【田原市立衣笠小】約束事を決めてインターネットを使おう

画像1 画像1
 本校の5年生では、「事例で学ぶNetモラル」の「私もネット依存症になっちゃうかも」を活用して、インターネットの節度ある使い方について学習しました。
 普段の会話や生活日記などから、子どもたちがゲームの情報交換をしたり、動画を見たりするときなどにインターネットをよく使っていることを聞きます。便利さや楽しさを感じているようですが、マナーや危険性を知らずに使ったり、時間を決めずに使ったりしているように感じます。そこで、この学習をしました。
 まず、インターネットを利用する上でのルールやマナーに目を向けさせるために、家での約束事について話し合いました。「家の人がいるときにやる」「リビングでやる」「時間を決めている」など、それぞれ約束事を決めてやっているようでした。しかし、時間については、個人によって差がありました。子どもたちの方から、「えー、そんなにやるの!」という声も出てきました。
 そこで、ネット依存症という話をし、「事例で学ぶNetモラル」にあるゲームをやり続けて困ったという話を提示しました。そして、登場人物のよくなかったことを話し合いました。「はじめに決めた30分で終わればよかった」「宿題を後回しにするのがよくなかった」「自分の部屋にこもってやっていた」など、使う時や時間が原因であることに気づいていきました。
 授業の感想には、「今まで時間を気にせずやってしまったことがありました。これからは、時間を決めたいです。」「使ってばかりいると生活リズムが崩れるので、必要になったときだけ使うようにしたいです。」「主人公のように部屋ではやらないようにこれからもしたいです。」とあるように、ネット依存にならないように気をつけようという気持ちを高めることができました。
 この学習をとおして、インターネットを使うときのルールやマナーの大切さを学ぶことができました。

【豊田市立伊保小】不適切なwebに遭遇したときの対処法

画像1 画像1
 2年生を対象に「不適切なwebに遭遇したときの対処法」についての授業を行った。2年生は、普段インターネットを自分一人では使わない児童が多く、インターネットの危険性についてもよく知らない。そこで、インターネットには、どんな危険があるのか、そのためどんなことに注意して使わなければいけないかを学ぶ授業を行った。
 不適切なWEBに遭遇する設定のアニメーションを見せながら、注意しなくてはいけないことを考えていった。このアニメーションでは、インターネットのあるページに個人情報を書き込んだところ、自宅に勧誘の電話がかかってくるようになってしまったことが描かれていた。視聴後、何がいけなかったのか、どうしたらよかったのかを考えた。
 子どもたちは、「自分の電話番号を書いたからだよ」「電話がかかってくるなんて怖いね」などと意見を出し合い、困ったら大人の人に相談することや、興味本位で自分の情報を書きこんだり、知らないページへとどんどん進むのは気をつけたりしないといけないことを学ぶことができた。

【阿久比町立阿久比中】「著作権とプライバシーについて」

 本校では2年生を対象に情報モラルの授業を行いました。主な内容は,著作権とプライバシーの権利です。最初に,事例からそれに対する罰則がどのようなものかを予想させました。生徒にとって身近な内容であるので,楽しみながらも真剣に取り組んでいました。

 授業を受けた生徒の感想には,「知らず知らずの間に著作権の違反をしていたかもしれないので気をつけたい」や「友達の写真を他の友達に勝手に送ってしまったことがあるので,もう絶対にやらないようにしたい」などがあり,身近な問題としてとらえることができてきたように感じました。
 この他にも,全校集会でネット上の掲示板のマナーや,メールをする時間について全生徒に話をしたり,学校公開日に保護者にも話をしたりしています。学校と家庭が協力して,これからも取り組んでいきたいと思います。 
画像1 画像1

【新城市立海老小】ホームページに載っていることは正しいの?

画像1 画像1
 本校の5,6年生は、社会科や総合的な学習の時間の調べ学習においてよくインターネットを利用しています。
 インターネットを使って、調べ学習を進めていると子どもたちからこんな声が聞こえます。「さっきのホームページには○○と書いてあるのに、こっちのホームページには△△って書いてあるに。」
 インターネット上には、多くの情報が掲載されています。授業の中で、調べ学習をするにはインターネットはとても便利なものです。しかし、画面上に映し出されていることがすべて正しいことかどうかは分かりません。
 そこで、児童に対して上記のことを確認し、授業を進めていく中で、子どもたちに考えさせていくことにしました。すると、子どもたちは、いくつかのホームページを見ていくうちに、載っている情報は、1通りではないことが分かってきました。ただ、どのホームページ上に書かれていることが正しいのかどうかまでは分かりませんでした。これからの課題として解決の方法を考えさせていきたいです。

【豊川市立萩小】 PTA教養講座「ケータイ安全教室」

画像1 画像1
 平成24年12月1日(土)に本校の校務主任を講師にPTA教養講座「ケータイ安全教室」を実施しました。DVDを視聴し、携帯電話を使う子どもたちが気づかないうちに巻き込まれるトラブルや危険性について学習しました。
 自分では個人情報をもらしてないつもりでも、ブログやプロフ、リアルなどのいくつかの情報を結び付けることで個人が特定されてしまうことや、迷惑メールの様々な種類と危険性など、具体的な事例を基に学習を進めました。
 チェーンメールは昔からある「不幸の手紙」のメール版のようなものだが、子どもたちに「チェーンメール=迷惑メール」だということをきちんと教え、「転送させない、削除させる」ことを伝えていかなければならないことが分かりました。
 また、プロフやリアル、SNSなど、子どもたちの周りには様々なネットコミュニケーションツールが存在している。どれもが手軽で身近なものかもしれないが、インターネットは誰もが見ることのできる環境であることを理解させ、そのリスクを承知の上で利用させることが大切だと分かりました。
携帯電話は、あくまでも生活を便利にする道具です。使い方を間違えず、携帯に縛られない生活ができれば、正しく使っていくことができると思われます。そして、携帯電話が本当に必要なのか、親子で話し合いをすることこそ、子どもたちを携帯電話に関わるトラブルから守る一番の方法であることをこの講座を通して学習することができました。
《保護者の感想》
・今日の講座を参考にして、これから子どもたちが携帯をもつときには、話し合いたいと思う。
・「はぶる」「プロフ」「リアル」など、知らない用語があり、初めて知ることもたくさんあり勉強になった。
・携帯は、生活を便利にする道具だと思う。その危険性も知ったうえで、上手に使えるように教えるべきことは教えていくことが必要だと思った。
・この先、子どもに携帯を持たせるようになったときには、ルールをしっかり決めなくてはいけないと思った。

【岩倉市立五条川小】「著作権法の違法ダウンロード刑罰化に係る改正」について

画像1 画像1
 今年度も五条川小学校では、各学年において、年間通じて情報モラルの指導を計画的に行っています。
 12月21日終業式後には、全校を対象に10月1日より施行された「著作権法の違法ダウンロード刑罰化に係る改正」について分かりやすく話をしました。
 はじめに家にコンピュータがあるかどうかを聞いたところ、ほとんどの児童があると答えました。また、家の人のスマートフォンを使ったことがある子も多かったです。
 そこで、コンピュータやスマートフォンで手軽に音楽や映画を購入できること、それを違法にコピーしたものを無料で自分の機器に取り入れてしまった場合、罰金などを払わなければいけなくなったこと、ダウンロードする場合は、おうちの人に相談することを話しました。

【一宮市立三条小】 個人情報の保護について

画像1 画像1
 本校では5年生を対象に、「個人情報の公開」について学習をしました。資料「えっ!どうしよう!」を読み、インターネット上で知り合った人に、携帯電話の番号やメールアドレス等の個人情報を教えることの危険性について考えました。
 学習後、「ネット上で知り合っただけの人に、個人情報を教えてはいけない」「個人情報は信用できる人だけに教えるとよい」「困ったときは、まず親などに相談する」という感想が多く出され、個人情報の大切さについて考えるよい機会となりました。
 事前のアンケートからも、多くの家庭がインターネットを利用できる環境にあること、またネットゲームやブログ、プロフ等を多くの児童が利用した経験があることが分かりました。これらの実態をふまえ、今後も情報モラル教育を進めていきます。

【刈谷市立衣浦小】「情報モラルへの取り組み」

画像1 画像1
 本校の6年生は、30%近くの子が自分の携帯電話を持っており、両親との電話連絡だけでなく友達同士でメールのやり取りをした経験があります。また、インターネットに関してはほとんどの家庭が必要なときに使え、さらに最近では、自分のゲーム機を通してメッセージのやり取りをして遊んでいるようです。
 そんな中、インターネットに夢中になり生活が乱れてしまう子や、動画投稿サイトに撮影した動画を面白半分に投稿してしまった子、遊び感覚で相手にメッセージを送ってしまった子など、不適切な対応をしてしまう子も出てきました。携帯電話やインターネットなど便利な機器を持っているものの、世の中で起きているトラブルや事件についてはよく知らず、正しい使い方をしっかり判断することができている子は少ないと感じています。
 本校には、情報モラルに関する教材が校内サーバーの中に入っており、コンピュータ室や教室でつないだパソコンからいつでも利用できるようになっています。この教材では、実際にトラブルが起きる事例をアニメーションで学ぶことができます。6年生は、その映像を見ながら、何が問題でトラブルが起こるのか、トラブルに巻き込まれないためにはどうしたらよいのかを考えました。また、内容も年々更新されるため、違法ダウンロードなど最新の法律なども学ばせることができます。
 携帯電話やインターネットの使用による問題は、6年生だけでなく他学年でも起こり得ます。このことから、情報モラルの授業は、それぞれの学年に応じて行う必要があり、その積み重ねが大切であると考えました。そのため、ネットモラルの中からその学年に応じた教材を紹介し、全学年で情報モラルの授業に取り組みました。安易に携帯を利用し遊び感覚で扱っていた子には、気を引き締める教材であり、よい機会となりました。
情報にかかわる問題は、日々変わっていきます。今後も、新しい問題に敏感になり、それに対応していけるように情報モラル教育に取り組んでいきます。

【西尾市立西尾小】ケータイやパソコンを安心・安全に使うことを学ぼう

画像1 画像1
 5年生の児童に「安心・安全に関するアンケート」を実施したところ、小学生でゲームをすると答えた児童は90%以上いました。ゲーム機を使ってゲームをしている子がほとんどですが、携帯やパソコンを持っていたり使ったりしたことのある子もかなりいることがわかりました。
 それを受けて、夏休みには西尾小・花ノ木小・西尾中の3校が合同で「西中校区学校保健委員会」を開きました。「いのちを守る」−子どもの安心・安全について考えよう パート3」−というテーマのもと、地域関係者、教育関係者、保護者、児童生徒、教員等約300人が参加して、実践発表や講演を行いました。講演されたCBCアナウンサー澤朋宏氏の話を聞いた保護者は「今の時代はたくさんの情報が子どものころから得られる環境ではあるが、受け身で生活するのではなく、自分で考えたり、選択したり、行動したりできる子になってほしい。」と感想を述べていました。
 2学期に入って、4年生でも携帯やパソコンについてアンケートを実施しました。アンケートに書かれた「チェーンメール」「ブログ」、「チャット」、「SNS」という言葉について、ほとんどの児童はその意味すら分からない状態でした。そこで4年生は、学級指導の時間に「ケータイやパソコンを安心・安全に使うことを学ぼう」という時間を設定しました。子どもたちの感想は次の通りでした。
・ケータイやパソコンの怖さを改めて知りました。わたしはルールを守って正しく使いたいと思いました。
・ケータイとかふつうに使っているけど、危ないサイトがいっぱいあることを知りました。
・今持っているキッズケータイではつまらないなあと思っていましたが、やっぱり安全なので、今のうちはこれでいいかなと思えるようになりました。
・チャットなどで少しでも個人情報を教えたりすると、たいへんなことが起き、こわい目に会うと聞き、わたしはパソコンや携帯電話を正しく安全に使いたいと思いました。
・チェーンメールが今まで来たことはないけれど、対処法が分かって良かったです。正しく使えば安全だということが分かって、安心しました。

 クリスマスには、ゲーム機等をプレゼントでもらう予定だと話していた児童が数名いました。大人も、子どもたちにゲーム機やケータイを与えるだけではなく、子どもたちのまわりに潜む危険について十分に理解していることが大切だと感じました。

【小牧市立大城小】 情報モラルについて考える

画像1 画像1
 小学生も携帯電話やインターネットの使用率は高く、ゲーム機でのメールのやり取りなど親の知らないところで問題が起こることも少なくないようです。これまでも5年生対象に情報モラル教育は行っていましたが、今年は保護者がまず勉強しなくてはということになりました。そこでPTA主催のオープンディスカッションのテーマを「情報モラル教育〜知ってますか・お子さんのメールのやりとり〜」として学校公開日に行いました。
 愛知県警からサイバー犯罪専門の方を講師に招き、犯罪事例や失敗例などをうかがいました。これを受けて保護者と教員が混在する12班に分かれて話し合いました。身近な事例をもとにどの班も熱心な話し合いが行われ、まず、保護者がよく内容を知って、上手な使用法をこに教える、約束やルールを決めて守らせるなど。情報機器との付き合い方を家庭ても考えていく必要性が語られました。

【豊橋市立東陵中】情報モラル講演会

画像1 画像1
 12月6日(木)の6時間目に豊橋警察署保安係の方を招き,全校生徒を対象に情報モラル講演会を実施しました。今回の講演会では,「サイバー犯罪の現状と対策」について話していただきました。
 パソコンやスマートフォンはとても便利だけれども,その分利用に気をつけないと危険があることを説明していただきました。10代,20代の人がサイバー犯罪に巻き込まれている件数が年々増し,被害者だけでなく知らず知らずのうちに加害者になってしまっていることを紹介していただきました。そして,次のことに気をつけるようにアドバイスをしていただきました。
1 人の迷惑になることをしない。
2 簡単に信用しない。(ウィルス対策ソフトをインストールする)
3 困ったら,すぐに親や先生に相談する。
 生徒にとって身近なブログやチェーンメールなどいろいろな例を挙げて説明され、生徒たちも真剣に話を聞くことができました。
 事後に行った振り返りでは,今までの考え方を見直さなければいけないという意見が多く見られました。
<生徒の振り返り>
・ いろいろな機器が普及してきていて,とても便利だけれど,一歩あやまった方へ進んでしまうと情報を悪用されたり,自分自身や周りの人が振り回されてしまうことがよくわかった。怖かった。
・ 私は疑うことが嫌いです。でも事件が起こってからでは遅い。起きてしまう前に,巻き込まれる前に自分を守るためには疑う気持ちも少しはもたないといけないんだなあと思いました。
・ インターネット利用するときは,本当にそのボタンを押していいのか,まず自分でしっかり判断できるようにしたいです。

【あま市立美和小】ネットへの書き込みは、冗談では済まされない!

画像1 画像1
 12月14日、6年生を対象に情報モラル教育を行いました。本校の6年生は自分専用の携帯電話を所持している児童が約3割おり、中学校への進学を機会として、さらに携帯電話の所持率は上がると思われます。そこで、携帯電話のトラブルの一つとして、ネットへの書き込みについて授業を行いました。
 教材として、NTTドコモの「ケータイ安全教室 映像教材」を使用しました。今回の学習内容は以下の2点です。
1 ネット書き込みで友達とトラブルになる可能性
2 冗談半分の書き込みが犯罪につながる可能性
 まず映像教材を用いて、ネット掲示板で友達を傷つけトラブルになる事例を紹介しました。安易な気持ちで書き込んだことが思わぬ問題に発展することに、児童は大変驚いたようでした。さらに、「知らない人が自分のことをいろいろと知っていたらどう思いますか?」と問いかけ、掲示板への書き込みについて考えさせました。
 次に、同じくネット掲示板に「学校を爆破する」と冗談で書き込んだことがトラブルになるという映像教材を見せました。そして、冗談で書き込んだことでも犯罪になる可能性があることを話しました。インターネットの世界は匿名だと言われていても、実際は発信元が特定できることを伝え、自分が発信する情報に責任をもつことを指導しました。
 最後に、携帯電話には危険なこと、気をつけなければいけないことがたくさんあるが、大変便利な情報ツールであるので、上手に付き合うことが大切だと締めくくりました。今後も、必要な情報モラル教育を実施していきたいと思います。

【瀬戸市立掛川小】ネットで知り合いも増えるけど…?

画像1 画像1
 掛川小学校は、校区に心配な遊技場等もなく、とても落ち着いた環境です。いつも地域の方々の温かいまなざしに見守られて、子どもたちは安全な学校生活を送っています。
 しかし、インターネットは便利な反面、危険な面もあります。高学年は、ネット上のサイトや掲示板等を通じて情報を得たり、新たな友達を作ったりする機会も増えると予想されます。そのため、身近な危険の事例を学び、自己防衛策を身につけさせることが必要だと考え、今回の授業を行いました。
 最初は、ネット上の掲示板の使い方について取り上げました。

○ 掲示板で知り合いになった人と、どのようにやりとりをすればよいか。
 やりとりをする相手が姿を偽っていることもあることを理解した上で、子どもたちは、
 ・知らない人に、個人情報(メールアドレス、住所など)を教えてはいけない。
 ・知らない人と、直接会う約束をしてはいけない。
などと、自分を守る基本的な姿勢について学びました。

 次は、画像のやりとりという、さらに踏み込んだ事例で学びました。
○ 友達づくりサイトで、メールで自分の顔の画像を送ってほしいと言われたら、どうするか。
 個人の携帯電話などを持つと、直接顔の見える付き合いだけではなく、ネット上だけでのかかわりで新たな友達を作るということも考えられます。そのような場合、
 ・画像などの情報は、顔の見える信頼できる友達としかやりとりをしない。
 ・住所などの個人情報は、顔の見えない相手には絶対に教えてはいけない。
という点を、みんなで確認することができました。

 また、今回の授業を通して、子どもたちは、パソコンや携帯電話は便利で楽しい道具だけど、相手が見えないからこわい面もあるということに、気付くことができました。
 これから、楽しく情報を利用していくためにも、安全に気をつける意識を持ち続けてほしいと思います。

【西尾市立花ノ木小】ようこそ!インターネットの世界へ!

画像1 画像1
<単元について>
 情報化の進展によって生活の利便性の向上や産業の効率化・生産性の向上などがもたらされた。情報の信頼性や信憑性の問題、個人情報や著作権の保護、コンピュータ犯罪なども含め、情報化の進展に伴いいろいろな問題が生じてきた。簡単に情報を収集したり、連絡をしたりできるインターネットやメールを安全かつ有効に活用できる能力を身に付け、また、日常生活において直面する情報に関する問題を、どのように捉えどう対処すべきかという心構えも児童に持たせ、情報化社会に参画し、その進展に寄与しようとする態度を育てたい。
 そこで、本単元では上に記したような場面を体験できるような自作のWebページを使い、児童一人一人が児童用コンピュータで学習を行った。

<実践を終えて>
 普段の生活で「知らない人に、電話番号や住所を教えてはいけない。」という意識のある児童が多かったが、インターネットの書き込み(プレゼントの応募)となると、名前や電話番号などを入力している児童も多くいた。しかし、第三者に知らせてしまうことに気付くと,安易に書いてしまってはいけないことにも気付いていた。
 また、自分で判断しようとせず、困ったときや迷ったときは大人に相談することの大切さを伝えると、安心した様子が見られた。また、東日本大震災と結びつくのか、地震に関する間違った情報に子どもたちは過剰に反応した。「この情報は本当なのか?」「東日本であれだけ大きな地震があったから本当だ。」と子どもたちから話し合いが進んでいった。情報の信憑性を確かめることの大切さを伝え、実際に子どもたちに他のページを調べさせ、事実ではないことが分かり、児童からは安堵の顔が見られた。

 今回の実践を通して、「個人情報」をむやみに人に教えてはいけない、書いてはいけないという意識が備わった。また、自分たちにとって興味のあるものなどについて、巧妙な手段で個人情報を引き出させるページや、嘘の情報を流すページもあるという現実についても知らせることができた。これからも、系統立てられたカリキュラムを組み、計画的に繰り返し指導していくことが必要であると感じた。

【新城市立千郷中】ネットワーク犯罪について学びました。

画像1 画像1
 3年生では、ネットワークに潜んでいる危険やネットワークを利用する時の注意点などについて学習しました。
 本校では3年生の約7割の生徒が携帯電話を所有しています。また、インターネットに接続して自由に利用することのできるパソコンが家庭にある生徒も約7割います。正しく使えば便利な道具ですが、チェーンメールや架空請求のメールが送られてきたという生徒の声も聞かれます。迷惑メールに関しては5割近くの生徒が送られてきたことがあると答えています。また、webページを閲覧中に、画面上のアイコンをクリックしたら、あやしいページが次々と開いてしまったという経験をした生徒もいます。
 そこで、ネットワーク上でどのようなトラブルや犯罪が発生しているのかを調べ、ネットワークを安全に利用するための方法を学習しました。この学習を行った時には著作権法の一部改正による違法ダウンロードの刑罰化や遠隔操作ウイルスによる冤罪が話題になったりしていたので、生徒達は自分自身のネットワーク活用の状況を省みて、気をつけなければならないことを再認識できたのではないかと思います。
○生徒の感想
 ・架空請求がクラスの子に届いたことがあると知り、危険を身近に感じました。
 ・コンピュータウイルスがUSBメモリからも感染する事があると知り、注意しないといけないと思いました。
 ・よく利用するLINEにおいても、タレントの名前を騙ったワンクリック詐欺があると聞き、すぐに信用してクリックすることは危険だと思いました。
 ・フィッシングや成りすましなど、多くの犯罪があることを知り、母が私の携帯電話に規制をかけている理由がわかりました。
 ・よくダウンロードをするけど、ウイルスが入っていることもあるので、何でもかんでもダウンロードするのはやめようと思います。

【西尾市立室場小】肖像権ってなんだろう?

画像1 画像1
 デジカメや携帯電話のカメラ機能が普及し、子どもたちが写真を撮影する機会が非常に増えてきている。そこで、3年生を対象に肖像権に配慮する態度の基礎を身につけさせるための授業を行った。
 まず、教師が「事例で学ぶ Netモラル」を参考に作った紙芝居を読み聞かせた。内容は、しょうたがクラスメイトのサキの泣きべそをかいている写真を、本人に無断でクラスに提示する。それをクラスでからかわれたため、サキが泣き出すという展開である。
 場面ごとに区切り、無断で写真を使われたサキのつらい気持ちや、しょうたの行動の問題点について話し合う活動を通して、写真やビデオで他人の容姿を撮影するときは、目的や用途を告げて本人の許可を得ることの必要性を伝えた。また、自分の姿を撮影されたくないときや、写真や映像を使用されたくないときは、きっぱりと断ることができるということ、そしてこのような権利を「肖像権」ということを伝えた。
 今回の学習後、総合的な学習では写真を撮影してもいいか、また発表で使用してもいいかを聞くことができた。今後の学習にも、本実践での学びを生かしていくことを願う。

【春日井市立玉川小】インターネットの使い方を考えよう

画像1 画像1
 本校の6年生は、自宅にパソコンがあるという家庭も多く、インターネットや掲示板を使用したことがある児童も多くいます。その反面、ネット上のトラブルについては知らないと答える児童もいました。
 そこで、「インターネットの使い方を考えよう」というテーマで、Netモラルの映像を使いながら、学習を行いました。
 まず、「インターネットで知り合った人と会う約束をしてしまった時」を視聴しました。主人公は掲示板を使って自分の知りたい情報を得た後、情報を教えてくれた相手の誘いにのって携帯電話のアドレスを教えてしまいました。実際に約束の場所へ行くと予想と違った大人が待っていたので、怖くなり会わずに帰りましたが、その日から、メールが次々と届き困ってしまったという内容でした。
 わからないことをインターネットで調べることが普通になっている児童にとって、起こりうるトラブルなため、真剣に見ていました。
 その後、どこに問題点があったのかを考え、話し合いました。「携帯電話のアドレスを教えない」「知らない人と会う約束はしない」といった様々な意見が出されました。そして、安易な気持ちで個人情報を教えたり、親切にしてもらったからといって知らない人に会ったりすることはとても危険であることを理解することができました。
 学習後「インターネットは良いことばかりと思っていたけれど、今日のような事もあるので、使うときは十分気をつけたい。」「今までトラブルに遭ったことは、ありませんでしたが、しっかり対応したいと思った。」といった感想が出され、インターネットの使い方について改めて考えることができました。

【長久手市立南中】サイバー犯罪防止教室

 平成24年6月28日(木)、サイバー犯罪防止教室を全校生徒対象に実施しました。講師として、愛知県警サイバー犯罪対策室の方をお招きし、インターネット犯罪の現状や注意点などを聞きました。
 携帯電話やパソコンを利用して、インターネットの出会い系サイトなどへアクセスし、犯罪に巻き込まれる事件が多発しており、大きな社会問題となっています。これらの問題に対し、コミュニケーションのマナーやルール、情報発信の責任について学びました。
 特にチェーンメールなどによるトラブルについての知識については、初めて知る生徒も多く、具体的な事例を知り、その対処法を学びました。また、オンラインゲームやプロフなどにも危険があることを知り、インターネットの便利さと怖さを知ることができ、真剣に考える時間となりました。
 今後も情報モラルについては、携帯電話との正しいつきあい方を学ぶことができる指導用教材「春野家ケータイ物語」を道徳の時間などに利用し、生徒とともに考えていきたいです。
画像1 画像1

【豊川市立八南小】携帯電話の使い方は大丈夫かな?

画像1 画像1
 携帯電話の扱い方について,6年生の子どもたちと学習しました。
 携帯は,有料なので,使いたいだけ使うと高額な金額になる。メールには、チェーンメール(デマ)があり,送らない。ブログなどに個人に関することを載せない。ブログなどに書き込みをすると特定されることがある。チャットには,なりすまして騙す人がいる。など,説明を聞きました。
 子どもたちは、真剣に聞いておりました。特にブログは、書き込みから絞り込まれて特定されてしまうことにビックリしていた。

【豊山町立志水小】情報モラル教室

画像1 画像1 画像2 画像2
 9月21日、5年生65名と保護者20名を対象に携帯電話会社の方を講師に招いて情報モラル教室を開催しました。何かと便利な機能をもつ携帯電話ですが、自分たちが情報の受け手であるだけでなく、発信元にもなることを十分に認識してほしいと思っています。子どもたちなりに情報社会を生きているという自覚をもたせたいです。
 保護者の方々には、今回の教室をきっかけにぜひ情報社会に潜む危険性を感じ取り、家族の話題の一つにしていただけたらと思いました。
 子どもたちからは「車や自転車に乗りながら携帯電話を使っている人がいたけど、ルール違反だということがわかった」「メールは便利でいいなと思っていたけれど、なんだか不安になってきた」「なんでも答えたらいけない」「情報は選ばなくてはいけない」等の感想が聞かれました。