【西尾市立米津小学校】米っ子タイムを大切に

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 本校では、平成25年度から、子供たちの心を耕すことを目的に、毎週金曜日に、15分間の「米っ子タイム」を行っている。「米っ子タイム」とは、子供たちが3〜5人のグループとなり、決められた内容についてゲーム形式で行うものである。子供たちは、ゲーム感覚で行っているが、教師はこの活動を通して関わりのスキルやコツを身につけさせながら自尊感情を育むことをねらいとしている。「米っ子タイム」には、四つのプログラムがある。プログラム内容は、以下の四つである。
 1.質問じゃんけん
 2.どちらを選ぶ
 3.アドジャン
 4.よいところ見つけ
 子供たちには、学期末に「米っ子タイム」についてのアンケートを行っている。そのアンケート結果から、この「米っ子タイム」を楽しみにしていることが分かる。子供たち同士のトラブルが減り、子供たちの心が耕かされてきたことがよく分かる。
 本校では、教師用に「米っ子タイム」の研修を、年に数回行っている。担任が変わっても内容が変わらず、子供たちが安心して取り組めるようにしている。
 今後も、この「米っ子タイム」の時間を大切にし、子供たちの心を耕せていければと考えている。

【常滑市立常滑西小学校】1・6年ペア活動

 本校では、1・6年、2・5年、3・4年が、ペア学年になって交流活動を行っています。1学期には、その活動のひとつとして、1・6年生の「ペア読書」がありました。6年生は、ペアの1年生のために絵本を選び、読む練習をして、読み聞かせをしてくれました。自分のために1対1で、6年生が絵本を読んでくれるので、1年生にとってはとてもぜいたくなうれしい楽しい時間になりました。また、入学式での「ペア入場」、1年生を迎える会での「ペア入場」やプレゼントなど、何かと6年生にはお世話になっている1年生です。掃除のお手伝いもしてもらっています。6年生をとても頼もしく感じ、尊敬とあこがれをもって頼りにしている1年生です。6年生も1年生と接するときは、表情が穏やかで、にこやかです。1年生をいたわり優しく接してくれます。
 今後も、「ペア活動」を継続していきますが、回を重ねるごとにますます仲よく、絆(きずな)が深まっていくと思います。

【一宮市立大徳小学校】福祉実践教室

 「福祉実践教室」を行いました。最初の全体講義で、講師から、「この講義を通して、相手の立場に立って考えることを学んでほしい」という話を聞きました。それから三つの講座に分かれました。
 「車椅子体験」では、車椅子に乗って、段差や障害物を通りました。段差があることに大変さを感じる児童が多くいました。
 「高齢者疑似体験」では、年齢を重ねたときに、身体はどのような状態になるかを学びました。ふだん簡単にできる階段の上り下りや手先の操作、新聞を読むことなどが、年齢を重ねるととても時間と労力がかかることを感じました。
 「視覚障害者のガイドヘルプ」では、目の不自由な人を案内するときにはどうすればよいか、目が見えないとどのような状態になるのかを実際に体験してみました。
 子供たちからは、「アイマスクを付けた友達をガイドするのは、とても怖かった」「目が見えないと、どこまで階段があるか分からずドキドキした」と話していました。
 今回の講座を受けたことで、「全ての人が幸せに暮らせる社会」にするには、一人一人に何ができるかを考えるよい機会になったと思います。

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