最新更新日:2024/05/02 | |
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1年間ありがとうございました
ようやく寒さの中にも、柔らかい日差しを感じる今日この頃となりました。早いもので3月です。3月はまとめの時期。やり残しがないようにして、新しい学年を迎えたいです。
さて、平成22年度初めは、通級児童は20名でした。途中での入退級がありましたが、現在は19名。そのうち、今年度で終了予定が12名。継続者が7名です。1年間ありがとうございました。来年度は、新たに入級する児童が8名なので、合わせて15名となります。 もし、周りの人の中に、「ことば」について心配しているような方がいるようでしたら、ことばの教室のことを話していただけると、うれしく思います。今後とも、ことばについての心配を少しでも改善、もしくは克服していけるように取り組んでいきたいと思います。 3月3日はひな祭り。 廊下の掲示も、お雛様バージョンになりました。 写真の水槽は、言葉の教室前廊下にあるグッピーの水槽です。 2月の3連休明けにグッピーの数を通級児童と数えていたら、大発見!なんと小さなグッピーたちが泳いでいました! このまますくすく育ってほしいものです。がんばれ!グッピー! あったかい会話をめざしてもうひとつは、いろいろ生き物を飼っていることです。夏には、通級している子どもからもらったカブトシムを育てていました。幼虫から育てていましたが、成虫が出てきたときには、子どもたちからは「すごい」と歓声が上がりました。今は、グッピーを飼っています。通級するたびに、子どもたちは水槽をのぞきこんでいきます。「なんびきいるのかな。」「大きくなったのかな。」「えさをあげてもいいかな。」等子どもたちとの会話を楽しんでいます。 ことばの教室的冬休みの過ごし方
朝夕の寒さがだんだんと厳しくなり、冬の訪れをまじかに感じる季節となりました。そんな寒さが厳しくなるときではありますが、これからの時期、子どもたちにとっては、熱い(?)イベントが目白押しです。クリスマスがあり、冬休みが始まり、大晦日、お正月、お年玉、初もうでに、おせち料理などなど・・。子どもたちはわくわくしていることでしょう。
そんな中、冬休みの過ごし方を、「ことばの教室」的に過ごしてみてはいかがでしょうか。 ○お正月の遊びといえば! ◆かるたとり いろいろな言葉を覚えていくには、もってこいの遊びです。子どもも大好きな遊びの一つです。 ★「人」「動作」「物」などいろいろな「言葉」(読み札)と絵(絵札)をあわせていくことで、さまざまな言葉を身につけていくことができます。 ★絵札をとることで、言葉を聞き分ける力の向上が図れます。 ★読み札を読むことを行えば、読みの力が伸ばせます。 ◆すごろく すごろくも、子どもが大好きなゲームです。 ★止まったマス目に書かれている内容を読むことで、読みの力がアップできます。 ★「順番にサイコロを振ること」「文章の指示に従うこと」は「順番」「約束」など社会性(ソーシャルスキル)の向上につながります。 ◆福笑い ★顔の部位の名称をしっかりおぼえることが出来ますし、体の部分もあれば、より多くの身体部位の名称をおぼえることができます。 ※ことばを育むためには、「豊かな体験・経験」が大きな役割を果たします。テレビを消して、親子で「ともに見る、聞く、味わう、触れる、感動する」ことをしてみてください。年末年始は、そのきっかけとなる大きな年中行事やイベントがたくさんあります。子どもが、自分からどんどん話したくなるような、そんな、すてきな「ことばの教室」的冬休みが過ごせるといいですね。 ことばの教室について その2さて、さわやかな季節になりました。ことばの教室に通う子どもたちの表情も意欲満々、元気いっぱい、運動の秋、食欲の秋、読書の秋の実現に向けてしっかり取り組んでいくことでしょう。 今回は、先月の「ことばの教室ってどんなところ?」の内容の続きになります。(補足的な内容になります。) 1 どんな子が通級してくるのか。 ○単語の中で特定の音が他の音と入れ替わっている。 (例)カ行をタ行、ガ行をダ行で発音している。 めがね→めだね みかん→みたん たいこ→たいと (例)ラ行をダ行、母音などで発音している。 ラッパ→ダッパ レーゾーコ→デーゾーコ ロボット→ドボット ○息が漏れた感じがする、のどを詰めた感じの話し方をする。 ○話し始めの音を繰り返したり、のばしたりする。しゃべろうとしたときに、首や顔に力を入れてしまうような状態が見られる。 (例)「ぼ、ぼ、ぼくは〜」「ぼーーーくは〜」 ○話している内容が全体的に分かりにくい。 ・全体的に発音がはっきりしていない。 ・つかっている言葉の数が少ない。 ・会話のキャッチボールができていない。 2 ことばの教室通級までの流れについて ・もし、気になることがありましたら、幼児・小学生とも、始めに在籍する園や学校に連絡して下さい。その後、教育委員会・就学指導委員会・学校・園への通級手続きを経て入級となります。 ・入級・退級の時期は、個々によって異なります。主訴となる課題の解消・改善により指導が終了となります。 ことばの教室ってどんなところ?1 ことばの教室って、どんなところ? 発音や会話に心配のあるお子さんが、通常の学級の授業に変えたり、加えたりする形で「ことば」について勉強をする場所です。子どもたちのことばの相談を行い、ことばの問題の早期発見、早期教育に努めています。 2 どんな学習をするの? 正しい発音を聞き分けたり、正しい発音をするための舌の位置を学ぶ等のことをしています。また、カードなどを使って、ことばを増やすことも行います。 3 通級の回数は? 1週間に1、2回(1回45分ぐらい)の決められた時間だけ、「ことばの教室」に 通います。 4 お子さんの言葉のことで心配な方は、お気軽に相談をお申し込みください。 ・幼児の場合 通園している保育園・幼稚園に申し出てください。 ・小学生の場合 現在、通学している学校の担任の先生に申し出て下さい。 ことばの教室では、このようなものを使っています。
ことばの教室で使ういくつかのものを紹介します。
1つめは、時計。キッチンタイマーのように「残り○分」を表示します。文字盤に数字は書かれていますが、文字盤を埋めていく赤い部分が、時間とともに減っていきます。赤い部分が減っていくことで、子どもたちにとって、授業の終わりまでの見通しが持ちやすいものです。 2つめは、風船やシャボン玉などです。シャボン玉では、そーっと吹いてみて、大きな大きなシャボン玉ができたときには、大きな感動があります。「やったー。」という気持ちがわき上がってきます。 また、ペットボトルの中に、細かい紙を入れたものもあります。ここにストローなどで息を吹き込むと、紙がくるくる、くるくるペットボトルの中を渦巻きのように回っていきます。 まだまだ、いろいろなものがあります。もちろん、言葉に関する資料や本、そして教材もたくさんあります。 ぜひ活用してください。 先日植えたトウモロコシ、それからゴーヤも大きく育っています。トウモロコシは、わくわく広場の南側の畑に育っています。ポップコーン作りも楽しみにしていてください。 大きくなってねまた、わくわく広場の南側に、5年生に手伝ってもらい、トウモロコシを植えました。大きく育って、おいしいトウモロコシができることと思います。おいしいトウモロコシがとれましたら、ポップコーンを作ってみんなでおいしく食べようと考えています。 いよいよ始まりました。 |
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