【知多市立南粕谷小】思いやりの心を育む「ふれあい遠足」本年度は、4月28日(木)に実施しました。ところが、天候はあいにくの雨。雨天の場合は、教室や体育館でレクリエーション活動を行います。鬼ごっこやドッジボール、トランプなどのカードゲームなど、どのペア学年も、温かい雰囲気の中で活動する姿が見られました。低学年は、お兄さん・お姉さんの優しさに包まれて、たくさんの笑顔を見せていました。天候に関わらず、低学年をリードする高学年の変わらない頼もしさと、高学年のお兄さんお姉さんを慕う低学年の姿を見て、心が温かくなりました。 この他にも、児童会によるペア活動や運動会の異学年交流種目なども行っており、今後たくさんの思いやりが見られることを楽しみにしています。 これからも、異学年交流の場を多く設定し、思いやりの心の育成を図っていきたいと考えています。 【豊田市立伊保小学校】高学年の温かさ本校の学区はとても広く、登校に1時間近くかかる子どもたちもいます。高学年は、低学年の歩く速さに合わせて歩いたり、荷物を持ってあげたり、励ましの声をかけたりと、優しく見守りながら長い道のりを毎日登校してきます。 「1年生のときは、毎日家まで迎えに来てくれたり、重たい荷物を持ってくれたり、転んだときに助けてくれたりと、うれしいことがいっぱいあったよ。ありがとう。次は私たちがやると思って、今、1年生に優しくしているよ。(2年A子)」 A子の作文からもわかるように、低学年は高学年の優しさに感謝し、学年が上がると当然のように下級生に温かく接しています。この「正のスパイラル」が、フレンド班活動をはじめとする本校の活動を支えていると思います。 当たり前のことを当たり前に行う素敵な子どもたちが、今後、ますます輝けるように、私たち教員も支援していきたいと思います。 【安城市立志貴小】新入生を迎える会を行いました!新入生を迎える会では、全校で楽しくダンスをしながら校歌を歌ったり、1年生が一人ずつ自己紹介をしたりしました。全校児童を目の前にして、緊張しながらも1年生は元気よく自己紹介をすることができました。自己紹介を終えると、2年生が手作りメダルを1年生にプレゼントしました。さらに、全校でじゃんけん列車というゲームを行い、交流を図りました。初めて触れ合う子とも仲良くじゃんけんをしながら、全校一斉に楽しい時間を過ごすことができました。 新入生を迎える会を終えた後、準備から当日の運営に携わった6年生の企画委員からは、「全校で1年生の子たちを迎えることができてよかったと思いました。新入生を迎える会の中で全校のみんなでダンスをしたことが一番の思い出に残りました。1年生から6年生のみんなが笑顔で元気になれる企画ができ、とてもよかったです。」という感想が聞かれました。1年生の男子児童は、「2年生の子からメダルをもらって、とてもうれしかったです。みんなでじゃんけん列車をしたり、ダンスをしたりして、おもしろかったです。」と喜んでいました。楽しくすてきな会になったと子どもたちの姿から感じられました。 この新入生を迎える会を契機として、更に今後学年の枠を超えて、異学年交流を進め、子どもたち同士の仲を深めていきたいと思います。 【一宮市立三条小学校】 本を通した心のふれあい「読み聞かせ」!心豊かな三条っ子!「読み聞かせ」は、保護者や地域のボランティアの方々だけでなく、ペア学年、図書委員会の児童や教職員など、多くの人との出会いによって心の交流の輪を広げています。「今日はどんな本を読んでくれるのかな〜」「楽しかった。次はいつ読んでくれるのかな〜」など、とても楽しそうに話しかける児童もいます。また、読み手になった児童は、「緊張したけど、静かに聞いてくれたのでうれしかった」などと笑顔で話し、温かな心のふれあう大切な時間となっています。これから始まる趣のある「読み聞かせ」の時間がとても楽しみです。 【春日井市立中央台小】楽しいなかよし班活動これらの活動を通して、児童自ら計画し、実践する主体性を養うとともに、よりよい人間関係を構築し、温かく思いやりのある児童を育成することを目的としています。6年生は活動の中心になって班員をまとめ、5年生は6年生を助け次期リーダーとして活動するなど、各学年にはそれぞれ役割を持たせます。どの児童もなかよし班の活動を楽しみにしており、生き生きと活動する姿が見られます。これからもこの取組を続けていきたいと思います。 【津島市立西小学校】 縦割りグループで遊んだよ!!次に、円になって手をつなぎ、つないだままでフラフープを送っていく「フラフープ送りゲーム」をしました。つないだ手を上手く動かさないと送ることができないので、周りの児童から自然に応援の声があがりました。体を動かすことで、更にリラックスする雰囲気が出てきました。 次回の仲よし集会では、高学年と低学年がペアになり、ボール運びゲームを行う予定です。これからの活動が楽しみです。 【知立市立知立小】わくわくタイム!〜素敵な異学年交流〜(1年生の実践より)5月11日、1年生が待ちに待った6年生との第1回「わくわくタイム」が行われた。6年生のお迎えを待つ子どもたちの表情はとてもうれしそうだった。ペアとして遊ぶ人と自己紹介カードの交換をし、笑顔で握手。そして遊びのスタート。今回は「ボール渡しゲーム」と「なんでもバスケット」。遊び方を教えながら、1年生に優しく声をかける6年生の姿がとても印象的だった。遊びながら自然と触れ合っていくうちに、すっかり打ち解け仲良くなっていた。異学年交流は相手の優しさと自分の成長を知る良い機会だと感じた。 「お兄ちゃんが、一緒に手をつないで教室まで連れて行ってくれて、うれしかった。」 「名前を覚えたよ。」「次のわくわくタイムが楽しみ。」と、教室に戻ってきた1年生の子どもたちがうれしそうに話をしていた。今後、子ども同士が触れ合う活動の中で、自分のことだけでなく、相手の気持ちを考えて行動できる人に成長していってほしいと願っている。 【安城市立新田小】 6年生の読み聞かせ大好き!6年生が読み進めるうちに、絵本の世界にぐんぐん入っていく1年生。「緊張した」と言いながら、ほっとした表情で読み終える6年生。お互いに、すてきな時間になっています。 また、今年度から、6年生が1年生の教室で一緒に掃除を行う活動も始まりました。二つの活動を通して、下級生を助け、思いやる心や上級生に親しみ、憧れる心、そして、周りの人のために進んで行動できる子が育つことを願っています。 【岡崎市立常磐中】鯉のぼりボランティア鯉のぼりの設置は、今年で18年目を迎えました。このイベントは、地元の方と常中生のボランティアの協力によって行われています。休日のボランティア活動、しかも運動部の大会と日程が重なっていましたが、全校生徒204名のうち121名もの生徒が集まりました。1時間半程度の時間でしたが、地元の方と協力して生徒たちは熱心に作業を進めました。参加した生徒からは「家族が毎年の楽しみにしているから今後も参加したい」「伝統をこれからも受け継ぎたい」という声が出ました。こうして、郷土を愛する心が自然と育まれていきます。 常磐中学校では、この他、毎年6月の青木川河川美化活動、9月の長寿者訪問、1月の滝山寺清掃など、地域の中で生徒が活躍させていただける機会が多くあります。きっと、多くの常中生がはりきって活動することでしょう。 【一宮市立中島小】全校で「どろけい」!あと数日で卒業式という朝放課に「通学団遊び」を行いました。 通学団の子たちと一緒に、それぞれ好きな遊びを楽しみます。 途中で、「みんなで6年生をつかまえましょう!」という放送が入り、「全校どろけい」が始まりました。 「6年生のお兄ちゃんやお姉ちゃんをいっぱいつかまえたよ〜!」 「先生、すごくうれしかった!」 卒業直前の6年生にとっても・・ 在校生にとっても「楽しい思い出」になりました。 【春日井市立松原中学校】熊本地震募金
4月14日(木)の夜、熊本県を震源地とする九州全域で、最大震度7の巨大地震が発生しました。28年度前期生徒会が発足して半月ほどですが、少しでも熊本を始め被災地の方々を支援したいという思いから4月25日(月)から3日間、登校時間に昇降口で募金活動を実施しました。
準備の時間がほとんどない中、募金を募るチラシや「クマモン」が描かれたポスターを急いで作り、全校生徒に呼びかけをしました。生徒会執行部の情熱が伝わったからか、3日間でかなりの募金が集まりました。また、その金額だけでなく、いざというとき学校全体がひとつにまとまる「松原魂(生徒会だよりのタイトル)」を感じることができ、うれしくなりました。 なお、募金は日本赤十字を通して被災地に届けられます。 【新城市立鳳来寺小学校】4校が統合して生活しています。63人の児童が、朝から運動場で「タイヤ押し」をしています。サッカーゴールの間を1往復。毎朝、100mを「うんしょ、うんしょ」。上級生の速い子はサーッと一気に駆け抜けます。写真左は入学したばかりの1年生です。小さな体で「よいしょ、よいしょ」。ちょっと休んで「うんしょ、うんしょ」。9人全員ゴールします。まだ1年生にはつらい運動なのに、全員達成。すばらしい。 それは、上級生が、がんばっているから。先生方も押しているから。だから、何だかがんばってしまう。えらいけど、ふんばってしまう。そうやって、子どもたちはたくましくなっていくと思うのです。 ターザンロープが人気です。1、2年生が順番を守って遊んでいます。統合前は、並ばなくても乗れました。一緒に順番を待つのがうれしそうに見えます。写真右には写っていませんが、1、2年生の後ろには、上級生が並んでいます。小さい子に順番を譲ってあげていたのでした。 さりげない、ある日の出来事に、本校児童のよいところを見つけました。 【田原市立中山小学校】校歌を教える会一日も早く1年生が校歌を覚え、歌えるようになることを目的とした会ではありますが、この会には、6年生が1年生の世話をすることで、最上級生としての責任感や思いやりの心を高めたいという願いが込められています。6年生との交流を通して、1年生は上級生の優しさや温もりを感じ、学校生活がより楽しいものになります。また、上級生に対して尊敬や憧憬の念を抱き、それを目標に成長していくこともできます。 今年度も、6年生が1年生に寄り添って校歌を教える心温まる光景が見られました。今後も様々な交流を通して、仲良しな中山っ子を育んでいきたいと思います。 【新城市立東郷中】生徒が創る生徒総会 〜思いやりの心を育むために〜
本校では、「人との関わりを通してコミュニケーション能力を高め、自他ともに大切にする生徒の育成」を目指してきました。その手だてとして、縦割り活動を多く取り入れることで異学年間の交流を深め、上級生と下級生とがそれぞれの思いを表現し、伝え合う場を作りました。さらに、生徒一人一人が主体的に参加できるように、3年生のリーダーシップを柱として協働の精神を育むことができる活動を工夫してきました。こうした取組が少しずつ形となり、「生徒が創る学校行事」を合い言葉に、生徒自身が積極的に動く行事を行うことができるようになりました。
こうした取組の一環として、4月に『東中オリエンテーション』という生徒総会を行いました。この総会で、生徒会役員から発表された本年度のスローガンが、 「三配革命」 〜目配り・気配り・心配り〜 です。「目配り」は時計を見て時間を守ること、「気配り」は校舎の隅々まで気を配り掃除をしっかり行うこと、「心配り」は学級生活や学校行事等で仲間への心づかいをすることを表しています。 このスローガンを受けて、9つの委員会の委員長、各学年の代表3名が、本年度の活動の重点目標を発表しました。どの委員会からも「当たり前のことが当たり前にできる生徒になろう」「これまでの伝統を守りながら、より良い学校をつくっていこう」という意見が述べられ、学年代表からも「仲間への思いやりを大切にしていきたい」という強い思いが発表されました。 『一人を粗末にするとき、教育はその光を失う』と言われます。生徒総会で、「東中生は一人一人を大切にし、みんなが力を合わせて学校づくりを進めていく」という方針について、全校生徒で共通理解を図ることができました。今後の学年・学校行事等での、生徒たちの取組を楽しみにしています。 【田原市立泉中学校】受け継がれる校歌退任式では、退任される先生方に、全校生徒で校歌を贈ります。1年生にとっては、初めて校歌を歌う場。しかし、入学式からわずか1週間後で、まだ全然分かりません。そこで、3年生と一緒に練習を行い、校歌を教えてもらいました。 難しい歌ですが、歌詞を覚えるコツや、「ここだけは絶対歌ってほしい」という大事な歌詞を、3年生がていねいに教えました。 本番は見事大成功!1年生の日記には「先輩たちが校歌を教えてくれて、すごく分かりやすかった」「先輩たちに教えてもらった言葉は、しっかり覚えて歌えたのでよかった」「校歌が大好きになった」といった感想が見られました。 先輩方から長年受け継いできた校歌。その校歌を、3年生が1年生に伝えました。きっと1年生も、先輩たちにしてもらったように、後輩たちに伝えていってくれることでしょう。学校の伝統を受け継ごうとする姿勢を、これからも大切にしていきたいものです。 【蒲郡市立蒲郡南部小学校】 きれいな学校に始業式を終えた午後、多くの子が学校に遊びに来ていた。その中に進んで校庭のごみ(菓子袋、空ペットボトル)拾いをする6年女子3人がいた。翌日には、登校後、進んで落ち葉清掃をする5年女子2人がいた。次の日も続けると、隣のクラスの子3人が落ち葉清掃に加わった。小さな行動が広がりを見せた。このことを日記で知った担任は、学級通信で5人の行動を紹介し、賞賛した。 ○5年女子の思い・・・きれいな学校にしたい。汚れているのはいやだから。 ここ数年、呼びかけによって飲食によるごみは減りつつあるものの、なかなかなくならない。新年度早々、きれいな学校にと動き出した子どもたちの自発的な思いを大切にしながら、子どもたちとともに美しい学校環境について考え、行動していきたい。 |