本日、後期始業式が行われました。校長式辞の中で、後期の目標を持ちましょうと話がありました。生徒を代表して新旧生徒会長が後期の目標を発表してくれました。
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後期始業式 式辞
あいさつをしましょう。「おはようございます。」
今日から、後期が始まります。前期終業式に後期の目標を立てるように話しました。
少し、ここで時間を取って発表をしてもらいます。
【前後期生徒会長が目標を発表する】
ありがとう。素晴らしい目標を立てましたね。
さて、今日は「人は変われる」という話をします。誰でも、今現在の自分に100%満足している人はいないと思います。「成績を上げたい。」「部活動の試合で活躍したい。」など希望を持っているはずです。その希望を実現するには、今発表してもらったように「目標」を立てることが大切です。そして、その目標が達成できた時、希望に近づいた時と言えます。
校長先生は、高校へ進学して最初のテストで45人中44番でした。今でも、忘れることはできません。高校2年生までは、なかばあきらめで勉強にも身が入りませんでした。しかし、高校3年生の担任の先生が、「本当に大学へ行かなくてもいいのか?」「今まで、本気で勉強したことはあるか?」の熱い言葉に、「学校の先生になりたかった」という夢を思い出しました。それから夢の実現に向けて必死で勉強をしました。24時間中20時間は、勉強しました。睡眠時間はだいたい4時間です。風呂に入る時も、トイレへ行くときも、ルーズリーフのまとめをもって暗記をしました。その甲斐もあって、高校3年生の最後のテストでは1番をとることができました。
それって、本当の話?と思う人があるかもしれませんが、校長先生は高校3年生の担任の先生のおかげで自分を変えることができたと今でも思っています。
さて、みなさん。後期の目標は「3のつく数字」を大切にしましょう。
まずは、3日間。次に3週間。その次は3ヶ月。そして3年間続けた習慣は、みなさんにとって一生の宝物になるはずです。すぐに達成できる目標でも構いません。実現させていくことが重要です。「自分は、できる。」「自分は、変われた。」と思う瞬間を味わってほしいと願います。
後期の終業式の時には、扶桑中生全員成長した自分を実感しましょう。
さあ、後期の始まりです。
「元気なあいさつと歌声の響く笑顔の扶桑中学(楽)校」「あいさつ・清掃・合唱」
「ABCDの原則」 君たちなら、必ずできる。がんばりましょう!
以上、後期始業式式辞とします。
扶桑町立扶桑中学校長 山田 恵士