最新更新日:2024/04/26 | |
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12/23 終業式校長式辞(要約)12月22日は、二十四節気の「冬至(とうじ)」です。今日は、北半球において、太陽の位置が1年の中で最も低くなる日です。お日様が照る時間が最も短くなり、夜が最も長くなります。 冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための古来からの知恵でもありました。 2 2学期を振り返って 2学期の合い言葉「協力」「全力」「いじめなし」をもとに、2学期よくがんばりました。中でも「協力」のめあてはたいへんすばらしく、運動会、サッカー、ミニバスケットボール、そして金管・カラーガード部、校外学習、修学旅行と、心を一つに同じ目標に向かって協力する富士っ子たちは立派でした。 反対に、人の嫌がることを言ったりやったりして、先生に指導を受けたこともあり、たいへん残念でした。人の嫌がることをせず、人が気持ちがよくなる言葉を言ったりしたりする、優しい心いっぱいの富士小学校にしてほしいと思います。 3 冬休みの日本の文化について 大掃除は「大祓(おおはらい)」とも言い、一年の汚れを取り除きますが、いやな出来事などを払い落とす、という意味もあります。そして、「年神様」を迎えるための準備をするのです。大晦日には「年越しそば」をいただきます。そばは、切れやすい麺です。この一年の嫌なことを「断ち切る」という思いでいただきます。そして夜になると、「除夜の鐘」が聞こえてきます。人間の心にある、108の「よくない考え」を払い落とすために鐘をつくのです。 「お正月」は、「年神様」を迎えます。そのために、「門松」や「しめ縄」を飾って年神様を迎える準備をし、「鏡餅」や「おせち料理」を用意するのです。そして「お年玉」は、年神様からいただく「魂」とも言われています。お正月は、このように、年神様を迎えるための日です。ということで、冬休みは、大掃除をし、お正月を迎える準備をします。ぜひ、お手伝いをしてください。また、家族で過ごす時間も多くなると思います。そんな時間を大切にしてください。そして、お正月になったら、新年の目標をたてるといいです。 4 おわりに 最後に、今日は午後の学活で、楽しみにしている通知表を担任の先生から受け取ります。先生も、553名全員の通知表を見ました。そこには、担任の先生が、あなたの二学期の頑張りや、さらに力を伸ばすためのアドバイスを親身になって書いてくださっています。教室で受け取る時、きっと担任の先生は、ひとこと言葉をかけてくださいます。しっかり聞いて受け止めてください。 それではみなさん、「命を大切に 命を輝かせて」いい冬休みを過ごしてください。始業式には全員の元気な顔を見せてください。 |
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