【東栄町立東栄小】決まりを守るマスターマンだいかつやく

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 「はーっはっは。ぼくの名前はマスターマン。みんな、おはよう」
 「おはよう」
 「昨日の靴箱の様子はどうだったかな。4年生がとってもきれいだったよ。」
 「やったー。」
 「今日の朝も4年生ができてたよ。だからみんなも4年生を見習おう。」
 「分かったよ。」
 朝読書の数分前の全校放送です。
本校では、本年度から児童会執行部が毎朝、決まりやマナーを守るように全校に向けて放送しています。マスターマンやマスターナ、ダークベアなどのキャラクターをつくり、1分程度の放送劇を行っています。テーマは毎週変わりますが、今週の目標と昨日の様子を放送の中に盛り込んでいます。どの学年も放送を楽しみにしています。
執行部の子どもたちは、週のテーマ「元気よくあいさつをしよう」「トイレのスリッパをそろえよう」等、計画にそって、毎日の放送内容を考えてきます。
一週間同じテーマで放送し、よく取り組めている学年を紹介しているので、自分たちができるようになった実感がもてるようになっています。
4年生は、最初に2年生の靴箱が褒められたとき、すぐにその様子を見に行きました。そこから、自分たちの靴をそろえようとする子が増えました。
決まりが守られている様子を放送することで、意欲が高まると共に「自分たちの靴箱がきれいかな」という意識をもって見られるようになってきました。みんなができていることに満足感を得られるようになり、みんなのことを考えられる気持ちが育つよい活動になっています。

【美浜町立河和小】地域の民謡にふれる

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 美浜町は,知多半島南部に位置する町制60周年を迎えた歴史と伝統ある町です。その町にある本校では,毎年6月の土曜にふれあい学級を行っています。ふれあい学級では,親子で一緒に活動することにより,ふれあいの時間をもち,親子のつながりをさらに深めたり,地域の方を講師として招くことによって,地域とのつながりを深めたりする目的で行っています。
 3年生は,総合の学習で「民謡を知ろう」というテーマで,美浜音頭と美浜小唄の2曲を踊りました。曲を聴いたことはあるけれど,踊ったことがない児童が多くいました。本番までに,3年生の児童だけで練習用DVDを見ながら練習をしました。手と足を同時に別々に動かさなければいけないので,最初は難しくて上手に踊れなかったようでした。ふれいあい学級当日には,地域の民謡保存会の方々が講師で,たくさん来てくださいました。子どもたちの間に,お父さんやお母さんが並び,一緒に踊りました。昔から美浜町に住んでいる方は,踊ることはできましたが,そうでない方は難しかったようです。しかし,1時間ほど練習すると,みんな踊れるようになりました。踊れるようになると楽しくなってきて,みんなの顔に笑顔があふれてきました。終わった後,保護者の方々からは「いい汗をかけました」,子どもたちからは「夏祭りでは民謡を踊ってくるよ」という声が聞かれました。これを機に,自分たちの住んでいる美浜町のよさにふれることができました。

【新城市立八名小】みんなで高め合う縦割り班活動

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 本校では,楽しい学校生活づくりのために子どもの創意工夫を引き出すことをねらいの一つとしています。そして集団の一員としての自覚を深め,自己を生かす能力を養う目的で,縦割り班活動を取り入れています。1〜6年生の縦割り班で,日々の清掃活動や班遊びを行います。
 4月に,「こんにちは集会」が計画され,班の顔合わせと新1年生を歓迎するゲームを行いました。班員が自己紹介をしたあとで,意見を出し合い,班名を決めました。「なんでもするズラー班」,「ピカピカクリーニング班」などユニークな班名がそろいました。簡単なゲームを行うころには,ずいぶん打ち解けることができました。
 5月からは,縦割り班による清掃活動が始まりました。そうじの分担を行うときも,高学年と低学年が組んで活動できるように6年生の班長・副班長を中心に工夫をしています。また,ほうきやぞうきんの使い方を実際にやってみせて教えている高学年の頼もしい姿も見られました。
 6月には,縦割り班対抗ドッヂビー大会が行われました。子どもたちが心待ちにしていたドッヂビー大会。当日は,集会委員会の子どもたちがはりきって準備・運営をしました。ふだんは,学年をこえて集団で遊ぶことが少ない子どもたちにとって,いっしょに盛り上がる楽しい時間となりました。
 1年間,同じ班員が同じ目標に向かって,ともに活動することにより,高学年は班のリーダーの自覚をもって活動し,低学年は,高学年の姿を見て自分の理想の姿を求め,お互いを高め合うよい機会となっています。

【岡崎市立翔南中】あいさつ運動

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本校では、明るいあいさつをすすんで行うことができる生徒の育成をねらいとして、毎月10日、20日、30日に「あいさつ運動」を行っています。生活委員、教職員、保護者が登校時間に昇降口や学区の通学路に立ち、登校してくる生徒にあいさつをしています。先生、友達、保護者の方とあいさつを交わすことで、さわやかな気持ちで学校生活を始めることができるようになったり、多くの人とコミュニケーションをとってよりよい人間関係を築くことができるようになったりしてほしいと考えています。
 あいさつ運動を継続して行っていくことで、年度当初にくらべて大きな声で明るいあいさつをする生徒が増えてきています。また、先生や来校されたお客様にすすんであいさつする姿が多く見られるようになってきました。
毎日の出来事等について生徒が記入する「生活の記録」や各学級の学級日誌には、「あいさつ運動で先生、保護者、生活委員の人たちが大きな声であいさつしてくれて明るい気持ちで学校生活がスタートできました」「自分からすすんでいろんな人にあいさつをしていきたいです」などの感想があいさつ運動の日に書かれていました。また、あいさつ運動に参加してくださった保護者の中には「翔南中の生徒のあいさつをたくさん聞いて嬉しい気持ちになりました。」と言われた方もいました。これからもあいさつ運動に継続して取り組み、いっそう明るいあいさつが飛び交う翔南中学校・学区を目指していきたいと思います。

【豊橋市立野依小】身近な人に対する温かい気持ちを育む体験・交流活動

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 本校の4年生は、総合的な学習の時間に、身近な人に温かい気持ちで接しようとする心を育てるため、交流や体験を通して、子どもたちが自分たちで考え、自分にできる活動を実践しています。
 初めに、調べ学習や出前授業を通して、ユニバーサルデザインについて子どもたちは学びました。多くの人にとって、利用しやすい街づくり、物づくりをしていて、市内の施設や市販の商品など、身近なところにも多くの工夫があり、使いやすいものがあることがわかりました。また、社会福祉協議会から車いすや体験セットを借り、体験活動を行いました。車いすの扱い方や押し方を知ったり、自分の手足や頭に器具を装着してお年寄りの感覚を体感したりすることができました。
 学習や体験をもとにして計画を立て、本校近くの福祉村の若菜荘に出かけ、お年寄りと交流をしました。1回目の訪問では、入居者の方とお話をしながら、昔の暮らし、今好きな食べ物や遊びなどについてインタビューをしました。また、若菜荘の中での生活の様子について施設の方々からわかりやすく説明をしてもらい、部屋の中まで案内していただきました。多くの人から笑顔でやさしく接していただいたため、子どもたちは、お年寄りたちがみんなで楽しくおしゃべりをしたり活動したりして、元気に暮らしていることを感じました。また、2回目の訪問では、若菜荘の方たちと昔の遊びやトランプ、折り紙などをして活動する計画を立て、楽しく過ごす時間をつくりました。子どもたちは、お年寄りとの交流を通して、「若菜荘の人たちは明るくてやさしい」「仲良くなれてうれしかった」「話がおもしろくて行けてよかった」などの感想をもち、温かい気持ちで接しようとする心を高めることができました。

【幸田町立北部中】体験の中から思いやりの心を育む活動

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 本校では、毎年1年生が福祉実践教室として、障がい者スポーツの体験をしています。本年度も、「フロアバレー」、「車椅子バスケット」、「フライングディスク」、「サウンドテーブルテニス」の4講座を開き、それぞれのスポーツを生きがいにしてみえる講師の先生方からご指導をいただいて、体験活動を行いました。障がいをもつ講師の方々が生き生きとスポーツをする姿を見たり、一緒に汗を流したりする中で、生きがいについて考え、福祉への関心を高めることができました。
 以下は、「サウンドテーブルテニス」の講座を受講した生徒の感想です。
「僕は、目隠しをした時点でものすごく怖く、最初は一歩も動くことができませんでした。でも、周りの友達が声をかけてくれることで安心感が生まれ、少しずつ動くことができました。だから、目の見えない方の不安がものすごく分かりました。そして、ほんの少しの声だけでも、ものすごく安心できるんだと感じました。この福祉実践教室を通して、僕は、障がいをもっている方を少しでも安心させられるような社会にし、少しでもサポートできるように頑張っていきたいと思いました。」
 スポーツを楽しむ中で、思いやりの心を自然に育むことができる有意義な機会となりました。

【瀬戸市立原山小】心に響く道徳の授業

 平成27年度の原山小学校では、「心の教育」に力を入れています。その中でも、特に道徳の授業研究に取り組み、子どもたちの心の成長の一助となるようにしています。1学期に2回行われた授業参観の際にも、複数の学年で道徳の授業公開を行いました。普段の授業の様子とは少し違った子どもたちの様子に保護者からは「子どもたちもいろいろ考えているのですね」などの感想が聞かれました。
 また、6月には6年生で道徳の研究授業が行われました。「今、どんな気持ち?」という主題をもとに授業が進められました。授業後には「いろいろな気持ちがあっていいんだということに気づきました」という感想もあり、子どもたちが自分自身の心の在り方について考えるきっかけとなる授業でした。自分のことを知り、友達のことを考え、ひいては社会全体のことにも目を向けることのできる子どもたちが増えてくれることを願っています。

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【知多市立南粕谷小】家庭や地域との交流を深める「ふれあい学級」

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 本校では,6月の学校公開日に「ふれあい学級」を実施しています。本年度は,6月6日(土)に行われ,たくさんの保護者や地域の方にお越しいただきました。
 ふれあい学級では,主に,親子で取り組む体験活動と道徳の公開授業を行っています。本年度の各学年における体験活動の内容は,1年生「牛乳パックを使って」,2年生「カッターを使って」,3年生「絵手紙を書こう」,4年生「点字」,5年生「ミニ運動会」,6年生「切り絵」,3・4組「万華鏡作り」です。どの学年も,温かい雰囲気の中で活動する姿が見られ,保護者とお子さんとの絆をより深められたのではないかと思います。また,内容によっては,地域の方に講師としてお越しいただき,子どもたちと共に私たち教員も学ばせていただき,とても感謝しております。
 本校は,学校と家庭と地域のつながりが厚く,私たちは,子どもたちの健やかな成長を願い,連携して教育活動に取り組んでいます。子どもたちには,たくさんの愛情を受けて学んでいく中で,人を思いやる気持ちやいたわる気持ち,感謝する心などを育んでほしいと願っています。

【豊橋市立八町小】4つの心の花を育てる「たてわり活動」

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本校は,望ましい人間関係づくりを図るために,異学年集団の交流を活発にした「たてわり活動」に力を入れています。本校は,全校児童が176人の小規模校なので,全校のみんなが顔見知りといった状態です。
本校のたてわり班は,6年生になると必ず班のリーダーとなるしくみです。たてわり班の活動は,週2回の班長が中心となって決めるたてわり遊びの他に,主に6つの集会が行われます。
・たねまき集会(たてわり班の顔合わせ会)
・若葉の集会(たてわり遠足の目的地で行われる会。6年生の企画・運営によるゲームコーナーをまわって仲よくなる会)
・青空フェスティバル(たてわり班対抗の運動会。4色対抗で競技や応援合戦などを行う)
・ふれあい集会(地域のお年寄りを招いて伝承遊びを一緒に楽しむ会)
・実りの集会(地域の園児を招き,たてわり班で育てたサツマイモを食べる会)
・あすなろ集会(6年生の卒業を祝い,感謝する会)
各集会では,「4つの心の花をさかせよう」を合言葉に,各学年の発達段階に合わせて,集会に対する望ましい態度として,あいさつの花,思いやりの花,感動の花,勤労の花のめあてをもって集会に参加しています。また,全校共通の振り返りカードを使って,それぞれの児童が振り返り,より望ましい参加の仕方ができるよう各担任はカードへの朱書きや対話で支えています。高学年は,頼られ,認められる存在だと感じることで,下学年の児童を大切にし,すすんでよりよい関わりができるように考え班長として成長していきます。低・中学年は,各活動を楽しみながら,安心感や居心地のよさを感じ,他の人への感謝の気持ちをもちながら生活することができます。

【岡崎市立緑丘小】「河川美化活動」 わが町の財産、六斗目川をきれいにしました

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緑丘小学校では、毎年河川美化活動を行っています。 
この活動は、「六斗目川を守れ!緑っ子レスキュー隊〜魚の住める六斗目川にしよう〜」のスローガンのもと、全校児童と地域の人々が協力し合い、活動しています。今年もたくさんの人々が集まり一生懸命草取りやごみ拾いをしました。重くて困っている下級生を見て手を差し伸べる優しい姿も見られました。活動の中で6年生は六斗目川に入り、川に沈んでいるごみを拾ったり、壁から生えている草を抜いたりしました。その中で魚がすいすい泳ぐ姿を見て生命の尊さにも気付くことができました。自然や動植物を大切にする心を育むことができたと感じました。
「この活動が終わってきれいになった六斗目川を見てうれしく思いました。これからも、学校の横を流れる六斗目川がきれいで、昔のように多くの生き物が住みやすい自然豊かな川になるように守っていきたいです。」と児童の感想を聞くことができました。自然とのふれあいや河川美化活動を通して、環境保全の意識を高めたり、ふるさとを大切に思う気持ちを育てたりすることもできました。
また、本校の今年の合言葉には「仲間を大切にする子供」を掲げています。毎日の学校生活や今回の活動などでいろいろな関わりをもつ子供たちには、それぞれ活動を繰り返す時間を共有することで、お互いに相手を思いやる気持ちを育てることができると思います。

【春日井市立牛山小】おはぎまつり

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 牛山小学校では、たてわり活動の異学年交流を通して「心の教育」の推進に取り組んでいます。
 たてわり活動は、1年間を通して行われ、6年生をリーダーとして1〜6年生のグループを作り、仲良く交流して遊ぶという活動です。他学年と接することで年下の子への思いやりや年長者としての立ち振る舞い方などを学ぶことができます。
 また、牛山小学校では、2学期に地域や保護者の協力で、たてわり活動のメインイベントである「おはぎまつり」を行っています。1年生はおはぎをおぼつかない手つきで作っていますが、6年生は、この行事の運営を企画し、活動を進めながら低学年におはぎの作り方を教えることができるようになります。毎年、子どもたちは楽しみにしています。

【東海市立三ツ池小】 心をみがく「もくもくそうじ」

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 本校では,全学年・全職員で「もくもくそうじ(自問清掃)」に取り組んでいます。「もくもくそうじ」とは,人間が心の中にもっている三つの玉「がまん玉」「みつけ玉」「しんせつ玉」を,一人一人が自分の心と向き合いながら,磨き高めていく掃除です。
 放送委員のスマイルテレビ終了の合図と共に,本校の「もくもくそうじ」がスタート。子どもたちは,自分の担当場所にさっと移動し,真剣な表情で時間いっぱいまで掃除をします。
 開始当初は,おしゃべりが絶えなかった低学年。話したい気持ちをぐっとこらえながら,「がまん玉」を磨いているうちに,「ちりとりの中のごみが増えたよ」「雑巾が真っ黒になったよ」「丁寧に掃除すると教室も心もぴかぴかになって,気持ちがよかったよ」など,沢山の気付きがありました。
 棚の後ろ,教室の隅,黒板や窓のサッシの桟など,見えにくいところまで気を配り,「みつけ玉」を磨く中学年。「みんなが使う大切な教室。ほこりゼロを目指して頑張っています」「掃除道具入れの中のごみや壁の汚れも見付けたよ」と,担当場所に責任をもつだけでなく,気付いたごみや汚れはすぐに取り除いて綺麗にすることができるようになってきました。
 友達の気持ちに気付き,互いにそっと手を差し伸べてあげれるようになった高学年。「困っている子に気づけるようになった」「休んでいた子のところも進んで掃除した」「親切なことをすると相手も喜び周りも喜ぶ。家でもやっていきたい」など,優しさのバトンを次の人に繋げ,親切にしてもらった喜びを広げています。
 「次は何ができるかな」という児童の感想に,日々の「もくもくそうじ」が,それぞれの「心みがきそうじ」となっていることを実感しています。

【豊川市立金屋小】学校も心もピカピカ!〜もくもく掃除〜

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 本校では、心を育てる教育推進活動として「もくもく掃除」に取り組んでいます。もくもく(黙々)と掃除を行うことで、掃除に対して満足感をもたせ、学校美化に対する意識を高めます。また、自分の掃除場所を、責任をもって掃除することで、役割を果たそうとする意識を高めることも期待されます。
 清掃担当の委員会の子どもたちが、全校でもくもく掃除に取り組むためにはどうしたらよいかを考えました。すると、もくもく掃除を徹底するために、「もくもく週間」の設定が決まりました。子どもたちの決めた具体的な方法は以下の3つです。
1 掃除の後に反省会をもち、もくもく掃除ができたかをチェックする
2 きちんとできた子はチェックカードにシールを貼ることができる
3 優秀な学級は表彰を行う
 「もくもく週間」を行った結果、校内は静まり返り子どもたちの掃除に取り組む真剣な様子が多く見られるようになりました。一言もおしゃべりがないことで、より集中して取り組めるようになったのだと考えられます。子どもたち自身からも、「掃除をがんばると気持ちが良い」「心もぴかぴかになったような気がする」などの感想が出ました。
 掃除を通して、学校だけでなく心もきれいにできる「もくもく掃除」を今後も継続して続けていきたいです。

【津島市立高台寺小】ふれあい集会大成功

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 本校には学年の枠を超えた異年齢集団活動「ふれあい活動」があります。児童は16の班からなる「ふれあい班」に所属し、その一員としての自覚をもち、互いに助け合い、ささえ合い、励まし合いながらよりよい人間関係を築いています。
 先日「ふれあい集会」が行われました。「ふれあい班」がそれぞれのゲームコーナーを企画・運営して、「お店屋さん形式」で楽しむ行事です。「ふれあい班」16チームの男女1班ずつが組になり、全部で8つの催しが計画されました。
 ゲームの準備は「ふれあいあそび」の時間を中心に行われました。6年生リーダーは、わずかな時間で効率よく準備ができるよう、小黒板にゲームのルールをまとめておいたり、呼び込みポスターの下がきまでを済ませておいたり、役割分担の原案を立てておいたりとよく活躍しました。全ての6年生が各班のリーダーとなるため、リーダー性を持ち合わせた児童も引っ込み思案の児童も、皆が班の動きをリードしなくてはなりません。一人一人が責任感をもって取り組み、それぞれの持ち味を発揮する貴重な機会となります。
 当日は、どの班においても、生き生きと活躍する姿ばかりが見られ、どの児童も大きな達成感や充実感を味わうことができたようです。
ふれあい集会終了後には、「きらり賞カード」を書きました。ここには高学年の児童が低学年児童のがんばりを褒めたり、低学年児童が高学年児童の活躍を頼もしく思ったりしたという記述が多く見られました。

【豊川市立小坂井東小】心と心をつなぐあいさつ運動

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本校では、児童会活動、PTA活動の一つとして年に3回、あいさつ運動を行っています。
今年も『元気よく爽やかにあいさつをしよう!!』をスローガンに、第1回のあいさつ運動が行われました。運動会の前の10日間、通学班の集合場所や学校の校門前等で、児童会の計画委員や各委員会、職員、保護者、地域の方々、地域の少年指導員の皆様にもご協力をいただき、登校してくる子どもたちにあいさつをしました。昨年誕生した小東のゆるキャラ「ばけろう」も登場し、あいさつ運動を盛り上げています。初めは、眠そうにしていた子どもたちも次第に意識が高まり、元気なあいさつができるようになりました。特に元気にあいさつできた子を計画委員の5・6年生がチェックをして昼の放送で名前を発表すると、「よし、明日は、ぼくも大きな声であいさつしよう」と教室のあちこちから聞かれ、大きな励みになりました。10日間のあいさつ運動がおわると、がんばった児童を朝会で表彰しました。
あいさつ運動をきっかけとして、友だちや先生、地域の方に自然に明るいあいさつがかわせるよう期待しています。

【長久手市立長久手小】きもちをうまく伝えよう

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本校では、「こころの学習」として、各学年共通の指導案を使い、保健指導と組み合わせて総合単元的に道徳教育として取り組んでいる。1年生では、「ふわふわことば ちくちくことば」、2年生では「あったかいこころみつけた」などをテーマとして、各学年に応じた学習を進めている。
 ここでは、4年生の授業実践を報告します。
 『きもちをうまく伝えよう』
紙芝居を見た後、気持ちをうまく伝える言い方や態度を考え、発表する。頼むとき、断るときのロールプレイングを行い、感想を話し合った。
〇 ロールプレイング後の感想
・ よく言いかえしてしまうので、しんこきゅうすればよいとわかった。 自分は、人のことを考えすぎだと気づいた。言うときは、さわやかに、やさしく、自分のことばかり考えない、相手のことばかり考えすぎないということが大切だとわかった。
・ けんかをしてしまった時、きちんと相手の気持ちと自分の気持ちを考えないと、きずつけてしまうので、とても大切だということが分かりました。
〇 家の人からのメッセージ
・ まず深呼吸だね。自分の思いも相手の思いも大切にしようね。
・ 言葉は使い方で人の心にぼう力をあたえるので、気をつけて話をしてほしいと思います。相手のことを思いやって話をすれば、おたがいが楽しく会話ができるので、そうしてほしいと思います。
 こうした実践を通して、自分も他人も大事にできる優しい「こころ」をもつ児童を全校あげて育てていきたいと思っている。

【豊山町立新栄小】 校区クリーン奉仕活動

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 6月25日(木)、日頃通学団集合場所として利用している公園や寺社の境内などを、自分たちの責任で協力してきれいにしようと、校区クリーン奉仕活動を行いました。
 当日は、真夏を思わせる暑さの中、汗びっしょりになりながら、30分間黙々と奉仕活動に取り組みました。「自分が草を抜いた所を見ると、とてもきれいになっていたので達成感がありました」「公園の草がたくさん取れてよかったです。みんなが遊べるようにもっときれいにしたいです」といった感想が寄せられ、また、「次のクリーン活動でも、すばやく行動して町をきれいにしたいと思います」という次の活動への意欲を見せていました。
 今回の活動を通して、子どもたちに「助け合いや協力し合う心」が育っていることを実感しました。これからも、「優しい思いやりと責任をもって、人のために尽くす子」を育み、「地域に開かれ、地域に根ざした、地域とともに歩む新栄小学校」でありたいと願っています。

【知多市立岡田小】思いやりの心を育てるペア活動

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 岡田小学校では,異学年とのペア活動を大切にしながら「心を育てる」教育に取り組んでいます。
 4月には,ペア遠足を行いました。目的地までの長い道のりを高学年が低学年をいたわりながら歩く姿や,優しく声をかけながら,低学年にあわせて仲よく遊ぶ姿が見られました。6月の運動会では,ペアでの競技種目,ペアダンスが行われました。ダンスの練習時間には,高学年がわかりやすくダンスを教えるほほえましい光景が見られました。運動会当日は,「イロトリドリ」の音楽に合わせてペアで手合せをしたり,笑顔で楽しく踊ったりすることができました。低学年児童からは,「ペアのお兄さんやお姉さんが優しくしてくれてうれしい。」「一緒にダンスを踊って楽しかった。わかりやすく教えてくれた。」といった感想が聞かれました。
 その他にも「しっぽとり大会」「クイズ大会」「ビンゴ大会」など,楽しい企画のペア活動が行われ,ますます交流が深まってきています。
 ペア活動を通して,高学年は認められ,頼られる存在だと感じることで,相手を思いやる心やリーダー性が育っています。また,低学年は安心感の中で楽しく学校生活が送られ,感謝の気持ちが芽生えています。
 今後もペア活動を推進し,学年を越えた子ども同士の関わり合いを構築していくとともに,思いやりの心を育んでいきたいと思います。

【豊田市美山小】やさしさ探検

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 本校の3年生は、総合的な学習で「やさしさ探検」に取り組んでいます。学校が、人に優しい場所になっているか調べるところからスタートしました。子どもたちは、学校中を調査し、点字ブロック、車椅子用トイレなど多くの優しさを見つけてきましたが、階段や段差が多いことが気になりました。そこで、いろんな人の立場になって学校を歩いてみることにしました。高齢者、妊婦さん、体の不自由な方の体験をしてみると、体が思うように動かず、階段の上り下りがつらく感じました。また、二人一組で車椅子とトラストウォークも体験しました。車椅子はスロープがきついと上手くコントロールできず苦労していました。トラストウォークは、階段を下りるのが不安だったようですが、ペアの子の肩に手を置いたり、腰に手を回してもらったりしてゆっくり歩きました。ペアへの信頼や優しい思いが手から伝わってきました。「何も見えなかったけれど、優しく声をかけてくれたから安心だったよ」「あと何段とか言ってくれたから大丈夫だった」などの声が聞かれました。
 実際に体験したことで多くのことを学びましたが、地域に出かけると、今以上の困難が予想され、「不自由な人を見かけたら声をかけたい」「電車で席を譲るなどできることはやりたい」等の意見が出されました。子どもたちの中に「やさしさのつぼみ」が膨らみ始めたようです。これからは、地域に目を向け、多くの方との交流を通して「やさしさの花」が咲くよう、様々な活動に取り組んでいきたいと考えています。

【稲沢市立片原一色小】「いじめ弁護士出張授業」

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本校では、毎学期の教育相談で、職員と相談する機会を設けていますが、友達関係に悩む事例が増えてきています。そこで、実際に「子どもの人権相談」に携わっている弁護士の方を講師に招いて、人権とは?いじめとは?を考える学習会を実施しました。
 「いじめって?」と弁護士が問いかけました。いじめは悪いという認識があったので、なぜいけないのか考えました。「人を傷つけるから」「大きな事件につながるから」といった意見が出ました。
 次に、実際に起こったいじめの事例をICT機器を使って児童に伝え、いじめは命まで奪ってしまうことがあることを訴えていました。
 最後に、透明でないコップにペットボトルに入った水を注いでいきました。人の心の中もこのコップと一緒で、水がいっぱいになっても外から見えないコップは、ほんの少し注ぐだけでもあふれてしまうという実演でした。実演後、人の心のコップは形や大きさもばらばらで、友達の心のコップには今どれくらい水が入っているか考えてほしいと伝えました。いじめには、いじめる人、いじめられる人、見ている人がいることを「ドラえもん」の登場人物に当てはめながら、児童はそれぞれの立場からいじめをなくすために何ができるのかを考えました。
【授業後の児童の感想】
児童A「どんなことがあっても、何があっても、たとえ、その人が最初に悪いことをしてしまっていたとしても、いじめはいけないことなんだと思った。」