【あま市立七宝中】しっぴータイムでハッピーを目指す

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 今年度から本校では、自尊感情を育むための取り組みとして「しっぴータイム」を行っています。内容は、簡単なゲームを通して、お互いに質問に答えたり、グループで1つのテーマについて意見を交換したりする10分間の活動です。その時間では、「うなずいて聞く」「人の顔を見渡して話す」「始めと終わりに挨拶する」「指示を聞く」をきまりとして毎回確認しています。これらに意識して取り組むことで、人とコミュニケーションを図る上で大切なスキルを身に付けることを目指しています。それにより、周りに受け入れられ、大切にされることで、自己肯定感を育てたいと考えています。しっぴータイム中の生徒たちは、とても明るく、笑顔であふれています。そのため、しっぴータイムにより、教室内が温かい雰囲気にもなります。今後は、この取り組みで身に付けたことを授業へも広げていくことを検討しています。題して「しっぴートーク」!授業で意見交換を行う際に、しっぴータイムで身に付けたコミュニケーションスキルを用いて話し合い活動を活発にしようとする試みです。この「しっぴートーク」を取り入れることで、意見をいいやすい雰囲気の中で学習活動を行い、言語活動を充実させ、授業の活性化もしていきたいと思っています。

【半田市立花園小】心の教育推進活動 ペア活動「ひまわり集会」

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 本校では、2学年ずつのペア活動をしています。異学年交流を深め、思いやりの心を育てることを目標に取り組んでいます。年4回ペア毎に遊びを考え、一緒に遊びます。また、年に一度「ひまわり集会」を全校で行います。その「ひまわり集会」について紹介します。
 今年の「ひまわり集会」は6月に行われました。まず、ペア学級で話し合い、どんな出し物にするか決めました。そして、大放課の時間などを利用し、高学年の児童が中心となって低学年の児童と一緒に出し物の準備をしました。今年も「急げボール宅急便」「くものすゲーム」「ミステリーボックス」「大迷宮から脱出せよ」「学校あるあるクイズラリー」など楽しい出し物がたくさんありました。当日は、ペアと一緒に出し物の担当をしたり、他の出し物を回って楽しんだりしました。準備の時間から集会当日まで、高学年の児童が低学年の児童に「ゆっくりやればいいよ」と優しく声をかけたり、「こうするといいよ」とアドバイスしたりする姿を多くみかけました。
 「ひまわり集会」はたっぷり2時間かけて行います。そのため、ペアとの距離が縮まり、お互いを知るよい機会となります。
この活動を通して、高学年の児童は低学年の児童を思いやる心が育ち、低学年の児童は高学年の児童に対して信頼感やあこがれの気持ちを抱くようになります。今後もペア活動をより充実させ、お互いを思いやる気持ちを育てていきたいと思います。


【豊田市立下山中】生徒と保護者と共に心の推進教育

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 本年度、4月の授業参観で全校道徳を実施し、すべての学級で「スマホ18の約束」という内容の情報モラルを題材に取り上げて行いました。母親が息子にスマートフォンを買い与えるときに作られた18の約束を資料にして、母親の息子に対する思いやりや愛情について考えました。
 新年度、初めての授業参観であり、保護者も多数参加する中ではありましたが、生徒たちは今の自分と比べながら、母親の気持ちを考え意見を出すことができました。

〇生徒の感想
 わたしは、まだスマホを持っていないけれど、持つようになったらちゃんとルールを守っていきたいです。学校でしゃべっていつも楽しい日々にしたいし、スマホをやりすぎないように、きちんと生活リズムを作りたいです。

〇保護者の感想
 今回この授業を見て、親として改めて考えさせられるところがありました。子どもが安全・安心でいられるように最低限のルールは作らないといけないと感じました。今後どう使用していけばよいかを子どもともう一度しっかり話し合ってみます。

 下山中学校は、生徒の約半数が携帯電話やスマホを所持し、九割がネットを利用できる環境にあります。6月には、PTA会員研修による親子授業「スマホ使用のルールづくり」を行いました。安全・安心して使用できるように、親子で夜間のスマホ使用が子どもに与える影響や、有害サイトを閲覧できないようにする方法を学び、親子でネット利用のルールを決めました。「夜9時以降は利用しない」「家族の見えるところで使う」などの約束を紙に書き込み、夏休みに各家庭で掲示してもらいました。

【蒲郡市立三谷中】三河大島清掃から学ぶ

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 6月22日に三谷中学校の全校生徒と全職員、そして地域の多くの方々を交えて毎年恒例の三河大島清掃を行いました。
 三河大島は、三谷地区の財産区であり、三谷の大切な財産です。その三河大島をみんなできれいにすることによって、ふるさと三谷を愛する気持ちを育てたいと考えています。それぞれの学年で清掃場所を分担し、多量の流木を中心に拾い集め、海開きの準備を兼ねて行います。集めたゴミを砂浜に掘った大きな穴の中で焼却します。その後、きれいになった砂浜でクラス対抗のサンドアート大会を行いました。自分たちできれいにした砂浜に、それぞれのクラスでデザインをした原画をもとに作品を協力して制作しました。PTAの役員の方々も参加し、和気あいあいと時間が過ぎていきました。できた作品は、一緒に作業をしていただいた地域の方々にも審査をお願いをし、最優秀作品を選出しました。
 また、本年度は三河大島を管理する方からヤシの記念植樹をさせていただきました。毎年清掃活動をしていることへの感謝の気持ちとして本年度は、各学年一本ずつ植樹をさせていただきました。
 大自然の中で、クラスや学年、先輩や後輩、地域の方々と触れ合いながらの活動で充実した一日を過ごせました。以下は、生徒たちの感想です。

○ 最初、とても汚くて、ゴミもたくさんあって、「こんなところで海水浴する人なんているのかな?」と思うくらい汚れていた海岸が、終わりころにはきれいになっていて、すごく気分が良くなりました。あと、自分たちの場所以外も進んで掃除をし、考動(学年訓の一つ)ができたと思います。
 
○ 初めての大島清掃を行いました。着いた時はすごく汚くて、木の枝やペットボトル、ビンなど、たくさんゴミが落ちていました。学年、学級で分かれ みんなで分担してきれいにすることができました。自分たちが普通につかっていた大島だけど、知らないところで、地域の人や三谷中の先生、先輩たちがきれいにしてくれていたから、普通にきれいな大島になっていたんだと知ることができました。これからも、今日のような三谷のためになる活動をやりたいです。

○ この大島清掃で、掃除や植樹をすることで、大島を豊かにすることができて良かったです。大島という島は、昔の漁師さんたちが漁場として、とても頼りにしていた島だと聞いています。今でも、地域の人の支えになっている島なので、この島をきれいにし、これから三谷に生まれてくる次の時代の子どもたちに、大島のことを伝えられるといいなと思いました。



【刈谷市立富士松東小】 田植え体験

 本校の隣には「ふれあいパーク」があります。これは、トヨタ車体が地域貢献の一環として、自然を再現して作ったものです。そこの一部をお借りして、本校4年生が5月に、田植え体験をしました。
 子どもたちは、どろんこの田んぼにびくびくしながら入りました。しかし、すぐに慣れ、ふわふわとした土の感触を味わうように歩きはじめました。
 苗は、自分たちが4月にもみをまき、大切に育ててきたものです。1束になった苗を、3株ずつに分けながらていねいに植えました。「こんなに小さな苗から、たくさんのお米ができるんだね」とつぶやく子どももいました。食べ物を大切にする気持ちが少し育ったようです。
 また、田んぼにはさまざまな生物がいることに気付きました。田んぼの中の小さな生命に触れ、そっとよけながら進む子どももいました。
自然に親しみ、自然の不思議さに心動かし、自然を守る気持ちが育った田植えとなりました。

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【知多市立八幡中】多文化共生を図る国際理解教育の出前授業

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 平成26年11月11日(火)知多市立八幡中学校で人権週間における国際理解教育のための出前講座が体育館で行われ,全学年生徒・職員が参加しました。講座の講師として八幡中学校の卒業生の山本マキコさん(両親がブラジル人)に来ていただき,自らの経験をもとに多文化共生について話をしてもらいました。事前に,全校生徒に多文化共生やブラジルに関する簡単なアンケートを行い,多文化共生についての関心を高め,その上で講座を行いました。講座では,スクリーンに映した写真をもとにブラジルの文化を紹介したり,全員参加型でのブラジルについてのクイズを出したりしました。そして講座の最後には,歌詞をスクリーンに映し,ポルトガル語と日本語でアナと雪の女王の主題歌の「Let It Go」の大合唱を行いました。
事前に行ったアンケートやクイズなどによって生徒たちは自分たちの知っているブラジルと実際のブラジルの違いを知り,驚いている生徒も多くいました。この講座によって外国の生活・文化を知ることで国際的な視野を広げることにつながりました。
八幡中学校には外国籍の生徒や,保護者が外国人の生徒が多く在籍しており,通常の授業の際にも,それらの生徒を抜き出して特別に日本語をかみ砕いて授業を教える「日本語適応教室」というものもあります。今後もこのような活動を通して,外国とのつながりを深め,多文化共生について考える心の教育推進活動を続けていきたいと思います。

【豊田市立滝脇小】野鳥の保護活動

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 本校では、自然愛護の気持ちを高めるため、校庭に設置した給餌台に餌を置いて野鳥の保護活動をしています。餌の少ない冬季限定の活動で、餌のある春から秋は野生の鳥が自分で餌をとっている様子を見守っています。
 3年生以上は、通学班単位で分担して給餌活動をしています。3年生以上の置く餌は、学校周辺に多く見られるヤマガラ、シジュウカラが好むヒマワリの種子やアサの実、メジロが好むミカンやリンゴ、カキなどの果物が中心です。地域の方から借りている畑で、3・4年生が栽培して収穫したヒマワリの種子も使用しています。果物類、穀類は、家庭や地域の方に呼びかけて寄付していただいています。以前、愛鳥委員会のメンバーが、地域の方に餌の提供を呼びかけるポスターを作成したこともあり、今では、地域の方から積極的にお米を提供していただけるようになりました。
 1・2年生は教室のすぐ北側の林沿いに設置した給餌台に、過去のデータをもとに、給餌台にやってくる鳥たちが好物にしている餌を置いています。
 給餌活動の他、昨年度からは、現4年生が冬季、学校の周辺で採取した野鳥の糞から実の成る木の種を採り出し、今も育てています。苗木になったら植樹し、餌の少ない冬季に野鳥の餌となるようにしたい、野鳥の保護に役立てたいと考えています。

【安城市立祥南小】祥南っ子の愛言葉 あははdeはっぴ〜♪

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 祥南小学校では平成24年度より、「あははdeはっぴ〜♪」を合い言葉にしています。「あははdeはっぴ〜♪」とは、「あ」あいさつをする、「は」はいと返事をする、「は」はきものをそろえる、と言う森信三氏が提唱した「しつけの三原則」をもとに、この3つを行い、心をハッピーにしようというものです。本校では、平成24年度6年生が、「あはは」の詩を作り、その詩に平成26年度6年生がメロディーをつけ、全校で歌って、意識の定着と継承を図っています。
 また、代表委員会が「あははdeはっぴ〜♪」月間を作り、「あはは」がどれだけできたかをチェックし、がんばって取り組めたクラスを表彰しています。そうすることで、子どもたちのやる気が継続できています。また毎学期、保護者と児童に学校評価アンケートを行い、その中であいさつ、返事、履き物について質問をしています。少しずつですが「できている」と答える保護者、児童が増えてきました。
 祥南小学校には、朝、大きな声で「おはよう!」と交わし合う児童や、職員室の扉を開けて元気よく「おはようございます!」と言う児童もたくさんいます。また、友達の靴をそっと直す優しい児童の姿も見られます。
 今後も祥南小学校のすべての児童が「あはは」をしっかりと行えるようになり、自分もハッピーに、そして、まわりのみんなもハッピーにできるよう、取り組んでいきます。

【豊田市立御作小】全校の絆を育む全校合唱

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 御作小学校では、毎日、全校で合唱練習をしています。全校合唱が学校の一日の始まりです。入学した1年生は、上級生の真剣に歌う姿と統一感あるきれいな歌声に包まれて、知らない間に感化され、その姿が自然に引き継がれています。
誕生日の子がいれば、「ハッピーバースデー」を歌い、みんなで誕生日を祝います。

○ 地域のイベントに参加(5月ふじ祭り、11月藤岡地区ふれあいフェスタ)
 毎年、学校に隣接する「藤の回廊」の「ふじ祭り」では、今年も全校合唱を披露して、来訪者に喜んでいただきました。また、「藤岡地区ふれあいフェステタ」にも全校合唱で参加する予定です。
 卒業式、入学式、学芸会等地域の皆さんが参加されるときには、全校合唱を披露しています。地域の方に喜んでいただいています。全校合唱の練習や発表を通して本校児童間の絆を築き、思いやりの心を育てています。
○ 縦割り班活動
 全校合唱で絆を深める中で、縦割り班を作り、主に掃除当番を行っています。一方で、縦割り班単位で、1年生を迎える会を高学年が計画したり、定期的に縦割り遊び、全校遊びをしたりして、仲間の絆を育み、思いやりの心を育てています。
 また、全校校外学習の活動内容について班長を中心に計画して、班の中での思いやりを学校外の活動でも実践しました。

【扶桑町立扶桑中】 「人と接するとき,どんなことに気をつけたらよいのだろう」

 本校では,「共に学び,考え,高め合う生徒の育成」を目指し授業の工夫に取り組んでいます。3年生では,「人との接し方」(『明るい人生』)を活用し,人との接し方について考えました。注意したおばさんの取るべき行動を基に,人との接し方についてそれぞれの考えを交流して,人に対しての思いやり等の認識を広げさせることをねらいとして授業を構想しました。おばさんのとった行動は,勇気のある行動でとてもすばらしいのですが,若者にも優先席に座っている「理由」があることが後から分かり,改めて人と接するときにはどうしたらよいのかをクラス全体で話し合いました。
人を見た目で判断するのではなく,思いやりをもって,言葉遣いに気をつけていかないといけない。人との接し方は難しい。人それぞれ,思っていることも考えていることも違います。今回の授業を通して,人と接するときの思いやりの形について,生徒は改めて捉え直すことができました。

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【田原市立福江中】 福江中ラベンダープロジェクトを通して、地域に密着し、自己有用感を育む

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 本校にはボランティアサークル「ドリームの会」があります。その「ドリームの会」を中心に、全校でラベンダーの栽培に携わっています。地域の活性化プランである、「渥美半島ハーブ化計画」に賛同し、生徒が直接携わることで、地域への愛着、自己有用感を高めることを目的としています。
 本年度は5月にラベンダーの植え付けを行いました。まだまだ小さなラベンダーの苗を優しく手に取り、心を込めて水かけを行っていました。水かけは常時行っています。7月には全校で草取りを行いました。全員が協力することで、大きな草はもちろん、小さな草も残らず取ることができました。今後の予定としては、ラベンダーオイルを抽出し、老人ホームへ届ける予定でいます。
 「ラベンダーを植えることで、この渥美半島の観光客を増やし、ラベンダーの産業をつくって人口を増やしていくためにこのような活動をして、私たちが新たな一歩をスタートさせて、とても誇りに感じています。このラベンダープロジェクトを成功して、10年、20年、30年後に、この渥美半島がにぎやかな所になっていたらうれしいです。ラベンダープロジェクトを行ったことで、自然や農業的な面に関して、少し興味をもちました。」と、苗の植え付けに関わった生徒からの感想がありました。

【みよし市立天王小】 ペア水泳

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 夏休み前に、3年生、6年生、特別支援学級のペア水泳を行いました。6年生が、3年生と特別支援学級の子のレベルに合わせて練習内容を考え、ペアになった子に泳ぎ方や浮き方を教える活動を行いました。6年生は3年生が楽しんで練習できるよう工夫を凝らし、一生懸命教えていました。3年生は、最初は緊張している様子でしたが、お兄さんお姉さんが優しく教えてくれるので、水泳が得意な子も苦手な子も楽しそうに練習をすることができました。6年生はこの活動を通して、誰かの役に立てるという充足感や自己有用感を高めることができました。

〜6年生の感想〜
「上手になったね。でもこうするともっといいよ。」とうれしくなるような言葉を使ってアドバイスしたら、上手になったので、これからもこれを使ってみようと思いました。3年生もたくさん泳ごうとがんばっていたので、こっちもすごくうれしくなりました。

〜3年生から6年生への手紙〜
クロールを教えてくれてありがとうございました。2人のおかげで、クロールを長くおよぐことができました。次は25mめざしてがんばります。

【一宮市立木曽川東小】 福祉実践教室〜助け合いの心を〜

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 6年生が福祉実践教室に参加しました。点字・ガイドヘルプ・車椅子・高齢者体験の4講座から、希望の講座を選び参加しました。初めに、全体会として目の不自由な人が使う様々な道具についての紹介があり、その後各講座に分かれて学習しました。
 点字教室では、自分の名前を制作し伝えたい相手に伝えました。正しく伝わり、みんな嬉しそうにしていました。
 ガイドヘルプ教室では、目隠しをし、手に白杖をもって校内を移動する友達をガイドヘルプしました。できるだけ早く正確に、通り道にあるものを伝えることの難しさを感じていました。また、安心させるように優しく声をかけることが大切であることを学んでいました。
 車椅子教室では、車椅子への乗り降りから気を付けなければいけないことを教わりました。また、少しの段差でも乗っている人のことを考えで向きを変えて移動することを学びました。
 高齢者体験では、手袋やゴーグルだけでなく全身におもりをつけ、腰が伸ばせない状態で、階段の昇り降りや新聞を読むなどの日常の行動を体験しました。いつも何気に行動していることを、高齢者の感覚で体験することができました。子どもたちは、「おじいちゃんのお手伝いをしなくちゃ」「横断歩道でお年寄りの方がいたら、手を引いて渡るようにしたい」などと感想を話していました。
 福祉実践教室で、誰にでも同じようにコミュニケーションをとり、優しく接することが大切であることを学びました。また、困っている人がいたら助けようとする気持ちを高めることができました。

【豊橋市立大清水小】楽しさいっぱい、ふれあいタイムとペアタイム

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本校では、全学年を縦割りにし、14のふれあい団をつくり、異学年交流を行っています。毎月1回、掃除のない木曜日の昼休みの時間がふれあい団の遊びの時間です。低学年でも楽しめるような内容等の配慮をしながら、各ふれあい団のリーダー(6年生)を中心に鬼ごっこやドッジボールなど、楽しく遊んでいます。また、本年度から、1年と6年、2年と4年、3年と5年のペア学年が仲よく遊ぶ、ペアタイムも毎月木曜日の昼休みに始まりました。4、5年生も6年生をお手本に、ペア学年の子たちが楽しめる遊びを考え、仲よく遊んでおり、遊ぶ時間が昨年以上に増えました。
 4月30日には、ペア学年のふれあいを深めるため、春の遠足を行いました。3、5年生のペアは、豊橋公園や市役所、公会堂、ハリスト正教会などを回るウォークラリーをしました。5年生は、グループごと何度も集まり、3年生が楽しいと思えるように、ウォークラリーのコースや道順、お弁当の場所、公園での遊びを考えました。当日は、3年生のペースに合わせ、ゆっくり歩いたり、車道側に5年生が来るように手をつなぎなおしたりしました。また、長い道のりを楽しく歩けるようにお話を考えてきている子もいて、高学年としての自覚や思いやりが感じられました。遠足が終わった後、「3年生が『楽しい』と言ってくれたから、ぼくたちの考えた遠足大成功だね!」と笑顔で、どのグループの子も報告してくれました。

【岡崎市立羽根小】開校80周年心の教育コンサート

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本校では、開校80周年を記念した音楽会を開きました。岡崎市出身で東京学芸大学大学院生のピアノ奏者山中淳史さんとフルート奏者山本葵さんを招き、全校児童六百六十七人を上学年と下学年に分け二部制で行いました。
グリーグ「ペールギュント」より「朝」、「黒鍵のエチュード」「熊蜂の飛行」など高い技術を必要とする曲を披露してくれました。人気アニメ映画「アナと雪の女王」の劇中歌メドレーは山本さんが鍵盤ハーモニカや、ピッコロなどに持ち替えながら次々と演奏してみせました。児童は二人のハーモニーに聴き入ったり、知っている曲を口ずさんだりしながら楽しみました。また、曲の合間には、フルート奏者の肺活量の多さを知るため、吹き戻しを使った楽しい活動も取り入れられていました。演奏後は二人の伴奏に合わせて、合唱を楽しみ、二人にお礼として歌声をプレゼントして締めくくりました。
子供たちの心がより豊かになるため、本物の演奏を聴かせたいという願いから、このコンサートは企画されました。「こんなに本格的な音楽を聴くのは初めて、ピアノの指の動きがすごく速くてびっくりした。」という子供の感想も聞けました。今後も子供たちの心に響く教育活動を推進していきたいと思います。

【北名古屋市立五条小】心に響く道徳の授業をめざして

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 本校は毎年1学期に、道徳の一斉公開授業を保護者に向けて行っています。これは毎年4月の授業参観で行っているもので、今年で4年目になります。いじめ防止など心の教育を大切にし、家庭や地域に道徳教育の重要性や本校の取組について知ってもらう機会としています。どのクラスも担任の先生が授業を工夫し、子供たちの心に響く授業を行いました。参観した保護者からは、子供たちの考えの多様さや傾向を知ることができてよかったなどの声が聞かれました。
 本校では児童会が中心となってあいさつ運動や異学年交流を進めています。気持ちよくあいさつすることで、明るく人に接しようとする気持ちを育てます。また、ペア学年を作ってなかよし集会を行い、高学年は低学年を思いやる心を、また、低学年は高学年に感謝の心をもてるよう指導しています。こうした活動を併せて行っていくことで、子供たちの心に響く道徳の授業を、日々実践しています。

【豊田市立高嶺小】心を育てる「かずえの郷交流会」と「車椅子の贈呈」

 本校の道徳教育の重点目標の一つとして、思いやりの心を育むことを掲げています。発達段階に応じた目標として、高学年では、相手の立場に立って、だれに対しても親切にすること。中学年では、相手のことを考え、進んで親切にすること。低学年では、まわりの人と仲よくし、助け合うこと。これらを目指しています。その具体的な活動の中に、「かずえの郷交流会」と「車椅子の贈呈」があります。
 校区内には特別養護老人保健施設「かずえの郷」があります。22年前から福祉委員会の子どもたちが訪問して、おじいさんやおばあさんにクイズを出したり、トーンチャイムやリコーダーの演奏をしたりする「かずえの郷交流会」を行っています。子どもたちの演奏に合わせて、歌を口ずさむ方も多く見られ、喜んでくださるお年寄りの姿を見て、「行ってよかったね」「喜んでもらえたね」「もう一回行って、やりたいな」などの声が子どもたちから上がります。
 交流活動を委員会のものだけではなく、全校の活動にするために、「かずえの郷に車椅子を贈ろう」を合言葉に、募金活動やアルミ缶・牛乳パックの回収活動にも取り組んでいます。回収で得た資金で購入した車椅子は、全校児童が見えるピロティに展示後、学校とかずえの郷でそれぞれ「車椅子贈呈式」を行っています。朝、全校集会に施設の方を招いて贈呈し、その後、福祉委員長・副委員長、校長、PTA会長で施設を訪問し、利用者さんたちに直接手渡します。特に施設での贈呈式では、喜んでくださるお年寄りの姿を見て、活動の意義深さを強く感じることができます。道徳の時間はもちろん、学校の教育活動全体を通じて、また家庭や地域と連携をして、子どもたちに「思いやりの心」を育てていきたいと思います。

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【常滑市立小鈴谷小】 「自分のよさ・友だちのよさ」

 本校では毎学期,教育相談の時期に合わせ,自分のよいところや友達のよいところを見つけ伝え合い,互いのよさに気づき認め合うことができる『いいところカード』と『いいとこ貯金』という取組をしています。
 1学期は6月9日から19日までの期間実施しました。
 各個人では,「いいところカード」を書きます。カードには,1日の行動を振り返り,自分のよいところを記入します。初めは「自分のよいところなんてないよ」と言う子どももいましたが,教師の言葉がけで自分のよさを書き出すことができるようになりました。自分のよさを確認することで「自分のよいところをもっと増やしたいと思った」「自分にはよいところがあるんだ」などの感想が見られ,自己肯定感の高まりを感じました。
 またクラスでの取組として『いいとこ貯金』を実施しました。友達のよいところがあると『きらっとカード』に記入し,『きらっとカードボード』にカードを入れます。自分のカード入れにカードが入っていると,どの子もとてもうれしそうでした。認め合う雰囲気が生まれることを実感できました。
 今後も継続することで,心の教育を進めていきたいと思います。
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【清須市立西枇杷島小】互いの絆を深める縦割り班活動

 本校では、異学年集団活動を通して上級生と下級生の絆を深め、よりよい人間関係を築き上げるとともに、自ら進んで協力し活動する態度の育成を目指しています。児童会主催の活動として、年間3回計画しており、1学期はドッヂビー大会、2学期は縄跳び大会、3学期には縦割り班ごとの遊びを予定しています。
 ドッヂビー大会に向けた練習では、上級生が下級生にドッヂビーの投げ方を教える姿が見られ、みんなが仲よく楽しむことができました。大会では、一生懸命になって試合に熱中して、みんな汗びっしょりでした。勝ち負けよりも、ルールを守り、みんなで楽しむことに意義があります。縦割り班活動を通して、互いに関わり合う場が広がり、仲間意識や満足感、達成感を深めることができました。今後も、その体験がリーダーシップやフォロアーシップの学びに繋げ、「明るい心 強いからだ」の校訓を実践してもらいたいと願っています。

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【豊橋市立高根小】思いやりの心を育てるなかよし班活動

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本校では、異年齢集団の活動を通して、思いやりの気持ちを育て、協力し合うことの大切さに気づかせるため、たてわり班活動を行っています。1年生から6年生までが5名くらいずつ入った男女混合のたてわり班を作り、1年間活動しています。
 主な活動は、1年生を迎える会や遠足、6年生を送る会などの行事、なかよし集会ややきいも集会、長縄集会などの集会活動、毎日の清掃やゴミゼロ活動などの奉仕活動です。
 4月末の1年生を迎える会では、なかよし班の発足式を兼ねていて、6年生のなかよし班班長から、班員の発表と1年間の班の目標が紹介されました。その後のなかよし班遊びでは、1年生が他学年とじゃんけんをして、勝つとワッペンがもらえるゲームをしました。なかよし班で遊ぶ中で、上級生は、新しい仲間を温かく迎え入れようという優しい気持ちでゲームに参加することができました。1年生も上級生と仲よくしてもらえてうれしそうでした。「いっぱいワッペンがもらえてうれしかったです。たくさんのお兄さんやお姉さんとじゃんけんできて楽しかったです。(1年男子)」
 遠足でも、なかよし班ごとに高学年が中心となって、計画を立て、協力して楽しく動物園の園内を散策することができました。
 6月に行ったなかよし集会「てるてる集会」では、集会委員会による楽しい劇を見た後、班対抗でゲームを行いました。投げたボールをバケツでキャッチするゲームでした。高学年が低学年に投げ方をアドバイスする様子が見られるなど、班で協力して活動することができました。また、捕りやすいボールを投げようとするなど、思いやりのある姿が見られました。
 これからもさまざまななかよし班での活動を通して、互いに相手を思いやり、協力して活動することの大切さや楽しさを味わってほしいと思います。