本日から、後期が始まりました。コロナ禍のために放送による始業式になりましたが、真剣な表情で放送に耳を傾けていました。新たなスタートの目標は決まりましたか。校訓も意識して、さらに成長できる半年になるとよいですね。
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2020.10.12 後期始業式式辞
みなさん、おはようございます。令和2年度後期が始まりました。金曜日の終業式で話しましたが、後期の目標を立てることはできましたか。さっそく、今日から目標達成に向けて一つ一つ取り組んでほしいと思います。
まず、土曜日に開催された管内駅伝大会について報告します。あいにくの雨の中での大会でしたが、これまでの練習の成果を発揮しようと懸命に走り襷を繋ぐ姿が、扶桑中代表選手としてとても立派な姿だったことを皆さんに伝えます。駅伝選手の皆さん、本当によく頑張りました。この成果を各部活動の秋季合同練習会に繋げていきましょう。
今日は、後期の始まりにあたり、「人は人の中で学び、成長する」という事について話します。これまでの経験の中で、この人がいたから頑張れた。この人のおかげで乗り越えられた。という経験はありませんか。一人では難しい事にも、身近な人の励ましで気持ちが充実し、これまで以上の力を発揮することがあります。また、逆に本当の気持ちが通じず、勘違いや誤解が生まれ、気まずくなる経験もあると思います。しかし、人は人との関係の中で生きています。これらの経験が自分自身を成長させる糧になっているのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症が、人と人とのつながりを分断しているという記事を読みました。確かにマスクで表情がわからなかったり、距離を置いて活動したりと制約はありますが、決して分断とは言えません。このような状況であるからこそ、感染症予防の中で人と人のつながりを大切にしてほしいと願います。
18日からは、3年生が修学旅行に出かけます。さっそく「人は人の中で学び、成長する」を意識し、後期の輝かしいスタートとしましょう。1・2年生のみなさん、前期に培った学年を超えた学校一丸となる「つながり」を意識した後期としていきましょう。
元気なあいさつと歌声の響く笑顔の扶桑中学(楽)校
ABCDの原則+心をこめて
あいさつ 清掃 合唱
以上で、後期始業式式辞とします。
令和2年10月12日 扶桑町立扶桑中学校長 山田 恵士