＜インフルエンザなどを予防するには？＞

　毎月19日は食育の日です。インフルエンザが大流行しています。みなさんの体調はいかがでしょうか。厚生労働省のホームページにはインフルエンザの予防方法が載っています。その中に「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」があげられています。

ところで「バランスのとれた栄養摂取」ですが、「バランスってなんや？」って思いませんか？　健康的な生活を送るには、たんぱく質13〜20％、脂質20〜30％、炭水化物50〜65％となるのが理想だと言われています。そんなこと考えながら食事なんて無理！ですよね。

しかし、和食（主食、主菜、副菜）であれば、自然と理想のバランスを簡単にとることができます。免疫力を高める食事の基本は、1日3食、規則正しく食べることです！

これに加えて、免疫力アップに欠かせないミネラルやビタミンを意識して取り入れてみましょう。

〈免疫力アップに役立つ食材〉
•亜鉛：牡蠣、カツオ、サバ、牛肉、豚肉など
•ビタミンA：人参、ほうれん草などの緑黄色野菜、海藻、豚肉、鶏肉、レバーなど
•ビタミンC：ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、いちご、キウイフルーツなど
•ビタミンE：さつまいも、かぼちゃ、アーモンド、抹茶など
•ビタミンB群：豚肉、牛肉、レバー、ウナギなど

給食では和食メニューや野菜料理が残りやすいです。３年生は公立高校の受験も目前のこの時期、ぜひ、免疫力アップのためにもしっかり食べていただきたいなぁと思います。

＜２月１３日は生徒献立です＞

　2月13日は第七中学校3年生が考えた献立です。
「野菜を増やし、また苦手な人も食べられるような献立にしました。色は彩りが良くなるように人参を混ぜました。基礎食品群が全てそろうようにしました。」
と、献立表に手書きのコメントも載っています。

＜学校給食週間【鶏肉の唐揚げ】＞

　学校給食は明治22年以降、全国に広まりますが、戦争による食糧不足のため、中止せざるをえなくなりました。戦争が終わると、食べるものがほとんどないので、子どもたちの多くは栄養失調になり、そのころの６年生は、今の４年生くらいの身長や体重だったそうです。

昭和２２年に学校給食が再開されます。子どもたちの栄養不足を改善するため、アメリカなどからの支援物資をもとに給食が提供されました。その当時は脱脂粉乳とスープという内容でした。（その頃の給食を食べていた方々からは、脱脂粉乳は苦手だったという話を聞きますが。）

３０日は生徒たちから人気の「鶏肉の唐揚げ」です。戦後すぐとは比べ物にならないくらいおいしくなった給食。おいしく召し上がってください。

＜学校給食週間【コッペパン】＞

　29日には、生徒たちからも熱望されていた「コッペパン」が登場します。昔の給食はパン給食が中心でしたが、昭和50年頃から米飯給食が始まりました。私が小学生の頃は月に2回しかごはんは出なかったです（というと年齢がばれてしまいますね(^_^;)

焼きフルトをはさんで食べてみてください

＜学校給食週間【生徒献立です！】＞

　２４日の給食は七中の生徒が考えた献立でした。私も中学校へ様子を見に行かせていただきました。肉じゃがや炊き込みご飯など生徒が好きな食べやすい献立だったようです。特に牛肉の入った肉じゃががおいしかったと好評でした。おいしそうに食べている様子や空っぽになっている食缶を見てうれしくなりました。

給食週間3日目の26日は松原第三中学校３年生が考えた献立です。「僕の好きなものをつめました。旬の魚を入れることにより栄養価も高く皆の頭の発達をうながし５時間目も元気にうけることができます。具だくさんの豚汁は食欲おう盛な僕達に食欲を与えます。」

と献立表の裏に直筆のコメントも載っています。旬な魚はほっけの一夜干しです。

＜学校給食週間【鯨のノルウェー煮】＞

　25日に「鯨のノルウェー煮」が提供されます。鯨の生産量は1962年がピークで、全国の学校給食でくじらが出ていました。しかし、1963年に資源保護の観点から南極海でのシロナガスクジラの捕獲が禁止され、その後さまざまなクジラが次々と捕獲禁止になり、1987年には商業捕鯨禁止が決まり全国の給食から鯨肉が消えたのです。

しかし、最近では調査捕鯨の枠の拡大とともに、給食に鯨肉が復活しつつあり、松原市では年に2回だけ鯨肉が給食で提供されます。
貴重な鯨肉をおいしくめしあがっていただけるとうれしいです。