【北名古屋市立師勝中】廃品回収

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師勝中学校では、毎年、年3回地域で行われる廃品回収にボランティアで参加しています。本校は3つの小学校からほぼ同数の児童が入学してきます。廃品回収はそれぞれ出身の小学校で行われ、それに生徒たちは自主的に参加します。仕事の内容としては、担当の先生の指示のもと、段ボール係、新聞係、雑誌係等に分かれて小学校の先生や、小学校の父兄の方々、業者の方たちと協力して車で運ばれてくる回収物を品種ごとに分け、コンテナに積み込む作業をします。今回の廃品回収ではボランティアとして3小学校の合計で、99名の生徒が参加しました。好天に恵まれ、真冬にしては暖かい日となり、生徒たちは互いに掛け声をかけながら元気に参加しました。仕事を終えた後、生徒に感想を聞くと「初めて参加したけれど、とてもたのしかった。また参加しようと思う」とか、「懐かしい小学校の運動場で、懐かしい小学校の先生と一緒に仕事ができてよかった」などという声が聞かれました。

【春日井市立味美小】 ネットモラル学習 〜心のつながりを〜

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4年生の教室でネットモラルの学習をしました。授業のねらいは「インターネットやメールを安全に使おう」です。
まず、はじめにアンケートを取りました。その結果、38人の学級において約65パーセントが携帯電話を持っている、半数がインターネットを日常的に家庭で使用していることが分かりました。
授業では、まずインターネットは大人と一緒に使うことを学びました。子どもだけで使用するとトラブルが起きた時に困ることを確認しました。次に、著作権という言葉を知りました。クラスのイメージキャラクターを決めるときに、無断で友人の考えた図案を使用してしまった事例を見て、絵や写真、音楽などには著作権があり、それらを守る大切さを確認しました。最後に、メールは使い方を間違えると危険ということを学習しました。それは手軽に送れる半面、時間を気にせずメールを送って相手に迷惑をかけてしまったり、悪口を言ってしまったりすることがあります。それを防ぐために相手を思いやった文字を送ることで、メールを便利に使うことができるということを学びました。メールの長所・短所についてのクイズもしました。
 児童の感想では、インターネットやメールはできるだけ親などの大人の近くで使いたい、メールなどで相手を傷つけないよう気を付ける、勝手に人が描いた絵などを使わないようにするなどがありました。

【知多市立東部中】秋華祭巨大モザイクアート

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 本校では,9月下旬に「秋華祭」と呼ばれる学校祭が,1日目に文化の部,2日目に体育の部という形で,二日間にわたって行われます。
 本年度,3年生の学年議会より「今年度,ご退職される校長先生に向けて感謝の気持ちを込めて秋華祭で何かをしたい」という意見が上がり,校長先生のモザイクアートを作ることになりました。3年生の学年議会の生徒が各学級へ説明に行き,全校が協力をして,2cm四方の色画用紙を約90,000枚使用した巨大モザイクアートの作製に臨みました。
秋華祭のオープニングセレモニーでステージ上にお披露目をし,校長先生より感謝のお言葉をいただきました。全校生徒から,いつも見守ってくださる校長先生に感謝の気持ちを伝えることができたと思います。
生徒は,感謝の気持ちをもつことの素晴らしさを改めて実感することができたと思います。

【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島中】福祉実践教室

12月16日(水)7年生33名が福祉実践教室でやすらぎの里を訪問し、施設利用者の方と交流しました。生徒たちは、この日のために、お渡しするプレゼントを作ったり披露する合唱曲を練習したり、一生懸命進めてきました。とても短い時間での交流でしたが、クリスマスやお正月のぬりえを一緒に行う中で、おじいさんやおばあさんが楽しんでくださっているのを自分の喜びとして感じることができました。交流会の最後には「マイバラード」と「上を向いてあるこう」の歌を披露しました。一緒に歌ってくださる方や、手拍子をしてくださる方もいらっしゃり、とても楽しい雰囲気で交流を終えることができました。このような機会を与えてくださったやすらぎの里の皆様に感謝申し上げます。
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【瀬戸市立幡山東小】夢を持つことの大切さ

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 本校ではお天気キャスターの石橋武宜さんをゲスト講師に招いて高学年の児童と保護者対象に講演をしていただきました。お天気の話はもちろんのこと「夢を持つことの大切さ」を話していただき、子どもたちは大変感銘していました。来月には1〜3年生を対象に再度お招きする予定です。また、6年生の児童や観覧を希望した保護者対象に車いすバスケの選手6名をお招きして、模擬試合や競技用車いすを体験させてもらい、その難しさを経験しました。その後6グループに分かれての交流の時間には、色々なお話をしていただき子どもたちからの質問にも丁寧に答えていただきました。
 6年生の児童は、車いすバスケのスピードや迫力に驚きの表情を見せていましたが、何より選手一人一人の常にポジティブな思考やその為の努力を惜しまぬ姿に強い何かを受け取ったようでした。観覧された保護者も初めて観るという方がほとんどで、選手の生き様に強く感銘を受けていました。このような体験活動を通して、一歩ずつ豊かな「心」を育てていってほしい者です

【東浦町立緒川小】北部中校区クリーン作戦

 10月31日(土),北部中学校区内のクリーン作戦を3校(北部中学校・森岡小学校・本校の3校)合同の取組として,有志の児童・生徒・保護者に参加を呼びかけて実施しました。本校からは4・5・6年生90名と保護者・職員が参加しました。
 当日は,まず,小学校区のちょうど境界付近にあたる天白公園に参加者全員が集合しました。そして,「みんなで町をきれいにするんだ」という気持ちを確かめた後,大きく緒川東,緒川西,森岡東,森岡西の4コースに分かれて,ゴミ拾いをしました。
 参加した,子どもたちからは「町におちているゴミがなくなると,気持ちいいな」「いつもきれいな町であるように,ごみをポイ捨てしないように気をつけたいな」「ボランティア活動に参加するとすがすがしい気持ちになるね」,保護者からは「この取組が始まって10年近く経つが,年々,落ちているごみが少なくなってきている気がする。継続して取り組む中で,地域住民の意識も育ってきているのかもしれない」という声が聞かれました。
 ボランティア活動として自分たちの町をきれいにするとともに,自分たちの町のよさを再発見する機会となりました。
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【安城市立安城西部小】「なかよし集会」で楽しく交流

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本校では、人とかかわる力や表現力を育て、学校生活を楽しく充実したものにすることを目的に、月に隔週で「なかよし集会」という活動を行っています。これは、各学年4〜6人ずつの縦割りグループでの活動です。グループごとに遊びを考えたり、一緒に給食を食べたりしています。また、グループ内で6年生と1年生、5年生と3年生、4年生と2年生でペアを作り、上級生は下級生の補助をするなどして、リーダーシップやフォロアーシップも身に付けています。12月には全グループ対抗のドッジボール大会が行われました。ルール説明や審判もすべて6年生が行いました。当たったらそのペアの児童も外野へ行くなど、独自のルールで、当日は大盛り上がり。高学年が低学年の児童にボールを渡す姿や、低学年の児童の応援を受けて張り切る高学年の児童の姿、とても微笑ましかったです。6年生はあと3か月で卒業です。残り少ないなかよし集会での楽しい思い出をみんなで作ると同時に、来年度に向けて、5年生は6年生の姿をしっかりと目に焼き付けて、継続していってくれると思います。

【豊田市立竹村小】人権週間を通して、子どもたちが考えたこと

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 竹村小学校では、12月の人権週間に合わせて、全校で様々な取り組みをしています。

 まず、人権とは何か、という道徳の授業です。
 学年に合わせて、「人権って何だろう」ということを考えます。
 人に意地悪をしないこと、友達を大事にすること、自分が大切に育てられていることを実感し、それが当たり前のことであると同時に、とても大切なことであることを学びました。
 次に、人権に関する本の読み聞かせです。
 司書の方と相談して、人権に関する本を準備してもらい、学年やクラスに合わせた絵本の読み聞かせを行いました。
 人に優しくすることや、みんな平等であること、いじめを受けたり、いじわるされたりした側の気持ちを、読み聞かせによって、より深く考えられました。
 それから、人権に関する標語作りです。上記の2つの授業で人権について学んだこと、考えたことをもとに、自分の気持ちを標語にしました。標語を作る中で、友達とどう接していけばいいのかな、差別ってどういうことなんだろう、と子どもたちは人権について考えていました。
 クラスの代表作品を選び、校内に掲示、また、全校の前で表彰することで、人権への意識を高めました。

 人権教育を通して、自分の今の生活のしかただけではなく、友達との過ごし方や、人に接するときのことを学んでいきました。この活動を続けていることで、子どもたちの中の人権に対する意識を高めていけたと思います。

【日進市立西小】クスノキフレンドパーク

 本校では児童会役員を中心にして、クスノキタイム(25分放課)にフレンドパークを実施しています。内容は、季節の行事、鬼ごっこや室内ゲームなどです。学年・学級をこえた異学年交流をする場となっています。児童はそれぞれの立場を理解して、仲よく遊ぶことができています。
(低学年の感想)
 新聞兜の作り方やじゃんけん列車、どろケイなど、お姉さんお兄さんが一緒に遊んでくれてとてもうれしかった。
(高学年の感想)
 自分が1年生のとき、6年生が一緒に遊んでくれて、うれしかったことを思い出しました。今度は自分が6年生で1年生が喜んでいる姿を見て、そのときの6年生のようになれたかなと思いました。
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【武豊町立富貴小】思いやりの心を育む道徳教育

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 本校は重点努力目標の一つに「豊かなこころをはぐくむ」を掲げている。「豊かな心」とは、「思いやり・感謝・感動・奉仕のこころ」である。
 3年生では、「雨のバス停留所で」(出典 「わたしたちの道徳」)を用いて授業実践を行った。はっきりと成文化されているきまりではない場面においても、きまりを守ることの大切さを感じさせ、そこから周りの人と気持ちよく過ごすためにきまりがあることに気づかせたいと考えた。また、この時期の児童は、集団で生活することにも慣れ、きまりを守らなくてはいけないことも分かっているが、ついつい自分の感情を優先して行動してしまいがちである。自分の行動が周りからどのように見られているかを感じさせたいとも考えた。自分の姿を振り返ることは、本校が昨年度から取り組んでいるキャリア教育とも関連している。今までに培ってきたコミュニケーション能力や人とのかかわりの中で自分の生き方を考える活動の一つとして、「振り返りのための発問や教材の工夫」についての授業実践も兼ねて行った。
 そこで、授業の前にきまりについてのアンケートを実施した。「きまりを守れなかったことがあるか」や「きまりを守っていない人がいて嫌な思いをしたことがあるか」などである。その結果発表を含めて授業の導入を行った。アンケートを行ったことで価値の自覚でのワークシートには、きまりを守ることの大切さだけでなく、周りの人がどう感じるかを考えたいと記入する児童も見られた。これはねらいとした「自分の行動が周りからどのように見られているか」に迫る考えであり、自分を客観的に捉えることができたと考える。
 中心発問では、児童が発言した直後に板書するのではなく、数人の児童が発言を終えた段階で、「自分」「母」「まわりの人」に分けて板書をした。この方法は、板書が見やすく改めてみんなの意見を振り返ることができた。また、意見を次々発表することが話し合い活動を活発にする効果もあった。
 目に見えないきまりを守ることは難しいが、「まわりの人と気持ちよく過ごすために」と考えさせることは、今後も学校教育の要として道徳の実践を行う必要がある。

【大治町立大治中】命の大切さを学ぶ教室

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 大治中学校では、愛知県警と連携し、「命の大切さを学ぶ教室」を開催しました。「少年犯罪被害当事者の会」の方を講師にお迎えして全校でお話を聞きました。
 講演では、集団暴行で子どもを失った体験、事件の悲惨さと学校・警察・マスコミ・加害者本人やその家族との関わり、その後の生活の中で感じたことなどを話していただきました。また、同じように少年犯罪によって命を失った方々の生前の様子を記録した映像を見せていただきました。講師の方は最後に「命を大切にして、思いやりの心をもち、人の痛みが分かる人になって欲しい」と語りかけてくださいました。命の大切さについて考えるよい機会となりました。
 この「命の大切さを学ぶ教室」が終わった後、会場内は静まりかえり、中には、涙をこぼしている生徒がいました。そして、「被害者だけでなく、家族や友人も苦しんでいることを知った」「暴力や犯罪は起こさない」「いじめや仲間はずれはしない」「人を大切にしていこう」「平和な社会にするため自分ができること『あいさつ』からしていこう」などの感想や決意が寄せられました。

【知多市立新知小】あいさつキャラクター新知コッコー君登場!

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 本校では,心を育てる教育推進活動としてあいさつ運動に取り組んでいます。「自ら進んで大きな声であいさつができるようにする」ことを目標に決めて全校で取り組んでいます。あいさつを通して,コミュニケーションをとることができ,より良い人間関係づくりができると考えています。
 具体的な活動としては,児童会が中心となり,あいさつキャラクター「新知コッコー君」を作製して,全校児童に児童集会であいさつ運動の呼びかけを行っています。大放課には,全校児童の希望者で結成したあいさつ隊と新知コッコー君が校内を巡回してあいさつ運動を行っています。また,中学校・地域と連携して,あいさつ運動を行うように計画しています。朝の登校時には,委員会・児童会の役員が年間のあいさつ担当日を決めて,校門で活動しています。
 児童からは,「コッコー君がいつもあいさつをしてくれるので大きな声であいさつすることができた」「あいさつ隊に参加してあいさつをするのが楽しくなった」など大変意欲的な意見を聞くことができるようになりました。
 今後も,児童が楽しく意欲的にあいさつができるよう工夫して活動したいと考えています。

【半田市立宮池小】いのちの授業

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 11月25日(水)に半田市立半田病院の方々をお招きして、5年生を対象に「いのちの授業」を行いました。聴診器で自分や友達の心臓の音を聞き合う活動をし、自分たちが生きていることを実感しました。病院で命と向き合っている方の話を聞き、限りある命を精一杯生きていくことの大切さを学びました。

 児童の感想
・自分のいのちは一つしかないから大切にしていきたい。
・今ある自分の命を大切にし、しっかり生きていきたい。
・命はいつかなくなるものだけど、今も命と戦っている人がいることを知って、自分も命を大切にしたいと思った。
・お母さんが命がけで産んでくれた命を大切にしていきたい。
・誰かが自殺しないように、いじめはしないで助け合いたいと思った。
・限りある命を大切にしていきたいし、みんなと出会えたことに感謝して、毎日を過ごしていきたい。

かけがえのない自分の命や人の命について、真剣に考えることができました。

【春日井市立坂下小】思いやりの心を考える「坂下まつり」

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 異学年とのいろいろな遊びや制作活動を通じて、児童の豊かな心を育てようと、児童会主催の「坂下まつり」を行っています。
 3〜6年生は学級で一つの出し物(お店)を企画・運営します。企画・準備の段階では、「小さな子でも楽しめるもの」という視点で、分かりやすいルールや説明の仕方などを話し合います。また、高学年の学級の出し物は、「もの作りのお店」と決まっており、下学年に工作などの作り方を教えます。
 当日、高学年の学級では、ペットボトルや牛乳パック、割り箸などの材料が準備され、丁寧に工作の作り方を教える姿が見られました。6年生の児童は、「1年生の子もたくさん来てくれた。何人も教えるのは大変だったけど、喜んでくれたから大成功!」「作り方を優しく教えました。楽しそうに作っていて、うれしかったです。」「『ありがとう』『楽しかった』と言われてうれしかった。」などと感想を書いていました。
 相手の立場に立った準備や声かけをし、相手が喜ぶ姿を見ることで、思いやりの心をもつことの大切さや素晴らしさを感じることができる活動となりました。

【豊橋市立東田小】責任感や協力性を高めるなかよし班活動

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 本校では,異学年集団で活動する楽しさを味わい,責任感や協力性を高められるように,他学年間での遊びやスポーツなど,ふだん見られない違う学年の子ども間の交流の場を月に一度,年間を通じて設けています。
 高学年は,学校内のお兄さんお姉さんという立場として,下の学年の子を思いやり,学校を自分たちの力で動かしていこうという思いを強めます。中学年は,高学年の活躍を見ることで,1〜2年後に自分たちが担うんだという意識を向上させます。低学年は,年上のお兄さんお姉さんと楽しく活動することで,学校生活を楽しんでいこうという意欲を高めるとともに,上級生に対して感謝の気持ちをもちます。
 全校を男女偏りなく30の班に分け,一班14〜15人とします。お昼の清掃の時間から昼休みまでの30分間を「なかよしタイム」とし,活動します。活動内容は6年生が考え,それぞれ担当の先生の所へ児童が出向き,内容をチェックしてもらったり,アドバイスを受けたりします。
 実際のなかよしタイムでは,6年生が1年生を教室まで迎えに行きます。5月は教室で班ごとにお弁当を食べながら自己紹介。その後椅子取りゲームなどをして楽しみました。6年生は低学年が楽しめるように計画を立てます。例えば,王様ドッジボールでは,3年生以下の子がボールを当てないと当たったことにならないルールとし,4年生以上がボールをキャッチしても低学年にボールを渡すことが当たり前に行われていました。どの班の高学年の子も低学年の子に優しく接する姿が見られ,また,低学年の子たちもお兄さんお姉さんと遊べることが本当に楽しそうで,たいへんほほえましい時間です。
 なかよしタイムの成果は,ある6年生男子の「自分たちが5年生までは6年生に任せきりだったけど,6年生になったら全部考えなきゃいけないから大変です。だけど,みんなの笑顔が見られるとうれしいです。」という言葉に表れています。

【豊橋市立羽根井小】「いのち」について考える〜道徳授業の実践を通して〜

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 羽根井小学校では,毎年「豊橋学校いのちの日」の取り組みとして,全校で道徳の授業<内容項目3―(1)生命尊重>を公開しています。
2年生の『ぼくの金魚が・・・』の授業では,役割演技を取り入れ,主人公の気持ちによりそいながら,考えることができました。
 5年生では『命のアサガオ』という資料を使って授業を行いました。骨髄性白血病のため7歳という短い生涯を終えた光祐くんが育てたアサガオの種が,同じ病気をもつ人たちに受け継がれていくという内容です。子どもたちは,光祐くんの生き方について着目し,「光祐くんの生き方のどんなところに感動したのか」ということを中心に話し合いをすすめていきました。
 どの学年も発達段階にあった資料をもとに,1時間の道徳授業を通して,「いのち」について向き合い,自分なりの考えを深めることができました。道徳ノート『ハッピーノート』のふり返りにも,「限りある命を大切にしていきたい」「精一杯生きることの大切さを学んだ」などの記述が見られ,自分自身の生活に結びつけながら,命の大切さを改めて感じることができました。

【豊田市立四郷小】心が交わり合うファミリー活動

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 四郷小学校では、「相手を思いやり、共に生きようとする気持ちを育てる」ことをねらいとして、縦割り活動(ファミリー活動)に力を入れており、年間を通して活動しています。この活動は四郷小の伝統であり、四郷っ子はファミリー活動をとても楽しみにしています。

1.ファミリー遊び
 全校を24の縦割りグループ(ファミリー)に分け、毎週火曜日の給食後にファミリーで遊びます。高学年が中心となって遊びの計画を立てていますが、ファミリー全員が楽しめるようにと知恵を出し合いルールを工夫しています。15分間という短い時間ですが、四郷っ子の笑い声や互いに名前を呼び合う声が響く、心温まる時間となっています。

2.なかよし弁当
 四郷小の近くには運動公園があります。ファミリーごとに並んで、公園へ行き、お弁当を食べて一緒に遊びます。1年生にとってはちょっと長い道のりですが、6年生の励ましでがんばって歩きます。低学年の子と手をつなぎ、体調を気遣いながら歩く高学年。時には荷物を持ってあげる姿も見られます。

3.四郷っ子フェスティバル
 2つのファミリーで1つの店を計画します。店の計画・準備は、5・6年生が縦割りの時間を使って進めます。全校規模のファミリー活動であるため、5・6年生の取組にも熱が入ります。材料を持ち寄り、役割分担をして、手際よく準備を進めていきます。全校集会でファミリー長が行う店のPRを、下級生は目を輝かせて聞いています。フェスティバルを心待ちにしている様子が伝わってきます。店のゲームの内容は、ファミリーを低中高の人数が均等になるように3つのグループに分け、合計得点をファミリーごとに競う形式であるため、お互いにアドバイスし合ったり励まし合ったりする姿が見られて、とてもほほえましい活動となっています。

4.なかよしランチ
 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年となって、交流給食を行います。クラスの半数が入れ替わり、一緒に給食を食べた後、グループ対抗の室内遊びを行っています。頭がくっつくほど体を寄せ合ってゲームをする姿が、子どもたち同士の心の距離を表していると感じます。

 なかよしランチで1年生ととても仲良くなれたと思います。あまり話せなかった子も「バイバイ」と手をふってくれてハイタッチしてくれてとてもうれしかったです。(6年女子)

 これら4つの取り組みを通して、高学年の児童にはリーダーとしての自覚が芽生え、下級生に対して思いやりのある言動が取れるようになってきています。また、活動が進むにつれ低学年の児童は、高学年の児童を慕うようになってきています。今後も、ねらいと成果を明確にして、心が交わり合うファミリー活動にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

【豊橋市立鷹丘小】 ―心の教育推進活動―

 鷹丘小学校では、昨年度から年2回「ハッピータイム」という異学年交流活動に取り組んでいます。この行事は、子どもたちが異学年との交流を深め、活動内容を主体的に計画・実践することを通して、自主性・社会性を養うことをねらいとしています。
本年度も、それぞれのペア学年、ペア学級が遊びや催しを企画し、協力して活動する姿が見られました。子どもたちは相手も自分も楽しめるように、活動内容を考えてゲームのルールを変えたり、下級生にとってわかりやすい説明をしたりするなど、工夫を凝らしています。自分たちで一生懸命考えた活動内容に、子どもたちは自信に満ち溢れた顔をしています。活動中には、上級生が堂々とルールを説明したり、下級生に優しく声をかけたりする姿がいたるところで見られます。また下級生も、楽しく思い切り遊んでいます。
「ハッピータイム」の活動を通して、友達が増え共に仲良く遊ぶ姿が多く見られるようになるなど、異学年の交流の増加や相手を思いやる気持ちの高まりが感じられます。

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【蟹江町立蟹江小】人権週間の講話より

 12月9日(水)に5年生を対象に、蟹江町人権擁護委員の3名をお招きして、人権に関するお話を聞きました。

 代表してお話をされた木全さんからは、人権とは「人が幸せに生きる権利」であり、その権利を友だちから奪うことがあってはならないと言われました。また、いじめとは、友だちを叩いたり、無視したり、傷つくような言葉を発したりするなど事例をあげて、わかりやすく説明してもらいました。その後、木全さんから「一度や二度なら我慢はできるけど、これが、何回も何日も続くと心が折れてしまい、みんな、立ち直れなくなってしまう。これは、大人でも子どもでも同じだよ」と言われた時、児童は自分のこれまでの生活を振り返りながら真剣に考えている様子が見られました。そして、いじめを減らす一つの例として「褒められたり優しくされたりするとみんなうれしいよね。教室でたくさんの言葉がけをして、明るい5年生になっていきましょう」というアドバイスもいただきました。
 最後に、「相手の心を想像しながら、自分の心を動かして行動に移すことが、みんな一人一人の幸せにつながるんだよ」と締めくくられました。

 とてもわかりやすい内容の講話であったため、子どもたちは安らかな気持ちで教室に戻っていきました。4月から最上級生となる子どもたちの心の変化に多いに期待したいと思っています。

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