【知多市立つつじが丘小】ユメセンサーキット2016

 今年度、ユメセンサーキット2016に応募し、全国で8校の開催校に見事選ばれました。ユメセンサーキットとは、サッカーJリーグの選手や元オリンピック選手など、アスリートを「夢先生」として小学校に派遣し、5年生で授業を行うものです。

 この日の夢先生は、元新体操選手(北京オリンピック代表)の稲垣早織さんでした。小1から新体操を始め、中学校では、練習ばかりで友達とも遊べず、修学旅行も合宿で行けませんでした。しかし、応援されていることを心の支えとし、夢のオリンピックに出場したいという強い気持ちで練習を積み重ねました。高2でフェアリージャパン〈オリンピック代表団体チーム〉の一員となり、毎日の練習づけの集団生活を4年間続け、北京オリンピック団体総合10位となりました。この人のすばらしさは、オリンピックで燃え尽きることなく、その後も、全日本で団体2連覇を果たすなど、『好きだという気持ちをもち続けて努力し、目標をつかみ取った』ところだと思いました。
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【愛西市立佐屋小】1学期を振り返って

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 本校では、各学期の節目となる終業式や修了式に、各学期ごとの振り返り活動として、各学年の代表児童による発表を行っています。1学期の終業式は、3・5年生の代表児童が発表をしました。
 3年生の代表児童は、1学期で3つのこと(水泳・音楽のリコーダー・書写の毛筆)ができるようになって、うれしいという気持ちと2学期もがんばりたいという決意を発表していました。5年生の代表児童は、1学期で心に残った三つのこと(図書委員会・キャンプ・クラブ)について学んだことを振り返り、2学期もさらにがんばりたいという決意を発表しました。
 今後の予定では、2学期の終業式に1・6年生の代表児童が、3学期の修了式では、2・4年生の代表児童がそれぞれ発表する予定です。全校児童の前で発表する代表児童だけでなく、それぞれの児童についても、代表児童の発表を聞きながら、自分の成長について振り返るためのとてもよい機会となっています。

【日進市立竹の山小】人権の花運動

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 小さな命を大切にする優しい気持ちを育む「人権の花運動」に取り組みました。

 7月4日(月)の朝会に、日進市の人権擁護委員の方々をお招きし、「人権の花運動」の意義などについて全校集会で話をしていただきました。特に心に残ったのは、人権擁護委員の方が紹介してくださった「種をまこう」という詩です。静かに聴き入る子どもたちの表情が印象的でした。次に、名古屋法務局の方からは、人権の輪を広げるメッセージボードを頂きました。朝会には「人KENまもる君」も登場!子どもたちの笑顔と視線が、一瞬にして「人KENまもる君」に集まりました。

 さて、いよいよ花の苗を植えます。「竹小タイム」という25分の休み時間に、環境・緑化委員と6年生のボランティア約20名が、人権擁護委員の方々とともに作業しました。とても暑い日でしたが、みんな一生懸命活動し、120本の苗をプランターに植えました。水をたっぷりかけて作業終了!
 昇降口の前に並べられた花が、毎朝、登校する子どもたちを出迎えてくれます。

 その10日後、「花贈呈式」を行いました。セレモニーには隣接する北部保育園から年長組の園児37人が来校し、環境・緑化委員会の代表児童が花の苗を贈りました。本校と北部保育園の両方で、「種をまこう」の詩の通りに子どもたちの「笑顔」という名の日を浴びて大きく育ってくれることでしょう。

【豊橋市立玉川小】最高学年らしく!思いやりの心をもって

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 4月、6年生としての初仕事は、たてわり班の班長として、のんほいパークでのたてわり遠足を成功させることでした。入学したばかりの1年生を連れ、他学年の子にも声をかけながら歩く姿に、最高学年としての自覚を感じました。遠足は、みごと、大成功を収め、自信をもってたてわり活動に取り組むことができるようになりました。

 「先生、今日は、雨の日だから、1年生の教室に遊びに行ってもいいですか?」退屈な雨の日。1年生を楽しませてあげようと、カルタやジェンガなどの遊び道具を持って遊びに来た6年生に1年生は大喜び。はじけるような笑顔で夢中になって遊びました。もちろん6年生もとびきりの笑顔です。「また来てね」の声に大きくうなずいていました。

 1年生と関わる活動を通して、相手意識をもって行動できる子が増えてきました。6年生から広がる思いやりの輪が、玉川小学校全体に広がり、笑顔の絶えない学校になることを願っています。

【刈谷市立朝日小】ペア交流による読み聞かせ

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 本校では、読書に親しみ、豊かな心を育てるために、6月に図書館祭りを設定し、読書郵便やブックビンゴなど、子どもたちが楽しみながら読書に親しむ工夫をしています。その中の一つの活動として、兄弟学級でペアを組み、読み聞かせを行っています。6年生と1年生、5年生と3年生、4年生と2年生がペアとなり、読み聞かせをします。読み聞かせを通して、多くの本と触れ合うと同時に、兄弟学級として親交を深めていくのに大切な活動となっています。

 高学年のクラスでは、ペアの子を思い浮かべながら本を選んだり、クラスの子を低学年に見立てて読み聞かせの練習を行ったりして、準備を進めてきました。いつもは本をあまり読まない子も、担任にうれしそうに「先生、もう本を選んだよ。この本なら喜んでくれると思うんだ」と話している姿が印象的でした。読み聞かせ当日も、欠席した友達のために「先生、私がペアの子を二人見ます」と言ったり、声色を工夫して読んでいたりする姿に高学年の頼もしさを感じました。ペアの低学年の子も、「また読んでほしい。楽しかった」と言いながら自分の学級に戻っていく姿が見られました。

 これを機に、兄弟学級の活動を活発にし、相手のことを大切にしながら思いやる気持ちを育てていきたいと思います。

【江南市立布袋小】“ほてっこ”の生活目標

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 本校では、児童のことを“ほてっこ”と呼んでいます。ほてっこには、「み」「そ」「あ」「じ」「は」という5つの生活目標があります。

 「み」身支度・整とんができる子
 「そ」掃除がしっかりできる子
 「あ」あいさつが元気にできる子
 「じ」時間を守ることができる子
 「は」話を丁寧に聞くことができる子

 今年度はレベルアップをして、「み」は、身支度・整とん、「そ」は、掃除はだまって、「あ」は、あいさつは目を見て、「じ」は、授業の始まりをぴったりと、「は」は、話は目を見て、を目標に取り組んできました。4月は、1年生を迎える会でクイズにチャレンジし、入学してきた1年生とともに、全員で確認をしました。
 1学期は、「み」では、トイレのスリッパそろえや掃除道具の整とんがしっかりできました。「そ」では、15分間黙って静かに清掃に取り組む「黙掃(もくそう)」に取り組みました。「あ」では、ほてっこの卒業生が、毎月あいさつ運動で校門に立ち、朝から笑顔と元気な声が響いています。「じ」はチャイムぴったりに授業が始められるよう、次の授業の準備をして休み時間に入ります。「は」は、話す人は聞く人に向かって話し、聞く人は話す人におへそを向けて聞くことを意識しました。
 布袋小学校では、2学期も「みそあじは」の5つの生活習慣を守って、明るく健やかな“ほてっこ”を目指していきます。

【豊橋市立南陵中】社会を明るくする運動

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 南稜中学校では「南稜train〜終着駅は相手の心〜」を本年度の生徒会目標とし、相手の心に届くあいさつを目標に様々な活動に取り組んでいます。7月13日には、4小学校区の主任児童委員、保護司の方々とともに「社会を明るくする運動」の一つとして朝のあいさつ運動を行いました。400人を超える生徒がボランティアで参加し、朝からさわやかなあいさつが響きました。

 生徒たちからは、「友達が笑顔であいさつを返してくれて、あいさつが友達に届いたことがうれしかった」「相手の目を見て、気持ちをこめて笑顔であいさつをすると、自分も相手も気分がよくなると感じた」といった感想が聞かれました。参加してくださった地域の方々、生徒、教職員ともに笑顔あふれるあいさつ運動となり、あいさつの力を改めて感じることのできた活動となりました。

【豊川市立一宮中】みんなと生きる、ひとりで生きる、スマホ時代の友達とのコミュニケーション術

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 5月21日(土)に、本年度、一回目となる「学校の日」が開催されました。市内小中学校が一斉に学校を公開する催しです。小学校は午前中、中学校は午後に、それぞれ授業や各校の特色ある活動などを公開したり、保護者や地域の方とともに活動したりします。本校は授業公開を行った後、体育館で講演会を行いました。
 「学校の日」の講演会では、岐阜大学教授 近藤真庸(まさのぶ)氏をお迎えし、お話をうかがいました。「レム睡眠」「メラトニン」「ブルーライト」などのキーワードをもとに、「8時間寝るために、どういうふうに一日を過ごすか」をイメージし、具体的に「生活時間割」をつくってみようと投げかけがありました。また、友達づくりに心を擦り減らすよりも、
「自分の時間をもち 自分らしく生きる」
「一人になることの大切さ」
「憲法第13条個人の尊重」
といった話もありました。
 そして、心にしみる思い出のみっちゃんの話から「みんな幸せ、だから幸せ」「人生、どちらに転んでも吉」と教えていただき、最後には『JUST FOR TODAY』の熱唱を聴かせていただきました。小学生時代の友人との悲しく切ない思い出や自身のこれまでの経験をもとにした、心温まる内容のお話でした。
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【北名古屋市立西春中】エコ環境維持活動を行いました

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 本校は平成17年度から20年度にかけて、環境省の「学校エコ改修と環境事業」のモデル校として、校舎のエコ改修が行われました。校舎のエコ改修により、緑化された校舎屋上では、「青空給食」を実施し、学級ごとに芝生の上で楽しく会食する機会を設けています。また、休み時間にはウッドデッキを生徒に開放する生徒会の企画もあり、爽やかな風を浴びながら気分転換を図る機会にもなっています。このすばらしい環境を維持するためにPTAの組織にエコ環境委員会を設置し、環境の維持に努めてきました。

 今年は、8月1日(月)の1回目の出校日に、エコ環境委員が中心となってエコ環境維持活動として、PTA、生徒、教職員の約250名で、除草作業を行いました。多くの参加者により、生い茂った雑草が取り除かれ、学校がきれいになりました。参加した生徒は、全員がボランティアであり、暑い中で1時間程度黙々と除草作業に励んでいました。生徒たちが母校を愛する気持ちを育みながら、これからも地域・生徒・教職員が一体となった学校を目指していきます。

【豊明市立栄中】壮行会

 本校は、部活動が大変盛んに行われています。各種大会で日頃の練習の成果を発揮し、優秀な成績を収めて多くの表彰を受けるなどの活躍をしています。数ある大会の中でも、中学校総合体育大会愛知地区支所大会は特別です。豊明市、東郷町、日進市、長久手市の4市町の中学校が参加をしている大会で、勝ち進んだ部活動は、愛日地区大会、更に県大会へと進んでいきます。3年生にとっては、最後の大会であり、正にこれまでの活動の集大成となる大会です。

 今年も大会直前に、1年生が中心となって企画、運営を行った壮行会が開かれました。会場の体育館に部活動ごとに選手が入場してきたときには、盛大な拍手で迎えられました。各部活動の選手によって、順番にデモンストレーションが行われました。大会に向けての思いが大きな声で発表されたり、技が披露されたりしました。運動部の16のデモンストレーションの後、吹奏楽部によるデモンストレーションが行われました。東尾張吹奏楽コンクールに向けての意気込みが披露されました。どの部活動のデモンストレーションからも、大会やコンクールに向けての熱い思いが伝わってきました。その後、選手代表による力強い選手宣誓があり、続いて1年生の出番となりました。1年生全員が舞台に集まり、力一杯のかけ声による応援パフォーマンスが行われました。また、「SAKAE 完全燃焼」と書かれた横断幕も披露されました。大会に出場する選手の写真や1年生一人一人の応援メッセージが載せられており、すばらしいものでした。最後に全校生徒で応援歌を歌いました。

 応援される方の選手にとっては、大変励みとなりました。また、会を大成功させることができた1年生は、達成感をしっかりと感じることができたと思います。
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【岡崎市立秦梨小】思いやりあふれる縦割り班活動

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 秦梨小学校は、全校児童52人の小規模校です。通常の年は低・中・高学年に分かれての春の仲良し遠足でしたが、今年は全校で道根往還という道を通り、東公園を目指しました。「はだなしふるさとカルタ」に「昔の道だよ 尾根道を行く道根往還」とあるように、木の根が張り出したでこぼこの道でした。

 全校が縦割り班で歩きます。6年生が班長を務め、1〜5年生を合わせて6、7人の班です。8つの班に分かれて行動しました。6年生と1年生が手をつなぎ、1年生のペースに合わせて歩きました。クモの巣や尺取り虫を6年生がそっと取っていました。大変なでこぼこ道でしたが、心優しい6年生の気遣いで安心して歩くことができました。「自転車が来るよ。右に寄って」などと声を掛け、6年生としてみんなをリードすることができました。その姿は、頼もしく見えました。
 このような思いやりの心は、縦割り班での外庭掃除活動や通学班での登下校の場でも培われていると思っています。

【安城市立安城西中】縦割り団交流〜黒板メッセージ〜

 安城西中学校では、3年生の修学旅行、2年生の職場体験学習、1年生の自然教室が終わったときに、「黒板メッセージ」が書かれています。

 3年生の教室には、1、2年生の有志による「修学旅行おかえりなさい」のメッセージ。1、2年生の教室には、3年生が手分けをして「自然教室おかえりなさい」「職場体験学習お疲れ様」のメッセージが黒板いっぱいに書かれます。

 それぞれの行事を終えて帰ってきた生徒たちは、朝から、ちょっとうれしい気分でメッセージを読みます。力作のメッセージは1時間目が始まる前には消されてしまいますが、生徒たちの心の中には先輩や後輩の温かい気持ちが残っています。こうして、全校の気持ちが少しずつ通じていき、2学期の行事への盛り上がりにもつながっていくのです。
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【犬山市立今井小】ツバメの営巣調査

 今井小学校は、豊かな自然に囲まれ、四季を通して様々な渡り鳥や留鳥が見られます。学校の玄関を入ると、幾つもの鳥の剥製(はくせい)や鳥の置物があり、「鳥の学校」として知られています。年4回の探鳥会を始め、鳥検定を実施したり、巣箱を作って設置し、鳥の餌付けをしたり、観察をしたりしています。 

 「ツバメの営巣調査」は、昭和52年より実施しています。3年生以上の児童が、PTAボランティアの方とともに、今井地区の全戸を訪問して、ツバメの営巣の様子を聞き取る活動です。毎年、楽しみにしていただいている方もあり、地域の方との触れ合いの場ともなっています。家の戸口に隙間を空けて、ツバメが営巣しやすい環境にするなどの配慮をしている家庭も多く、地域の方の温かい理解と協力に支えられて調査が続いています。 今年も、調査やまとめの活動を通して、子どもたちは野鳥保護や地域の自然環境への意識を高めることができました。
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【高浜市立高取小】くまもん募金

 熊本地震で被災した方々のために「くまもん募金」を行いました。

 4月に起こった熊本地震では、多くの方々が被災しました。現在も避難所で生活している方もいますし、復興はまだ道半ばです。わが校の職員の中に、今回の地震で大きな被害を受けた熊本県益城町に実家がある職員がいます。その職員が中心となり、「とにかく熊本を応援しよう」との趣旨で、4月22日(金)より翌週の4月28日(木)まで、全校児童を対象に「くまもん募金」を行いました。児童会のメンバーが、昼の放送等を通じて、全校の児童に呼びかけました。「くまもん人形」も登場しました。毎日、多くの児童が20分放課に、職員室前の募金場所まで来て、真心の募金をすることができました。その結果、84,452円のお金を、1週間という短期間で集めることができました。
 また、4人の職員が5月のゴールデンウィークを利用して、熊本県まで復興のためのボランティア活動に行ってきました。そして、現地の大変な状況を目の当たりにしてきました。
4人の職員は、ゴールデンウィーク後の全校集会で、その様子を多くの写真を使って、全校の児童に発表しました。全校児童は、つぶれてしまったマンションや傾いた家などを見て、地震被害の大変さを実感していました。
 
 集まった募金は、児童会の代表が5月31日に、高浜市のいきいき広場(福祉行政を担当する部署)に行き、赤十字の方に集まった募金を手渡しました。後日、募金を集める中心となった児童会メンバーは、募金終了後に全校の児童に向けて、学級に1枚ずつ、募金の結果や感想を書いたパンフレットを作成しました。そのパンフレットの中には、「たくさん募金が集まってうれしかった」「この募金が、少しでも熊本の被災した皆さんの助けになればいい」「全校のみんなありがとう」等の感想がありました。 
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【春日井市立味美中】草取り活動

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 本校では、毎年夏休みの出校日に草取り活動を実施しています。生徒は一生懸命取り組みます。9月に行われる体育大会に向けて、運動場をきれいにします。また、校舎回りの草を取り、環境を整備します。

 夏の暑い中、汗を流しながら、クラスごとに決められた場所の草を抜き、片づけをします。早く終わったクラスの生徒の中には、溝の掃除や他クラスの手伝いをする姿も見られます。自ら積極的に取り組み、周りから賞賛の声をもらっている生徒も多くいます。
学校全体で取り組む草取り活動は、本校の出校日の伝統になっています。生徒の全員が一緒に学校の環境整備に取り組むことで、学校全体の一体感も生まれ、より豊かな心を育む活動になっていると思います。
 活動を終えた生徒たちは、達成感を漂わせ、スッキリした、とても良い顔をして教室に戻ります。その顔を見て、勤労奉仕、みんなのために何かをする活動は、尊い精神を育む上で欠かせないものだと思いました。

【大府市立共和西小】ワイワイタイム

 本校では、高学年に役割を与えたペア活動や異学年交流をチームとして楽しめるワイワイタイムが行われています。

 ワイワイタイムでは、6年生がチームとして楽しめる遊びやゲームを考え、準備や当日の運営をしています。ペアで楽しむだけでなく、異学年との交流も楽しめます。また、活動をした後には、シェアリングをし、振り返りをします。「ゲームが楽しかった」「チームの人の名前を覚えられました」「低学年の子が楽しんでくれてうれしかった」などの意見交換も行われ、次回の活動につなげます。

 ワイワイタイムだけでなく、他の時間でもペア学年の活動があります。入学して間もない1年生の教室では6年生が誰となく訪れ、朝の支度の準備を手伝ったりトイレに連れて行ったり、だっこやおんぶをしたりする様子が見られます。朝読書の時間には、当番を決め、1年生に読み聞かせをしています。読み聞かせが早く終わるとじゃんけん大会が始まっていることもあり、6年生が工夫して1年生と過ごしています。掃除も6年生が手伝います。言っただけではわからないことも、お兄さんお姉さんがしている様子を見て1年生も一緒に行います。机運びも一人では重いので、両端を6年生と1年生二人で持ち運びます。その様子にほほえましさも感じます。

 1年生の児童も、優しく接してくれる6年生の影響で、これからお世話をする学年になったときには、「こんなふうに接したら相手に喜んでもらえるんだ」と考えながら行動できるようになると思います。 
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【一宮市立丹陽中】 丹中生の素晴らしさ

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★小さな優しさ
 先日、学校にとてもうれしい手紙が届きました。簡単に手紙の内容を紹介させていただきます。
「拝啓 謹んでお手紙申し上げます。自転車で買物に向かっていた私は、考えごとをしていて道に迷って、困っておりました。そこに、前から来られた男性を見つけ声をかけさせてもらいました。簡単に指を差し、教えられるだけだと思っていましたら、『僕も今からそちらに行くから一緒に…』の返事が戻ってきました。道すがら少し話をさせていただきましたら、丹陽中学校の3年生で、真黒に日焼けした精悍(せいかん)な顔つきの中にもあどけない少年の顔でした。目的地まで一緒に行き、あいさつをして頑張ってねと労(ねぎら)い、お礼を言って別れました。道に迷い、動転し、焦っていた私は、名前を聞くことを忘れておりました。中学3年生あたりは反抗期で親も年寄りも嫌なときです。私は、名前を聞かなかったことを反省し、後悔しております。彼の優しさ、清々(すがすが)しさを一人でも多くの人に知らせてあげたい気持ちです。悪い話が多い昨今ですが、いい子たちも育ってくれていることにうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。」
 この話の中で、うれしいことが三つあります。一つ目は、この生徒の優しい気持ちです。こんな素敵な生徒が育っていることをとてもうれしく思いました。二つ目は、このようなお手紙をくださったことです。丁寧で心温まるお手紙をいただき、とてもうれしく思いました。三つ目は、この話を全校生徒に伝えたときの表情です。とても温かく、そしてうれしそうな表情をしていました。この手紙が生徒たちの心に優しさを育んでくれたに違いありません。小さな優しさの積み重ねがやがて大きな優しさとなって丹陽中学校全体に広がっていった、そんな瞬間でした。

★感心した!
 図書館ボランティアでお見えになる地域の方のお話である。図書委員の男子生徒、手際よく、返却、貸出しのパソコン処理をしてくれた。終了時刻13:30間際に、何も言われなくても室内をぐるっと回って、椅子とテーブルの乱れを修正してから、業務終了、退室していった。 図書館ボランティアを始めてから何年になるか?前校長の時代に任命をいただいてからずっと続けさせてもらっているが、こんな生徒さんに出会ったのは初めてであり、大感動でありました。みんなの図書館をみんなに気持ちよく利用してもらえるよう整理整頓してから退室する。昼休み時間が終わったから早く教室に戻らなければならない身なのに、みんなのために自分の時間を割ける生徒さん、こんなすばらしい心の持ち主に育てた親御さんの顔が見たい・・・

【日進市立南小】にちなんきらきらパーク〜1年生と6年生のペアでゲームをおこなう〜

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 全校児童900名を超える我が校。梅雨の時期は、30分の休み時間に雨天で外に出られない日が続き、元気盛りの子どもたちには静かに過ごすのも大変です。
 
 そこで、児童会の子どもたちがとてもいいアイデアを提案、実践しました。それが「にちなんきらきらパーク」です。雨天時の30分の休み時間、ペアの2学年ごとに、体育館に集まり、その場でできるゲームを行うというものです。全員参加ではありません。教室で静かに遊びたい子や、図書室で本を借りたい子は、そちらを優先していいのです。
 異学年が混じって、じゃんけん列車や、ボール運びリレーなど行います。大きい学校なので、互いに知らない子たちも多いのですが、皆楽しくゲームを行います。その中で、高学年が低学年に並び方や、ゲームの仕方を教えるなどの、自然な触れ合いも生まれます。

 長い休み時間をけがなく安全に過ごす、仲間との触れ合いの場になるなど、良いところ満載の企画は、好評のうちに終わりました。

 本校では他にも、
●「ゲームボランティア」による全校規模のゲーム集会(児童会)
●定期的に行われる「あいさつ強化週間」(児童会・総務委員会)
●心温まる行動を掲示し合う
  「思いやりの雪だるまを作ろう(26年度)」
  「思いやりのプレゼントを飾ろう(25年度)」(児童会)
●年度末6年生への感謝の言葉がつまった桜の花の掲示(掲示委員会)
などの活動があります。しかも、児童自らの希望で行っているものがほとんどです。

 このような活動や伝統は、今後も児童の豊かな心を育てていくために大切にしていきたいと思います。

【あま市立甚目寺南中】大会で手にした「価値のあるもの」

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 5月28日(土)に行われた海部地区陸上競技大会。年度が始まって間もない時期、毎年陸上部の活動は短い期間の中で練習をしています。また、特設の部活動であるため、2、3年生は通常の部活動の練習後に陸上練習をしています。中でもリレーの選手は種目競技の練習を終えた後、残ってリレーの練習をします。本校のリレーは、毎年良い結果を出しており、今年もリレーの選手は練習に熱心に励んでいました。
 大会当日、低学年男女リレー、女子リレー共に練習の成果を発揮し、西尾張大会出場を手にすることができました。いよいよ最終、男子リレーが始まりました。好スタートを切り、1走から2走へのバトンパスの時でした。前方を走る学校が進路を妨げたようでした。応援していた生徒や教員の目にもそのように見えました。人一倍負けず嫌いが多い今年の3年生男子。レース終了後に担当教員と一緒に、審判長に確認に行きました。。

 しかし、残念ながら結果は7位。順位が繰り上がることはありませんでした。ところが、閉会式終了後、リレー選手2名が再び審判長のもとへ。

 彼らは「自分たちの話をきちんと聞いてくれてありがとうございました」と、感謝の気持ちを審判長に伝えに行ったのでした。西尾張大会の出場権は6位まで。甚目寺南中男子リレーは惜しくもその権利をつかむことはできませんでした。しかし、それ以上に「価値のあるもの」を手にしたような気がしました。そして、その行為を知った人たちは不思議なほど心が温かくなるのを感じたのでした。

【小牧市立一色小】たてわりスペシャル

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 本校では、異年齢児童が交流する「たてわり活動」を行っています。その一つとして「たてわりスペシャル」という行事を毎年6月に実施しています。内容は、全校児童が各学年混合の18の班に分かれ、それぞれが「お店」と呼ばれるゲームのブースを作ります。18の班は、それぞれが前後半に分かれて他の「お店」を回ったり、自分の「お店」の運営をしたりして楽しみます。

 この「たてわりスペシャル」の準備は、10日前から始まります。6年生がゲームの原案を考え、下級生たちに提示します。みんなの意見を上手にまとめながら、自分たちのゲームを作っていきます。ここでは6年生は全員がリーダーです。学級や委員会で、リーダーとして仕事をしていない子たちも皆、どうしたら下級生たちに分かりやすく説明することができるか、グループのリーダーとして配慮をします。このような活動を通して、6年生の子どもたちの中に、下級生に対する思いやりの気持ちや、リーダーとしての自覚が育っていきます。また、下級生たちの中には、6年生への感謝の気持ちとともに、6年生になったらリーダーとして、自分たちの班を上手にまとめることができる存在になりたいという気持ちも芽生えていきます。6年生のリーダーシップのもと、今年も「たてわりスペシャル」は大成功に終わりました。
 「たてわり活動」は、この「たてわりスペシャル」だけでなく、一年を通して様々な活動を計画します。子どもの心を大きく育てるこの取組には、子どもだけでなく、保護者からも「このままずっと続けていってほしい」という声が多く寄せられています。時間の確保等、難しい問題もありますが、本校のよき伝統としてこれからも、「たてわりスペシャル」を始めとする「たてわり活動」を存続させていきたいと考えています。