【田原市立野田小】「たてのつながり」

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 本校では縦割り班活動を行っています。
 4月の「ニコニコ集会」で1年生を迎え、自己紹介やゲームをしながら班の親睦を深めて活動をスタートします。
 その後、隔週火曜日の昼の休み時間に、6年生が考えた遊びを楽しみます。運動場いっぱいに笑顔と歓声が広がる時間となっています。
 メインイベントは11月の「登山集会」です。学校を出発し、地元のことぎす山を目指します。道中に用意されたクイズを解きながら進み、山頂では「ヤッホー」の声が響きます。下山途中ではロッククライミングに挑戦します。どの班も6年生が初めに下り、不安そうな下級生を励ます姿が見られます。無事に学校に到着するまで、班員を気遣いながら先導する6年生は、本当に頼もしいです。
 この行事には、子ども同士はもちろん、保護者とのつながりも欠かせません。PTA委員さんが事前の登山道作業や当日のチェック場所で、子どもたちの安全をサポートしてくださっています。地域の方も大切に思ってくださる行事だからこそ、44回も続いているのだと感じています。
 縦割り班活動で育っている思いやりの心は、これからも野田小学校の伝統として受け継がれていくことでしょう。 

【稲沢市立稲沢東小】稲東まつり(5年生 福祉)

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 本校では、毎年11月に「稲東まつり」を行っています。1年生を除く全クラスが企画した出し物に、児童が自由に参加できる行事で、みんなとても楽しみにしています。「歴史」「外国語」など、学年ごとに設定したテーマをもとに、準備から当日の運営まで、協力して主体的に取り組みます。参加者は、行きたいクラスを自由に巡り、楽しみながら、テーマに沿った学習を進めることができます。
 本年度、5年生の学年テーマは「福祉」でした。低学年の児童にも福祉について知ってもらおうと、学習したことを生かしたり、関心をもった事柄を調べたりしながら、内容を練り上げていきました。車いすに乗って床に段差があるコースの移動を体験するコーナーでは、移動の大変さや難しさだけでなく、バリアフリーの大切さを身をもって感じてもらうことができました。目や身体の不自由さを疑似体験できるブースでは、普段の生活の苦労や不安な気持ちを分かってもらうことに加えて、声を掛けて助けてくれる人の温もりも伝えることができました。その他にも、点字や高齢者について学ぶことができる企画も好評で、参加した児童は楽しく学びを深めている様子でした。
 「福祉」という、少し難しいテーマに挑んだ5年生の子どもたち。大切なことをわかりやすく伝えようと真剣に考えることで、自身の理解も深めることができる貴重な機会となりました。

地域の方々との交流〜大井米作りプロジェクト〜

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 本校では、10年程前から地域ボランティア「暁グループ」の方々の協力の下、5年生で米作り体験をしています。もみまきから田植、稲刈り、餅つき、しめ縄リース作りと、一年間を通して米作りについて教えていただいています。
 4月、暁グループの方から米作りのお話を聞きました。1粒のもみから3000粒のお米が取れることなどを聞いて、子どもたちの心は一気に「早く米作りをしたい!」という気持ちになりました。翌日のもみまきは、意欲的に取り組んでいました。
 5月、1か月前に植えたもみが20cmほどに伸び、それを田んぼに植えていきました。1か所に3〜5本ずつ間隔を空けながら倒れないように深く植えることを、教えていただきました。田んぼの中は歩きにくく、泥まみれになりながら一生懸命植えました。暁グループの方々に「1列になってね」「まっすぐ植えよう」と声をかけてもらいました。子どもたちは「植えた苗が元気よく育ってほしい」と、大きくなるのを楽しみにしていました。
 9月、ついに稲刈りです。鎌の使い方や刈り取った稲の束ね方、はざかけの方法やマムシが出たときの対処法まで教えていただきました。そして、子どもたちは、鎌を使って稲を根元から切って、2、3束ほど集めて結びました。
 12月、5年生が作ったお米で餅つき大会が開かれました。暁グループの方々には、大会前日の米かしや当日の準備も朝早くから行っていただきました。1〜6年生全校が餅つきに参加し、おいしくできたお餅を味わいました。午後からは、しめ縄リース作りを行い、「暁グループ」の方々へ一年間の感謝の気持ちを伝えました。
 一年間を通して地域の方々に協力していただきながら、実りある学習を進めることができました。子どもたちは、植物や動物の命を頂いて生きていることを感じ、作物を育てる苦労や喜びについて考えることができました。

【稲沢市立稲沢中】伝統を継承する〜「旗手任命式」〜

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 本校では、入学式と卒業式の式次第に「校旗入場」「校旗退場」がある。校旗をもつ正旗手、その前後を歩く副旗手2名の計3名が入学式・卒業式に校旗を掲げて入場し、また退場する。本校の歴史の中で大切な伝統として引き継がれてきたものである。
 学生帽、白手袋、純白の靴を身に付け、堂々と校旗を運ぶ姿は、本校生徒の誇りでもある。2学期の終業式には、旗手の任命式がある。3年生の旗手3名が校旗入場を行い、2年生の新しい旗手の任命の後、3年生から2年生の旗手へ学生帽を渡され、新旗手による校旗退場が行われる。旗手に任命された3名は稲沢中学校の伝統を背負い、緊張と共に誇りをもって旗手を務めている。また、それを見守る生徒たちは稲沢中学校の一員としての自覚を更に深めるのである。
 3年生は自分たちが背負ってきた伝統を後輩たちへ受け渡したという思いを、2年生は自分たちが伝統を背負っていくのだという強い思いを、そして、1年生はいつか自分たちも伝統を引き継いでいきたいという思いを、この旗手交代式は象徴している。旗手の入場や退場の仕方、歩き方、校旗の持ち方などについての引継ぎ文書は一切ない。上級生から下級生に言葉で受け継がれている。教師はそこで立ち会い、見守るだけである。

【岡崎市立常磐東小】気持ちをうまく伝えよう!

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 本校では、日常生活での好ましい人間関係構築のためのスキルを身に付けさせたいという意図から、保健委員会が作った「ひがしっ子すくすくカード」というものを利用しています。児童に身に付けさせたいスキルを月ごとに設定し、その体得を目標とするものです。
そして、11月は、全校朝会において11月の目標である「気持ちを上手く伝えよう」についての説明を保健委員会の子供たちが行いました。

・何でも思い通りにならないと気が済まず、自分の気持ちを友達に押し付けてしまってばかりいると、友達を傷つけたり、友達が自分のそばからいなくなったりしてしまうことがあります。
・友達の気持ちが気になって、なかなか自分の気持ちを伝えることができずにいると、友達に自分の思いがわかってもらえず、心が傷つくことがあります。

 こういった内容のことを低学年も理解しやすいよう、ペープサートを用いたり、教師の小学校時代のエピソード(気持ちを伝えることができず、嫌な思いをしたという失敗談)を紹介したりして、説明しました。そして、11月の「がんばり目標」を、「うれしいときには笑顔で気持ちを表す」、「授業で自分の考えを発表する」、「相手の気持ちを考えながら話をする」の三つの中から選ぶように伝えました。
 子供たちは一週間、自分の気持ちをうまく友達に伝えられたかを毎日チェックしました。
ある6年生の子は、「たまに自分の気持ちをうまく伝えられないことがあったけど、この一週間で自分の気持ちをうまく伝えることは、とても大切なことがわかりました。これからも自分の気持ちをうまく友達に伝えたいです」と今後の生活につながる感想を寄せてくれました。

【豊田市立旭中】サンタクロースは存在するのかな?

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 12月5日(月)の全校朝会は校務主任の話。

 12月と言えばクリスマス。皆さんは、サンタクロースっていると思う?私はいると思う!
 これは『クリスマス ストッキング』というイギリスの絵本。私が以前、ローンを組んで購入した絵本の100冊セットの中の一冊。このセットにはチェコとかルーマニアとか世界の絵本が入っていて、本棚も付いている。
 この絵本は仕掛け絵本になっていて面白い。サンタクロースが家に入ろうとすると煙突がない。でも、よく見るとページに実際に開く「窓」があって、そこは部屋の中(次のページ)につながっている。部屋の中に入ると今度はプレゼントを入れるストッキングがない。でも、やっぱり次のページにつながる「窓」がある、というようになっていて、最終的にはちゃんとプレゼントを渡すことができる。とても夢のあるサンタのお話だ。

 次は『サンタクロースっているんでしょうか?』という本。主人公の8才の女の子バージニアは、お父さんに「サンタクロースっているのかな?」と相談する。お医者さんであるお父さんは、「新聞社にたずねてみれば分かるかもしれないよ」と答える。バージニアは新聞社に手紙を書いた。新聞社の編集長は、その手紙を読んで社説を担当するベテラン記者に返事を書かせたのだが、それがすばらしい!簡単に言うと、「世の中には目に見えないけど存在するものがある。優しさとか愛情とか思いやりとか。そうだよ、バージニア。サンタクロースはいるんだよ!」ということ。以前、小学校に勤めていたときに、ALTの先生にこの話をしたらよく知っていて、私が知っていることに驚いていた。私が考えるサンタクロースとは優しさ。だからいる!みなさんはお父さんやお母さんからプレゼントをもらうけれど、それはサンタクロースからのプレゼント。

【大府市立共長小】二度楽しめる運動会

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 共長小学校では、運動会の予備日も楽しもうと「ペアランチ」を行っています。1年生と6年生ペア・2年生と4年生ペア・3年生と5年生ペアの三つに分かれます。当日は雨だったので、ワークスペースや体育館でお弁当を食べています。お弁当を食べながら、運動会を思い出して、「6年生の組立体操、かっこよかったね」「1年生の玉入れもたくさん入ったね」など、楽しい会話が聞こえてきます。体育館では、3年生と5年生が、身振り手振りを交えながら騎馬戦の話をしています。どうやら騎馬戦の必勝法を3年生に伝授しているようです。3年生は熱心に聞き入っています。こんなふうに、二度運動会を楽しんでいます。

【豊田市立大沼小】町をきれいにしました

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 本校では秋に全校で通学路のごみ拾いを行いました。何気なく歩いていた道ですが、よく見てみるとゴミがたくさん落ちていました。ごみ拾いをしていると、だんだんと笑顔が広がってきました。その理由は下記の感想から見つけることができます。
<児童・保護者の感想>
○思ったよりごみがなくて、ポイ捨てをしている人が少ないことが分かってよかったです。時間がかかったけど、町がきれいになっていくことを思うと、がんばろうという気持ちがわいてきました。クリーン作戦以外でもごみが落ちていたら拾いたいです。(5年生)
○クリーン作戦ではごみが少ないかなと思っていたけど、やってみると意外とごみが多かったのでびっくりしました。だけど、ごみはほとんど取れてきれいになったので、自分が住んでいる地域をきれいにできてよかったです。(6年生)
○ごみを拾ってみて、すごくよかったなあと思いました。拾った後にごみの量を見たら、すごくありました。みんなが拾った後に笑顔だったので、ごみを拾うのは大切だなあと思いました。(6年生)
○クリーン作戦を行ってみて、タバコや焼き鳥の串などを見つけると、とても嫌な気持ちなったけど、ごみを拾うと心がスッキリしました。これからも機会があったら参加し、心もクリーニングしたいです。(6年生)
○クリーン作戦をやってみて、タバコやお菓子の袋などたくさんのごみが落ちていました。ごみは大きな物から小さな物までありました。でも、去年やったときよりもごみが少なくてうれしかったです。私たちがやったらとてもきれいになったので、私もごみを捨てないように気を付けたいです。(6年生)
○ぼくの通学班はたくさんのいろいろなごみがありました。その中にはコンビニ弁当の食べ残しのごみや、手袋のごみがありました。全部拾った次の日にはとてもきれいで、すっきりしたい気持ちでした。これからもきれいにしたいです。(6年)
○はじめは何でこんなにごみがあるのか、どうしてこんなところにあるのかなと少しイライラしましたが、たくさんごみを拾った後を見るときれいになったので、やってよかったなあと思いました。(6年生)
○朝から子どもたちの明るいあいさつが聞こえました。地域のあちこちのごみを拾っている姿は、すがすがしく思いました。何年か前に捨てられたもので、汚れていたごみも拾っていました。地域のために働く子どもたちに元気をもらいました。自分が捨てたごみではなくても、地域のためにきれいにするのは気持ちがいいのでこれからも続けていってほしいです。(保護者)

【岡崎市立六ッ美中】全校集会『小さな勇気こそ』〜校長先生の心の授業〜

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 11月21日の全校集会において、校長先生から、東井義雄さんの『小さな勇気こそ』の詩が紹介されました。この詩を紹介した理由として、「これくらいいいや、とか、もう駄目、と中途半端に満足したり、すぐにあきらめたりすることの多い六中生に、ほんの少しでいいから今より頑張ろうとか周りに気を配ろうという意識をもってほしいと思ったからです」と話されました。
 全校集会の後、各学級でこの詩の感想を書きました。担任がその感想を読んだ後、校長先生は全校生徒の感想に全て目を通され、職員向けの校長通信で数名の生徒の感想を紹介されました。

 「小さな勇気をもっただけで、少し自分に厳しくするだけで、もっと人生得をして楽しくなるのではないかと考えると、ああ損したかもと思いました」(1年)
 「自分のため、人のため、世界や地球のためになるなど、何かの役に立つことをするときにも、『小さな勇気が必要なんだな』と思いました」(2年)
 「どんなかなわない相手や物でも、立ち向かう積極性を意味した詩だと思います。今の六中には積極性がないので、そこを『小さな勇気』をもって積極的になれたらいいなと思いました」(3年)

 校長先生は、次に紹介する生徒の感想に目が留(と)まったそうです。
 「はっきり言って僕は小さい勇気どころか、勇気というものはいらないと思います。そんなものがなくたって、悪魔に立ち向かえる自分をつくるべきです」(1年)

【岡崎市立山中小】「えがおいっぱい」ふれあい会食!

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 本校の道徳教育の重点目標は、「命を尊び、思いやりあふれる『えがおいっぱい』の子ども」です。11月に行った「ふれあい会食」では、学区の方や保護者を大勢招いて給食を一緒に食べました。学区の方から昔の話を聞いたり、子どもたちが自分たちの学校生活を話したりと、笑顔いっぱいの会になりました。昔の遊びを実際に体験し、子どもたちは「意外と楽しかった!休み時間にまたやりたい」と話していました。お年寄りの方々が多く参加していたので、子どもたちは率先してお年寄りの方々の給食の食器を片付けたり、手を握ってトイレまで誘導したりしている子が見られ、心温まる会になりました。

【弥富市立弥富北中】つながるいのち 〜中学生だから知ってほしい いのちの大切さ〜

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 本校では、救命法講習や保健集会などを通して、命について考えさせる活動に取り組んでいます。10月には、全校生徒を対象に保健集会を実施しました。まず、保健委員が命の始まりに関するデジタル絵本の読み聞かせをしました。次に、支えてくれる家族に感謝する「家族へありがとう」の発表を行いました。
 その後、「教えて先輩!」というタイトルで、本校の若手教員が、自分の思春期の体験を交えながら、中学生が命について学ぶことの大切さを伝えました。実体験に基づいた具体的な話は、生徒の心に響いたようでした。年齢が近いということもあり、自分にとって身近な話題として聞けたようです。
 また、ボランティア講師を招き、出産や育児についての話をしていただきました。出産は母親だけでなく赤ちゃんも命がけであること、おなかの中にいる間から周りの人に大切にされてきたことなど、様々な話を聞いて、ふだんは意識しない自分自身の誕生について考える機会となりました。
 今後も取組を継続していき、自分の命も他者の命も大切にできる生徒を育てていきたいと思います。以下は、生徒の感想です。
 
 部活や勉強などで忙しかったときに、「何のために生きているの」「生まれたくて生まれたわけじゃないのに」と思ったことがありました。でも話を聞いて、「私も自分の意思で生まれ、今生きているのだ」と強く感じました。家族に改めて感謝したいです。

【岡崎市立本宿小】思いやりの木

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 12月に、代表委員会の発案で、「思いやりウィーク」という期間をもちました。各クラスで、一人一人が思いやりカードを書きました。それには、友達のすてきなところや頑張っていたところ、思いやっていた行動などを見つけて書きました。
 そのカードをクラスでまとめて、緑の紙に貼り、また、全学級の分を集めて貼り、大きな思いやりの木を作りました。
 1枚1枚見てみると、「困っている友達に声を掛けていてすごいなと思いました」や「私が体調が悪いとき、『大丈夫?』と聞いてくれました」など、友達のいいところをよく見て書けていました。
 それが、児童みんなが見ることができるところに飾られて、その場所を通ることがうれしくなりました。

【岡崎市立竜谷小】学年の垣根を越えた取組

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 本校では、全校児童135名という小規模校ならではの特徴を生かした、学年の縦のつながりのある活動が見られます。5年生が山の学習から帰ってくる際、4年生の子どもたちが「おかえりなさい」と書いた横断幕と共に5年生を出迎えました。それを受けた5年生は、他学年に向けて喜んでもらえることはないかと自主的に考え、6年生が修学旅行から帰ってくる際に階段等に「おかえり」のメッセージを作りました。すると、6年生は、そのお返しに5年生に対して来年度行う修学旅行の「おすすめポイント」を一人一人に贈りました。こうした子どもたちが、自ら考え行動する姿を見て、お互いの思いが通い合うよい機会となりました。今後も小規模校ならではの学年の垣根を越えた相手を思いやる気持ちを大切にしていくことができるよう、支援していきたいと思います。

【大口町立大口北小】なわとび大会

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 本校では12月8日になわとび大会を行いました。この大会に向けて、体育委員会が中心となり、準備や計画から大会運営まで行い、児童の主体性を育んだり、学級の絆(きずな)を深めたりするのに大いに役立っています。各学級は、それぞれに目標と課題をもち、1か月以上練習に励み記録に挑戦してきました。また、5、6年生が1、2年生の練習では回し手を務めたり、助言を与えたりするなど下級生を支援する姿が見られました。更に異学年・学級間交流も盛んに行われ、互いに助言し合い、全校で盛り上がるような取組も行われました。
 大会当日は、「1位を取りたい」「絶対に負けたくない」「大会では学校一になる」「新記録を出したい」「めざせ400回」など、それぞれの目標に向かって、どの学級も一生懸命に臨みました。
<大会を終えて>
○初めの頃は、回数が伸びずにけんかになることもあったけど、話合いをしたり、励まし合ったりするうちにだんだんと数多く跳べるようになりました。本番では、これまでの最高記録が出てみんなで抱き合って喜びました。
○なわとび大会を通して多くのことを学びました。練習を続けること、学級全員の気持ちを一つにすることが大切だと思いました。結果はよくなかったかもしれないけれど、学級全員により強い絆(きずな)が生まれました。

【岡崎市立恵田小】ありがとうチャンスを見つけよう

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 本校には、毎月、「がんばり目標」というものがあります。12月の「がんばり目標」は「ありがとうチャンスを見つけよう」でした。保健室前には養護教諭が作成した掲示がありますが、見るだけではなく、子供たちが、手に触れ、考え、付箋に書きこんで貼るようになっていました。子供たちは、「ありがとうヒント」の袋に入ったカードを手に取り、「こういうこともあるんだね」と話し、家族や友達に対して「〇〇さん、〇〇〇してくれて、ありがとう」というようなメッセージを書いていました。自分に対して書かれたありがとうのメッセージを見つけると、とてもうれしそうで、笑顔があふれていました。
 また、全校集会のときに、校長先生が、「ありがとう」の語源は「有り難し」と話してくださいました。「有る(ある)」ことが「難い(かたい)」ということで、「めったにない」「めずらしくて貴重だ」という意味があります。そして「ありがとう」の反対は「当たり前」だと教えてくださいました。毎日、当たり前だと思ってそのまま過ぎてしまっていることも、実はめったにない貴重なことなのかもしれないということを全校で考えるきっかけになりました。

【あま市立甚目寺東小】「がんばってるねカード」

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 本校では毎年、12月の人権週間に合わせて「あい・あい・あい集会」という集会を行っています。「あい・あい・あい」というのは、「認め合い」「助け合い」「励まし合い」の略です。今年度はテーマを「励まし合い〜やってみよう つなげよう〜」とし、お互い支え合って生活していることを確認し合い、周囲へ気持ちを伝え、更に自分から関わりをもち、支え合っていこうという気持ちを高めることをねらって行いました。内容は図書委員会による本の読み聞かせ、代表者による「がんばってるねカード」の発表、児童会による東日本大震災・熊本地震に関するプレゼンテーション、「あなたにありがとう」の全校合唱が行われました。
 この集会のメインとなる「がんばってるねカード」の発表では、各クラスの代表1名が舞台上で発表を行いました。「がんばってるねカード」とは学校生活の中で、みんなのためにがんばっている友達のことを認めて感謝の気持ちを表すカードのことです。次々と友達の姿を肯定的に捉えた発表が行われ、会場は温かい雰囲気に包まれました。
 また、体育館の壁面には全校児童の「がんばってるねカード」がクラスごとにまとめて掲示されており、集会の後にふれあいペア学年でその掲示物を見学する時間がありました。 ペア学年で見学することによって、高学年が低学年の読めない漢字を読んであげたり、低学年が読みやすいようにだっこをしてあげたりというほほえましい姿が見られました。児童は真剣に他クラスや他学年の「がんばってるねカード」を読んで、「すごい」などと声をあげていました。集会後の児童の感想には、改めて他者の行動を認めるとともに、「○○さんを見習って自分も同じようにがんばりたい」と、これからの自分に生かそうという気持ちが表れているものも見られました。

【豊山町立豊山中】豊山中学校に健康の輪を広げよう

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 2学期の終業式の前に、保健委員会が「聞いてビックリ! けがと睡眠の意外な関係」というテーマで発表をしました。1学期の第1回学校保健委員会で講師の先生にお話しいただいたことをもとに意識の変化などをグラフにまとめました。発表係やインタビュー係の生徒が発表したり、スクリーンに登場したりして活躍していましたが、実は、その裏でプレゼンテーションを作成したり、アンケートを集計したり、その結果からわかったことをまとめたり、部活動の顧問の先生に取材をしたりなど、保健委員会総勢56名が一人一役以上、係を受け持ち、作業を進めてきました。

 委員会の生徒に話を聞くと、「教室で作業をしていたとき、発表後だけでなく、発表前の練習をしていたときなどに、友達や家族、先生から『頑張ってね』『上手だったよ』『お疲れ様』と、声を掛けてもらえてうれしかった」という言葉が返ってきました。また、発表後には皆さんからも「発表がとても分かりやすくて、睡眠をしっかり取ろうという気持ちになった」「保健委員の運動部へのインタビューを聞いて、自分の部活にもストレッチを取り入れようと思った」などの感想が寄せられました。保健委員の頑張りの裏には、周りの人の応援や温かい言葉があったこと、そして、その発表を聞いた皆さんの「やってみよう!」という気持ちが更に高まったことが、双方から伝わってきました。  

 今回の発表を通して、保健委員会の目標「豊山中学校に健康の輪を広げよう」のとおり、健康の輪が更に広がったと実感しました。

【半田市立亀崎中】創立70周年 亀中家族70年の絆(きずな)

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 本校にとって平成28年度は、学校や地域をこれまで以上に深く知り、またそれらの更なる発展を考える年となりました。12月1日、ユネスコ無形文化遺産に登録された『山・鉾(ほこ)・屋台行事』の一つである潮干祭。その舞台となる半田市亀崎にある本校は、登録が決まった翌日から、喜びとお祝いのムードに包まれました。しかし、今年度の喜びはこれだけではありません。今年度、本校は創立70周年という特別な年を迎えました。節目の年のお祝いとして、年間を通して様々な記念行事を行ってきました。その集大成となったのが、10月29日・30日に行われた『高根祭』です。
 文化の部では、本校OBの協力を得、これまでの伝統を知る目的で、亀崎中学校の歴史を振り返る企画を行いました。大変盛り上がったのが、「先輩に話を聞こう」というコーナーです。スクリーンに映し出されたのは、昭和25〜55年度卒業までの広い世代の先輩方。当時のクラス編成や所属していた部活動、学校生活の思い出など幾つかの質問に答えていただきました。67年前の昭和25年は1クラスに55人の生徒がいたことや、現在は存在しない部活動があったこと、戦後で家庭ごとの状況が違うため昼食の時間は家に帰って食べる生徒もいたことなどを知り、思わず漏れる「へぇ〜」「なるほど」の声で体育館がいっぱいになりました。現代に近づくにつれて、徐々に今の自分たちとの共通点が増えていくインタビュ−から、伝統が創り上げられてきた軌跡を辿(たど)ることができ、亀崎中学校をもっと大切にしたいという思いが強まりました。また、先輩方から生徒への応援メッセージもあり、みんなに見守られているのだと実感する企画となりました。
 2日目の体育祭の部では、70周年記念リレーや記念演舞を行いました。本校には、「亀中家族」というスローガンが存在します。亀崎中学校の生徒・卒業生・保護者・職員・地域の方みんなが支え合い、助け合う心を大切にしようというものです。今年度は70年間築き上げてきた伝統の下、亀中家族が一つになったと感じられる『高根祭』になりました。
 これからも本校では、生徒たちが温かい人々に囲まれ、歴史ある地域で育つことに感謝し、恩返しできるような活動を行っていきたいと考えています。

【小牧市立大城小】伝えよう自分の気持ち 知ろう友達の気持ち

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 11月11日(金)に学校保健委員会を開きました。今年度のテーマは「伝えよう自分の気持ち 知ろう友達の気持ち」でした。保健委員会で事前にアンケートを行い、嫌なことを言われたときに強く言い返してしまったり、何も言えなかったりした経験を多くの児童がもっていることなどについて発表しました。
 次に、学校カウンセラーの先生から、「相手に自分の気持ちを伝える」「相手に言えないときは話しやすい人に自分の気持ちを伝えることで、うれしい気持ちは増え、悲しい気持ちは減る」というお話を聞きました。
 そこで、二人ペアとなり、「気持ちの伝え方、聞き方」の実習を行いました。「最近あったうれしかったこと」を話します。「反応しないで聞く」と「顔を見てうなずいて聞く」の二通りの聞き方をしてみます。顔を見てうなずいて聞くと、お互いが自然と笑顔になって、会話も弾み、会場が温かい雰囲気に包まれました。
 翌週には、「きいてきいて週間」を実施しました。帰りの会の中で今日の出来事とそのときの気持ちを、話す役と聞く役に分かれての実習です。相手が聞いてくれると話したいという意欲が高まることが分かりました。これをきっかけに、みんなが毎日ほかほかの気持ちで学校生活を過ごし、笑顔が増えればと思います。

【豊田市立東山小】ヘルシー貯金〜異学年交流や家庭との連携を通して〜

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 東山小学校では、「基本的な生活習慣を身につけ、健康で安全な生活をしようとする子」を目指し、貯金通帳型の生活チェック表「ヘルシー貯金通帳」を使い、健康づくりに取り組んでいます。
 5月の学校保健委員会で、ヘルシー銀行頭取(児童代表)からの話を聞き、6月から、ヘルシー貯金が始まりました。通帳の中は、時間貯金・運動貯金・栄養貯金・歯ぴか貯金・睡眠貯金の5項目に分かれおり、自分で設定した目標を達成したら、各項目に色をぬります。
 項目は、異学年で構成される縦割り班(各学年2名ずつ・合計12〜14名で構成される班。わくファミ班と称する)で決め、取り組んでいます。達成できると、わくファミコーナーにシールを貼ることができ、班で達成できると、たべまるくん(豊田市の食育のキャラクター)と一緒に写真を撮るなどの御褒美がもらえます。この活動を子どもたちは毎回とても楽しみにしています。
 今年度は、10月に、運動貯金の取組として、「親子運動」を全校で行いました。実施日を授業公開日に設定し、御家庭の方に本校に来ていただき、地域の講師を招いて親子でできる簡単な運動を体験しました。場所をとらず、いつでもどこでも短時間に、楽しくできる運動を楽しむことができました。

<児童の感想>
・お母さんと久しぶりに運動ができて、楽しかったです。
・家でも簡単にできそうだから、家族に教えて、一緒にやりたいです。
<保護者の感想>
・子どもと触れ合う大切さが実感できました。
・家の中で気軽にできる運動なので、家族で楽しく、少しの時間でできると思いました。