【あま市立甚目寺南中】 インターネットの安全安心な使い方 e-ネットキャラバン

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 ゴールデンウィーク谷間、5月1日の4時間目を利用し、e−ネットキャラバンより講師をお招きして全校生徒を対象にした携帯電話やインターネットを安全に使うための講座を開きました。現在大きな社会問題となっているネット依存やなりすまし、個人情報の流出やコミュニケーションツールでの書き込みによる誹謗中傷、無断で画像や動画などをアップすることなどについて、具体的な例を挙げながら説明をしていただき、その恐ろしさや生活への影響について学ぶことができました。特に4月からラインによるトラブルが現実問題としてあった本校にとってはタイムリーな話が多く聞けました。携帯電話もインターネットもたった指一本の操作でいろいろなことができる便利な道具ですが、その指一本の操作で取り返しのつかないことになる可能性があることを決して忘れてはいけません。また、被害者になる場合だけでなく、加害者になってしまう場合もあります。正しい知識を身につけ、正しいルールとマナーの中で、正しく使えるようになりたいものです。

【豊田市立市木小】情報モラル教育の取組と実践

 市木小学校では,インターネットや携帯電話などについての正しい知識を身につけ,安全に使用するために,情報モラル指導年間計画を立てて実践しています。各学年3〜5時間程度で,コンピュータや携帯電話の正しい使い方,情報の安全な取り扱い方,コンピュータや携帯電話の使用が健康に及ぼす影響など,それぞれの学年に応じた内容を取り扱っています。また,ICT支援員の方や,警察や携帯電話会社などの専門的な立場の方より,児童が情報モラルの大切さを身近に感じることができるようにお話をしていただいています。
 6月には,2年生を対象に,ICT支援員の方に「みんなのやくそく」というテーマで,コンピュータ室の使い方や約束について授業の支援をしていただきました。児童からは,「コンピュータ室は楽しいけど,約束は守らなくてはいけないな。」「もっとコンピュータをさわってみたい。」などの感想がありました。
 低学年では,コンピュータ室を使う頻度は少ないものの,コンピュータの使い方だけではなく,「人のものを大切にする」,「約束を守る」といったモラル面での指導もしていきます。そうした取り組みが,中・高学年になってから,情報モラルを学んでいく素地になると考えています。
 中学年では,インターネットの安全な使い方や,コンピュータが身体に及ぼす健康への配慮などについて指導していきます。また,身の回りに数多くあるコンピュータを安全に正しく,健康面も考えて使っていく態度を育てたいと考えています。
 高学年では,電子メールについてのことや,ネット依存症などについて指導をしていきます。よりコンピュータ等の情報機器が身近になる高学年に,その利便性と危険性について理解を深めさせたいと考えています。
 今後も,学年に応じた情報モラル教育を推進し,情報化社会における正しい判断や,望ましい態度を育てていきたいと考えています。

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【豊橋市立高師小】顔が見えない場だからこそ

 情報化社会の進展により、インターネットの普及が急速に進む一方で、情報モラルに対する意識の低さによる、不用意な個人情報の発信や他者に対する誹謗中傷などの書き込みは後を絶ちません。しかし、高学年を中心に、自分専用の携帯電話やスマートフォンを所有し、インターネットやLINEなどのSNSを自由に使用できる児童が多くいます。そこで、インターネットの正しい利用方法を考えてほしいと願い、道徳の授業を行いました。
 まず始めに、チャットを体験しました。ハンドルネームを自由に設定して、匿名で何でも書き込んでよいことにすると、意味のない文字の羅列や、直接口に出すにはためらうような書き込みが見られました。感想を聞くと、「匿名だと、何を書いてもばれないから何でも書き込める」「名前を隠すと何でも言えるから、チャットは楽しい」といった意見が出ました。
 次に、インターネットの掲示板への書き込みで友達とトラブルになってしまうという内容の資料を用いて、道徳の授業を行いました。話し合いでは、登場人物の軽はずみな書き込みを批判する意見や、「チャットは書いたことを消せないから、気をつけないといけない。」「いろいろな人の意見が聞けるからいいけど、逆に、すぐに書き込めてしまうからこわい。」など、チャットや掲示板そのものに対する意見も出されました。
 授業後のふり返りには、「実際にチャットをやってみたときは楽しかったけど、簡単に書き込めるチャットで大きなトラブルになることが話し合いでわかりました。」「チャットや掲示板は、顔が見えないから相手の気持ちがわからずこわいなと思いました。相手の気持ちを考えて使うようにしたいです。」といった記述が見られました。
 この授業を通して、匿名性のあるインターネット上だからこそ、相手のことを考えた言動や、思いやりのある行動が大切だという意識をもち、情報モラルに対する理解を深めることができました。

【津島市立神守小】スマートフォンとの付き合い方について考えよう

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活動のねらい
 スマートフォンとの付き合い方について考えよう (実施学年 6年生)
児童の実態・授業内容
 スマートフォンの使用について、事前アンケートの結果、自分専用のスマートフォンを持っている児童は20%、家族共用のスマートフォンを使用している児童は75%、1日に2時間以上使用する児童は13%という結果であった。また、児童がスマートフォンを使用する目的で多いものは、「動画を見る」「ゲームをする」「電話をかける」、児童が将来、スマートフォンでやりたいことは、「ゲームをする」「無料通話アプリでやりとりをする」「動画を見る」「音楽を聴く」等であった。スマートフォンを使用する際に気をつけていることについては、「個人情報が流出しないようにする」「ゲームのやりすぎに気をつける」という意見があった。これから先、スマートフォンは、子どもたちの生活の中で大きな役割を果たしていくと考えられる。しかし、その一方で、児童がその影に潜む恐ろしさ、危険を知らないため様々な問題も起きてくると予想される。スマートフォンを扱う時間が長くなると予想される夏休みを前に6年生で情報モラルの授業を行った。
 授業では、まず、スマートフォンの特性を理解させた。次に、NHK 「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴した。この映像は、スマートフォンのゲームをしていた子どもが、ゲームのアイテムを手に入れたいがために、課金を続け、高額な料金を請求されるという内容で、児童の身近な問題でもあり、関心が高い様子で視聴していた。その後、主人公のスマートフォンの使い方には、どんな問題があったのか、なぜ、課金を続けてしまったのかについて、話し合いを行った。スマートフォンとうまく付き合うにはどんなルールが必要かということに関しては、「使用する時間を決める」「使用する場所を決め、持ち出さない」「ゲームの際、課金できないように、パスワードを入力しない」「課金しない」「アプリをどんどん入れないようにする」「課金する場合は親に相談する」などたくさんの意見が出された。     
児童の感想
・ スマートフォンは、とても便利なものだけど一歩間違えると大変なことになるので気をつけようと思った。
・ ルールを守って使わなければいけないと思った。
・ 親と決めた約束はきちんと守らなければならないと思った。
・ 自分で止められなくなること(依存症)があるので気をつけたい。

【豊橋市立中野小】  本当のことを知りたいな

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 4月に入学した1年生は平仮名の学習も進み,自分で書いた文字を友達同士で見せ合ったり,担任に見せにきたりするようになりました。ただ自由帳やプリントの裏に文字を書いて楽しんでいるうちはよかったのですが,黒板に落書きが見つかりました。 
 そこで,道徳の時間に正しい情報を得ることの大切さについて考えることにしました。朝の教室に入ると「黒板に○○さんと☆☆さんが喧嘩をした」と書かれていた,しかし,本当は「○○さんと☆☆さんは仲がよく,喧嘩はしていない」という内容です。
 話し合いは,「落書きはいけない」「自分のことが書かれたら嫌」という意見から始まりました。同じような意見がいくつも続く中で,教師が「みんなにとっては本当のことと,そうでないことと,どっちが大切なの?」と声をかけました。子ども自身が自分にとって大切なものは何なのかを考える必要を感じたからです。子どもからは,「本当のことが大切」という意見が出始め,子どもが大切なことは何なのかを確認してからは,「本当のことを知りたい」「本当のことが分かっていれば平気」と,事実を知ってもらえることの喜びや,事実を知ることの大切さについて話し合うことができました。
 1年生が情報モラルについて考えることは,難しいことだと思います。たとえ,言葉で上手に説明できなくても1年生は何が大切なことなのかきちんと分かっていると,改めて知ることができた時間となりました。

【知多市立つつじが丘小】スマートフォン情報モラル

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情報社会の中で、児童が的確な判断をして危険を回避することを目的に情報モラルの授業を実践しました。まず、友達との間でスマートフォンを使ったやりとりの中で起きるトラブルについて学びました。その後、パソコンがコンピュータウイルスにかかってしまう疑似体験をし、コンピュータウイルスの危険性について知ることができました。授業後の子どもたちは、「気をつけてインターネットしよう」などと声をかけ合っていました。

【刈谷市立依佐美中】情報モラル授業「携帯電話が手放せない」

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 「携帯電話が手放せない」という資料を用い、携帯電話の使い方について考える授業を行いました。資料のあらすじは、「毎日、友達とメールのやりとりをしていたAさん。テスト前日、勉強に集中するため携帯電話の電源を切っていた。友達は、Aさんからの返信がないので無視されたと思い、Aさんを無視するようになる。このことがきっかけで、友達関係が崩れ、Aさんは携帯電話が手放せなくなってしまった。」という内容です。
 資料を読んだ後、Aさんを無視してしまった友達、携帯が手放せなくなったAさん、それぞれどうすべきであったか考えました。生徒からは「Aさんになぜ返信をしなかったのかを聞いてあげればよかった」「友達はAさんにも都合があることを考えてあげないといけない」「Aさんもしっかり事情を話して誤解を解かないといけない」という意見から「直接話すことが大事」「相手のことを考えることが大事」と、メールやSNSで気をつけるべきことについて考えることができました。
 さらに踏み込んで、「それでもメールやSNSでのトラブルが後を絶たないのはなぜか」と考えさせました。生徒は「面と向かってないから、普段本人に言えないようなことが簡単に言えてしまう」「利用についてのマナーやルールがあやふやだから」「力の弱い子を見下し、自分を守ろうとするから」などの意見を述べ、なぜメールやSNSだとトラブルになりやすいのかを考えることができました。そして、使い方について注意喚起することができました。

【田原市立童浦小】メールについて考えよう

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 本校では、高学年を中心に、家庭でパソコンや携帯電話を日常的に使っている児童が増えています。インターネットやスマートフォンの普及に伴い、EメールやLINEなどが家族や友達との便利なコミュニケーション手段として、子どもたちの中にも当たり前のように受け入れられています。しかし、これらは便利な一方で、知らぬ間に他人に迷惑をかけたり、自分の身を危うくしてしまったりする危険性があります。そこで、今回はメールについての正しいルールやマナーを考え身につけるため、6年生を対象に「メールについて考えよう」の授業を行いました。子どもたちは、友達とのメールのやり取りからトラブルに発展してしまったという資料画像を見ながら話し合い、「受け取る側の気持ちをしっかりと考えた上でメールを送る」というマナーの大切さについて理解を深めることができました。

〜児童の感想より〜
・お互いの表情が見えないので、気持ちが伝わりにくいことがわかりました。メールでは、言い方をよく考えたいと思いました。
・悪口を言わない、メールをする時間を考えるなど、ルールをしっかり決めておくことが大切だと思いました。
・みんなに言いふらすのはよくないと思います。お互いにいやな気持にならないような言い方を、メールを送る前にしっかり考えないといけないなと思います。



【岡崎市立常磐南小】道徳の時間の情報モラル授業

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毎年、岡崎市の道徳部、学習情報部が連携して低・中・高学年それぞれの児童の発達段階に合わせて情報モラルの指導案を作成しています。できた指導案は、市内の小中学校に配布され、各校の実態に合わせて実践しています。本校では、この指導案をもとに学期に1回、道徳の時間に情報モラルの授業を行っています。
写真は昨年度2学期の五年生の授業の様子です。資料名は「ひびけ!心のハーモニー」2−(3)友情・信頼です。電子掲示板が題材で、書きこみ行為のルールについて考えたり、相手の立場に立って考えることで友情を深める気持ちを高めたりすることがねらいでした。本校は岡崎市の北部の山間に位置し、学年1クラスの小規模校ですが、ゲーム機やケータイでインターネットやメールをする子が思った以上にいます。「書きこみ」という体験は未経験という児童ばかりでしたが、相手を誹謗中傷する書きこみをした主人公の気持ちを想像しながら、友情について考えることができました。
ゲームやメール、携帯電話など様々な情報機器を題材にした資料を基に、折を見て授業実践することで、情報モラルが少しずつ身に付くように努めています。

【武豊町立武豊中】「スマホ・ケータイ安全講座」

 スマートフォン,携帯電話等の携帯端末を利用したトラブルは後を絶たない。そこで,今年度は,NTTドコモ安全教室事務局から講師を派遣いただき,全校生徒を対象として「スマートフォン,SNS等の使用について−被害者,加害者とならないために−」というテーマで講話をしていただいた。画像,ビデオ等を使い,具体的な対応を分かりすく話していただいため,生徒の反応は非常によかった。以下に生徒の感想を示す。

・私はスマホを使い始めました。SNSで写真をアップすることは,危険なことだということを初めて知りました。
・毎日,多くのメールが届きます。今日の話で顔を見て話をすることの大切さを改めて実感しました。
・私はスマホを持っていません。親が持たせてくれないから不満をもっていましたが,今日の話を聞き,怖さを知り,「まだいらないな」と思っています。スマホを持つのは,もう少し大きくなって,自分が責任をとれるようになってからにしたいです。  
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【豊田市立小原中】サイバー犯罪・ネット犯罪防止教室を行いました。

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 全校生徒と保護者を対象にサイバー犯罪・ネット犯罪防止教室を行いました。講師を招いて、携帯電話やインターネットの使い方を間違えるとどのようなトラブルが起きるのか、トラブルを避けるための正しい使い方はどんなものなのかを学びました。ゲームサイトをきっかけにして犯罪やトラブルに巻き込まれる事例や、掲示板や学校裏サイトへの書き込みがいじめへとつながった事例などを紹介していただき、生徒はいつも以上に真剣に話を聞いていました。また、メールの拒否設定やフィルタリングサービスなど、犯罪やトラブルから身を守る有効な方法も教えてもらいました。
 生徒はこのような行事や授業を通して、コンピュータやインターネットを利用する上で、情報を正しく安全に活用するための知識を身に付けなければ、知らないうちに被害者にも加害者にもなってしまうことがあると知り、自分や他人の情報を安全に取り扱おうとする意識が高まりました。

【一宮市立大和東小】ネットおしゃべり広場in大和中

 大和中学校区で行われる「ネットおしゃべり広場in大和中」に、例年、本校の保護者、職員も参加します。

 これからのネット社会を生き抜く子どもたちに、保護者として、そして大人としてどのようなかかわりをもつとよいかを考えました。また、ゲーム機やiPod、スマホなどの所持率や利用時間等の実態を知ったあと、親として困っていることをグループごとに話し合いをしました。

 ・みんな持っているから買ってほしいとせがまれる。 
 ・約束が守れていない。
 ・子どもが何をしているのかわからない。  
 ・家でのルール作りをどうすればよいか。

 このような意見が出ました。そして、現在のネットによる犯罪や問題について学習をした後、再びグループごとに「どんなルール作りがあるか」を話し合いました。

 ・携帯はリビングで使う。 ・時間を決めて使用する。
 ・パスワードは親が管理。 ・事件があったら話し合う。
 ・親もネットを学ぶ。   ・子どもの変化をよく見る。

 この講座で最も大切なこと「困ったり、悩んだりしたときは、親や信頼できる大人に必ず相談する」ということを確認しました。

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【豊川市立御津南部小】安心安全が一番!

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5月16日(土)は、本年度1回目の学校の日でした。
 各学級での参観授業の後、eーネットキャラバンの方を講師にお迎えし、「携帯端末やパソコンを安心安全に使う方法」をテーマに、保護者向けに講演会を開催しました。
 今、携帯端末を扱う小学生は増えつつあります。思わぬトラブルを未然に防ぐためにも、5・6年生も参加し、一緒にテーマについて考えることにしました。
 講演は、スライドやビデオ・クイズを交えて進められ、トラブルの怖さが子どもたちにも実感しやすい内容でした。

以下は、参加した保護者と児童の感想です。
【保護者】
・小学生で携帯を持っている子たちがいるのを間近で感じ、驚きをかくせない一方、上手に約束を守り、安心安全に使ってほしいと思いました。子どもたちは、簡単にほしがってくるので、この講座で習った危険がひそんでいることを話して聞かせました。
・スマホを持っている子、通信している子が予想よりも多くて驚きました。ゲーム内での換金の問題や、友達どうしの通信、知らない人との通信など、自覚のないうちに広がっていってしまう危険性もあり、注意が必要だと思いました。
【児童】
・今日、パソコンの怖さを知りました。お金を使うと、またお金を使いたくなるし、最初からお金を使わないのがいいと思いました。だけど、上手に使えば、世界中の情報を知れるし、友達と楽しく過ごせることも知りました。インターネットを使って、たまに遊んでいるので、すごく気をつけようと思いました。
・とても勉強になりました。スマホ1台で、あんなに恐ろしいことになるとは思いませんでした。インターネットは、いろいろ調べるときにしか使わないけど、気をつけて使いたいです。

【豊田市立梅坪小】子供たちが自ら作った、情報モラルに関する劇を学芸会で発表!

昨年度、学芸会で5年生が取り組んだのが「情報モラル」に関する劇です。この劇、実は5年生が自分たちで作った劇なんです。
 学芸会の演目を決める際「学芸会は何を発表しよう?」と教師が子供たちに投げかけました。子供たちが日常過ごす中で問題にしていることを話し合い、出てきた意見が「携帯電話の使い方」「インターネットの使い方」などでした。
 各クラスで話し合いを重ね、「つなぐ〜本当に大切なもの」という劇ができました。このタイトルには、「本当に大切なものとは、人と人とのつながり」ということを伝えたいという子供たちの思いを込めました。
 「携帯メールの使い方」「インターネット上の情報の正しい取り扱い」「ダウンロード、アップロードのルール」「携帯依存症」など様々な「情報モラル」の問題を取り上げながら、「携帯電話を使ってはいけない」ということを訴えるのではなく「携帯電話という道具に振り回され、相手の心が見えなくなってしまうこと」の恐ろしさを訴えました。
主人公は子供たちで、学芸会に向けてみんなで心を一つに取り組んでいく中で、携帯電話やインターネットに翻弄されずに、相手の心を大切にしていくということを学んでいきました。
 子供たちから生まれたこの劇は、リアリティのあるものとなり、学芸会で大成功を収めました。
 今、社会で問題とされている情報モラルに対して、子どもたちは学芸会という行事を通して、主体的にそして協力的に取り組みました。その中で人と人とのつながりについての学びを、演技づくりを通して深めることができました。

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【稲沢市立大里西小】「ケータイやパソコンを安心、安全に使うために」

ケータイやパソコンなど、ネット社会の広がりにより、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引などの危険が子どもたちに迫っています。そこで、情報通信分野に詳しい外部講師の方から6月の日曜学級に5・6年生と保護者を対象に情報モラル教室「ケータイやパソコンを安心、安全に使うために」を開きました。実際の事例を基に、携帯電話を使う時の注意点やルール、マナーなどについて映像を使って分かりやすく教えていただきました。高学年児童の携帯電話やスマーフォンの保有率も年々上がり、いじめなどの問題につながりそうなケースも出てきています。保護者の方には、持たせるときの家庭のルールづくりについても考える機会となりました。
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【高浜市立南中】 サイバー犯罪防止教室

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 5月下旬に、新1年生を対象とした、「サイバー犯罪防止教室」を開催しました。
 本校では、携帯やスマートフォンを介したネット犯罪に巻き込まれないよう、碧南警察署と連携を取りながら継続的な指導を行っています。碧南警察署の伊藤さんから、「自分は関係ない、と思っている人ほど、出会い系や架空請求の被害に遭いやすい。だからこそ、自分のこととして情報モラルについて学んでいく姿勢が大切である」とのご助言を頂きました。生徒たちが、真剣な表情で話に聞き入っている姿が印象的でした。今後も、道徳の授業等を通して、保護者や地域の方々と協力し、生徒の道徳的実践力を継続的に高めていこうと思います。

(生徒の感想から)
・携帯電話は、しっかりフィルターをかけて、親と相談して使いたいと思います。
・使う時間を制限して、勉強や部活に影響のないようにしていきたいです。
                        【情報モラル教育実践】

【豊田市立冷田小】 情報機器の利便性と注意点

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LINEやFacebookなどSNSへの興味が出始め、スマートホンをはじめとした機器を持ちたいと願う子や、親の端末を使って利用する子が現れた。そのため、この時期に活字による感情表現や個人情報の取り扱いについて授業で取り扱った。授業の前半では、メールの文を考える活動を行った。メールで約束を断られたときの返事を悲しい、怒り、心配といった気持ちを顔文字や絵文字、文面で表現することに挑戦した。その後、一人一人が考えたメールを全体に提示し、その文から感情を逆算して当てるゲームをした。その際、感情がうまく伝わらなかった場合、どのようにすれば上手に伝わるかを全体で考えた。次に、インターネット上に暴言を書き込んだり、写真をアップするとそこから住所や学校などがばれ、そこから社会的制裁につながることがあることを学習した。こうならないため、安易に写真、文章を上げず、送信する前に客観的に内容を確認することが重要であることを共有した。

【一宮市立大和西小】「情報モラル」について学習しています。

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○本校の情報教育の推進について、高学年の具体的な目標
・著作権やプライバシー保護など情報モラルや情報に対する責任について理解する。
・キーボードを使って、ローマ字入力に慣れる。
・コピー、切り取り、貼り付けができる。
・文章に写真や絵、図等を取り込み、相手により分かりやすく表すことができる。
・インターネットで必要な情報を閲覧できる。
・プレゼンテーションソフトを使って、伝えたいことを工夫して表すことができる。

 1年生から6年生まで、各学年の教科等の授業において、コンピュータを利用した調べ学習等を行う際に、「情報モラル」についての指導を行っています。

【豊橋市立南稜中】出前講座「スマホ・ケータイ安全教室」

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 4月24日の5時間目に体育館で,出前講座「スマホ・ケータイ安全教室」が行われました。NTTドコモの講師の方が本校に来校し,スマートフォンや携帯電話の安全な使い方について,映像を使いながら分かりやすくお話ししてくださいました。
 スマートフォンや携帯電話は,自分と世界を直接つなぐもの。だからこそ,間違った使い方をすると危険だということを教えていただきました。また,凶悪事件に巻き込まれたり,個人情報がインターネット上に残ってしまうなどの深刻な事態になったりして後悔している中学生もたくさんいるということも分かりました。スマートフォンやケータイを使う時に気をつけるポイントは,
1.誰かを傷つけたり嘘をついたりしない
2.自分の個人情報を簡単に公開しない
3.身を守るためのフィルタリングサービスを設定する
4.使う場所や時間をよく考えてルールやマナーを守る
ということだそうです。講座後の振り返りでは,「スマホや携帯の危険性が分かった。これからは正しく使っていきたい。」という感想が数多く見られました。また,「講座の最後に『道具』と言ってくださったが,よくよく考えれば,私たちは道具に心を奪われ,道具に支配されていると思うと,少し寂しい。」という意見もあり,生徒一人一人が,スマートフォンや携帯電話の使い方について,改めて深く考えるよい機会となりました。

【新城市立千郷小】情報モラル資料を取り入れた道徳授業と保護者への啓発活動

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 本校児童のネットワーク端末使用の状況は,学年が上がるにつれて増加する傾向にあり,6年生では8割以上の児童が携帯電話・スマートフォン・DS・IPod・パソコン等の端末を活用している状況にあります。現状では,こうした通信端末を介したトラブルは発生していないものの,トラブルや危険性について考える機会が必要であると考えています。
 5年生では,「知らない間の出来事」(出典:文部科学省 私たちの道徳小学校5・6)を資料とし,信頼や助け合いの心を学ぶとともに,端末利用における問題点を考える機会として道徳授業を行いました。自分の知らない間に誤った情報が広がり困惑する側と,何気なく送ったメールが友達を悲しい思いにさせてしまったことに気づき,申し訳なく思う側の双方の立場を考えながら授業が展開されました。児童の反応には,「メールは怖い」という思いを抱いた者もいましたが,「仲直りができていたらよかったなと思う。…みんなのいろいろな意見を聞いて,『あーそう思ったのか』とか『意見が違うな』とか思いました。」,「人を傷つけることはダメ。とってもいけないことだと思いました。やっぱり友達はいいな。…やっぱり友達がいるから楽しいんだと思う。」など,友達との関わりを大切にしようと考える感想が多くありました。
 また,学校公開日には,6年生保護者を対象に「保護者のためのスマホ教室」を実施しました。縁(ゆかり)エキスパート株式会社より講師をお招きして,スマホに潜む危険性を知って安全に使うことを目的に行いました。当日は,多くの保護者の参加があり,ネット上の詐欺や出会い系,いじめの発生する危険があるラインや子どもが見てはいけないサイトの閲覧防止のためのフィルターの設定など,実際にスマホを手に取りながら学ぶことができました。参加した保護者からは,「ニュース等では聞いていたけれど,子どもの使い方をもっと気をつけて見ていかなければいけないと思いました。」等の感想が寄せられました。