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最新更新日:2024/06/28 |
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ことばの教室について![]() ![]() 4月にこのホームページに載せましたが、10月になり、前期がまもなく終わるに当たって、ここで、もう一度ことばの教室の紹介をします。 Q ことばの教室は、どのような表れがある児童が対象になるのか。 ○全体的に発音がはっきりしない。 ○使っていることばの数が少ない。 ○バス→バシュ そら→ちょら、しょら でんしゃ→でんちゃ等、と言っているように聞こえる。 ○作文を書くと、「〜でした」が「〜れした。」になる。 ○「ぼ、ぼ、ぼくね…」、「ぼーーくね…」、「……ぼくね」 等、と話す。 これらの課題に対して、学習や発音練習をしていき、課題を克服・解決していきます。 もし、これらのことで気になることがありましたら、園の先生や学級担任の先生へご連絡ください。 相談はいつでもOK。発音や言葉の力を伸ばすヒントが話し合うことで見つかると思いますので、気軽にどうぞ かわいい作品ができました。![]() ![]() ![]() ![]() 今、幼児ことばの教室では、どんぐりや松ぼっくりを使って作品を作っています。作りながら、会話も弾みます。材料の中には、保護者の方からいただいたものもあります。ありがとうございます。 とってもかわいくできました。これから、いろいろな作品ができあがりますので、楽しみです。 折り紙で遊ぼう![]() ![]() 写真の作品は、しっぽに指を当ててはねあげると、くるっと1回転してもとにもどる、というものです。子どもたちは、くるっと1回転するのをみると「やってみたい!」「作ってみたい」となり、意欲満々で作ります。そして、できあがったら、うまく1回転するよういっぱい遊びます。そのときに、自分の思いや考えがいっぱい浮かんできて、会話が弾みます。心と言葉を育む手だてとして、とてもおもしろいと思います。 コスモス畑ができました![]() ![]() 吃音について その2![]() ![]() (1)吃音のその後の経緯 現在吃音があっても、年齢が上がるにつれて吃音が出なくなることが多いと言われています。ただし、そのまま吃音が継続していく場合もあり、その違いについては要因が分かっていません。また、「どもる」ことが目立つ時があれば、目立たなくなるときもあります。 (2)基本の対応 ・吃音は自然に変化していくものと考え、自然な変化に委ねるように考えていきます。 ・話し方よりも、話す内容に着目することが大切です。(周りの人も) ・一緒に声を出すことを楽しみましょう。写真は「糸電話」です。これを使うと、普段の会話もまたひと味違って、楽しさもアップしていきます。 ・しりとりやなぞなぞなどのことば遊びはおすすめです。楽しみましょう!歌もOK! ・自分以外の吃音の子どもたちとの出会いをつくることも大切です。 ことばの教室では、なぞなぞやしりとり、ゲームなどを通して、「何より話すことを楽しむ」という経験を積み重ねていくことを行っていきます。 近くにいる人は、子どもの吃音に気がついていても「どこに相談していいのか分からない」と思っていたり、もしくは聞き慣れてしまっているために気がついていなかったりする、ということがあります。吃音についての相談がありましたら、在籍小学校の学級担任や特別支援教育コーディネーターへ相談して、ことばの教室へとつないでいただきたいと思います。 ことばの教室の絵本について![]() ![]() これらの本は貸し出しをしています。通級のときに、お子さんとともにちょっと絵本を手にとってみてはどうでしょう。希望する方は「貸し出し簿」に記入をお願いします。 さて、今年度は現在までに33冊の本が貸し出されました。読書の秋が近づいてきました。本は心の栄養です。よい本との出会いのきっかけになればうれしいです。 吃音について![]() ![]() 今回は、吃音の概要を説明します。 (1)話し方 ・「ぼ、ぼ、ぼくは、」「ぼーーーくは、」「――――ぼくは、」とうように、音をのばしたり、繰り返したり、言い始めの音が言いにくかったりするもの。 (2)原因 ・いろいろな説がありますが、定説となるようなものもありません。 ・生活環境や生育歴の問題、情緒的な不安定さが原因という根拠もありません。 ことばの教室では、なぞなぞやしりとり、ゲームなどを通して、「何より話すことを楽しむ」という経験を積み重ねていくことを行っていきます。吃音のことは今後もアップしていきますので、よろしくお願いします。 ことばの教室の警報等対応について![]() ![]() ・在籍学校が台風等で休校したり、在籍学級がインフルエンザ等で学級閉鎖になったりしたときは、通級児童は「ことばの教室」にも通級しません。 ・大雨警報などの警報発令時には、在籍学校の指示にしたがってください。 カ行音の発音練習について![]() ![]() 写真のものは、「す」の発音練習で使うカードです。「す」の音が「す、す、す・・。」と20回ぐらい続けて発音できるようになったら、つぎは、ほかの音と組み合わせて発音練習をしていきます。 「すべりだい」「さすが」「おす」と3つのカードを例としてあげましたが、それぞれ「す」の音の位置が違います。「すべりだい」は「す」がはじめにあって、「さすが」は「す」が真ん中にあって、「おす」は「す」が最後にあります。 「す」がことばのどのあたりにあるのかで、発音の難しさも変わってきます。子どもの練習の様子を見ながら、ていねいに練習しています。 コスモス畑をつくっています![]() ![]() ことば遊びをしましょう![]() ![]() ことばの教室では「遊び」をします。「ことば遊び」として「しりとり」「すごろく」「かるたとり」「なぞなぞ」をやったり、「口や舌の運動」として「シャボン玉」「ストロー吹き矢遊び」をやったりします。「塗り絵」「折り紙」「風船バレー」「おにごっこ」などもしています。会話の練習になったり、語彙を増やすことにつながります。 写真は「カ行音のすごろく」で、カ行音の発音練習に使っています。やり方は、サイコロを振って、止まったマス目の文字を発音するものです。「か、か、か・・・。」と発音練習を繰り返すよりも、遊びの要素が加わることで、やる気もアップです。 たくさん話そう![]() ![]() 夏の親子ふれあい会![]() ![]() 今回は、「かきごおり」「ポップコーン」「ヨーヨー・スーパーボールすくい」の3つで、学齢教室に通級している子どもたちにはお店当番をお願いしましたが、この3つのお店を自由に行き来して、子どもたちは楽しんでいました。おいしかったかな。 お忙しい中、多くの保護者の方にも参加いただき、ありがとうございました。 ことば遊びをしましょう![]() ![]() 問題の出し方はいろいろあるとは思いますが、例えば、「花の問題です。夏に咲いて、黄色くて、大きな花は何でしょう?」と問題を出します。この3つのヒントを聞いて、当てはまるものを答えます。 予想していない答えが出てきて、思わず笑ってしまうこともあるかもしれません。夏休み、親子で楽しく「ことば遊び」をしましょう。 ありがとうございます![]() ![]() 絵本を読もう![]() ![]() また、お子さんが絵本を読む、というだけでなく、お父さん、お母さん方も、この機会に絵本を読んでみてはどうでしょう。 文庫本や新書を読むのには労力も時間も要りますが、絵本はページも少なく、絵があるので、内容も分かりやすいです。もしかしたら、自分が小さいころに読んでもらった絵本がまだあった!という懐かしさあふれる体験もあるかもしれません。夏休み、絵本を通して、お子さんとのコミュニケーションを深めていきましょう。 ことば遊びをしましょう![]() ![]() ことばの教室では、しりとり遊びをおすすめします。しりとり遊びは「言葉を増やす」ことに有効です。「いす、すいか、かたつむり、りんご・・・・。」たくさんの言葉がでてきます。 ちょっとした時間にも、すぐできることば遊びですので、ぜひ遊んでみましょう。 発音によい おかしの食べ方![]() ![]() 「大きめのあめ、ペロペロキャンディー、大きなクッキー」です。 口の中にアメやクッキーなどのものがあると、舌を使って左右に動かします。平たい大きめのキャンディーは舌を使ってなめることが多いので、舌の動きの練習になります。ただし、バリバリとお菓子を噛み砕いてしまうと、あっという間に食べ終わってしまうので、噛まないで、左からなめたり、右からなめたり、舌全体でなめたりすると効果もアップします。 舌や口をたくさん動かしていくことがポイントです。 おかしの活用![]() ![]() ●発音練習について ことばの教室では、正しい音の出し方を練習するために、口腔機能訓練ということを行う場合もあります。例えば、カレーに入れるじゃがいもをちょっと大きめにして「噛む」ようにするなど、家庭でも十分な取り組みができることと思います。 また、子どもたちにとっての楽しみの一つに、「おやつ」があることでしょう。これも、食べ方次第で、とってもいい練習(?)になります。 たとえば、「かためのせんべい、グミ、ガム」です。 あごをたくさん動かすことで、頬のまわりの筋肉が発達します。力を入れて噛むことが大切なので、何回も噛まないと飲み込めないせんべいやグミ、ガム等がお勧めです。 カとタの発音練習について![]() ![]() 日本語の発音は「口の中での舌の使い方」と「息の出し方」の2つを変化させることで、いろいろな音を出します。 この2つの音は、「口の中での舌の使い方」は同じですが、「息の出し方」が違うので、違う音になります。 しかし、この「息の出し方」の獲得がうまくいかないと、カとタは同じような音になることがあります。 このように、ことばの教室では、「さかな(魚)」の発音が「さたな」のように聞こえるなどの発音の改善を行っています。 |
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