【東浦町立緒川小学校】「あいさつ運動」にあわせてポケットティッシュを配布し、いじめ防止を呼びかけました

 東浦町立北部中学校校区の3校(北部中学校・森岡小学校・本校の3校)合同の企画として、年に6回「北中校区トライアングルあいさつ運動」を行っています。9月25日(月)は、「知多半島オールファミリー交通安全大監視」の日にもなっていましたので、小・中学生だけでなく地域の方とも一緒になって「あいさつ運動」を行いました。
 本校においては、正門と南門の2か所に分かれて、登校してくる児童や出勤途中の地域の方と元気よく挨拶を交わしました。更に今回は、「あいちの教育ビジョン2020」に基づく教育キャンペーン活動の一環として、首脳部(児童会執行部)と生活の自治(委員会)の児童が「24時間電話相談『子どもSOSホットライン24』のポケットティッシュ」も配布しました。いじめの防止のみならず、自他の命を大切にし、多様な人々の存在を尊重する気持ちを高めるはたらきかけもできました。
 子供たちからは「いつも以上に力を入れて、『あいさつ運動』に取り組むことができたよ」という声が、地域の方々からは「小中学校の児童・生徒が連携して、豊かな心の育成につながる活動に積極的に取り組んでくれていて、いいですね」という声が聞かれました。
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【半田市立半田小学校】フレンドレンジャーになって「いじめ」をなくそう

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 半田小学校では、いじめを防止する取組のひとつとして、子供に人気のあるレンジャー部隊への入隊勧誘実践をしています。「困っている子がいたらやさしくします」などと自己宣言をした児童は「フレンドレンジャー」に入隊したことになります。また、その入隊の証しとして、名札にフレンドレンジャーバッジ(缶バッジ)をつけることができます。この取組は、子供たちが互いに思いやりをもって過ごし、安心して学校生活を送ることができることをめざしています。子供たちの投票によりバッジのデザインを決定したり、各委員会や学級委員が協力してフレンドレンジャーの入隊募集を行ったりしています。今では「フレンドレンジャー」という言葉も子供たちになじみ、「一緒にフレンドレンジャーになろう」と声を掛け合う子供の姿も見られるようになりました。入隊のときに記入した、子供の宣言内容の書かれた用紙は、校内掲示板に貼り出し、全校の子どもたちが見られるようにしています。
 今後は、フレンドレンジャー加入率を増やすためのキャンペーン活動を企画して、活動の幅を広げていきたいと思っています。

【蒲郡市立大塚中学校】中学生有志による太鼓演奏

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 9月3日(日)に大塚学区3か所で「大塚学区敬老会」が開催されました。そこで、大塚中生有志13名によって、「太鼓囃子(たいこばやし)」「三宅島木遣り太鼓(みやけじまきやりだいこ)」の2曲の太鼓演奏を披露しました。お年寄りの方々は、「きれのよい太鼓の音が心地よかった」「みんなで力を合わせる姿がほほえましい」「中学生の演奏から、パワーをもらった」と口々におっしゃっていました。また、大塚中生は、「笑顔で演奏し、みんなで息を合わせようと心がけた。いい演奏になったと思う」「お年寄りのみなさんに喜んでもらえて本当にうれしい」など、達成感を感じていました。
 大塚中生の太鼓指導は、毎年地域・PTAの方が担当してくださっています。敬老会での演奏のほかに、7月のお祭りでも演奏をします。6月下旬から2週間、夕方2時間ほどの熱のこもった練習を続けます。練習会場の準備、後片付け、演奏会場への移動なども地域・PTAの方々が行ってくださっています。中学生は、支えてくださるみなさんの温かさを感じ、常に感謝しながら演奏をしています。そんな温かさを感じているからこそ、大塚中生の演奏する太鼓は聞く人の心に響いていくのだと思います。
 生徒・保護者・地域が一丸となって、毎年取り組む大塚中生による太鼓演奏は、大塚学区の宝です。

【瀬戸市立水野中学校】 給食適量指導

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 本校は、「つながり」をテーマに食育に取り組んでいます。
 給食の時間に、ごはんの「適量」指導を行いました。9月の発育測定の結果から、一人一人が、1日に必要なカロリーを算出しました。それをもとに、1食でごはんをどれだけ食べればよいのかも算出しました。これは、1食の食事で摂らなければいけないカロリーのうち、45%をごはん(白米)で摂ることとして計算してあります。
「えー、こんなに食べなければいけなかったんだ。」
「いつもはもっと食べている。これじゃ足りないなあ。」
と、教室のあちらこちらから声が上がっていました。
 今回は「ごはん(白米)」の適量についてのみの取組でしたが、バランスのよいおかずをしっかりと食べることも大切です。生徒に、給食を残さずに食べようとする意識も出てきました。
 また、食卓を家族で囲んで、食事や健康の話ができる機会が増えればいいと思います。

【安城市立梨の里小学校】ちょっとした心配りで、すがすがしく

ある朝の出来事です。
私は両手にかばんをぶら下げ、脇には包みを挟んで教室へ向かっていました。私のクラスの児童が、先に歩いて教室に向かっていました。中に入るでもなく、扉を開け放したままじっと私をみています。

「おはようございます」と声をかけると、
「おはようございます。先生 どうぞ」と返してくれました。

 私は、「扉を開けて、待っていてくれたんだ」と思わずうれしくなり、「ありがとう」と声をかけると、その児童はにっこりと笑い返してくれました。

「ちょっと扉を開けてくれない?」と頼めば、どの児童も気持ちよく扉を開けてくれます。しかし、自分から扉を開けたまま到着を待っていてくれる児童はそうはいません。

 私にとって、すがすがしい気持ちになるとてもうれしい朝でした。


【知多市立旭南小学校】 白熱 ドッチボビー大会

 旭南小学校では、児童会中心に企画される様々な取組に、ペア学年で参加することが多くあります。今回はその中から、9月に行われたドッチボビー大会について紹介します。

 低学年では、1、2年生合同で6チーム作り、各チームで練習計画を立てて、休み時間に練習してから、大会に臨みます。そのようなときに頼りになるのが、2年生のリーダーとなった子供たちです。日時の設定、連絡、1年生のお世話までしっかりと行いました。転んで膝をすりむき泣いている1年生に、やさしく声をかけて保健室へ連れて行くのも、2年生のお姉さんたちです。1年間で、これほどに頼もしく成長するのだと、心強く感じられる風景でした。予選会では、どのゲームもとても盛り上がりました。2日後の決勝戦で優勝したのは、黄組です。相手の青組とはわずか1点差での優勝に、初めて参加した1年生の子供はものすごい喜びようでした。

 中学年、高学年とも同様の試合が繰り広げられました。予選から決勝までの4日間、試合が行われた体育館周辺は、熱気にあふれていました。来年度2年生になる1年生の子供たちが、どんなリーダーになっていくのか楽しみです。

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【豊明市立栄小学校】 ペア学年で一緒にがんばろう!!

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 本校は、1年と6年、2年と5年、3年と4年がペア学年を組み、集会活動や清掃活動、運動会の競争遊技や応援を協力して行っています。清掃時に1、2年生は、掃除の仕方を丁寧にお兄さんお姉さんに教えてもらい、後ろについてほうきで掃いたり、雑巾がけをしたりしています。温かいつながりができると、休み時間に下級生から上級生に声をかけ、笑顔で話している姿が見られます。また、児童集会では、ペア学年でチームを組んでゲームを行い、楽しく交流を図っています。
 9月からは運動会の成功に向け、一致団結して練習に励んでいます。特に、応援練習は、上学年が下学年の学級に出かけ、歌の歌詞や振り付け、掛け声を一生懸命指導して、絆(きずな)を更に強固にして応援合戦に臨もうとしています。運動会の日には、青空の下、子供たちの明るく元気な声が響き渡ることでしょう。

【あま市立秋竹小学校】上手に運べたね

「じゃあ、今から、アサガオの鉢を校舎の中に入れるから手伝って」
 少し早めに外掃除が終わったので、担任している1年生の子に声をかけました。
「どうして、中に入れるの?」
「だって、3連休の間に台風がくるみたいだから、また倒れると大変でしょ」
「そっか、また、風で倒れちゃうかもしれないもんね」
 ほんの2,3日前、強い風が吹いて鉢が吹き飛ばされそうになったり、ばたばた倒れて重なりあったりしていたことをしっかり覚えていました。
「せっかく外に出したのに、また中に入れるんだ」と言っている子もいましたが、子供たちは、掃き出し窓を通って、1階のあき教室へアサガオの鉢を入れていきました。
「2回目だからやり方分かるよ」とでも言っているかのように、手際よく。初めのうち、一人が一鉢持って靴を脱いで中に入り、置いていきました。次に来た子は、前の子の隣に少し離して、置いていきました。5、6人が終わると、掃き出し窓のところが入る人と出る人で混雑し始めました。残念なことに、出入口は一つしかありませんでした。しばらく、窮屈そうにすれ違ったり、どっちかが待っていたりして運んでいましたが、ある子が入口の所に立って、「これ、ここでもらうわ」と言いました。その後、出入口の所で受渡しがはじまりました。
 終わった後、子供たちは、運ぶときに落ちてしまった種を拾い集めるのに夢中で、自分たちが力を合わせて一つの仕事をやり終えたことには気付いていませんでした。
 上手に運べたね、御苦労様。

【豊橋市立東田小学校】 お話タイム

 本校では、「お話タイム」を毎週水曜日と金曜日に行っています。
(1)温かい仲間意識を育てる
(2)日常生活の諸問題に気づき、解決する
(3)言語能力を磨く
をねらいとして伝統的に行われています。テーマについては、行事や学級指導に関連する事項から取り上げたり、悩み事や困っていることなど、児童から話し合いたいことを募集したりして決めていきます。また、座席はお互いの顔が見える形(コの字型)にしています。「自分の考えがうまく言えるようになった」とか、「友達の考えもわかって、お話タイムは面白い」といった雰囲気になるように心がけています。

低学年の場合
 ○ 長放課にみんなで遊びたいな
 ○ 雨の日の歌を作ってみたいな
中学年の場合
 ○ ぴかぴかに掃除するにはどうしたらいいかな  
 ○ どうするとみんなで楽しく遊べるかな
高学年の場合
 ○ この一年どんなクラスにしたいか話し合おう
 ○ 一年生に優しくするにはどうすればいいかな など

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【豊明市豊明小学校】縦割り活動「なかよし遊び」

 さわやかな秋晴れの朝、今日はみんなが楽しみにしている縦割り活動の「なかよし遊び」の日です。今年度、4回目となる今日の遊びは、6年生が中心になって決めたルールで行うドッジボールです。12人ずつに分かれてゲームが始まりました。上学年は山なりのボールを投げたり、下学年に声を掛けたりして、楽しく遊んでいました。
 そのとき、1年生のA君にボールが当たりました。強いボールが当たったわけではなかったのですが、当たったことが悲しかったのでしょう。外野で泣いていると、すぐに6年生の男の子が駆け寄り、「大丈夫?」「ボールが当たっちゃったんだよね。」と声をかけました。5年生の男の子も、自分が捕ったボールを「投げる?」と言って、そっと渡しました。A君はうれしそうにボールを投げて、ゲームに参加し始めました。遊びが終わると、6年生が「振り返り」をします。どの子も楽しかったことが表情からうかがえます。
 「なかよし遊び」は、準備・進行等のすべてを6年生が行います。6年生は、最高学年としての自覚と優しさをもって活動していることがよく分かります。下学年は、親切にされたことや優しくされたことを忘れずに、自分が上学年になったときには、思いやりの気持ちをもって活動してくれることでしょう。
 来月から始まる「なかよし清掃」でも、縦割り活動のよさが見られることを期待します。

[豊田市立本城小学校]登下校を見守ってくれる誘導員さん

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 長期にわたる道路工事が続いている。すぐそばを子供たちが歩いて学校に通っている。誘導員さんは、工事関係者に声をかけ機械を動かすのを止めたり、歩く所が危険のない状態かを目で確認したりして、子供たちの安全を確保している。
 先日、下校指導で子供たちと一緒に歩いていくと、「おかえりー」と前の方から声がしたので見ると、誘導員さんの声だった。子供たちは笑顔で「ただいまー」と答えている。以前、運動会のときには「赤と白のどっちが勝った?」などの会話をしている姿も目にした。子供たちは、工事があることで不便さを感じているようだが、誘導員さんや工事の人たちが温かく接してくださるおかげで、安心し穏やかな気持ちで朝夕通ることができているのだ。

【田原市立福江中学校】 学校保健委員会

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 本校では、生徒たちの自己肯定感をより高めることを課題としており、そのために様々な取組を行っています。その一つとして、先日「I(アイ)&愛を育もう〜自分と相手を思いやったコミュニケーション〜」をテーマに、学校保健委員会を行いました。
 会では、生徒たちが、講師の先生の講話に熱心に耳を傾ける姿や、和やかな雰囲気でグループワークに取り組む姿が見られました。感想には「いつも笑顔で話しかけられやすい人になりたい」「相手の気持ちを考えた上で、自分の気持ちをしっかり伝えられるようになりたい」という前向きな意見が書かれていました。講師の先生に教えていただいた、「い」で終わる言葉を使って口角を上げたり、たくさん息を吐いてから息を吸う深呼吸をしたりするなど、自然と笑顔やリラックスした状態になる方法を試すよう、生徒たち働きかけていきたいと思います。そして今後も、自他を認め合い、お互いを大切にできる関係づくりを目指していきたいと思います。

【一宮市立西成小学校】 友達の『いいとこ見つけ』

 帰りの会で、友達のよいところを紹介し合う『いいとこ見つけ』を行っているクラスがあります。その日に見つけたクラスの友達の『いいところ』や『やってもらってうれしかったこと』などを、みんなに紹介をしています。2年生のあるクラスでは、この日も競い合うように手を挙げて友達のよいところを発表していました。
 まず初めに、隣の席の子のよいところをお互いに紹介し合います。「帰りの片づけがすごく早かったね。」「忘れたものを貸してくれたね。」など、ちょっとした友達の『いいところ』を紹介していました。
 次に、クラスの友達のよいところを、手を挙げて発表します。「○○君は、掃除の時間に草むしりを一生懸命にやっていました。」「○○さんは、帰りの会の前に私の水筒を持ってきてくれました。」など、日常生活の中の何げない『いいところ』をたくさん紹介していました。
 発表を聴いている子も、発表している子を真剣なまな差しで見つめ、温かい気持ちで応援している姿は、本当にほほえましい限りです。子供たちの温かい心がかいま見える『ほっとする』場面がそこにありました。
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【みよし市立北部小学校】「あいさつプロジェクト」にチャレンジ!

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 「おはようございます」「おはようございます。今日も元気いっぱいだね」朝の校門では、さわやかな秋空に負けない、すがすがしいあいさつの声が響き渡ります。
 本校では、日頃からあいさつ運動に力を入れていますが、今年は更なるパワーアップを目指して、PTAが中心となって「あいさつプロジェクト」に挑戦しています。9月の第2週はプロジェクト第一弾。子供たちへのミッションは「20人以上の人にあいさつしよう」「顔を見て大きな声であいさつしよう」でした。やる気満々の子供たち。家で、地域で、校門で、教室で…。あっという間に20人クリア。保護者へのミッションは「笑顔でおはよう」「ありがとうの言葉を5回以上」「お子さんをほめる」等々。感想から笑顔あふれる一週間であったことが伺えます。
・朝から笑顔で元気いっぱいな気持ちになりました。これからも続けていきたいと思います。
・顔を見てあいさつしてくれる子供に、きちんとあいさつすることの大切さを教えられました。
・あまり褒めていないことに気付きました。意識して褒めることにより、子供もやる気になりますね。これからも続けたいです。
 今後も、学校と家庭が手を取り合って「あいさつプロジェクト」を進めることで、ますます子供たちの笑顔の花が咲きそうです。

【犬山市立犬山南小学校】挨拶は、いつでもどこでも何度でも!

 本校では、元気で明るい南っ子の育成を目指し、「いつでもどこでも何度でも」を合い言葉に、挨拶運動に取り組んでいます。毎朝、生活委員会の児童が校門に立ち、この合い言葉を掲げた挨拶アーチと「おはようございます!」の元気な声で全校児童を迎えます。少し晴れない顔で登校した児童も挨拶アーチをくぐれば自然と笑顔になり、気持ちよく一日のスタートを切ることができます。生活委員会による児童集会では、挨拶レンジャーも登場し、“相手に言われるよりも先に挨拶をしよう!”と先がけ挨拶を呼びかけました。挨拶に対する児童の意識が高まり、「おはようございます」だけでなく、廊下ですれ違う先生や友達に、「こんにちは」の挨拶も聞かれるようになりました。
 校内で広がった挨拶の輪は、地域にも広がりを見せています。本校区には、児童の登下校を見守ってくださる地域ボランティア『見守り隊』があります。その方々からも、「最近、挨拶の声がよく聞こえるようになってきた」とのうれしいお言葉をいただきました。また、児童の生活アンケートからは、約9割の児童が、地域や見守り隊の人に会ったとき挨拶をしているという結果が得られました。
 この犬南小の元気な挨拶が伝統になるよう、今後も様々な活動に取り組んでいきたいと思います。
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【豊川市立長沢小学校】 「おしろやま活動」を通して

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 長沢小学校の全校児童は189名。1学年1クラスの小規模校です。長沢小学校では、異学年交流を縦割り班で行っています。この縦割り班活動を、学校近くにある山の名前から「おしろやま活動」と名付け、運動会の中やドッジボール大会で、1〜6年生が同じチームになって競い合います。また、清掃活動では、月・火・木曜日は「おしろやま掃除」として活動しています。下級生は、ほうきの使い方や雑巾のしぼり方を上級生から教えてもらいます。そのときの表情は、互いに真剣そのもの。また、上級生が机を運び、下級生が椅子を下ろしたり、机の整頓をしたりし、自分のできることを精いっぱい行います。班の子で協力をして掃除をする姿は、ほほえましく思えます。
 「おしろやま活動」では、昨年度から新たに始めた活動があります。それは「寺子屋タイム」。上級生が下級生の学習を見て、丸つけをしたり、問題を解くためのヒントを与えたりします。上級生は、「どうしたらわかるかな、もう、ひき算って習っているっけ?」と答えを教えるだけでは勉強にならないと感じ、懸命にヒントを考えて教えます。下級生は、「すごいね」「がんばったね」と言ってもらいながら丸つけをしてもらい、満面の笑み。教室に戻ると担任に「見て見て!」とうれしそうに学習ノートを見せてきます。
 長年続けられている「おしろやま活動」。下級生のやる気を高め、上級生の自信を高めるとともに、温かい人間関係を築くことができています。

【長久手市立長久手小学校】ハッピーボックスでハッピーに

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 本校では、児童のアイディアで「ハッピーボックスで幸せになろう」という活動を行っています。この活動では、保健委員会を中心に、ふだんの生活の中でハッピーな気持ちを感じた出来事を集め、全校のみんなに紹介しています。学年に関わらず多くの子供たちがこの活動に参加し、保健室前に置かれたハッピーボックスに自分が感じたハッピーな出来事を投稿しています。そして、給食のときの放送で、保健委員が紹介してくれるのを楽しみにしています。「休み時間に一緒に遊ぼうと声をかけてくれた」や「けがをしたときに、保健室に一緒に行ってくれた」など、たくさんのハッピーな出来事をみんなで共有することができ、心があたたかくなりました。

【刈谷市立依佐美中学校】 すばらしい伝統

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 依佐美中学校の自慢の一つは、自転車の整頓が美しいことです。
 本校では、全校の9割を超える生徒が自転車通学をしています。そのため、交通事故防止などの目的で、生徒は入学したときから自転車の乗り方や自転車の止め方まで細かく指導を受けます。毎年4月には、1年生に向けて交通安全教室を開き、警察や交通指導員の方たちから交通マナーについての話をしていただきます。5月には、全校で交通マナーや通学路の確認も行います。その他にも、定期的に交通安全委員が自転車の点検や、毎月0の付く日の朝に交通立ち番をしています。教員も、下校指導で正しい自転車の乗り方ができているか、マナーを守って走行できているかなどを見守っています。このような学校全体での取組を通して、生徒たちは次第に正しい自転車の乗り方を学び、安全運転への意識も高まっていきます。初めは上手に自転車に乗ることができなかった1年生が、1学期が終わる頃には先輩たちと同じようにスムーズに登下校をする姿に成長を感じます。
 大会などで他校に出かけると、多くの先生方から自転車に乗るときのマナーがよい、整頓が美しいと褒めていただきます。自転車の列は線が引いてあるかのようにまっすぐで、ハンドルの角度までそろっていて整然としています。それは、ふだんの学校生活で意識していることがしっかりと身に付いているということだとうれしく思います。これからも生徒が依佐美中学校のすばらしい伝統を誇りに思い、プライドをもち続けていくことを願っています。

【岡崎市立根石小学校】仲良し集会

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 岡崎市立根石小学校では、5・6年学級代表児童らによって構成される企画委員会の発案のもと「仲良し集会」が行われました。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生のペアを作り、楽しい○×クイズに答えます。クイズの答えを一緒に考えたり、○や×の位置まで移動したりする中で、自然と会話や笑顔が生まれます。「仲良し集会」後、ペアだった1年生の学級に遊びに行く6年生や、6年生の教室まで遊びに来る1年生の姿、手を振り合う子供たちの姿がありました。全校の子供たちが仲良くできるようにと企画委員会の子供たちが考え実行した集会の成果だといえるでしょう。
 2学期は、「根石小をよくしよう大作戦」を計画しています。根石小学校をよくするためにどんなことができるのかをみんなで考え実行する予定です。どんな活動が生まれるのかとても楽しみです。

【日進市立日進小学校】踊り、『火の舞』に挑戦

 5年のみどりの学校で、ちょっといい話を聞きました。みどりの学校のキャンプファイヤーで、トーチを使った踊り「火の舞」の練習での出来事です。
 「火の舞」の練習が5月半ばから始まりました。最初の3日間は、6年生の『師匠』に技を教えてもらいました。「八の字」という技が難しく、左右の手をずらすタイミングがなかなかつかめませんでした。でも、『師匠』が「最初に手を合わせてやってから、少しずつずらすとできるようになるよ。」とアドバイスをしてくれたので、その通りに練習したら、きれいにできるようになりました。
 6月9日、点火練習の日がやってきました。練習ではトーチ棒に火をつけました。最初は火が怖くて不安だったけれど、トーチ棒を回しているうちに慣れて、楽しくなってきました。見に来てくれた『師匠』に「上手だったよ。」と声をかけられとてもうれしかったです。
 みどりの学校のキャンプファイヤー当日、練習と違い、日が落ちて辺りは真っ暗です。私は、火のついたトーチ棒を思いっきり回しました。少し横を見たら、トーチ棒の炎がつながってきれいな輪のように見えました。部屋に戻ると、みんなに「すごかったね。」と声をかけてもらい、とてもうれしかったです。「火の舞」に挑戦したことは、心に残る最高の思い出になりました。
 日進小学校では、6年生が『師匠』、5年生が『弟子』となり、運動会やみどりの学校などの学校行事を通して、互いに教え合っています。また1・6年、2・4年、3・5年がペアになり、日常的に活動しています。