【岡崎市立根石小学校】サイバーポリスゲーム

 本校では、高学年を中心に情報モラル学習の一環として、「サイバーポリスゲーム」を扱った授業を行っています。「サイバーポリスゲーム」を通して、安全にインターネットなどの情報機器と付き合っていくために必要な知識や考え方を学んでいきました。すごろくのようになっている「サイバーポリスゲーム」は、サイコロをふって出た目の数だけ進み、立ち止まったマスで、情報モラルに関する問題に答えるというものです。
 問題は、「オンラインゲームで仲よくなったAさんに、名前や住所を聞かれた。断ったらきらわれてしまうと思い、教えてしまう。するとある日、『お前の名前や住所をインターネットで言いふらされたくなかったら、ゲームのアイテムを買って送れ』とおどされる。怖くなって、何度もAさんにアイテムを送った。どうすればよかったのか」というものです。
 児童が、身近に感じているSNSやオンラインゲームに関する問題を考えることで、児童は、危機意識をもつとともに、実践的な思考を身に付けることができました。
 半年後には、中学生になり、さらに情報機器と関わりを深くもっていく児童にとって、有意義な学習であったと感じます。ここで得た知識や考え方をもとに、自分の身を守っていってほしいと思います。

【愛西市立立田南部小学校】安全なインターネット・スマートフォンの使い方を知ろう

 本校では、7月16日に、津島警察署より講師を招いて、高学年が安全なインターネットやスマートフォンの利用について学びました。ほとんどの児童が、家庭でもインターネットやスマートフォンを利用した経験があります。児童たちが、意識をもって情報機器に関わることができるように、このような学習の機会を設定しました。
 まず、インターネットの仕組みを学び、インターネットの五つの約束「人を傷つけない」「知らない人に自分の情報を教えない」「インターネットを通じて知らない人と会わない」「パスワードを教えない」「すぐに大人に相談する」を教えていただきました。
 後半では、グループに分かれ、スマートフォンの便利なところや危険なところ、スマートフォンのルールについて、それぞれ話し合いました。便利なところは、「知りたいことを調べることができる」「ゲームをしたり動画を見たりすることができる」「情報を早く手に入れることができる」という意見が出ました。危険なところは、「課金をすると止まらなくなる」「個人情報が知られる恐れがある」「悪い人でも使うことができ、犯罪に巻き込まれることがある」という意見が出ました。
 授業を終えた子供たちからは、「使う時間を決めて使いたい」「悪口を書き込まないようにする」「家の人と一緒に使うようにする」「知らない人と連絡を取らないようにする」といった感想が出されました。
 今後も、安全に情報機器を活用していけるよう、継続して情報モラルについて学習する機会を設けていきたいと考えています。

【岡崎市立城北中学校】学区に貢献!河川美化活動

 岡崎市は、8月の第1土曜日に、「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」が開催されます。本校では、花火大会の翌日に、毎年、PTAと協力して「河川美化活動」を行っています。今年も、早朝より全校生徒が集合し、捨てられているペットボトルや空き缶などを集め、学区である乙川近辺の美化活動に取り組みました。学区に貢献したいという思いのもと、生徒からは、「そんなにないと思っていたけれど、たくさん集めることができた」「まだあるかもしれないから、あっちの方も探しに行こう」といった声が聞こえ、意欲的にごみを集める姿に感心しました。
 また、行き帰りの道中でも、道端に落ちているごみを、持参した袋に詰めていく生徒の姿も見られ、生徒の自主性が育っていることを感じました。
 河川美化活動は、今後も続いていきます。私たちの地元のために、私たちができることを一生懸命に取り組む大切な機会です。

【愛西市教育委員会】「特別の教科 道徳」推進の取組について

 愛西市では、「授業力向上学び合いプロジェクト」をすすめています。このプロジェクトを通して、市内小中学校教員が交流を行って学び合い、授業力向上を図ったり、授業を見る目を育てたりしながら連携教育を深めています。
 取組としては、学校訪問交流や小中合同授業研究を行い、市内の教員が授業参観・研究協議会に参加することを通して、授業を見る機会や授業について研究協議する機会を設けています。「特別の教科 道徳」もこの取組の中で扱っています。
 具体的には各校において、子供たちの実態に応じた研究主題を設定し、取り組んでいます。大きくまとめると、「仲間との学び合いを通して、多様な見方・考え方を認め合い、自分の考えを深める授業」づくりに努めていると言えます。
 授業の中では、自分の考えを視覚化する教具等を使用したり、多様な考え方やとらえ方が導かれるように発問(中心発問・補助発問)を工夫したりしています。また、児童の思考の流れや変化を記録し、1時間の道徳の授業を振り返るようなワークシートの作成もしています。
 授業研究を行うことで見えてきた課題も多くありますが、「考え、議論する道徳」をキーワードに、子供たちの問題意識を高め、主体的・対話的に深く考える授業を市内の教員みんなで目指していきたいと考えています。

【半田市立半田中学校】スマホ・ケータイ安全教室

 本校では、年に1回、学年ごとに「スマホ・ケータイ安全教室」を行っています。この会の目的や内容は、以下の通りです。
 目 的
・携帯電話やスマートフォンなどを使う上での基本的なルールやマナーを知らせるとともに、具体的な事例をもとに被害者・加害者のそれぞれの観点から、犯罪やトラブルへの対処法を考える。
 内 容
・全校生徒を対象とした事前アンケートの集計結果を知らせる。
・携帯電話会社から講師を招いて、様々な事例を紹介していただく。
 生徒たちは、真剣に話を聞き、「気軽にSNSを利用していたけれど、個人情報の特定につながらないよう、これからは慎重に利用していきたい」「便利なスマートフォンやタブレットにも、使い方によっては危険性があることを再確認できた」「これからは、被害者にも加害者にもならないようにしたい」など感想をもちました。
 今回の「スマホ・ケータイ安全教室」をきっかけに、スマートフォンやインターネットの正しい使い方について考えるよい機会となりました。
 また、保護者の方も参加しており、情報モラルに対する関心の高さがうかがえました。これからも、学校だけでなく、地域や家庭と連携して、スマートフォン等の安心・安全な利用ができるよう情報モラル教育に取り組んでいきたいと思います。

【豊田市立若園小学校】「さるおのらくがきから学ぼう」〜小学校1年生情報モラルの実践より〜

 1年生は、とても素直な子が多く、元気に過ごす姿が見られた。しかし、その一方では、小さなトラブルも起こっているのが現状であった。相手の気持ちを考えて行動したり、ルールを守って行動したりすることの意識が足りないように感じた。また、「誰かが言ってたよ」と、不確かな情報を信じて行動してしまうこともあった。
 そこで、「さるおのらくがき」という教材を使って、軽い気持ちで書いたうその情報が、どれほど多くの人に影響を与えるのかを考えさせることで、相手の気持ちを考えて行動することの大切さに気づかせる授業を行った。
 授業では、教材を紙芝居にしたため、子供たちが注目して話を聞くことができた。また、登場人物の気持ちになって、真剣に考える姿もあった。ペアでの話合いでは、積極的に自分の意見を伝え合う姿も見られた。「うその情報を流すことは、いけないことだ」と気づく子や、「いやなことをしたら、みんなにあやまらくてはいけない」と感想に書く子もいた。
 これからも、「その情報って本当なのかな」と問いかけをすることで、正しい情報のもとに行動できるようにしていきたい。

【田原市立衣笠小学校】心を耕すペア読書

 本校では、5月に「アジサイ読書週間」があります。心の教育推進活動の一環として、6年生が1年生、5年生が3年生、4年生が2年生に、本の読み聞かせをする「ペア読書」を行っています。
 下級生に寄り添いながら、笑顔で読み聞かせをしている上級生は、とても頼もしく感じられました。本を読んでもらった児童からは、「聞いていてわくわくした」「おもしろい本だった」「お姉ちゃんが、やさしく話してくれた」という声が聞かれました。
また、読み聞かせをした児童からは、「どきどきしたけれど、笑顔でありがとうと言ってもらえてうれしかった」「読み聞かせを通して、初めてその子と話をしました。新しいつながりができてうれしかったです」という声も聞かれました。「ペア読書」は、児童の心を耕すよい機会となりました。
 本校の学校目標の中に、「つながる」があります。他にも、芋のつるさしをペア学年で行いました。たてのつながりを意識した活動を通して、上の子が下の子の面倒を見て、下の子は上の子を信頼する。そんな心のつながりを大切にしています。

【一宮市立今伊勢小学校】今伊勢小学校の道徳授業実践

 本校では、教科化された「特別の教科 道徳」の授業に熱心に取り組んでいます。昨年度から、授業展開や発問、板書計画などについて研究を重ねてきました。評価についても、子供たちを認め励ます評価、そして、授業改善のための評価につながるように現職教育で研修を行いました。また、研修に参加した道徳推進教師が、学んだことを他の職員に紹介し、道徳の授業力向上に向けて高い意識をもって取り組んできました。
 授業では、今まで取り組んできたことに加え、「考え、議論する授業」を目指しています。教材の中心場面の中で、子供たちがいろいろな考えを出し合い議論します。自分とは違う考えを知ることで、自らの考えを深めていきます。そのような授業を繰り返すことで子供たちが、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深めることができます。道徳科の授業が、本校の教育目標の一つでもある「思いやりのある生活」を目指す心の教育の中心となっています。

【半田市立成岩中学校】SNSの使い方について考えよう

 本校の情報モラル教育について報告します。現在、生徒たちはSNSやコミュニケーションアプリが身近にある状態で生活をしていて、それらを介して多くの問題が発生しています。このような課題に対応するためには、SNSを利用する上でのモラルについて考えたり、様々なコミュニケーションの方法について考えたりする場が必要になります。その一つとして、本校では、毎年、全校で「情報モラル教室」を行っています。例年、SNSの使い方に関する講師を招いて、「講演会」を行っていましたが、本年度は、方法を変え、各学級で担任による授業を行うことにしました。
 6月10日から6月14日にかけて、各学級の道徳科の時間に、無料通信アプリ会社等が開発した「楽しいコミュニケーションを考えよう」という教材を使って授業を行いました。
 1年生は「基本編」、2年生は「悪口編」、3年生は「リスクの見積り編」を取り扱い、学年に応じた内容で学びました。カードを並び替える活動を通して、自分の考えと周りの友達との考え方や感覚の違いが視覚的に理解でき、楽しみながら学ぶことができました。SNSの使い方を改めて考えるよい機会となりました。

【豊田市立足助小学校】自分に自信をもち、友達のよいところを見つける活動

 子供同士が、お互いによい所を認め合い、自分にも自信をもつことができるように、本校が取り組んでいることを二つ紹介します。
 一つ目は、本年度から始まった全校朝会での「出でよ!あすっこヒーローズ」です。ふだんの学校生活では、あまり披露する機会のない特技を発表します。これまでに、けん玉やフープ、キャッチボールなどの発表がありました。見ている子からは、「すごいなあ」「びっくりした」などの声が聞かれました。メディアに取り上げられたり、大会に出場したりするほどの特技ではありませんが、「あの子みたいになりたいな」「自分もやってみよう」とチャレンジする気持ちがわいてきます。これからもたくさんのヒーローが登場しそうです。
 二つ目は、「チャレンジロード」です。本校の渡り廊下には、全校児童の顔写真が掲示してあります。月一度、委員会が掲げた「あいさつ」や「マナー」などに関するチャレンジ目標を達成すると、本校のマスコットキャラクター「あすまる」のシールが貼られます。休み時間には、自分や友達の顔写真にたまったシールを満足げに眺める子供たちが見られます。「チャレンジロード」は、お互いのがんばりを認め合う渡り廊下です。
 全校83人という小規模校のよさを生かし、どの子も認められ、輝ける学校を目指しています。

【新城市立作手中学校】親子参加型の道徳科授業の実践

 本校では、6月15日を「共育の日」とし、全学年で親子参加型の道徳科の授業を実施しました。
 2年生では、助産師を講師に招き、「命の授業〜親子の絆(きずな)から」という題材で授業を行いました。助産師による「命の授業」では、胎児の超音波映像や子宮で育っていく胎児の大きさの変化などについて講話をいただきました。
 次に、疑似体験活動では、「抱っこ体験」と「妊婦体験」の二つをグループに分けて活動しました。生後2か月の赤ちゃんを恐る恐る抱っこしている様子は、ぎこちなさを感じながらも、大切に抱っこしている様子が印象的でした。また、「妊婦体験」では、あお向けの姿勢から起き上がるのがかなり大変だということが分かったようです。
 「親子対話・振り返り」では、「とても安産だったよ」「産むときは時間がかかったけれど、3〜4歳になるとあまり手がかからなくなった」などと、小さい頃の話を保護者から聞いていました。
 生徒からは、「人形では分からない、本当の赤ちゃんのぬくもりを感じることができた」また、保護者からは、「妊婦体験や抱っこ体験など、貴重な体験ができてよかったと思いました。自分が産まれたときのことなど、ふだんは話せないことも、話すよいきっかけになりました。もし、結婚して子供ができる日がきたら、思い出してほしいと思いました」という感想がありました。
 今回の授業を通して、出産の大変さ、この世に生を受けることの奇跡などを知ることで、自分の命を大切にしようという気持ちを高めるよい機会になりました。

【豊田市教育委員会】豊かな人間性を育む道徳教育の推進

 豊田市では、豊かな人間性を育む道徳教育を推進しています。
 平成29年度から、豊田市立若林西小学校を研究推進校に指定して、道徳科の授業や評価の仕方の研究を進め、平成30年10月に市内外の小中学校の教員を対象に研究内容を発表し、各学校に広めました。発表された授業等の取組を教員が学ぶことで、各学校の教育活動に生かすようにしています。
 同じく平成29年度から毎年、道徳教育の第一人者である大学教授を講師として招き、道徳科の具体的な授業方法の研修を行っています。令和元年度は、5月に「『考え議論する道徳』の授業改善と評価のあり方」と題して道徳科推進研修を開催しました。参加した教員から、「実際に教材を読み、教員同士で話し合いながら授業展開等を考える有意義な研修でした」等の感想があり、充実した研修になりました。
 今後も、豊田市では、児童生徒の豊かな人間性を育む道徳教育を推進していきます。

【瀬戸市立幡山中学校】ケータイ・スマホ安全教室

 5月25日に、学校公開を行いました。今年度は、授業や部活動で活躍する生徒たちの姿を、保護者や地域の方々に見ていただくだけでなく、携帯電話会社から講師を招いて、「ケータイ・スマホ安全教室」を実施しました。3年生や多くの方々に聞いていただくことができました。
 ほとんどの生徒が持っているスマートフォンの便利さの裏側にある危険性や安全な使い方、家庭でのルールについて分かりやすく話していただきました。動画や身近な具体例を用い、生徒たちに質問して応えてもらうなど、一方的にならないように工夫がされていて、生徒たちは真剣にスマートフォンの使い方について考えることができました。
 また、保護者にも、スマートフォンや携帯電話の危険性とその対応について知っていただくことができ、家庭と学校が一体となって生徒たちを見守っていく機会の一つになりました。

【豊川市立桜町小学校】 いのちをいただく

 9月の野外教育活動で行ったマスつかみ。自分の手で生き物をあやめて食べる行為は、初めての体験だった子供が多くいました。この体験活動を生かした道徳科の授業を行い、改めて、「いのち」について考えました。
 「しんでくれた/谷川俊太郎」「いのちをいただく/内田美智子」の読み聞かせや給食の献立から、子供たちは、ふだんの生活で、多くの「いのち」をいただいていることに気づきました。授業の振り返りを紹介します。
・とり肉やぶた肉、牛肉などは、命をいただかないと食べられないので、魚や動物は大事だと思いました。わたしの体は、いただいた命で育っているので、自分の命も大切にしようと思いました。
・最初は、マスのことも残こくでつらかったけれど、命をいただくことは生き抜くためには大切なんだなと思いました。これからは、食べ物に感謝して食べようと思いました。
・命を食べるというのは、ずっと分かっているつもりだったけれど、この授業をして、食べるときには、しっかりと「いただきます」と言わなければいけない理由が分かった気がしました。これからは、「命を食べている」ということを忘れずに、ごはんを食べていきたいと思いました。

【春日井市立西部中学校】 「いじり?いじめ?」の授業を通して

 本校は、今年度の教職員研修のサブテーマに、「豊かな心を育む実践をめざして」を掲げ、道徳科の授業改善に力を入れています。教師が互いに授業を参観したり、学年の担当者が集まって発問を検討したりして、「考え、議論する道徳」の実現をめざしています。さらに、全学年で道徳ノートを取り入れ、毎時間授業の最後に、授業で感じたことや考えたことを記入させるようにしました。授業者も生徒の考えを次の授業に生かすことができ、さらにこれを蓄積することで、1年間の変化や成長の様子が分かるようになってきています。
 1年生では、「いじり?いじめ?」の授業を行いました。「いじり」は、テレビ番組や日常生活の中でも目にすることであり、中学生にも身近なテーマだと思います。そして、「いじめ」にもつながりかねないこともあり真剣に考えてほしい内容です。この授業にあたり、事前にアンケートをとり、その学級の実態に合わせた授業構成を考えました。また、授業の導入部分で、そのアンケート結果を紹介したことで、自分たちの実態がデータで示され、生徒も高い関心をもって授業に取り組むことができました。自分自身の今までの行為を振り返り、相手がどう感じていたのかなどを考え、教材の内容を自分のこととして真剣にとらえ、議論を深めることができました。
 本校の実践は、改善していくべきこともまだ多くありますが、今後も、学校全体で、授業の質のさらなる向上に取り組んでいきたいと考えています。

【一宮市立大和南小学校】わくわくペア活動で異学年交流

 本校では、児童会が中心となって、「わくわくペア活動」というふれあい活動を行っています。これは、異学年交流を通して、高学年は年少者を思いやる心を育て、低学年は年長者を敬い、慕う心を育てることをめあてに取り組んでいるものです。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生でペアを作り、年間を通して様々な活動をしています。今年度に行った活動は、「ふれあい会食」「わくわくペア遊び」「わくわくペア鉢運動」「ふれあい読書(読み聞かせ)」等です。
 「わくわくペア鉢運動」では、ペアで1鉢ずつサルビアの苗を植えました。高学年の児童が低学年の児童に、鉢に適量の土を入れたり、苗の植え方を教えたりしながら、2人(または3人)で仲よく活動しました。運動会には、運動場にきれいに咲いたサルビアの鉢が並べられるように、水やり等の世話は低学年が中心になって取り組んでいます。
 「ふれあい読書」では、読書週間の取り組みの一つとして、高学年が低学年に絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。高学年は、どんな話がよいか事前に考えて、絵本や紙芝居を借り、グループで練習したりするなど、ペアの子が喜んだり楽しんだりできるように工夫します。読み聞かせは、朝の読書タイムを使って行いますが、短い時間でどのグループも上手に読み聞かせをすることができました。低学年の児童も、高学年のお兄さんお姉さんの読み聞かせを、目を輝かせながら楽しそうに聞くことができました。

【東栄町教育委員会】地域・家庭とともに実践する「あいさつ運動」

 東栄町では、豊かな自然、歴史、人材等を教育の中に取り入れ、郷土を愛し、知・徳・体の調和と統一のとれた人間性豊かな人づくりを目指す「天地人の教育」を実践しています。そして、この天地人の教育理念を基に、「基礎的・基本的な力を身に着け、自ら学びとる子。命を大切にし、心身のたくましさと社会性を身につける子。郷土の自然・文化・歴史に学び、ふるさと東栄を愛する子」を育てる教育の実践に努めています。
 こうした背景の中、本町では、子供たちの健康増進や生活習慣の改善を図るため、教育委員会、保育園、小中学校、PTA、役場の保健師などで組織する「東栄町健康教育推進会議」を設置し、小中学生の「あいさつ運動」「食育・早寝早起きなどの生活習慣の改善」「ノーメディアデー」等を実践しています。実践にあたっては、町民の皆さんに、のぼり旗や広報紙、広報無線等で賛同を呼びかけ、地域や家庭の協力を得ながら事業を推進しています。
 本町では、登下校時にバスに乗車したり、地域住民の方がスクールガードとして引率したりしてくださるなど、地域の方との関わりが多くあります。子供たちは、あいさつやお礼を伝える際には、率先して自分から先に声をかけることを意識してあいさつを行っています。その結果、バスの運転手や地域の方々からは、「よくあいさつができている」とお褒めの言葉をいただくようになりました。
 今後も、この「東栄町連携健康教育推進会議」を通じて、感謝の気持ちの醸成や地域の方とのコミュニケーションの深化、児童生徒の生活習慣の定着について後押しをしていきたいと思います。

【蒲郡市立西浦中学校】SNSでのトラブルについて考えよう

 講師を招いて、全校生徒で、SNSの使用について考える機会をもちました。SNSに潜む危険性について話をしていただいた後で、講師から以下のような無料通信アプリに関わる二つの事例を提示していただき、全校生徒で話し合いました。
 事例1・・・プールの更衣室で着替え中の友達の写真を、グループでの
       メールに載せた。
 事例2・・・グループでのメールのやりとりの中で、一人の言葉が相手
       の気分を害し、険悪な雰囲気になった。
 トラブルが起こったグループに、「もし自分も参加していたらどうするか」というテーマで意見を出し合いました。事例1については、「写真を載せた友達と話をする」「やってはいけないことだから注意した方がよい」などの意見が出ました。事例2については、「直接話を聞いて判断する」「相手の気持ちを傷つけた子に悪いと伝える」などの意見が出ました。
 会を終えた生徒からは、「いろいろな危険性があることが分かった」「相手の気持ちを考えて使用することが大事だと思った」などの感想が寄せられました。具体的なトラブルの事例を取り上げて話し合ったことで、軽はずみな行動や言葉のすれ違いがトラブルにつながることを実感するとともに、トラブルに巻き込まれないようにルールを守って使用しようという意識を高める機会となりました。

【一宮市立南部中学校】情報モラル講演会で適切なネットとの関わり方を学ぶ

 6月1日、学校公開日の午後を利用して、「情報モラル講演会〜インターネットを使うときに気をつけること、考えること〜」を行いました。講師を大手SNS企業より招いて、インターネットの利用に関わるトラブルや犯罪、その予防について話をしいただきました。
 生徒からは、「無料通信アプリを使うときは、誤解される可能性があることを頭において利用したい」「スマートフォンを持つことになったら、危険なサイトに近づかないようにしたい」、保護者からは、「携帯電話を持たせるのは親の責任だと改めて気づかされた」「一生心に傷が残るトラブルにならないように、子供の挙動に目を配りたい」などの感想がありました。
 情報の受信者にも発信者にもなる生徒にとっては、身近で重要な話題でした。この講演会で学んだ適切なインターネットとの関わり方を、今後も、実践していきたいと思います。

【豊田市立寿恵野小学校】情報機器やSNSと上手に付き合うために

 4月に、6年生を対象に「情報機器やSNSに関するアンケート」を実施した。その結果、スマートフォンやタブレットを所有している子供が以前より増え、動画共有サービス等の動画を見たり、オンラインゲームをしたりしていることが分かった。さらに、友達同士でグループを作り、無料通信アプリを行っている子供もいる実態が分かった。家庭でルールを作ったり、時間を決めたりして楽しんでいる子供もいるが、何の制限もなく好きなだけ楽しんでいる子供も何人かいた。そこで、自分自身をコントロールして情報機器とうまく付き合うためには、どうしたらよいのかを考える授業を、保護者にも一緒に聞いて考えてほしいと計画し、授業参観の公開授業で行った。
 授業後の子供の感想には、「これからは、もっとやりたい気持ちをコントロールしながら、上手にスマートフォンを使いたい」「きちんとルールを決めて、自分で注意していきたい」という記述が見られた。自制する心がないとやりすぎてしまうので、自分をコントロールしながら情報機器とうまく付き合っていこうという意識が高まった。また、保護者に対する啓発も行うことができた。
 9月には、あおり運転の事件について、SNSウェブサービス上でうその情報が流れ、無実の人が犯人として扱われた事例を取り上げて授業を行った。SNSウェブサービスやインターネットは、便利だが、使い方を誤ると危険であること、ボタン1つで自分がうその情報を流した加害者に簡単になってしまうことを知り、個人情報の取扱いの大切さやSNSウェブサービスに潜む危険性について学習することができた。
 これからも、学級活動や道徳科において、子供の実態に合わせ、身近な事例から情報モラルについて学び、上手に情報ネットワークと付き合っていけるように、情報モラル教育を進めていきたい。