストローを使うことがあります。いろいろな使用方法がありますが、例えば、発音するときに息が鼻から抜けてしまう児童に「息を口からしっかりと出す」練習に使います。細いストローと太めのストローを組み合わせ、吹き矢のように、口からしっかり息を出して、的に向かってストローをとばします。 「息をしっかり口から出す。」ということを、このような練習を通して身につけていきます。 ことばの教室保護者面談について東小保護者の方には、改めてご連絡いたします。お忙しいなかではありますが、よろしくお願いします。 かわいい作品ができました発音について例えば、「サ」と「タ」は「息を出すときの、口の中での舌の位置」は同じ位置です。実際にやってみてください。「サ」と「タ」を発音しようとするときには、両方とも前歯の裏あたりに舌先がきませんか? しかし、ここからが違います。「サ」と発音するときには、歯と歯の間から息がこすれるような息の出し方であるのに対して、「タ」の時には、息が一気にでるような、まるで破裂するかのような出し方になっていませんか?実際に息を出してみてください。 このように「息の出し方」が違うので、「息を出すときの、口の中での舌の位置」は同じ位置であっても、「サ」と「タ」という違う発音になります。 ことばの教室について発音について日本語の発音は、おおよそ6歳前後に完成をします。 赤ちゃんがはじめに学ぶ発音は「ま」「ぱ」などの音で、最後に学ぶ音は「サ行音」「ラ行音」と言われています。 そのため、3,4才の子どもが「おさかな(お魚)」を「おちゃかな」「おたかな」といったり、「つみき(積み木)」を「ちゅみき」と発音したりするのは、子どもが発音の仕方を学んでいる途中と言えます。ただ、発音の誤りが医学的な原因であれば医療機関での治療が必要になりますし、医学的な原因がなくても発音訓練が必要な場合もあったりするので、気になるときは相談して下さい。 どんぐりで遊ぼうもう一つは、富士山のかさ雲の写真です。幼児ことばの教室のお便りにも載せましたが、とてもきれいです。子どもたちと、雲のかたちを何かに見立てて会話を広げてみるものいいと思います。 ことばの教室について4月にこのホームページに載せましたが、10月になり、前期がまもなく終わるに当たって、ここで、もう一度ことばの教室の紹介をします。 Q ことばの教室は、どのような表れがある児童が対象になるのか。 ○全体的に発音がはっきりしない。 ○使っていることばの数が少ない。 ○バス→バシュ そら→ちょら、しょら でんしゃ→でんちゃ等、と言っているように聞こえる。 ○作文を書くと、「〜でした」が「〜れした。」になる。 ○「ぼ、ぼ、ぼくね…」、「ぼーーくね…」、「……ぼくね」 等、と話す。 これらの課題に対して、学習や発音練習をしていき、課題を克服・解決していきます。 もし、これらのことで気になることがありましたら、園の先生や学級担任の先生へご連絡ください。 相談はいつでもOK。発音や言葉の力を伸ばすヒントが話し合うことで見つかると思いますので、気軽にどうぞ かわいい作品ができました。今、幼児ことばの教室では、どんぐりや松ぼっくりを使って作品を作っています。作りながら、会話も弾みます。材料の中には、保護者の方からいただいたものもあります。ありがとうございます。 とってもかわいくできました。これから、いろいろな作品ができあがりますので、楽しみです。 折り紙で遊ぼう写真の作品は、しっぽに指を当ててはねあげると、くるっと1回転してもとにもどる、というものです。子どもたちは、くるっと1回転するのをみると「やってみたい!」「作ってみたい」となり、意欲満々で作ります。そして、できあがったら、うまく1回転するよういっぱい遊びます。そのときに、自分の思いや考えがいっぱい浮かんできて、会話が弾みます。心と言葉を育む手だてとして、とてもおもしろいと思います。 コスモス畑ができました吃音について その2(1)吃音のその後の経緯 現在吃音があっても、年齢が上がるにつれて吃音が出なくなることが多いと言われています。ただし、そのまま吃音が継続していく場合もあり、その違いについては要因が分かっていません。また、「どもる」ことが目立つ時があれば、目立たなくなるときもあります。 (2)基本の対応 ・吃音は自然に変化していくものと考え、自然な変化に委ねるように考えていきます。 ・話し方よりも、話す内容に着目することが大切です。(周りの人も) ・一緒に声を出すことを楽しみましょう。写真は「糸電話」です。これを使うと、普段の会話もまたひと味違って、楽しさもアップしていきます。 ・しりとりやなぞなぞなどのことば遊びはおすすめです。楽しみましょう!歌もOK! ・自分以外の吃音の子どもたちとの出会いをつくることも大切です。 ことばの教室では、なぞなぞやしりとり、ゲームなどを通して、「何より話すことを楽しむ」という経験を積み重ねていくことを行っていきます。 近くにいる人は、子どもの吃音に気がついていても「どこに相談していいのか分からない」と思っていたり、もしくは聞き慣れてしまっているために気がついていなかったりする、ということがあります。吃音についての相談がありましたら、在籍小学校の学級担任や特別支援教育コーディネーターへ相談して、ことばの教室へとつないでいただきたいと思います。 ことばの教室の絵本についてこれらの本は貸し出しをしています。通級のときに、お子さんとともにちょっと絵本を手にとってみてはどうでしょう。希望する方は「貸し出し簿」に記入をお願いします。 さて、今年度は現在までに33冊の本が貸し出されました。読書の秋が近づいてきました。本は心の栄養です。よい本との出会いのきっかけになればうれしいです。 吃音について今回は、吃音の概要を説明します。 (1)話し方 ・「ぼ、ぼ、ぼくは、」「ぼーーーくは、」「――――ぼくは、」とうように、音をのばしたり、繰り返したり、言い始めの音が言いにくかったりするもの。 (2)原因 ・いろいろな説がありますが、定説となるようなものもありません。 ・生活環境や生育歴の問題、情緒的な不安定さが原因という根拠もありません。 ことばの教室では、なぞなぞやしりとり、ゲームなどを通して、「何より話すことを楽しむ」という経験を積み重ねていくことを行っていきます。吃音のことは今後もアップしていきますので、よろしくお願いします。 ことばの教室の警報等対応について・在籍学校が台風等で休校したり、在籍学級がインフルエンザ等で学級閉鎖になったりしたときは、通級児童は「ことばの教室」にも通級しません。 ・大雨警報などの警報発令時には、在籍学校の指示にしたがってください。 カ行音の発音練習について写真のものは、「す」の発音練習で使うカードです。「す」の音が「す、す、す・・。」と20回ぐらい続けて発音できるようになったら、つぎは、ほかの音と組み合わせて発音練習をしていきます。 「すべりだい」「さすが」「おす」と3つのカードを例としてあげましたが、それぞれ「す」の音の位置が違います。「すべりだい」は「す」がはじめにあって、「さすが」は「す」が真ん中にあって、「おす」は「す」が最後にあります。 「す」がことばのどのあたりにあるのかで、発音の難しさも変わってきます。子どもの練習の様子を見ながら、ていねいに練習しています。 コスモス畑をつくっていますことば遊びをしましょうことばの教室では「遊び」をします。「ことば遊び」として「しりとり」「すごろく」「かるたとり」「なぞなぞ」をやったり、「口や舌の運動」として「シャボン玉」「ストロー吹き矢遊び」をやったりします。「塗り絵」「折り紙」「風船バレー」「おにごっこ」などもしています。会話の練習になったり、語彙を増やすことにつながります。 写真は「カ行音のすごろく」で、カ行音の発音練習に使っています。やり方は、サイコロを振って、止まったマス目の文字を発音するものです。「か、か、か・・・。」と発音練習を繰り返すよりも、遊びの要素が加わることで、やる気もアップです。 たくさん話そう |
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