【津島市立藤浪中学校】オワリはじまり

 下校完了時刻15分前、部活動で必死に汗を流しているときのことです。「かりゆし58」の「オワリはじまり」という曲が校内に流れ始めます。この曲が流れ出すと、生徒たちは部活動の後片づけを始めるようになります。生徒たちにとって、とてもなじみ深い曲となり、ついつい口ずさんでしまうことも・・・。
 藤浪中学校の「オワリはじまり」について紹介します。
 朝の「はじまりは」、10分間の『読書タイム』から。自分で決めた本をただ黙々と読み続けます。自分の心を落ち着かせ、1日のはじまりを静かにスタートさせています。校舎の中に、誰もいないかのような静寂に包まれる時間となります。
 「オワリは」、帰りのSTの時間。教師の話が終わり、学級委員の合図で『黙想』。静かに目を閉じて、今日起きた出来事をふりかえります。頑張って取り組んだこと、失敗してしまったことなどを思い返し、明日の反省材料として生かすのです。
 落ち着いた朝からはじまり、その日の出来事をふりかえって1日が終わる。「オワリはじまり」を繰り返しながら、生徒たちが一歩ずつ変化(成長)していってほしいです。
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【大府市立吉田小学校】 春のなかよし遠足でペアの絆(きずな)を深めよう

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 吉田小学校では、異学年交流を通して、互いの良さを認め合い、協力することの大切さに気付くというペア活動を行っています。ペアとなる学年は、1年と6年、2年と4年、3年と5年です。その中の一つの活動として、毎年、5月の上旬に、「春のなかよし遠足」という行事を行っています。春のなかよし遠足は、進級した喜びを祝い、新しい仲間作りをして、ペアの絆(きずな)や集団の仲間意識を高めることを目的としています。今年も、学校からあいち健康の森までペア同士で手をつないで歩いていきました。健康の森に着いた後は、「1年生を迎える会」を行いました。新1年生も上級生の温かい歓迎の雰囲気を肌で感じ、吉田小学校の一員となった喜びを味わっていました。また、「みんなで遊ぼうタイム」では、全校児童で仲良く「健康の森へ行こうよ(人数集めゲーム)」や「じゃんけん列車」などのゲームを行いました。学年をこえてグループを作り、笑顔あふれる楽しい時間となりました。その後、各ペア学年に分かれ、ペアで遊ぶ時間が設定されていたので、新しいペアとの絆(きずな)をより深めることができました。
 この行事を終えて、子供たちから次のような感想が出されました。
・すごく疲れたけど、ペアといっぱい遊ぶことができて、いい思い出ができました。
・こんな楽しい行事が吉田小にあって、とてもよかったです。
・ペアの子と最初はあまり話せなかったのですが、ゲームをしながら、だんだんお話ができるようになり、なかよく過ごせて楽しかったです。
・ペアと遊んだ「だるまさんがころんだ」と「けいどろ」がとてもおもしろかったです。
・今年はペアの子がやさしくしてくれて楽しかったけれど、来年は自分がお兄さんになるから、ペアの子にやさしくお世話して、楽しく過ごしたいです。
 今後もこのような活動を通して、ペアとの絆(きずな)をより深めていきたいと思っています。

【一宮市立木曽川中学校】本校の安全リボン

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 学校集会での校長講話です。木曽川中学校の全校生徒の制服には、他校の生徒には見られないようなリボンが付いています。そのリボンに書かれている言葉は「命を大切に」です。以前は「交通安全」の文字でしたが、3年前、本校学区の生徒が、水難事故で尊い命を亡くしたことから、「命を大切に」という文字に変更されました。
 本校では、水難事故で尊い命を亡くした6月9日を「命の大切さを考える日」としています。リボンの中学校名の下にある水色の波線は川を表しています。本校の生徒は、木曽川の豊かな水の恩恵の下に生活しています。しかし、一方で川は怖いものでもあります。このような経緯で本校の生徒の付けているリボンは、水の事故だけでなく、様々な事故に巻き込まれないように、との願いを込めたものとなったのです。このリボンに込められた願いを受け止め、更に自分の命だけでなく、周りの人の命も大切にしてほしいと願います。

【稲沢市立大里西小学校】 うさぎとのふれあい教室(1年生)

 生き物の命を大切にしようとする心を育てるために、動物病院の先生をお招きして、5月〜6月に1年生を対象に、「動物ふれあい教室」を開きました。学校で飼育しているうさぎとのふれあいです。初めに、動物病院の先生からうさぎと他の動物の違いや共通点、うさぎの特徴などについて話を伺いました。そして、うさぎの心臓の音を聴診器で聞いた後に、自分の心臓の音も聞いて比べてみました。「うさぎの心臓の音は、どくどくどくと速いね。」とつぶやきながら真剣に聞いていました。その後、うさぎに触ったり、だっこしたりしました。「あたたかい。」「毛がやわらかいね。」「かわいい。大事にしたいな。」とうさぎとのふれあいを深め、命の尊さを感じるよい機会となりました。
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【蒲郡市立三谷東小学校」 親子で学校美化活動

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「子供たちが使っている学校をもっときれいにしたい。」
 昨年度、PTA活動のひとつとして、学校美化活動を行いました。今年度は、親子でふれあいながらもっとたくさんの人で取り組めるよう、土曜参観日の1時間を使って「親子で美化活動」を行いました。授業参観の後、通学団ごとに集まり、あらかじめ決めた掃除場所に移動しました。天気にも恵まれ、ふだんの掃除では行えない側溝の清掃や、高所の汚れ取りなどに取り組み親子で気持ちよく汗を流しました。
「さすが、お父さん、力がちがう!」
「高い所は、やっぱり大人じゃなきゃとどかないよ。」
「お母さんのふいた窓はぴっかぴかだね。」
子供たちも大感激。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
「これからも、きれいな三谷東小学校にしていこうね。」そんな言葉が活動中の親子から聞こえてきました。

【犬山市立城東小学校】思いやりいっぱい

 給食片付けの時間、一人の女の子が幾つもの食器を片付けに持ってきました。理由を聞くと「これは、自分の分と足をけがした子の分と手をけがした子の分。」と当たり前のように答えます。このクラスには、足を捻挫して松葉づえの子、手首を骨折している子がいるのです。その二人の食器を持ってきてくれていたのでした。
 様子を見ていると、席を立つときには、誰も何も言わなくても前の席の男の子がさっと松葉づえをもって渡します。荷物も気付いた子がもちます。移動するときや下校するときには「○○さんからだよ。」と松葉づえの子を先に行かせようとします。そして、たとえ追いついても決してだれも「早くして。」と言わないし、抜かすこともしません。 
 また、けがをした子たちも周りの子たちに甘えず、自分のやるべきことを弱音をはかずにやろうとします。こっちが気付いて「無理にやらなくていいんだよ。」と声をかけても「大丈夫。」と言って自分の係の仕事や当番の仕事をやり遂げようとするのです。だからこそみんなが助けたくなるのかもしれません。けがをした子の頑張りとまわりの子たちのやさしさで、心温まる毎日です。
 早く二人のけがが治ってみんな元気に活動できることを願ってやみません。

【小牧市立光ヶ丘小学校】 野外学習で学んだこと

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 5月16日(火)〜18日(木)に、5年生が阿南少年自然の家で野外学習を行いました。豊かな自然の中で集団生活を行うことは、子供たちにとって貴重な体験です。日常生活では学べない多くのことを、体験を通して感じ取ることができます。野外学習後、子供たちの振り返りにあった「学び」は、「責任感」「規則・ルールの遵守」「自然愛護」など様々でしたが、ほとんど全ての子に共通していたのは「協力」でした。「協力の大切さ」を実感できたエピソードとして、複数の子があげていた出来事を紹介します。
 一日目に、マレットゴルフを行ったときのことです。事前の説明に、マレットゴルフで使用するスティックとボールを大事に扱い、遠くに飛ばしすぎないこと、もし破損、紛失した場合は弁償しなくてはならないことなどがありました。そのため、どの子も注意深く道具を扱ってゲームをしていたと思います。しかし、ある子が打ったボールが思いがけないところに飛んでいき、見失ってしまいました。「なくしたら弁償」という言葉が心に残っていたので、その子は、「困ったことになった」と必死にボールを探し始めました。その姿を見て、同じ班のメンバーもすぐにゲームの手を止めて、一緒に探し出しました。周辺を必死で探すのですが、そう簡単には見つかりません。すると、何と他の班のメンバーまで一緒に探し始めたのです。そんな大捜索の末、何とか草の茂みに隠れていたボールを探し当てることができました。
 この体験のことを同じ班のメンバーの一人は、振り返りの中でこう書いていました。
「班のみんなが、いっしょうけんめい見つけようとしても見つけられず、他の班の人たちも協力してくれて、おかげで見つかり、やっぱり協力は大事だと改めて分かりました。」
 同じ班のメンバーだけでなく、他の班の子供たちも心配して、ゲームの手を止め、一緒に探し始めたとき、ボールをなくした子は、どれだけ心強く、勇気づけられたことでしょう。そして、多くの協力があったからこそ、最後まであきらめずにボールを探し当てられたのだと思います。野外学習が終わり、日常生活に戻った子供たちですが、このときの温かい心が冷めないように、学年の絆(きずな)を深めていってほしいと願っています。

【刈谷市立小垣江東小学校】 「ふれあい遠足」の思い出

 本校には、1年生から6年生を12のチームに縦割りした「ふれあいチーム」があります。このチームで毎日の清掃を行う他、遠足、運動会、給食、読み聞かせ、縄跳びなど、多くの活動を行っています。
 先日は「ふれあい遠足」がありました。全校児童で名古屋港水族館に出かけ、12の「ふれあいチーム」ごとに行動しました。各チームでは、高学年の子と低学年の子でペアをつくっています。低学年の子に危険がないように、はぐれてしまわないように、高学年の子は手をつないで歩きました。また、お弁当も一緒に食べ、楽しく会食している姿を目にすることができました。とてもほほえましい姿でした。高学年の子の面倒見のよさがとても目立ちました。低学年の子は、高学年の子の指示をよく聞いて行動していました。
 数年前は、今の高学年の子も、当時の上級生によく面倒をみてもらっていました。それがいつの間にか立派な高学年になっていました。今の低学年の子もやがて、自分が高学年の子にしてもらったように、下の子の面倒をみるようになるのです。これが本校の伝統だと思います。

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【蒲郡市立中部中学校】 級訓作りでのできごと

 4月の終わり、1年生の5人組は、部活動が終わった後、黒板の上に掲示する級訓作りをしていました。みんなが先に帰ってしまう中、毎日せっせと頑張っていました。中学校に入って、初めて作る掲示用の級訓。デザインも、作成も自分たちで初めて行うので、自然と気合も入ります。5人で力を合わせ、丁寧に作っていました。
 色ぬりも終わりにさしかかったころ、ある子が、級訓の紙に、うっかり絵の具をこぼしてしまいました。今まで一生懸命作ってきた級訓が汚れてしまいました。それを見た別の子は・・・
「大丈夫だよ。」
と言って、こぼしてしまった所を一緒に直してくれたのです。こぼしてしまった子は、だまって直していました。色ぬりが終わって片づけるとき、絵の具をこぼしてしまった子は、「僕にやらせて。」と、みんなの分の絵の具セットをきれいに素早く片づけてくれました。そのおかげで、いつもよりも早く終わることができました。

【扶桑町立扶桑北中学校】 北中生が大切にしている歌・・・

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扶桑北中学校には、北中生が大切にしている歌があります。

それは『生徒会歌』です。

北中の卒業生と当時の生徒会で作った、オリジナル曲です。
曲名は『生徒会歌 FUTURE〜未来を歩く僕らのために〜』です。

この曲には、手話もついています。

毎年5月になると、3年生が1年生に手話を伝達しに行きます。

このように、今でも大切に手話を付けながら歌声を響かせています。

【碧南市立中央小学校】 毎日続けるとね 〜気持ちのよい元気な1日がスタートするよ〜

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 昨年の4月、ぴかぴかのランドセルの中に、希望と不安をいっぱい詰め込んで入学した1年生。本校の1年生の靴箱は、昇降口ではなく教室に備え付けられています。靴を脱ぎ、シューズに履き替え、戸を開けます。そして、教室に入ります。そのときに「一人一人大きな声で『おはようございます』と言おうね。」という約束を、1年生みんなで決めました。
 4月当初は、担任が入口の辺りに立ち、教室に入る子に笑顔で元気よく挨拶をして出迎えました。「おはようございます。」と、少し恥ずかしそうな子。負けずに大きな挨拶をする子。小さな声で挨拶をする子。いろいろです。中には何も言わずに入ってくる子もいます。しかし、毎日続けていくうちに、教室に入るときの習慣になりました。気がつけば、担任がいなくても自然に挨拶をして入ってくるようにもなりました。
 もう一つ続けたことは、先に教室にいる子たちが、教室に入ってきた子に、みんなで挨拶をすることです。せっかく大きな声で挨拶をして入ってきても誰も返してくれないと、とても寂しい気持ちになります。そんなときに、「私たちの道徳」や「あかるいこころ」で「一日のあいさつ」の授業を行いました。挨拶が返ってくるとうれしいと気づきました。
 朝の挨拶がしっかりできる1年生。今年の4月からは2年生。クラス替えがあり、担任も代わりました。2年生からは昇降口で靴を履き替え、廊下を歩き教室へ行きます。今まで続けていた挨拶はどうなるのかな。
 「おはようございます。」入口で立ち止まり、教室中に響く元気な挨拶。どの子も今までどおりです。毎日続けると、挨拶が習慣になっていました。気持ちのよい元気な一日が毎日スタートしています。

【扶桑町立柏森小学校】 優しさ感じるペア読書

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 本校では、朝の10分間に読書タイムを実施しています。全児童が読書に親しみ、静かに10分間を過ごしています。図書館や掲示物などの環境が整ったことにより、本を読むことが好きな児童が多くなりました。
 読書活動の一つとして、ペア学年で本の読み聞かせを年に5回行っています。低学年児童に読んでほしい絵本を選び、それを高学年児童が読み聞かせをしています。高学年児童は、声の大きさや速さを意識して、楽しんで聞いてもらえるよう工夫して取り組んでいます。また、学年が上がるにつれて、ペア読書にも慣れ、絵本を読むことが上手になってきます。ペアの児童と交流することで、高学年としての自覚や思いやりの気持ちをもつことができるようになってきました。
 今年度最初のペア読書では、ペアの児童との顔合わせ後、読み聞かせを行いました。高学年児童は、低学年児童に見やすいように本を広げたり、ゆっくり読み聞かせをしたりしていました。低学年児童は、お気に入りの本を読んでもらってとても喜んで、次は何を読んでもらおうかと楽しみにしていました。

【春日井市立春日井小学校】 校長先生からの贈り物

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 学校の中庭にあるこの花壇には、パンジーとビオラとノースポールの花が植えられています。さて、写真の花壇の花は何の形に見えますか?実は、ミッキーマウスになるように花が植えられているのです。
 去年の秋ごろから、誰も手入れをしていなかったこの花壇をせっせと世話をしている姿がありました。その正体は校長先生でした。校長先生が伝えたかったこと、それは「進んで仕事をやろう」です。これは校長先生が目標とし、学校全体にいつも伝えている言葉です。誰も何もしなければ、この花壇は土のままでした。しかし、校長先生が子供たちのために進んで花壇の手入れをしたおかげで、とてもきれいなミッキーマウスの形になった花が咲き誇りました。進んで仕事をすることが、誰かのためになったり、誰かを楽しませたり喜ばせたりすることになります。また、誰かが喜んでいる姿をみると、進んで仕事をした本人も気持ちがいいのではないでしょうか。ミッキーマウスの花壇を見た子供たちは、とても喜んでいました。その姿を見た校長先生もきっとうれしかったことでしょう。
 この中庭の花壇、一番きれいに見える場所は、6年生の教室です。最高学年となり学校をひっぱっていく6年生へ、校長先生からのエールとメッセージになったことと思います。

【大口町立大口南小学校】 ぼちぼちいこうよ

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昼休み。

校庭の隅で、何かをしている子を見つけました。

近づいてみると…。

「先生、四つ葉をあげる。」

心がほっこりしました。


教室に戻ると、花瓶には子供たちが生けた草花が。

バタバタしてばかりの4月のひととき。

「ぼちぼちいこうよ」

そっと子供たちが教えてくれているようでした。

【春日井市立柏原中学校】 ボランティア活動

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 柏原中学校では、生徒会によるボランティア活動が盛んです。本年度も6月1日に通学路になっている国道19号線の地下道を清掃する「地下道清掃」が行われました。今年で活動を始めて38年目になります。昨年度は、国土交通省から表彰も受けました。この活動は、生徒会が全校生徒に呼びかけを行い、ボランティアの生徒を募集し、年3回清掃日を決めて取り組むものです。生徒からは、「毎日通る通学路がきれいになってうれしい。」「そうじ中に地域の方に『ありがとう』と言われ、次回も参加しようと思った。」などの感想がありました。地域にも定着しているこの活動を、これからも続けていきたいと思います。
 また、校内の樹木の落ち葉を清掃する「落ち葉清掃ボランティア」では、校内だけでなく、近隣の道路も清掃対象としています。ボランティアの参加を募ると、百人以上の希望があります。保護者の方からも、柏原中学校の伝統として今後も続けていってほしいという声が多くあります。地域にも定着しているこれらの活動をこれからも続けていきたいと思います。

【豊川市立小坂井東小学校】 あいさつ運動

 本校では、児童会活動、PTA活動の一つとして年に3回、あいさつ運動を行っています。特に、昨年度から6年生があいさつのできる「小東」にしたいとの思いで、全校に呼びかけ、あいさつに力を入れてきました。
 今年も第1回のあいさつ運動が行われました。運動会の前の10日間、学校の校門前で、児童会の計画委員や各委員会、職員、保護者、地域の方々、地域の少年指導員の皆様にも御協力いただき、登校してくる子供たちにあいさつを呼びかけました。「小東」のゆるキャラ「ばけろう」も登場し、あいさつ運動を盛り上げています。初めは、眠そうにしていた子供たちも次第に意識が高まり、元気なあいさつができるようになりました。特に元気にあいさつできた子を計画委員の5・6年生がチェックし、昼の放送で元気よくあいさつができたクラスを発表すると、「よし、明日は、ぼくも大きな声であいさつしよう」と教室のあちこちから聞かれ、大きな励みになりました。
 あいさつ運動をきっかけとして、友達や先生、地域の方に自然に明るいあいさつが交わせるよう期待しています。

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【一宮市立木曽川東小学校】 心を育む仲良しペア活動

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 木曽川東小学校では、4月に低学年と高学年でペアを決め、結成式を行い、1年間ペア活動を行っています。
 ペア遠足やペア読書、運動会のペア競技など様々な活動をペアで取り組み、親睦を深めています。それらの活動を通して、高学年は年下の子へ温かく接する態度を、低学年は自分の将来の姿を学んでいます。先日、ペア遠足でお世話になった1年生が6年生のペアの子にお礼の手紙を書いて渡しました。もらった6年生は大喜び。その様子を見て1年生もニコニコ笑顔になりました。ペア活動をするたびにどんどん仲良くなり、休み時間にペアの教室に遊びに行く姿が見られます。そこでペアの互いの友達とも仲良くなり、更に交流が広がっています。長い休み時間に遊んでいる様子を見ると、学年、男女関係なくみんなで遊ぶ姿が多く見られるのは、何年も続いてきたこのペア活動の成果と言えるでしょう。今後も、ペア活動を進め、子供たちの互いに思いやる心を育んでいきたいと思います。

【新城市立千郷中学校】 ミラクルコミュニティちさと会議

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 この会議は、中学生が「ちさと校区を元気にするために」というテーマで、様々な活動を考えるもので、昨年度から始まりました。会議に参加するのは、中学校からは生徒会執行部、委員長、正副級長です。そして特徴的なのは校区の方の声を聴き入れるために、PTA会長、学校評議員、区長、自治振興事務所員、駐在さんなど大人の方に加え、小学5・6年生にも参加してもらうことです。ありそうでなかった、世代や立場をまたいだ住民みんなで地域を考える会議で、これを中学生が取り仕切ります。
 具体的には、前年度テーマに挙げた「ボランティア活動」「住民運動会」「地域防災」「あいさつ」「ひまわりの輪」活動について、その取組を受けて、今年度どう活動していくかという話合いをグループで行いました。最後には話合いの様子を全体で発表し、情報を共有したり、アイデアを出し合ったりしました。数時間で簡単に答えが出るようなものではないので、この話合いをもとに中学生が委員会や学校全体として、いかに行動に移していくかがこれからの課題であり、おもしろいところです。今年度の生徒会スローガン「一歩〜共につくる千郷〜」にあるように、校区への一歩を踏み出し、中学校だけにとどまらず校区をつくっていくスタートになります。
 生徒の感想「校区の方から中学生がアドバイスを受けたり、中学生が小学生をうまく話合いに入れたり、小学生の子が実現にできそうなアイデアを出したりして、千郷を受け継ぎ、そして引き継いでいくためにある時間のように思えました。」

【西尾市立東部中学校】 生徒会主催「茶摘み集会」

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 「西尾の抹茶」が特許庁の地域ブランドに認定されました。西尾市内の中学生は、毎年茶葉を手摘みして、抹茶作りに貢献しています。今年も茶摘みの時期がやってきました。
 1年生にとっては、初めての茶摘みとなります。多くの生徒が茶摘みをするための準備や移動方法、お茶の葉の摘み方など、わからないことがたくさんあり、不安がつのっている様子でした。
 そこで、全校茶摘みに備え、生徒の意欲を高揚させたり、注意を喚起したりする全校集会が生徒会主催で5月15日に行われました。生徒会役員が演じる茶摘みの一日を想定した場面演技を、時には声を出して笑いながら全校生徒は見入っていました。引き続き、1年生を対象に3年生有志による実際のお茶の枝を使った葉の摘み方講習会が開かれました。手を取り教える3年生、身を乗り出して優しく教える3年生の姿がありました。「茶摘みの仕方がわかりました。3年生の先輩が優しく教えてくれてうれしかったです」と、生徒からの感想がありました。茶摘み集会で、茶摘みの仕方がわかり、先輩との交流も深めることができました。

【豊川市牛久保小学校】1年生を迎える会で

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 毎年、「1年生を迎える会」では、2年生から6年生までの学年が、入学した1年生に喜んでもらおうと、出し物を考え練習し、発表しています。
 今年の6年生は1年生とペアになって障害物リレーを行いました。実行委員を中心にして話合いをし、1年生ができるもので楽しんでもらえるものをと考え、準備しました。6年生だけの練習では、スピードを競い合っていましたが、1年生と行う当日は、練習とは違い、1年生のペースに合わせて走ったり、障害物をくぐり抜ける1年生に「がんばって。」と、声をかけながら一緒に走ったりする姿がありました。4チームの競争で行い、速いチームもありましたが、1年生に合わせているため遅くなったチームもありました。リレーも終わりに近づき、最後に走っている1・6年のペアチームに、全校から自然に拍手が起こりました。一生懸命走る1年生とその1年生に合わせて走る6年生への温かい拍手でした。
 会が終わってから、6年生の子たちが書いた日記には、「1年生の子が楽しかったと言ってくれて、うれしかった。」「1年生の子に喜んでもらえてよかった。」という言葉が幾つも見られました。6年生の上級生としての成長と全校の子供たちの温かさを感じるひとときでした。