今日の朝のさわやかタイムの時間に、1年生は辞書引きを行いました。先日、深谷先生を講師にお招きし、辞書引きについて教えていただきました。
　今は、辞書で自分の知っている言葉を見つけています。意欲的に調べていますね。これからも継続していき、言葉に関する感性を高めていきたいと思います。

　「ねえ、ねえ、○○先生、ドッヂボール一緒にやろうよ！」
　「いいよ、一緒にやろうか！」
　「ヤッター！」
　「いっくぞー！！」
　
　こんな声が長い放課に運動場から聞こえてきそうです。そこには、一人の若者が・・・。

　一宮市では、子どもたちに基礎的な学力や生活力を身に付けさせるために、将来教員をめざす大学生などの皆さんに、担任や各教科担当教員と協力し合い、児童生徒への個別指導や個別支援、学級での諸活動の補助などを行う「学習チューター事業」を実施しています。本年度も２学期から、本校にも「学習チューター」が来ています。主に授業で、個に応じたきめ細かな指導をしたり、授業を円滑に進めるために個別支援をしたりすることで、子どもたちの学習意欲の向上を図ること、あわせて、学生自身の将来教員としての資質向上につなげることをねらいとしています。

　授業だけでなく、放課や清掃時間もともに活動を行うことで、より高い教育効果を期待しています。また、活動終了後には、教頭及び教務主任とその日の反省を行い、次回の課題を明確にするようにしています。

　このように富士小学校では、学校外の教育資源も有効にかつ計画的に活用させていただきながら、教育効果を高める実践を行っています。

　３・４時間目は１年１組で授業をしていただきました。楽しいクイズで盛り上がった後、辞書引きの作業に入りました。笑顔が一転、どの子も真剣な表情に。夢中になって付箋を貼っていました。時間いっぱいまで取り組んだ後に、「もっとやりたい！」という声も聞こえてきました。
　これからも、たくさん付箋を貼って、たくさんの言葉にふれていきたいですね。