【田原市立田原中】技術の授業で知的財差の保護について考えました

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 3年生の技術の授業では、「情報に関する技術」について学習しています。
 知的財産の保護の学習では、身近な携帯電話を利用する中でも、著作権、特許権、実用新案権、意匠県、商標権があることを学びます。また「レンタルCDをコピーして個人で楽しんだ」、「学校の授業で、学習内容に必要なDVDを視聴した」、「学校の授業でWebページを作成して、アニメのキャラクターを自分で描いて発信した」など、法律に違反することについて、調べ学習を行います。
 生徒たちにとって理解しにくいことは、類似した例であっても利用のしかたや場面で、正解が変わってくるということです。学習の中では「学校では許されているのに」、「発信すると問題があるんだ」、「自分で描いても著作権があるものはだめなんだ」という驚きや発見があります。
 情報モラルの学習では、生徒たちは今までの生活体験や学習から、納得しながら学習を進めることができます。知的財産の保護の学習では、生徒たちは理解しているようで理解していないために問題が発生する現状を実感できました。

【刈谷市立小垣江東小】文字だけで伝える楽しさやむずかしさを実感しよう

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 携帯電話を持っている児童が増加してきている。4年生のあるクラスでは、約半数の児童が持っている。メールを使用したことがある児童も、10人近くいた。今後、年齢が上がっていくにつれて、携帯電話を持ったり、メールをしたりする児童はますます増加すると予想される。
 そこで、4年生を対象に、メールでのトラブルについて学習した。最初に、メールで誤解を与えてしまった場合の動画を見せた。話の内容は、ドッジボールの練習への参加を、主人公がメールで断りたくて「じゅんです。特訓はいいよ。習い事は昼からだから。じゃあね。」と打ったところ、相手に誤解を与えてしまってトラブルになったということである。
 動画を見た児童には、トラブルになった原因が分からなくて首をかしげる子や原因が分かって「あ、そういうことか」と声を上げる子もいた。その後、誤解が起こった原因について話し合いをした。児童の意見には「メールの『いいよ』だと、行けるのか行けないか分からない」「はっきりと言わなければいけない」などがあった。直接会って話をしていたら、声色や表情や動作を交えて誤解されないように工夫でき、誤解されてもすぐに言い直せるが、書いた文章では声色や表情などが伝わらないため、注意をして打たなければならないことを確認した。
(児童の感想)
○わたしは初めて、顔のひょうじょうで行けるか行けないかが分かることが分かりました。あと、言葉を少しかえるだけで、相手に言葉が通じるのも分かりました。
○「特訓はいいよ」の「いいよ」はどっちの意味かはっきりしていないから、かんちがいしたんだなと思いました。ちゃんと見直しをした方がいいと思いました。

【幸田町立豊坂小】インターネット利用安全・安心講座

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 本校児童は、携帯メールの利用は少ないものの、パソコンでのメールやホームぺージ閲覧、ネットゲームなどは頻繁に利用しています。そこで、毎年6年生全員と希望する保護者の方を対象として、インターネットを中心として携帯電話やネットゲームなどの安全で正しい使い方について、学習する機会を設けています。
 今年は、愛知県警生活安全部サイバー犯罪対策課の方を講師としてお招きしました。携帯電話やインターネットは、悪い人も利用しているから、安易に利用すると犯罪に巻き込まれたり、時として自分が犯罪者となったりする可能性があることを、いくつかの事例をあげて説明していただきました。そして、何かおかしいと感じたら、相手に問い合わせたり指示に従わずに、まず保護者や先生に相談するなどの正しい対処法を繰り返し指導していただきました。
 最後に、6つの約束として、「人を傷つけない」「個人情報を教えない」「サイトを通じて知らない人と会わない」「人のパスワードを勝手に使わない、教えない」「違法なファイルをダウンロードしない」「知らない人からのメールに注意する」というインターネットの正しい使い方を全員で確認しました。
 子どもたちは「人の悪口をネットに書いたりするのは絶対にしてはいけない。」「個人情報がもれないように気をつけたい。」「インターネットで調べて変なのが出てきたらどうすればいいか分かった。」などと意識の変化が見られました。今後は、保護者へも情報モラル教育の輪を広げていきたいと考えています。

【清須市立古城小】 携帯電話やパソコンを安心、安全に使うことを学びました。

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 平成24年6月15日(金)、総務省東海総合通信局から講師をお招きし、「eネット安心講座」を開催しました。コンピュータ室で、6年生が正しく安全なインターネットやメールの使用について学習しました。
 プレゼンテーションやDVDの映像を使って、インターネットが世界につながっていること、便利の裏に危険が潜むことについて、具体的に教えていただきました。匿名で利用しているつもりでも、ログを調べれば特定できること、個人情報の流出、ネット会話の難しさ、ネットいじめについてなど、詳しく説明していただきました。
 漠然と危険があると聞かされていても、はっきりイメージできなかったことを身近に感じることができました。また、チェーンメール・迷惑メールの対処法、ルールを決めて使用すること、インターネット上でのモラルなどについても学びました。

【岡崎市立山中小】著作物の利用

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 山中小学校では、道徳の時間に「事例で学ぶNetモラル」(広教)のソフトを使って、情報モラル教育を行っています。6年生は、4年生で肖像権について、5年生では1学期末懇談会で携帯電話のフィルタリングの設定について学習しました。5年生のフィルタリング設定の学習では、保護者にチラシを配布しながらフィルタリングの必要性について説明し、子どもにケータイを持たせるときには、必ずフィルタリングの設定をするようにお願いをしました。また、5年生の2学期には、道徳の授業で「あなたのケータイ、どう使いますか?」を行いました。子どもたちに、ケータイのフィルタリングについて知らせるとともに、フィルタリングの必要性を考えさせました。
 6年生になり、インターネットで調べ学習をしたり家庭でパソコンを使いホームページを作ったりする子どもが多くなりました。学校でインターネットを使って調べ学習をするときも、文章や画像を安易にダウンロードする姿も見られました。そこで、道徳の授業で「わたしのWebページ」を行うことにしました。そうすることで、子どもたちに、著作権について知らせるとともに、著作権によってどういうことが保護され、どんなことに役立っているのかを考えさせることにしました。
6年生の授業後の感想を読むと、「他の人がつくったものを使う場合、許可をとってから使うことを初めて知りました。」「CDの音楽をMDにダビングして自分で楽しむことと、Webページ上の写真利用することが違うことが分かったので、著作権に気をつけてこれからは利用したいと思います。」など、著作権のあるものを使う場合、引用を明記したり著作権を所有する人の許可を得てから使用したりしなければならないことを理解することができました。

【小牧市立篠岡小】無料ゲームだからといって・・・(特別支援学級5年)

 本校特別支援学級5年生は、家庭でインターネットの無料ゲームサイトにアクセスし、ゲームを楽しんでいる。そこで、無料ゲームサイトにユーザ登録したり遊んだりするときには、どのようなことに気をつけたらよいか、どのような心配があるかをたずねてみたところ、個人情報に関わるトラブルの心配については、まだほとんど知識がない状況であった。
 指導に当たっては、本校に導入されている教材ソフト「事例で学ぶNetモラル(広教)」を活用して、個人情報を登録したことがきっかけで起こる架空請求や不当請求の被害について考えさせることにした。
 教材を見終わった後の振り返りで子どもたちは、無料だからと安心して登録した個人情報(氏名・住所・電話番号等)が架空請求に使われてしまったこと、どんな場合でも簡単に個人情報を知らせてはならないことに気づくことができた。
 その後、Webサイト「のび太のインターネット大冒険(小学館)」を活用して、個人情報を知らせることについての可否をクイズ形式で考えさせた。このサイトは、個人情報の入力が要求されるいろいろなケースについて考えさせることができ、「メールアドレスだけなら知らせてよい?」「本名よりニックネームを使った方がよいのか?」など、曖昧だった知識をより深めることができた。
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【碧南市立中央小】著作権について学習しました。

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 子どもたちの好きな遊びの中に、「テレビゲーム」があります。また、テレビに繋げなくても遊べ、持ち運びができるポータブルゲーム機の所持率がとても高くなっています。学校の休み時間にも「○○くん、今日うちで通信対戦しよう。」、「赤外線通信で遊ぼう。」という声を聞くことが少なくありません。
 そんな中、最近「不正ダウンロード」の問題が話題になっています。子どもたちはダウンロードの具体的な仕組みについては理解できていませんが、そのようなことが問題になっていることは知っていました。
 そのため、ネットモラルの「著作権・クラスのマーク ピーチくん」を利用して、子どもたちに作った人に許可なく、勝手に自分のもののように扱ってはいけないことを学習しました。
 子どもたちからは「マークやキャラクターを勝手にいじってはいけないことを初めて知りました。」「作った人に、お願いしないといけないなんてびっくりしました。」「自分の好きなキャラクターにも作った人がいるなんて考えたこともなかったです。」など、子どもたちの中で驚きが多かったようです。
 子どもたちは「いけないことかどうか」も分からないまま、パソコンを使用しているのが現状である。インターネットに興味がある子がとても多いので、少しでも早く、インターネットを利用するときのマナーを教える必要があると感じました。
 

【常滑市立常滑中】生徒、保護者に分かれてIモラル講習会を行いました

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 5月18日(金)に「インターネット、携帯電話を安心・安全に使うために」というテーマで生徒向けのIモラル講習会を行いました。講師は総務省東海総合通信局の大場丈浩先生をお招きしました。情報モラルについて啓発を行い、携帯電話やインターネットを正しく活用する心を養うことを目的としています。
 講師の先生からネット社会の7つのトラブルについて教えていただきました。1著作権等の違反、2メールや書き込みでの誹謗中傷やいじめ、3誘い出しによる性的被害や暴力行為、4インターネットショッピングをめぐるトラブル、5ネット依存による心身の健康被害、6ウイルスの侵入や個人情報の流出、7犯行予告等です。これらのトラブルに巻き込まれないために必ず覚えてほしいことを4つ教えていただきました。1高めよう「著作権」「肖像権」の意識、2正しく使おうコミュニティサイト、3気をつけようネットの金銭トラブル、4予防しよう心身の健康を損なう「依存症」です。
6月8日(金)に保護者向けにIモラル講習会を行いました。トラブルの低年齢化が進んでいるため、小学校の保護者の方にも案内を出し、参加していただきました。講師に総務省のe−ネットキャラバンより斉藤富士夫先生をお招きしました。ネットいじめ、ネット詐欺など子どもがネットを使って被害者・加害者になってしまう様子をビデオでわかりやすく説明してくださいました。ネット安全教育について3つのことを教えていただきました。1ネット危機の実態を学びましょう。2子どもを守るのは大人の責任です。3子どもと一緒に考えてください。
 参加した保護者からは、「ネットという利便性が高い機能を日常的に利用しているが、子どもに近い将来携帯電話をあたえる際に、危険な面が多くあることが明確になりました。」という感想をいただきました。

【春日井市立中部中】「サイバー犯罪防止教室」を行いました。

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 平成24年6月4日(月)、愛知県警サイバー対策課の講師をお招きし、1年生330名を対象に「サイバー犯罪防止教室」を行いました。
 本校の1年生は、半数近くの生徒が携帯を所持しており、当然のことながら、2年、3年と学年が上がるにつれ、その所持率は上がっていきます。また、本校でもブログへの書き込みによる「いじめ」や、メール・電話による嫌がらせも、毎年のように報告されています。
 そこで、さまざまな事例を通して携帯電話の正しい使い方を知らせることは、1年生の時期が最も効果的であると考え、「サイバー犯罪防止教室」を計画、実施しました。
 はじめに、インターネットは誰にでも自由に利用できることから、それによるトラブルも多く、愛知県警の昨年度の相談件数が5000件近くに上ること、検挙件数も500件あまりと年々増加傾向にあることを説明していただきました。特に平成23年度は、10代の検挙率が最も高く、検挙者数が109人に上ると言われたときには、生徒から驚きの声が上がりました。
 その後、「不正アクセス」や「ネットゲーム」の手口や被害状況を、具体的に説明していただきました。その中で、小学校4年生が中学生をだましたり、「ネットゲーム」では中学生が加害者になったりしている事例が増えていると説明がありました。同じ年齢の人が犯罪に関わっているということを知り、生徒にとって「サイバー犯罪」が他人事ではなく、身近に起こりうるものであることを、実感として捉えることができました。また、それ以外にも、「フィッシング」、「ツークリック」、「なりすましメール」、「チェーンメール」などもあることを説明していただきました。
 最後に、「サイバー犯罪」の被害者にも加害者にもならないために、「情報発信の際には相手の気持ちを考え、面白半分で書き込まないこと。」、「パスワードの管理(見せない、教えない、こまめに変更、ウィルス対策等)をしっかりすること。」を教えていただきました。
 また、「インターネットは使ってはいけないのではなく、危険があることを知り正しく使うことが大切である。困ったときには、必ず信頼できる大人に相談すること。」とお話をいただきました。

【みよし市立北部小】親子で学ぼう情報モラル(第2学年)

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 携帯電話について、学級でアンケートを行ったところ、携帯電話を使ったことがある児童が71%おり、自分専用の携帯電話を持っている児童が15%いました。
 そこで、授業参観において、情報モラル教材を使い、ウィルスの危険やインターネットにおける危険性、携帯電話の使用について、親子一緒に学習を行いました。家でのパソコンの使い方についてルールを決めることが大事であることも学びました。
 児童の感想には、「何か困ったことがあったら、お父さんやお母さんに言えばよいことが分かった。」「ゲームをする時間は、1時間より少なくしたい。」「インターネットには、危いこともある。」といったものがありました。
 インターネットは、情報を瞬時に得ることができるたいへん便利なツールです。しかし、使い方を誤ると有害な情報に触れることになったり、思わぬ犯罪に巻き込まれたりすることさえあります。
 学校のコンピュータでは、このような危険を回避するために高度なフィルタリングがかけられていますが、家庭のパソコンでは不十分なものもあります。したがって、本校では、情報モラルに関する教育を今後も計画的に行っていきたいと考えています。

【蒲郡市立三谷小】PTA教養講座 講演会を聴いて

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「ケータイ・インターネット時代の子どもたち 〜どう考えるか,どう関わるか」
                
 PTA教養講座で、「ケータイ・インターネット時代の子どもたち〜どう考え、どう関わるか」をテーマに、名古屋大学大学院 教育発達科学研究科教授、名古屋大学附属中学・高等学校校長の大谷 尚氏をお招きして、講演会を開いた。
 ケータイ・インターネット、テレビゲームがわたしたちの生活に根づいて久しい。
 それらは、わたしたちにどのような影響を与え、どんな危険が潜んでいるのか、どうつきあっていけばいいのか、とてもわかりやすく話してくださった。
 まず、ファミコン、テレビゲームはどのような影響を与えるのか。
1 視力の低下
2 ものの考え方への影響
・攻撃性を増す。
・単純なストーリーのため、いろいろな人と出会い、困難を乗り越えていく生き方にはつながらない。女性蔑視の考え方につながるストーリーもある。
 ・うまくいかなければ命を簡単にリセットできるという考え方につながる。
 ゲームにより、子どもたちの成長に重要な自然体験を奪っていることが問題である。人と関わることが苦手で、「友だちはたくさんいる。でも、わがままを言うとむかつく、死ねと思う」そんな人間関係しか築けない子どもたちが増えている。
インターネットに潜んでいる危険(児童ポルノ、自殺)についても話があった。
さらに、ケータイは、危険な場所への入り口であり、凶器にもなることが分かった。
 では、どうしたらいいのか。
 大切なことは、「自己肯定感」。自分を大事に思える人に育てていくことが大切だと分かった。そのためには、親から愛された経験が大切。条件付きの愛ではなく、無償の愛。悪い子だったらうちの子じゃない、成績が落ちたらうちの子じゃないというのではなく、何があっても親は自分を見捨てないと子どもたちに思わせることが大切だと教えていただいた。全てに通じて大切なことであると感じた。人と人との心の対話を大切にしたい。 
                 

【豊橋市立青陵中】回していいの?!チェーンメール

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 6月9日(土)道徳・学活の授業参観が行われました。3年生は学年一斉に『チェーンメール』について授業を行いました。
 ますます,携帯電話やパソコンが中学生に身近な存在になっています。チェーンメールが送られてきた・送ったという生徒は1クラス20人前後。学年では132人でした。(6クラスあります。)その中で,チェーンメールがよくないと考えている生徒は半数以上いました。『よくないと分かっていながらもなぜ,送ってしまうのか。なぜ,なくならないのか。』という点を生徒が考え,無差別な悪意あるいたずらであるというところを押さえさせたいと考えました。。
 おもしろ半分で携わっていた生徒が,「受け取る側の気持ちを考え,自分で止める勇気を持たないといけないと思った」とふり返りを書いていて,ある程度の成果が見られました。

【新城市立鳳来東小】携帯電話とインターネットのルールを学ぶ

 本校の児童は,アンケートの結果から携帯電話やパソコンをあまり使用しないことが分かりました。しかし,携帯電話は「今からでも持ちたい」「高校生になったら持ちたい」という児童が多く,携帯電話を持ちたい理由は,メールやオンラインゲームをしたいというものでした。インターネットやメールをするうえで,気をつけなければならないことについて質問すると,「ウイルス」「変なサイト」という言葉を並べるだけで,具体的な体験や詳しい対処法を知らないのが現状でした。
 そこで,携帯電話やインターネットでのトラブルを疑似体験して,対処する仕方を学ぶ授業を行いました。
 「警視庁」の「キッズ・パトロール」を利用し,携帯電話のメールやネチケットなどについて考えることにしました。知らない人から来るメールや情報には,うそも含まれることや掲示板などに誰かの悪口を書きこむ人がいることなど,危険性やマナー,対策について学びました。最後に,個人情報と言われる名前,住所,電話番号などをのせないことやプロフなどの情報にはうそが多いことなどを確認しました。

児童の感想
・知らない人からのメールなどに,だまされたりしない。ぼくは,インターネットでは,ウイルスに感染することぐらいは分かっていたけれど,お金を取られるなんて初めて知ったので,びっくりしました。今度からは,変なサイトやアプリなどに接続しないように気をつけたいです。

・迷惑メールなどが来たら,メールアドレスを変更したり,削除したりするようにする。「面白そうだから,やってみよう」と思ってクリックを押すと,お金がとられることもあるんだと初めて知りました。私は,携帯を持ちたいと思っているので,気をつけていきたいと思います。何かあったら,家族や先生に相談したいと思います。

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【江南市立古知野西小】調べ学習のしかたを見直そう

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 5年生にもなると,社会科や総合的な学習の時間など多くの教科でインターネットを用いた調べ学習をすることが多くなります。その際に,目的にあった情報かどうか取捨選択し,正しい情報を選ぶ留意点を知ることが必要になります。
 そこで,フィルタリングサービスの働きを理解すると共に,フィルタリングサービスに頼るだけでなく子ども自身で判断する力が付くようにしたいと思い,授業を計画しました。
 はじめに情報モラルに関するさまざまな内容をアニメーションで疑似体験できる「情報モラル研修教材2005」を使い,調べ学習をしていて不適切なサイトに出合った場合の疑似体験をしました。次に1〜3のWebページを印刷して配付し,資料から確かな情報を見つける条件を考えました。
1.行政機関が作成したページ:作成した部署,更新日などが書かれているが情報が古く,少ない。
2.個人のブログ:作者は不明。新しく更新されているが調べたいことと無関係な情報が多い。
3.ショッピングサイト:作成者は企業。販売したい商品の情報は詳しいが,調べたいことは直接書かれていない。
 子ども達は,疑似体験とはいえ,フィルタリングがかかっていない場合には,嫌な思いや怖い思いをすることを実感できたようです。子ども達からは,「家でフィルタリングがかかっているか聞いてみよう」との声が聞かれました。
 また,インターネットの情報には作為をもった作者がいて,それは必ずしも正確ではないことを知ることができたようです。対処方法として「いろいろなサイトを使って調べるといいと思う」との意見が出ました。
 この授業がインターネットの安全性や情報の正確さについてよく考える機会となり,今後の情報選択に生かされることを願っています。 

【豊田市立猿投台中】情報モラルを学ぶケータイ集会

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 4月13日にNTTドコモ・ケータイ安全教室事務局から2名の専門家を招き、全校集会を行った。ドラマ化された映像を使い、中学生にとってわかりやすい説明を受けることができた。
〈生徒の感想より)
 私は、ケータイを持っていますが、正直言ってこんな近くに危険がひそんでいるなんてしりませんでした。私は、1回送られてきたチェーンメールを送ってしまったことがあります。内容が震災のもので、被災した県の県庁の電話番号がのっていて、友達のお姉ちゃんの友達の自衛隊の人からということでした。多分、だまされました。これからはくい止めるようにしたいです。今度は、自分が犯罪に巻き込まれないように、そして人を巻き込まないように注意してケータイを使っていきたいと思います。

【一宮市立丹陽南小】 パスワードについて考えよう

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 小学校中学年になると、パソコンを使える児童は増えてきます。中には、携帯電話を使用する児童もみられるようになってきます。しかし、大切な情報を守る方法を知らない児童がほとんどです。
 そこで、3年生を対象に、資料「あれ?たいへんだぁ」(愛知県義務教育問題研究協議会)を使い、パスワードについて考える機会を設けました。
 まず、情報を守るために、パスワードが必要なことを考えました。パスワードをかけなければ、誰でも情報を見ることができ、時には悪用されてしまうことを確認しました。次に、パスワードを人に話してしまったり、簡単に見破られてしまうパスワードを使ったりすると、情報を守りきることができないことを話し合いました。
 このことから、他人に見破られにくいパスワードを考えました。もちろん、忘れてしまうパスワードでは、後でとても困ります。誕生日や住所、電話番号などは見破られやすいパスワードであることから、いろいろな組み合わせでパスワードを考えたり、自分自身の情報に結びつかないようなパスワードを考えたりしました。
 最後に、今後、他人にパスワードを知られないために気をつけること、他人のパスワードを知ったときの対応を話し合いました。他人にパスワードを知られない方法として、「人に話さないこと」や「パスワードを書いたメモを、人の目につきやすいところに置かないこと」、そして、他人のパスワードを知ったときは「パスワードを変えるようにアドバイスをすること」を確認し合いました。
<授業後の児童の感想より>
・パスワードを知られたら、自分の情報を知られたり、勝手に使われたりして危ないなと思いました。
・パスワードを人に教えると危ないから教えないようにしたいと思います。
・パスワードを簡単にすると、人に知られたり、覚えられたりするので、難しいほうがいいのだなと思いました。

【小牧市立岩崎中】技術で著作権について考えました

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 現在はさまざまな教科で、生徒がインターネットを使って調べ学習をしたり、インタビュー(取材)活動をしたりして学習を深め、その成果をプレゼンテーションや紙面にまとめて発表するという授業形態が定着している。そういったまとめを行う際に、数多くの写真や資料を切り貼りしたり、スキャナやネットから取り込んで貼付して使用することがある。しかし、著作権や肖像権に関する知識や配慮は無いに等しい状態である。学校の学習活動の範囲内であるため違反にはならないが、今後、学習の成果を外部に発信していく機会が増えることが予測されることから、著作権・肖像権についての理解と配慮を深めることは、必要不可欠であると考える。そこで、1年生の技術の授業で、作品を作る前段階で授業を行った。簡単な情報モラルクイズを作り、それを元にどのような場合が著作権法に違反するかをグループで話し合わせた。
 ねらいとする答えは生徒から引き出すことができたが、話し合いを深める時間が不足し、表面的な部分での学習にとどめざるを得なかった。生徒たちの反応はよく、実際に自分たちが技術の授業で作成する「自己紹介カード」でも、事例に似たことを計画していた生徒もいて、真剣に考える姿が見られた。表面的なものだけでなく、作品やその一部を使われる著作権者の心情的な部分にまで踏み込んで、話し合いを行わせることができれば、さらに深い学習ができると考える。
 生徒の感想からは、以下のようなものがあった。
 ・自分が知らずにやってきたことが悪いことだと気づいたので、これからは気をつけたい。(男子)
 ・私はブログをやったり、HPをひらくことが多いので、これから注意したいと思います。(女子)
 ・私も友達からCDを借りることがあるが、著作権を侵害しないよう気を付けようと思った。(女子)
・自分が作ったものにも著作権がある。頑張って作ったものは、大切にしなくてはいけないと思った。(女子)