【岡崎市立竜谷小学校】竜谷っ子ピカピカ大作戦

 本年度より、本校では、これまでの「学区ボランティア活動」を見直し、子供たちが地域に貢献できたことを実感できる活動にできないかと考え、名称を「竜谷っ子ピカピカ大作戦」と改め、活動内容も変えていくことにしました。
 従来の活動では、通学路のごみを拾いながら下校をするというものでしたが、あまりごみがなく、低学年の子供たちは、通学路をきれいにしているという実感もないまま下校してしまうことになっていました。そこで、本年度は、学区内で子供たちがよく利用する施設や場所を3か所に絞り、そこの草取りを集中して行うことにしました。場所と活動を絞り込んだのです。このことによって、どの学年の子供たちにも目的がはっきりするのではないかと考えました。また、活動しながら下校するのではなく、目的意識を明確にするために、活動後は学校へ戻ってくることにしました。地域のために草取りに行くのであって、下校のついでにごみを拾うというような意識で活動しないようにしました。さらに、3年生から6年生までの子供たちが学年をこえて縦割りで活動をする「縦割り班」で行いました。1、2年生は、移動距離の関係もあり、学校の運動場の草取りをしました。
 これらのことにより、6月27日に行われた「竜谷っ子ピカピカ大作戦」では、子供たちは、「学区子どもの家」周辺・竜泉寺公民館周辺・神社の草を真剣に取っていました。また、地域の方も手伝いに来ていただきました。子供たちは、自分たちが住んでいる地域に貢献しているんだという思いを高めたようです。ここで、感想を紹介します。
・子どもの家の周りの草を取りました。すごくつかれました。でも、すごくきれいになりました。とてもうれしかったです。
・いっぱい草が生い茂っていたけれど、少しでも、みんなの力できれいにできたので、よかったです。
・けっこう草がいっぱいあったけれど、あきらめずにやり、きれいになったことがうれしいです。
 後期は、11月に落ち葉拾いを予定しています。子供たちの学区を大切にしていこうという気持ちが更に高まることを期待しています。

【愛西市立八輪小学校】異学年交流を通して

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 本校は、全校児童107名、全学年単学級の小規模校です。6年間クラス替えがなく、限られたメンバーで小学校生活を過ごす児童が、より多くのコミュニケーションをとる機会を得たり、異学年交流を通して思いやりの心を育んだりすることを目的として縦割り班活動を行っています。
 縦割り班では、運動会や「6年生を送る会」での活動を共に行うだけでなく、年間10回「八輪っ子タイム」の時間を利用して、一緒に遊んだり、本校が取り組むFBC活動の花壇作りのために苗を植えたり、除草をしたりしています。
 遊びを考えるのは、6年生の役割で、1年生から6年生まで全員が楽しめる内容を工夫することで、思いやりの心が育っています。また、種から花を育て、初秋にかけて美しい花が花壇を彩る様子を楽しむことで、自然や環境について考えるよい機会ともなっています。

【豊橋市立大村小学校】思いやりと尊敬の心を育む「なかよし班活動」

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 本校は、全校児童207名の学校です。異学年交流の場として、縦割りで「なかよし班活動」を行っています。
 5月には、「なかよし遠足」があり、なかよし班で動物園をウォークラリーをしました。6年生を中心に、クイズの答えをみんなで考えたり、チェックポイントを探したりしました。高学年の子は低学年の子にわかりやすく教え、やさしく声をかける姿が見られました。帰りのバスでは、どの子も「楽しかった」と口々に言っていました。
 また、「なかよし集会」では、運営委員会が考えた遊びに、各班が一丸となって取り組んでいます。
 これらの活動を通して、高学年の子供たちには、下の学年を思いやる心が育まれ、低学年の子供たちには、高学年に対する信頼と憧れの心が育まれていると感じています。これからの「なかよし班活動」を通して、どの学年の子供たちにも思いやりと尊敬の心が更に育まれていくことを期待しています。

【高浜市立高浜中学校】赤ちゃん親子ふれ愛交流会

 本校では、3年生を対象に、赤ちゃんとの触れ合いを通して命の尊さを理解する授業を実施しています。交流会に向けて、赤ちゃんとの交流に興味をもったり、想像したりしやすいように、生徒たちは昨年度の交流会の写真や映像を見たり、主催者の方に赤ちゃんと接するに当たっての願いや思いを聞いたりしました。また、親の気持ちを理解し、優しい気持ちで赤ちゃんに接しようとする心を育むために、生まれてから今までの自分について保護者の方にインタビューをしてきました。
 交流会では、生徒と母子が班ごとに対面しました。生徒たちは自己紹介の後、赤ちゃんを母親から受けとり、優しく抱き上げました。母親からあやし方を教わったり、おむつ替えを手伝ったりしました。赤ちゃんと接する機会がない生徒も多く、はじめは緊張気味でしたが、腕の中で赤ちゃんが見せる無邪気な表情に自然と笑みがもれるなど、ふだんの授業では見られない生徒たちの姿を見ることができました。
 交流会後に生徒たちが書いた感想には、赤ちゃんと触れ合ったり、自分自身の過去の様子や親の思いを聞いたりすることで、親から子供にそそがれる愛情についての気づきが多く書かれていました。この交流会での生徒たちの表情や感想から、命の尊さを体験的に学ぶことができたと感じました。
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【豊川市立長沢小学校】 たてわり活動「おしろやま班」

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 本校は、全校児童177名の小さな学校です。特色ある取組のひとつに「おしろやま班活動」があります。これは1年生から6年生までの全校児童を縦割りにし、一年を通して様々な活動を「おしろやま班」で取り組むというものです。
 「1年生を迎える会」では、初めて「おしろやま班」のメンバーが顔を合わせます。6年生が班長として司会進行をして、メンバーの自己紹介やインタビューを行います。班対抗のゲームも行います。「新聞乗りゲーム」ではどんどん小さくなっていく新聞紙に班のメンバーが乗れるように6年生が1年生をおんぶするなどして、各班で工夫をしていました。笑顔あふれる心温まる時間になりました。
 一年を通して「おしろやま掃除」も行っています。月曜日、火曜日、木曜日は「おしろやま班」で掃除を行います。高学年は低学年に掃除の方法を教えたり、低学年は高学年の働く姿を見て、効率のよい掃除のやり方を学んだりします。
 他にも、運動会での「おしろやま種目」や、読書週間では「おしろやま班」での読み聞かせや、おすすめの本の紹介も行います。「寺子屋タイム」では、「おしろやま班」のメンバーで高学年が低学年に算数の勉強を教えています。
 「おしろやま班」で行う様々な活動を通して、班の仲間との絆(きずな)も深まってきています。今後も子供同士が心のつながりを感じられるような時間になることを願っています。

【岩倉市立曽野小学校】自尊感情と共感力をもち、たくましく生き抜く児童の育成

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 曽野小学校では、心と体がたくましい児童を育成するために、自分自身を大切にする自尊感情(自己肯定感)と、他者に共感する力の育成を行っています。それは、自尊感情とともに他者に共感し、協調する力があることによって、社会に貢献できる健康でたくましい児童が育成できると考えているからです。
 さらに、心と体の授業では、全員参加を保障し、関わり合い認め合う活動を取り入れることで、主体的に学習する意欲と、他者を認める心情を培っています。
 本校4年生道徳科の授業では、「本当の思いやり」を主題に研究授業に取り組みました。「本当の思いやり」の資料で、相手の気持ちに共感しながら、人のために親切にすることはどんなことなのかを考えました。

【岡崎市立北中学校】友達同士で心の健康を守ろう〜メンタルヘルス講習会〜

 保健所の健康増進課の精神保健福祉士、保健師を講師にお招きして、「メンタルヘルス講習会」を行いました。一人で悩みを抱え、苦しんでいる友達の心を少しでも軽くするために何ができるかを学びました。
 まずは、「気づき」が大切。いつもと様子が違ったら、声を掛けて心をほぐすことが必要です。そして、相手が悩みを話せるように寄り添い、悩みを受け止め、信頼できる大人につなげることを教えていただきました。さらに、実際に友達とどんな言葉掛けをするのかを考え、ロールプレイを行いました。
 講演後には、「話を聞き出すのではなく、まずは話してもらえるような言葉掛けをしたい。受け止めるのは難しいことだけれど、少しでも心が軽くなるように接したい」という感想が生徒からありました。友達との接し方を考えるよい機会にもなりました。

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【岡崎市立翔南中学校】よりよい人間関係づくり 〜ハートフル週間を通して〜

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 本校では、保健委員会が中心となって、「ハートフル週間」を設定し、よりよい人間関係づくりに努めている。昨年度は、6月、10月、2月と1年に3回、本年度は、現段階で6月に1回実施した。主な活動として、学級の仲間のよいところを見つけ、全員にいき渡るようにメッセージカードを書き、それを回収し、振り分け、個人個人に届けている。メッセージカードの多くは、「元気がなかったときに励ましてくれた」「わからないことを丁寧に教えてくれた」「配付物を配ってくれた」「教室移動の際に机上に置いてあったものを椅子の上に置いてくれた」など、日常の何げないことに目を向ける生徒が多く、表面的に目立つことではないことを認め合う様子が数多くあった。
 「ハートフル週間」を終えての感想では、「心が温まった」「みんなからのカードをもらって、すごくよい気持ちになることができた」「いつもは気付けない自分のよいところや他人のよいところをたくさん見つけることができた」「ハートフル週間でなくても、友達のよいところを見つけたい」など、多くの前向きな感想が書かれていた。生徒は、仲間からよい行動と評価されることにより、学校生活への安心感、居心地のよさ、自己肯定感などを高めることができた。また、「他のクラスの子にもメッセージを書きたい」など、視野を広げた意見もあり、今後の活動に反映させていけたらと考えている。
 今後も、自分や他人のよいところを認め、思いやりや優しい気持ちをもって生活をしていって欲しいと願う。

【豊田市立寿恵野小学校】なかよし活動を通して

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 本校では、全校約700人を72班に分けて、1班には同じ学年の子が1〜3人になるように班編制をして、縦割り活動(なかよし活動)を実施しています。なかよし活動を通して、他学年との関わり方を学んでいます。特に6年生は最高学年として、下学年のことを考え、企画・準備・運営・振り返りをします。室内遊びをするときには、グループをリードしたりサポートしたりしています。学級でリーダーとして活動している子がなかよし班のリーダーになっている場合もありますが、少人数でこのメンバーなら頑張れるという子がリーダーになっている場合もあるので、なかよし班の担当の先生が6年生を支えています。5年生は、事前に6年生と打合わせを行い、6年生の動きを見て、遊びのサポートをしたり、来年度に向けて勉強したりしています。4年生は1年生をなかよし班の教室まで送り迎えをします。低学年は、お兄さんお姉さんの言うことを聞いて楽しく遊んでいます。
 本年度は、5月2日(水)に実施した「新入生を祝う会」から、今年度の縦割り活動が始まりました。体育館での第1部では、6年生の係の子が中心となって、1年生の紹介や学校に関するクイズ等をして、全校で1年生を歓迎しました。第2部では、なかよし班の教室に分かれて、円になってお弁当を食べながら自己紹介をしました。その後、6年生が考えた遊びをしました。今回は、全グループがジャンケン列車でした。1年生が上学年にジャンケンで勝てて喜ぶ姿、高学年が1年生にジャンケンで勝ってしまい申し訳なさそうにする姿、1年生がお兄さんやお姉さんの肩を持つために困っていると、1年生が肩を持ちやすいように小さくかがむ高学年の姿等、関わり合う場面がたくさんありました。
 2回目からのなかよし活動では、各グループが考えた遊びが始まりました。6年生が考えた遊びについて、事前に各班の担当の先生が点検をして、よりよい進行になるようにアドバイスをしました。遊びが始まると、担当の先生は、6年生に臨機応変に助言をしたり一緒に遊んだりしました。振り返りでは、6年生が遊びを振り返り、次回の遊びに向けての課題を考えました。
 「今日のなかよし活動が楽しかった」「次のなかよし活動が楽しみ」となるように、高学年を育てつつ、6年生が考えてくれたことをみんなが協力しながら遊べる雰囲気を作っていきたいです。

【岡崎市立梅園小学校】 ふわふわの木

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 本校では、全クラスに「ふわふわの木」が掲示されています。
 「ふわふわの木」とは、梅っ子スマイル(生活委員会)が「全校にふわふわ言葉を広めたい」ということで提案し、子供たちが友達から掛けてもらった「ふわふわ言葉」を書いた葉っぱを貼っていくものです。
 「休み時間に、一緒に遊ぼうと声をかけてくれた」「図工のときに、片付けを手伝ってくれてありがとう」「けがをしたときに、保健室に連れて行ってくれてありがとう」など、子供たちが日々の生活の中で見つけた「ふわふわ言葉」を貼っていきます。また、昼の放送では、梅っ子スマイルの委員から「ふわふわの木」に貼られた言葉の紹介もされています。
 その成果として、6月に全校で行った「生活アンケート」の結果でも「うれしいことをしてもらったか」について、「ある」と回答した数は全体の97%でした。昨年度3学期より96件増加し、これまでの最高値でした。人を気遣ったり、まわりの友達のがんばりを認めたりする件数が、更に増加しています。その中で「ふわふわ言葉をかけてもらった」が一番多く、梅っ子スマイルの「ふわふわ言葉」の呼びかけや「ふわふわの木」を作り上げる活動が効果を上げていると考えられます。
 これからも「ふわふわの木」の活動で「ふわふわ言葉」が、全校に浸透していくようにしたいと思います。

【小牧市立光ヶ丘中学校】あいさつスマイルプロジェクト!

 小牧市では、“笑顔でさきがけあいさつ運動”が行われ、年に2回、地域の方も参加して「あいさつ運動」が開かれます。
 光ヶ丘中学校では、生徒会が中心となり“あいさつのあふれる学校”を目指して、「あいさつスマイルプロジェクト」を実施しました。
 登校時、昇降口から渡り廊下に生徒・教師が並び、元気な「おはよう」のあいさつとともに、ハイタッチをしながら教室へと向かいます。
 出迎える委員や教師の笑顔、ハイタッチしながら通る生徒の元気なあいさつ。みんなが自然とさわやかな気持ちになれる朝の一場面です。
 また、この「あいさつの輪」は、校内だけではなく、登下校や様々な校外での活動の場にも広がっています。

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【新城市立黄柳川小学校】全校で取り組む「体・徳・知」の活動

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 黄柳川小学校では、『5』という数字をキーワードにして「体・徳・知」の活動に取り組んでいる。

○「体」の活動:運動場を500周走ろう(ランニングタイム)
 毎週火曜日、朝の会の前に全校で5分間走をしている。グラウンドに集合し、全校で準備運動をした後、ランニングタイムが始まる。走り終わると、整理体操をし、教室に戻って「マラソンカード」に走った周回数を記録する。児童玄関には、50周・100周・150周…と自分が走った周回数がわかるようなマグネットの掲示がある。全校児童が1年間で500周以上走ることを目標として取り組んでいる。

○「徳」の活動:五つの種を育てよう
 4月のはじめに、校長から全校児童に「始まりの種」が渡され、一つ目の種を育てる活動が始まる。残りの4種類の種(又は苗)は、学年ごとに決めたり、授業で必要な植物を植えたりしている。本校はFBC(フラワー・ブラボー・コンクール)に参加しているので、そこで頂ける種も育てている。トレーから育てはじめ、芽が出てある程度の大きさになったらポットに移植し、やがては鉢植え、花壇と移し替えていく。また、本校の花壇「共育花壇」では、季節に合った花を一面に育てている。地域の方も、共育花壇協力者としてこの活動を支援してくださっている。種のまき方や育て方を教えてくださったり、うまく育たない場合はアドバイスや支援をしてくださったりする。現在は、ヒマワリを育てている最中である。

○「知」の活動:50冊の本を読もう(5000文字を読もう)
 本校児童は、机の中に常に1冊の本を入れている。読書を通して知的好奇心や想像力が育つこと、多くの言葉を知ることで文章読解力等の力が向上することを期待している。
・朝の読書:朝の会の前に10分間実施している。
・読み聞かせ:毎月1回、地域や保護者のボランティアによる読み聞かせを実施している。
・図書委員の活動:雨の日の昼休みには、図書委員による読み聞かせ「アメ(雨)ドーク」が行われる。

【春日井市立柏原中学校】体・心・命の学習を通して

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 本校では、「体・心・命の学習を通し、自分の成長に喜びをもつとともに、個々を認め合い、自他の命を大切にしようとする気持ちを育てる」ことを目標に、全校を対象に1回、各学年でそれぞれ1回ずつ、学校保健委員会を行っています。
 本年度もすでに、1年生と3年生では実施されており、3年生の「薬物乱用防止教室」では、春日井警察署の方を講師に迎え、薬物の恐ろしさや誘惑に負けない心について学びました。
 講演後には、「人から誘われても、決してやらないようにします。すすめられている友達がいたら、その友達も助けたいです」という生徒の感想や、「この教室で学んだこと、感じたことをしっかりと心に焼き付けて、体・心・命を大切に育っていってほしいです」という保護者の感想などがありました。
 また、12月には、「睡眠と心の成長」をテーマに、全校学校保健委員会を開催する予定です。

【尾張旭市立西中学校】全校一斉あいさつ運動

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 尾張旭市立西中学校では、学期に1回「あいさつ運動」を行っています。
 本年度の1回目は、7月9日〜13日にかけて行いました。生徒会役員や職員が、「おはようございます」と元気よく登校する生徒に声をかけていました。登校する生徒からも元気なあいさつがかえされ、生徒たちの心の通じ合いを感じることができました。
 2学期は、PTAや地域の方、地域の健全育成協議会とも連携し、心の通い合う西中学校の「あいさつ運動」を更に活発に行っていきます。
 また、今回は、7月初旬にあった西日本豪雨の被災者の方に対する募金活動を合わせて行いました。急な企画ではありましたが、被災された一人一人への思いを込めて、生徒が積極的に募金をしている姿からは、思いやりの心を育むことに結びついていると感じました。

【一宮市立赤見小学校】赤見を誇りに思い、赤見を愛する気持ちをもち、地域の清掃をします

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 本校では、毎年春と秋の2回、各地域の公園や神社など、地域で大切にしている場所へ行き、清掃を行っています。5時間目の授業が終わった後、通学班別に出かけます。
 本年度は6月7日(木)に、地域清掃を行いました。子供たちは、ごみ袋を片手に意欲的に臨みました。清掃活動が始まると、子供たちは、積極的に落ち葉やごみを拾ったり、草を抜いたりして、一人一人がごみ袋いっぱいになるように、活動時間の終わりまで一生懸命行いました。
 当日は、地域の方やPTAの方も参加していただき、文字通り「地域ぐるみ」で行う活動となっています。清掃場所は、子供たちにとって、通学団で集まったり、友達や家族と遊んだりするなど、日常の生活の中でお世話になっている場所です。1年生から6年生まで、どの子も感謝の気持ちを込めながら誇りをもって活動に取り組みました。  
 本校の学校教育目標である「赤見を誇りに思い、赤見を愛する児童の育成」は、このような活動の中でも見ることができます。

【豊田市立御作小学校】豊かな心を育む活動

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 本校は、全校児童39名の小規模校ですが、人数が少ない分、子供同士が関わる機会が多く、その中で相手を思いやる心を育み、仲間としての絆(きずな)を深めています。

〇縦割り清掃活動
 全児童を六つの縦割り班に分け、年間通して清掃や遊びを一緒に行っています。その中で、上学年には下学年を気にかけた優しい言動が多く見られ、下学年には上学年のよい行いをまねしたり、指示を素直に聞いて動いたりする姿が見られます。特に、縦割り清掃は、2、3人で掃除をするため、上学年は必然的に下学年に掃除の仕方を教える立場になります。自分が上の子から教えてもらったことを、今度は下の子に伝えていくのです。伝統的に繰り返される活動の中で、子供たちは、当たり前のように互いを気遣い、思いやる心を育んでいきます。

〇読書に親しむ活動
 毎朝登校して自分の支度を調えた後、ほとんどの児童は図書館に向かいます。家庭読書も推進していて、毎月のがんばりを称賛し、進んで読書に親しめるようにしています。6月は、月のめあても読書に関するもので、図書委員会主催の読書祭りも行われました。その中で、委員会児童による大型絵本と紙芝居の読み聞かせが行われ、全校児童(読み手も聞き手も)がお話の世界を楽しむことができました。どの子も、いつも以上に本に親しむことができたようです。

【豊田市立明和小学校】学校保健委員会「めざせ!あったかハートのコミュニケーション」

 6月28日(木)に、「めざせ!あったかハートのコミュニケーション〜自分の気持ちを伝えよう、相手の気持ちを考えよう〜」をテーマに学校保健委員会を開催した。
 前半では、健康委員会の「ありがとうの木」の活動の紹介をした。子供たちが、友達や自分の家族に向けて、よい行いやがんばったこと、助けてくれたことなどに対する賞賛や感謝の気持ちを、葉っぱ形の手紙に書いて木の枝の絵に貼っていくという取組である。「いちりんしゃをいっしょうけんめいやっていたね」と運動会の練習をがんばっていた友達に向けて書いたり、自分のお父さんに「いつもおそくまでおしごとありがとう」と感謝する言葉を書いたりする子がいた。廊下に掲示された「ありがとうの木」を見た子供たちは、更にお互いを思いやる気持ちを通わせていた。
 後半では、家族への「ありがとうの木」の取組をもとに、この日同席した保護者と「ありがとうのメッセージ」の交換をした。「いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう」「お手伝いをしてくれてありがとう」などのメッセージがあり、中には子供たちの手紙を読んで涙を流す母親の姿も見られた。
 また、JRC愛知支部の方に来ていただき、ハンドマッサージによる親子の心のふれあいを体験した。「お母さんの手があったかかった」「ゆったりした気分になりました」と、会場全体が和やかで温かな雰囲気に包まれていた。

    〈ありがとうの木〉   〈ハンドマッサージによるふれあい〉
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【春日井市立小野小学校】 障がいのある人が困っていることを知るアイマスク体験

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 本校の3年生は、「総合的な学習の時間」で福祉について勉強しています。
 6月7日(木)には、視覚障がい者の気持ちを理解するという目的で、体育館でアイマスクをして、白杖(はくじょう)をついて障害物を避けて歩く体験をしました。2人1組になり、ペアの誘導に従ってコースを回りました。この体験を通じて、障がいのある人の困っている状態を知り、社会にはいろいろな立場や状況の人がいることに気づくことができました。
 児童の振り返りシートでは、「とても怖くて、目が不自由な人はこんなに大変なんだな」「ふだん通っている道が予想と違って大変でした」「町で白杖をついている人を見かけたら助けてあげたい」と書いてあるものも見られました。
 これからも福祉体験を通して、優しい心を膨らませていけたらよいと思います。

【安城市立安城南中学校】地域とともに防災に取り組む

 安城市立安城南中学校では、安城市中央地区社会福祉協議会並びに安城市市民生活部危機管理課の協力のもと、「安城市中学生防災隊防災教室」を開催し、1年生全生徒が参加しました。更に学区にある16町内会からも30名を超える方が来てくださり、地域と一体となって防災について学びました。
 これまでこの教室は、土曜日などに20名程度の規模で開催されていたものですが、南海トラフ地震などの危機が叫ばれ、さらには、阪神・東日本・熊本などの震災・地震等での被害において、共に助け合う姿勢が注目されていることから、中学1年生全員にその意識をもたせ、いざというときの力に自ら加わっていけるように考えました。
 当日は、学区在住で三河地震を経験された方より、「この地域での地震は、いつ起きてもおかしくないよ」と話をされた上で、戦時下に起きた大地震で学区の皆さんが困った様子をわかりやすくお話されました。また、「共助」についても、コミュニティサポーターの方がお話ししてくださいました。生徒は「自助」だけでなく、地域の方と一緒に「共助」の大切さも理解し、自分たちの可能性について考えました。
 本校にある防災倉庫に備蓄されているものが全て出され、生徒に向けて危機管理課の方が説明をし、簡易担架と簡易リヤカーの組立てを行いました。また、防災用簡易トイレの設営や井戸水の場所の確認、自作型の簡易トイレの説明などもありました。
 2時間があっという間で、内容の濃い防災教室でした。終了後には、修了証をいただきました。生徒は、今後、地域の防災訓練のボランティアに参加する予定です。

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【常滑市立三和小学校】 ピカピカな三和小学校

 本校の児童は、一生懸命掃除を行うことができます。その理由は、二つあります。
 一つ目は、毎年、清掃道具を作っている会社の方に来ていただき、1・2年生を対象に、水ぶきや雑巾の絞り方など、掃除の仕方や掃除の意義について教えていただいています。
 二つ目は、ペア学年を主体とした縦割り班による掃除活動を行っていることです。上手なペアを見ていると、ペアのお兄さん、お姉さんの言葉がけや行動のすばらしさが見られます。共に掃除を行い、最後にはみんなで集まって、ねぎらいの言葉を伝え合っています。
 よいお手本があるから、1年生から6年生までの一人一人が、よいと思うことを進んで行うようになっていくのだと思います。
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