【みよし市立三好丘中】十周年記念式典

 みよし市立三好丘中学校では創立十周年記念式典を11月5日に行い、生徒はこれまでの学校の歩みを振り返りながら、節目を祝いました。三好丘中学校は平成18年度に、旧三好町の四番目の中学校として開校。入学式にはなかった校歌も1月に完成しました。
 式典では、太鼓クラブが軽快な演奏を披露。前期生徒会長が「丘中生の一人として多くの伝統をよりよいものに発展させ、これからにつなげていくためにはどのようにすればよいか、みんなで考えていきたい」と力強く開会宣言を述べました。
 その後、スクリーンに懐かしい写真や映像を投影し、みんなで十年間の歩みを振り返りました。また、混声二部合唱の唱歌「ふるさと」を、音楽担当が混声四部合唱「ふるさと(丘中バージョン)」に編曲し、全校で合唱しました。美しいハーモニーが会場に響き、来賓、保護者の方々から大きな拍手をいただきました。
 記念講演もあり、戦場カメラマンの渡部陽一さんが登壇。戦地での体験を交え、命の大切さなどを訴えると、生徒は真剣な表情で聞き入っていました。

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【小牧市立応時中】さわやかな挨拶ができる応時中生

 本校では、PTAとともに生徒の登校を見守りながらあいさつをする活動を行っています。あいさつは一日のはじまりです。自然なあいさつが交わされることにより、一日を気持ちよく過ごすことができます。1学期には小牧警察署小牧少年補導委員とともに、生徒の下校時に非行防止を呼びかけながらの活動を行いました。また、11月10日にも学校関係者だけでなく、住みやすい町づくりを目指している「米野さわやか会」と一緒に登校指導を行いました。
 本校では「関わり高め合う授業」を継続しています。生徒が仲間と関わり、共に解決しようとする授業スタイルが生徒に安心感を与えています。生徒の誰もが考えや意見を述べ合う中で、教師は生徒の発言をつなげたり広げたりします。その結果、生徒は安心して自分の思いを伝え合い聞き合うことができるようになってきました。この関わり合える雰囲気があいさつをしやすい環境をつくっています。
 11月16日に実施した本校の公開研究会に参加された市外や県外の先生に、生徒は自然にあいさつをしていました。先生方から、「さわやかなあいさつができる」「温かい、落ち着いた雰囲気である」「生徒が生き生きとしている」「素直な意見が言える」などの御意見を頂きました。
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【東郷町立春木中】地域の名人に学ぶ

 11月8日(火)に、1年生を対象とした「地域の名人に学ぶ」を行いました。文化的な面で特技をもつ方から学ぶ体験を通して、地域の方と交流する行事です。地域の方から教わる学びや体験から、職業人としての生き方を知り、様々な社会的役割や職業について理解することをねらいとしています。
 生徒は、ヨガや茶道、消しゴムはんこなどからなる全11講座の中から一つを選び、受講しました。地域の方の特技に魅了され、少しでもその特技を吸収しようと、真摯(しんし)に取り組む様子が見られました。受講している生徒の顔は、とても生き生きとしていました。この活動を通して、地域の方とのつながりを再確認するとともに、学んだことを今後の生活に生かしてほしいと願っています。

(生徒の感想)
・茶道の作法について、様々な形で学ぶことができました、今までお茶をたてたことがなかったので、お茶をたてる技術、お客様をもてなすしきたりなど、触れたことのない文化や雰囲気を味わうことができ、とてもよい経験になりました。日本の文化のよさを改めて知ることができました。
・今回初めて消しゴムはんこを作りました。とても楽しくて、いつの間にか、時間を忘れて活動していました。講師の先生は40年ほど前から消しゴムはんこを作り続けているそうです。40年もの長い間、ずっと楽しむことができるのも、消しゴムはんこのよいところだと思いました。私も家で消しゴムはんこをたくさん作り、集めたいと思います。
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【津島市立神島田小】 「ふわふわウィーク+(Plus)」で心あったか!

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 本校では、毎年2回、児童会が中心となって人権集会を行っています。集会では、「神島田人権宣言」の下、今の神島田小をよりよくするために全校で取り組める様々なイベントが提案されます。

 今年度の前期人権集会では、「ふわふわウィーク+(プラス)」が提案されました。「ふわふわウィーク」とは、人から言われたときや、自分が使ったときに、心がふわっと優しくなれる「ふわふわ言葉」を積極的に使おうとする取組です。一昨年行ったときよりも期間を延ばし、約二週間行いました。まず各クラスで、今、自分たちがふだん使っている言葉について振り返りました。その後、どのような言葉を使ったら、みんなが気持ちよく生活できるかを、学校内での様々な場面を想定して意見を出し合いました。ふわふわウィークが始まると、それぞれのクラスで出し合ったふわふわ言葉を積極的に使っていきました。「みんなでふわふわ言葉をたくさん使おう」「みんながうれしい気持ちになれるような言葉を使おう」という意思表示をするために、期間中は名札に「ふわふわリボン」をつけました。「ふわふわウィーク+(プラス)」の二週間は、たくさんのふわふわ言葉を使う児童の姿を見ることができました。困っている友達に「大丈夫」と声をかけたり、休み時間に「一緒に遊ぼう」と声をかけたりする姿が見られ、優しい言葉がけをすることができ、心がふわっと温かくなりました。

【稲沢市立大里中】限りあるいのちを生き抜く

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 本校では、「いのちの教育」を核とした総合単元的な道徳学習を実践しています。その一つとして、10月27日(木)に「生き方講演会」を開催しました。講師として鈴木中人さんをお招きし、「いのちの授業〜いのちのバトンタッチ」と題して講演をしていただきました。講演会は学校公開日でもあり、全校生徒及び保護者でお話を聞きました。
 いのちは大事なものだと頭で分かっていても、実感しながら生きているかと言われると心もとない人は多いでしょう。今生きていることがあまりに当たり前すぎて、いのちという言葉の重みが失われつつある今、改めて自分や他のいのちを見つめることが大切だと考えます。
 講演では、「いのちって何だろう」という問いについて、一人一人が深く考える機会となりました。いのちを見つめるキーワードとして、『連続性』『有限性』『偶然性』が挙げられます。そこから、生徒は「自分だけのいのちではない」「感謝する」「支えられている」「一生懸命生き抜く」など、人と関わって生きる上で大事なことに気付くことができました。
<生徒の感想>
・自分が生きている「今日」は、昨日亡くなった誰かが死ぬほど生きたかった「明日」なのだと思い、一日一日を大切に過ごしていきたいです。
・今ある日常を何の問題もなく送れていることに感謝しています。自分を生んでくれた両親に少しずつ恩返しをしていきたいです。今まで支えてくれた人たちがいるから、今の自分があるんだと改めて感じました。
・「いのちは私だけのものじゃない」そう思って、希望をもち、毎日生きていきたいと思います。私もしっかり「いのち」のバトンをつないでいきたいです。

【碧南市立西端中】「ほめほめカード」活動を通して

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 本校3年生は、行事を終えると「ほめほめカード」を作成しています。行事を通して級友のよさに気付き、伝えるためのカードです。級友からの褒め言葉を写真付きのカードにまとめ、感想を書きます。初めての「ほめほめカード」は5月の修学旅行。褒められることに慣れない様子で、渡す方ももらう方も照れている生徒の姿が多く見られました。3度目の「ほめほめカード」は10月末の文化祭。どの学級も最高の合唱を目指し取り組んできたので、褒め言葉も感想も心のこもったものばかりでした。
<褒め言葉>
・ソロの練習を一生懸命練習していてよかった。ありがとう。ネガティブな発言をしながらも結局はすごくうまく歌っていたし、クラスの思いが歌に入っていたような気がした。
・クラスで一番大きな声を出していて、とてもがんばっていたように見えました。
・級長として楽しくクラスをまとめていたことがすごいなと思った。まとまりのないクラスをここまで成長させたのは○○くんのおかげでもあると思います。
<カードを読んだ後の感想>
・最初はただのパートリーダーなのにみんなの前に出て指示していいのかなと不安に思っていたけれど、「指示を出してくれてありがとう」や「クラスを引っ張ってくれてよかった」と書いてもらえたので、やってよかったです。

 人は誰でも、褒められるとうれしくなります。うれしい気持ちをもった人は別の人を褒めるようになります。「ほめほめカード」をきっかけに、周りの人のよいところに気付ける生徒を増やしていきたいです。

【刈谷市立刈谷東中】プリキュー精神を生かして〜WAFCA支援活動〜

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 刈谷東中学校の校訓は、「プリキュー精神」です。これは、プリーズ・サンキュー・エクスキューズミーを合わせた造語で、昭和43年に制定されました。この伝統ある校訓の精神を受け継ぎ発展させていこうと、毎年生徒会主催の「校訓制定集会」を行っています。
 校訓を生かした活動として、生徒会からの呼びかけで、新聞紙・アルミ缶などの資源回収活動や、毎月1回土曜日の朝に通学路清掃を行うプリカン(プリキュー精神で環境美化)活動など様々なボランティア活動を行っています。また、地域貢献活動の一つとして、資源回収の収益金の一部を地元のNPO法人WAFCA(アジア車いす交流センター)に寄附し、東南アジアの子どもたちの支援活動に協力しています。贈呈式では、支援活動の様子のお話を聞きました。毎年、感謝のお便りも頂いています。
 今後も、いろいろな場面で「プリキュー精神」を発揮していきます。

【江南市立門弟山小】「お互いが気持ちよく過ごすために−リフレーミングの技の習得−」

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 言葉の使い方一つで嫌な気持ちになったり、けんかになったりすることがあります。相手を傷つけるような言葉ではなく、お互いが温かい言葉を使うように意識させれば、お互いに認め合い、励まし合える児童が増えると考えました。7月に6年生2学級の学級活動で「ネガティブな言葉」を変換して「ポジティブな言葉」に変える「リフレーミング」という技法を学ぶ授業を実施しました。例えば、「自分勝手」は「自分の考えをしっかりもっている」、「しつこい」は「粘り強く諦めない」というように聞いていて気持ちのよい言葉に変換することができました。児童は友達の気持ちを尊重したり、相手の短所を長所として認めたりする言葉の変換方法の価値を実感していました。
(児童の感想)
・「『短所は長所のうらがえし』のように、言い方によって感じ方が全然違うと思った」
・「その子の短所を長所にかえる『リフレーミング能力』をもっと役立てたいです」
・「これができれば大人になっても役に立つと思いました」
・「自分で気をつけるだけでなく、他の人がよくない言葉を言っていたら注意したい」

【常滑市立西浦南小】なかよし活動を通して学ぶこと

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 本校は全校児童140人の全学年単学級の小規模校です。しかし、小規模校だからこその活動ができるという点がいいところでもあります。本校ではなかよし活動と称して、縦割り班による異学年間の交流をしています。1年間を通してペアの児童と活動を共にします。上級生は自主性・指導力・思いやりの心を、下級生は上級生から学ぼうとする態度を育てることをねらいとして行っています。なかよしグループ(4色8グループの縦割り班)を組織し、6年生が色グループのリーダーとなって活動します。
 主な活動内容は、毎学期数回、大放課にリーダーを中心に遊びを考えて各グループで遊びます。その他にも、4月−よろしくの会、5月−なかよし遠足、6月・11月−なかよし読書、7月−七夕集会、10月−運動会でなかよしグループ対抗種目などです。そして、今年度より学期に1回、なかよし給食と題して、グループごとに給食を一緒に食べる活動も始めました。

 この活動のねらいにあるように、上級生は下級生に対して思いやりの心をもって接しています。例えば、ドッジボールなどのボールを使っての遊びでは、ボールを上級生が捕っても、1年生にボール渡して投げさせてあげたり、鬼ごっこではスピードを落としたりして下級生と一緒に楽しめる雰囲気を上級生が作っている姿をよく見かけます。ルールも1年生が分かりやすいように言葉を選んで説明をしています。上級生は今までの先輩たちが、自分たちが下級生のときにしてもらったことをよく覚えています。その経験を基にして、上級生になった今、下級生に楽しんでもらうことを喜びと感じて活動をしています。
 自分たちの学年だけでなく学校全体で、みんなで楽しむことができています。新たな活動を増やしながらも、今までの活動を今後も継続していきたいと思います。

【弥富市立十四山東部小】小さなリクエスト

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 本校では、今年度図書委員会活動の一つとして、1学期に「雨の日読み聞かせキャンペーン」を行いました。2限放課と昼放課に雨が降った日は、絵本を多く置いてある「メルヘンルーム」で、図書委員が読み聞かせを行う活動です。このキャンペーンは2学期には行っていませんでした。ところが、ある日、6年図書委員の児童が、まんざらでもない様子で担当教師に伝えてくれました。1年生の児童が、6年生の図書委員に「また、読み聞かせしてほしいな・・」と言いに来たそうです。その児童は、教師だけでなく高学年のお兄さんやお姉さんに読んでもらえることを楽しみにしていたのです。当初、活動がうまくできるかどうかに不安を感じていた図書委員児童に、小さな喜びを運んでくれたようでうれしくなりました。彼からは、「また、やろうかな」という言葉と笑顔がこぼれていました。     
 本校は、縦割り班(全校を16班に分ける)活動を長く続けていることもあり、行事等を通して他学年との交流が活発です。しかし、このような形で、個々のつながりがあることを知り、とても温かい気持ちになりました。これからも、児童会や委員会主催の活動を続け、よりよい学校生活・集団生活の充実につながる十東っ子の輪を広げていきたいと思います。

【豊田市立井郷中】「WE LOVE いさと」活動

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<愛校心、郷土愛を育むボランティア活動>
 井郷中学校では、「WE LOVEいさと」活動を進めるに当たり、地域は中学生にどのような活動を期待しているのかを考えて、生徒の主体的な活動を行っています。各委員会で中学生ができる地域貢献ボランティアを考え、参加者を募集して活動を続けています。

<6月>
 環境委員会が「Let’s Walkゴミ消滅運動」と称して、朝、自分の通学路のゴミを拾って学校に登校しようと、全校生徒に呼びかけ、実施しました。
<7月>
 環境委員会が第2回「Let’s Walkゴミ消滅運動」を行いました。地域の公園や施設、学校の西に流れる水無瀬川のゴミ拾い活動を呼びかけ、1回目を上回る数の生徒が自主的に参加しました。また、同日には、美化委員会が「トイレクリーン活動」を呼びかけ、多くの生徒が校内のトイレの汚れを磨き、きれいにしました。
<9月>
 園芸委員会が交流館で行われる成人式を飾る花づくりボランティアを全校生徒に呼びかけ、多くの生徒が参加しました。また、図書委員会が交流館の図書室に出向き、図書の整頓作業を行いました。第2回「トイレクリーン活動」を開催しました。
<10月>
 井郷ふれあい祭り(井郷交流館祭)では、オープニングを飾る井郷太鼓の演奏を行い、会場を盛り上げました。また、100名近くの中学生ボランティアが参加し、受付や模擬店のお手伝いをしました。交流館と委員会が相談して、中学生ブースの出店もしました。3R委員会は使用済みエコキャップを使っておもちゃをつくるブースを、福祉委員会は、牛乳パックを利用して竹とんぼのおもちゃをつくるブースを出店しました。どちらもにぎわい、地域の子どもたちに喜ばれました。

 今後も、校内のボランティア活動とともに、地域の一員として多くの人に喜んでいただける活動を続け、愛校心・郷土愛を深めていきます。

【愛西市立佐屋西小】水墨画を学びました

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 本校では、毎年秋に、水墨画家の先生を講師に招き、6年生を対象に水墨画教室を行っています。水墨画と聞くと、室町時代に活躍した雪舟の名を思い出します。水墨画を通して、日本の伝統文化に触れることができるこの時間を、子どもたちは多くの発見をしながら楽しく過ごしました。以下は、水墨画教室を終えた児童の感想です。

<児童の感想>  
 ぼくは、水墨画という日本の文化を通して驚いたことがあります。それは、墨は菜種などの油を燃やしたすすから作られるということです。墨を作る人の苦労がたくさんつまっていると思うと、本当に大切に使いたいと思いました。実際に、墨で絵を描いてみると意外に難しかったです。表現できるのが黒だけなので、色の違いをうまく表すことがなかなかできません。でも、何度も描くにつれて墨の濃さをうまく加減することができるようになりました。立体感を出すことは何度やってもうまくいかなかったので、次回は立体感を出せるようにしたいです。今回の水墨画教室を通して、水墨画の伝統を守っていきたいと思いました。習字道具に入っている様々な物を作ってくれた人に感謝をし、これからも大切に使いたいです。

【半田市立亀崎小】亀っ子防災隊の活動

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 亀崎小学校では、学校や家庭、地域の防災意識を高め、学年や学級の中でリーダーとして活躍できるように4〜6年生の有志の児童で「亀っ子防災隊」を組織しています。本年度は44名の児童が参加しています。亀っ子防災隊の活動は、主に見学・研修と体験活動に分けられ、防災センターの見学、地域の防災訓練などへの参加、防災畑の水やりなどを行っています。
 今年、新たな取組として、地震・津波発生の際、在住する方の避難が完了したことを知らせる「避難済札」、まだ家族が屋内にいることを知らせる「要救助札」を作製しました。防災隊員は夏休みに登校し、一枚一枚手作りしました。
 そして、10月22日土曜日、防災隊員は自主防災会の方や教員とグループを作り、地域の高齢者のお宅を一軒一軒回って、災害時に安否を知らせる2種類の札を154軒に配付しました。「説明するときはドキドキしたけれど、『ありがとう』『ごくろうさまね』と笑顔でお礼を言われてうれしかった」との声が参加した児童から聞かれました。

【豊橋市立二川小】たくさんのありがとうの手紙「2年の実践より」

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 道徳の時間に「ありがとうをつたえよう」をテーマに、学校生活の中でお世話になっている人に、手紙を書きました。仲良しの友達、先生など…手紙を書きたい人はたくさんいるようで、用意した100枚以上の紙が、あっという間になくなってしまいました。子どもたちに誰に手紙を書いたか聞いてみると、地域の方々に手紙を書いている子どもたちが多く、驚きました。登下校の際、優しく見守ってくれている「見守り隊」の方。朝の時間に読み聞かせをしたり、傷んだ本を修理してくれたりする「図書ボランティア」の方々。自分たちは地域の多くの方々に助けられているということが、子どもたちなりに分かっているのだなあと感心しました。現在は、地域の方々にどうやって手紙を渡そうか作戦を立てています。

【岩倉市立岩倉東小】多文化共生の学校を目指して

 岩倉東小学校は、年々外国にルーツをもつ児童の割合が増加し、現在は55%となり国際色豊かな学校になっています。初めての日本で、日本語が全く話せない児童も少なくありません。日本語が話せない児童は、ブラジル人講師と日本語担当者が協力して校内にある学校生活適応指導教室で、週20時間の集中初期指導を約1か月行い、学校のきまりや生活に必要な会話を教えています。子どもたちはまるでスポンジのように吸収力が速く、語彙を増やし、片言の会話ができるようになっていきます。
 今年は外国の文化や習慣を知り、互いを尊重し、外国人児童・保護者から学ぶことができないだろうかと考え、土曜授業公開で国際理解イベント「エスペランサ(希望)の会」を企画しました。
 高学年(5・6年生)の授業参観では、外国にルーツをもつ大学生を招き、大学生活の様子や将来の夢について学びました。特に苦労した経験談には多くの児童がうなずいて聞いていました。
 全校児童と保護者が万国旗に飾られた体育館に集い、「エスペランサの会」第1部が開催されました。最初に2名の外国人児童が「東小学校では外国人に対する差別がなく平等で学校生活が楽しい。将来、日本とブラジルのためにがんばりたい」と意見発表をしました。次に、校長・教頭のブラジルやサウジアラビアで過ごした体験談の発表がありました。その後、お誕生日の歌をポルトガル語で歌い、10月生まれの人を祝福しました。第2部は、外国人保護者を中心に焼いていただいたシュラスコ(焼き肉)、ポテトサラダ、パンを頂き、楽しく会食しました。心もお腹(なか)も幸せな一日になりました。 
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【碧南市立棚尾小学校】福祉実践教室

 10月27日(木)に5年生(97名)は、「ふだんの くらしの しあわせ」をテーマに福祉実践教室を行いました。講師をお招きして、車いす、車いすダンス、視覚障害者ガイドヘルプ、点字の体験をしました。障がい者の体験を通して、「障がいを持つ人が困っていたら、助けてあげたい」「同じ人だから、障がい者を差別しないように接したい」など障がい者理解が大いに進み、思いやりの心を育てることができました。 
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【新城市立八名小】 毎年続く心のキャッチボール

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 10月半ば、スポーツの秋真っ盛りの中、毎年恒例のグラウンド・ゴルフを楽しむ会が催されます。運動場に10ホールずつ2コースが設営され、グラウンド・ゴルフ場ができあがります。これは、すべて地元のグラウンド・ゴルフ協会の方のご尽力によるものです。
 3〜6年生の児童が5、6人の縦割りグループに分かれ、ホールをまわります。グループには一人ずつ協会の方がつき、ボールの打ち方、ねらうコツ、スコアのつけ方などを詳しく教えてくれます。前半を終了する頃には、要領よくプレーできるようになり、会話もはずみます。「たつやくん、次はホールインワンをねらえるぞ」、「山本さん、このホールは何打で打てばいいの?」
 昼食は、お世話になった協会の方を囲んでの会食です。自分たちのおじいさん、おばあさん世代よりも年上の方が多いのに、みなさんお元気なので、子どもたちはびっくりしていました。「ありがとうございました。また、来てください」の子どもの声に、「はいはい、楽しかったよ。またね」と笑顔を返してくれました。児童とグラウンド・ゴルフ協会の方々との心のキャッチボールはこれからも続きます。

【瀬戸市立水野小】  小さなことからコツコツと

 本校では、児童会と美化委員会が協力し、「小さなことからこつこつと」を合い言葉に、毎月第1水曜日・木曜日にアルミ缶回収に取り組んでいます。回収日になると、たくさんの子どもたちがアルミ缶を入れた袋を持って登校し、委員会の児童に手渡したり、自分で缶をつぶして回収用の袋に入れたりしています。
 アルミ缶は、リサイクル性が高く、何度でもアルミ缶に生まれ変わることができます。そこで、委員会の児童が中心となり、アルミ缶が回収されれば、エネルギーの節約、資源の有効利用、ごみの減量などにつながることなどアルミ缶回収の意義を、手紙で全校児童に伝えたり、放送で呼びかけたりしています。本年度は、美化委員会の子どもたちが回収率を上げるための方法について話し合い、協力をした子は、自分のクラスにシールで貼ることになりました。「毎月、持ってきているよ」「今日も明日も持ってくるよ」などと子どもたちにも好評で着実に回収率が上がっています。
 アルミ缶回収を通し、リサイクル活動に参加することで、ものを大切にする心、上手に生かす心を育み、将来、持続可能な循環型の社会を目指し活動できる子の育成を目指しています。 
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【高浜市立高浜中】高中祭2016「高中図鑑」

 10月24日(月)に、本校の文化祭である「高中祭」が開催されました。本校では、生徒会が中心となり、毎年スローガンを決めて文化祭を行っています。今年度は生徒会スローガンである「躍進〜つながる心 つながる意志 つながる高浜中学校〜」をもとに、文化祭を通じて、どうすれば高中生同士がもっとつながることができるかを生徒会メンバーが意見を出し合い、「高中図鑑」というスローガンに決まりました。未完成の高中図鑑に、高中生の新たな一面を載せ、みんなで共有することでつながりを広げていこうという思いが込められています。また、毎年スローガンをモチーフにした看板作りを行っており、今回は「みんなの知らない自分の好きなものや得意なこと」を全校の一人一人が寄せ書きをして、大きな看板を作りあげました。
 高中祭では、吹奏楽部の演奏やハンドクラフト部によるファッションショーなどの文化系部活動の発表、市代表のブルネイ派遣団の体験発表、学級旗コンテスト、有志によるステージ発表が行われました。学級、学年だけでなく、学校全体で仲間の新たな一面を知ることでつながりを深めることができ、心に残る文化祭になったと思います。高中祭での経験や仲間とのつながりを、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。
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【岩倉市立曽野小】盆点前披露

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 本校では、インストラクターの方々を講師に迎え、6年生全員を対象として、盆点前講習(お茶・お花)を行っています。その後、おもてなしボランティアを募集し、夏休み中の3回の練習会を経て、10月に行われる老人会や作品展で腕前を披露しています。浴衣で身を包み、学んだ礼儀作法を披露し、お客様に抹茶を振る舞います。
 伝統文化の継承とおもてなしの心をもって、お客様に接しているので、毎年好評を頂いています。