【一宮市立開明小】  しあわせはこぶなえやさん

 本校では、1,2年生で縦割り班を作り、1年を通し様々な活動を行っています。その一つに「しあわせはこぶなえやさん」の活動があります。
 この活動は、平成9年に行われた身障者スポーツ大会をきっかけに身障者の方々との交流がはじまり、収益金を社会福祉協議会に寄付することを目標としてはじめられました。今年で、18年目になります。
 1,2年生の生活科の学習の中で、花や野菜の苗を育て、「なえやさん」をすることにより、友達と協力して仲良く活動する楽しさを味わわせたり、募金を呼びかけることによって、1人1人が社会の一員として貢献できることを体験させたりすることをねらいとして活動しています。
〈活動内容〉
 1,2年生で10人ほどのグループを12班作り、自分たちの育てたい花と野菜の苗を決め、苗ポットに種を植える。各班、花の苗48ポット、野菜の苗48ポットを作る。それから約1ヶ月、毎日、苗の水やりをしながら、苗を育てていく。それと平行して、縦割り班の教室に分かれ、各班で看板、金庫、紙のお金などを作ったり、仕事の役割を決めたりしながら「なえやさん」の準備を始める。6月の中旬、自分たちで種から育てた苗を体育館に苗を並べ、保護者や地域の方に来てもらい、苗を買ってもらう。入り口で募金を呼びかけ、1回の募金で百円分の紙のお金を渡し苗を買ってもらう。苗の値段はそれぞれの班で決め、1株20円から30円で販売した。当日は、苗を渡す係、お金を金庫にしまう係、募金を呼びかける係に分かれ自分たちの役割を行った。募金していただいたお金は、2年生の代表が児童社会福祉協議会へ寄付をしました。
〈活動を通して〉
 苗を育てていく中で、苗が虫に食べられたり、枯れてしまったり、大きく育ちすぎたりするなど、様々な苦労がありました。そのたびに班で話し合い、種をまき直したり、虫に食べられないように不織布をかけたりして悪戦苦闘しながら苗を大事に育てていきました。
 「なえやさん」の活動を通し、2年生は上級生として頑張ろうという意識が芽生え、1年生に種のまき方や「なえやさん」の準備など優しく教えることができ、頼もしく成長していく姿が見られました。1年生は、そんな2年生の姿を見て、来年は、自分たちが2年生のように1年生に教えてあげようと意欲を燃やしていました。自分たちの大事に育てた苗が全部売れたときは、みんな顔を輝かせ、達成した喜びを味わうことができました。「なえやさん」の成功体験は、子供たちの大きな自信につながりました。


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【田原市立福江小】命の大切さを学ぶ親子ふれあい教室

6月18日(木)に愛知県獣医師会の協力のもと、「学校飼育動物ふれ合い教室」を開催しました。白衣を着た6名の獣医師さんが来校されました。「ウサギと仲良くなるには」というテーマで、3年生と保護者が1時間の学習を行いました。まず、スライドを使って、 うさぎの飼い方や生態、体のつくりなどを教えていただきました。次に、実際にうさぎとふれ合って、温かさ(体温)を感じ、聴診器で心臓の音を聴いて、「生きている証」を体感させていただきました。
 また、子どもたちは、獣医さんから上手な抱きかかえ方を教えていただき、うれしそうに抱きかかえることができました。どの子も目を輝かしながら「ふわふわ」「温かい」と、とてもうれしそうな声をあげていました。
 後で感想を聞くと、「うさぎの心臓が、自分と同じように打っていた」「その音がドドドと自分の心臓の音よりも速く打っていた」をあげる子が多く、「子ウサギの育て方」「行動から見られるウサギの気持ち」など、いろいろ知らないことがわかってよかったという声が聞けました。
 子どもたちは、毎日小さな命に触れることで、心もさらに優しく成長しています。今回の獣医さんたちの話を聞き、おうちの方とともにうさぎと触れ合うことで、さらに命の大切さを学んだように感じました。

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【豊田市立根川小】思いやりの気持ちを育てるふれあい活動

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 本校では「ふれあい活動」と名づけて、1年生から6年生までの混合グループをつくり、1年生を迎える会、ふれあいタイム(ゲーム大会)、ふれあいランチ(弁当)、ふれあいフェスティバル(模擬店)を行っている。
 1年生を迎える会は、入学したばかりの1年生が小学校生活を楽しくスタートできるようにするとともに、上級生は1年生に対して優しく思いやりの気持ちをもてるようにすることがねらいである。
 第1部は体育館で全体会を行い、高学年生におんぶしてもらった1年生が体育館へ入場し、クイズや歌を楽しんだ。1年生は高学年生におんぶしてもらって体育館に入場することを楽しみにしていて、楽しい思い出ができた。第2部は各教室に移動して、グループごとでゲームを楽しんだり、ランチ(弁当)を楽しんだりした。
 今後も上記のような心の教育を更に推進して、子どもたちの心を育てていきたい。

【一宮市立西成中】 県立一宮東特別支援学校との交流会

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 本校では,毎年,県立一宮東特別支援学校等の交流会を行っています。この取り組みは,相互に理解を深め,ともに活動することを通じて好ましい人間関係を育てることを目的とした長年続いている伝統的な取り組みです。
 今年度は,6月10日(水)に,本校の2年生の生徒たちが一宮東特別支援学校へ伺い,中学部2年生のみなさんと交流を深めました。本校の生徒たちは,この日のために,4月から学級紹介や出し物,合唱の練習を重ねてきました。また,交流で使う自己紹介カードの作成に取り組んできました。
 交流会当日,本校の生徒たちは,同じグループになった特別支援学校の生徒のみなさんと交流を深めるために,工夫しながら自己紹介カードの交換をしたり,心をこめて合唱したりすることができました。また,クラス紹介では,自分たちのクラスのことを分かりやすく説明するために,いろいろな工夫をすることができました。
 交流会を終えた生徒たちからは,「はじめは何をどうしたらいいのか分からなくて,沈黙の時間がたくさんあったけど,学級紹介やふれあいタイムなどで一緒に過ごしているうちに,少しずつ打ち解けていきました。時間はかかりましたが,お互いに分かりあえたことが,とてもうれしかったです。」などの感想が聞かれました。
 2回目の交流会は,12月に行う予定です。誰もが互いに個性を尊重し合い,認め合える社会作りを目指して,これからも取り組んでいきたいと思います。

【西尾市立鶴城小】心をつなぐあいさつプロジェクト

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 本校児童会は、「質の高い学校にしたい!」「昨年度よりレベルアップしたい!」という思いから、今年度のスローガンを 『ハイクオリティ〜鶴小レベルアップ宣言〜』にして、さまざまな活動に取り組んでいます。
 その中で、質の高いあいさつを目指した「あいさつ運動」が6月18日より始まりました。運動の柱となる“あいさつ5ヶ条”を「相手の目を見て」「元気な声で」「立ち止まって」「笑顔で」「自分から」とし、児童会役員が朝は昇降口に立ち、放課は校舎内を回って子どもたちに呼びかけをしています。あいさつマンに扮し、プラカードを掲げて呼びかける役員の周りには、大きな声であいさつする子どもたちが集まり、笑顔の輪が広がります。気持ちの良いあいさつで、明るい学校生活をスタートさせることができるように、今後も毎週木曜日に活動を続けていきます。
 また、PTAも『OHAYOプロジェクト』という活動をスタートさせ、保護者や地域の方々に「大人からあいさつをしよう!」と呼びかけてくださっています。親と子、学校と地域が一体となって、爽やかなあいさつが響き合う校区を目指しています。

【西尾市立吉田小】1日のスタートは、気持ちのよいあいさつで

 本校では、毎週火曜日、木曜日の登校時に、児童会による「あいさつ運動」がおこなわれています。
 2つの校門に立つ児童会の児童に、登校した子が「おはようございます」とあいさつをします。大きな声であいさつができれば、児童会手作りの「にっこりバッチ」がもらえます。各教室で「にっこりバッチ」を回収し、給食時の放送で結果を発表します。
 最初は、「バッチが欲しい」「バッチがもらえるように、大きな声であいさつをする」と言っていた子どもたちも、「相手が気持ちのよいあいさつをする」ことを意識できるようになってきました。朝、「おはようございます」と大きな声であいさつしながら自分の教室に入ったり、放課に廊下ですれ違う教師に「こんにちは」とあいさつしたりする姿がよく見られるようになり、あいさつに対する意欲が高まっています。
「あいさつをすると気持ちがいい」という児童が、今後もっと増えていくことを期待しています。

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【豊橋市立飯村小】  飯村しぐさ広め隊が大活躍

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 本校では、子どもたちが『江戸しぐさ』を参考に、独自の『飯村しぐさ』を作ってきました。今年で5年目になる『飯村しぐさ』もバージョンアップした10箇条ができあがっています。
第1条 あいさつにはあいさつ(自分からすすんで挨拶する。挨拶されたら笑顔で返す)
第2条 五・三の時(時計を見て5分前に気づき、3分前に席に着き授業の準備)
第3条 「環境整美」人(ごみをすすんで拾ったり、くつや本の整頓をしたりして学校をきれいにする)・・・
第10条まであります。その中の第1条「あいさつにはあいさつ」を全校児童に浸透させるべく、マモル委員会を中心に各学年から飯村しぐさ広め隊を毎月募集して、水曜日以外の長い休み時間に活動を繰り広げています。
 1組は月曜日、2組は火曜日、3組は木曜日、4組は金曜日と曜日を決め、1年生から6年生までの飯村しぐさ広め隊が集まります。高学年が低学年の子たちのお手本になりながら、校舎内を挨拶しながら歩いて回っていて、元気な挨拶の声がいたるところで聞かれています。これからもこの活動を続けていくことで、元気な挨拶ができる子どもたちが増えていくことを願っています。

【犬山市立犬山中】 命の授業

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 犬山中学校では、毎年「夢講演会」を行っています。今年度は腰塚勇人氏をお招きし「命の授業」をしていただきました。腰塚氏はスキーでの転倒で「首の骨」を折り、奇跡的に命は取り止めたものの、首から下がまったく動かない状態になりました。しかしながら、身体に障害を残しながらも、4ヵ月で現場に復帰し、中学3年生の担任を務めるほど「奇跡の復活」を遂げました。病床中やリハビリを通して、「自分の命があらゆるものに助けられ、生かされていること」に気づき、「笑顔」と「感謝」と「周りの人々の幸せを願う」生き方へと変わっていきました。自らの経験を元に、「命の尊さ」「生きていることの素晴らしさ」「命の喜ぶ生き方」を伝えてくださいました。
≪生徒の感想≫
 ・僕はいろんな人の「ドリー夢メーカー」になりたい。仲間の夢をともに叶えるような人になれば、腰塚さんのように人から愛される人になれると分かりました。僕は部活動を頑張りたいと思っています。家族・仲間・そして先生方に応援される部にしていきたいです。
 ・頑張り続ければ夢は叶うということを学びました。
 ・「ドリー夢キラー」になるのは簡単。しかし、「ドリー夢メーカー」になるのは難しい。だけど、毎日少しずつ意識していけばきっと誰かの「ドリー夢メーカー」になることができると思いました。だから、少しずつ小さなことでも意識して行動していきたいと思います。

【一宮市立瀬部小】せべっこマン活動

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 本校では、児童会と代議員の児童が協力し、せべっこマン活動を行っています。せべっこマンはそれぞれおそうじマン、なかよしマン、あいさつマン、てくてくマン、きゅうしょくマンとして活躍しています。
 おそうじマンは、毎週月・水・金の掃除の時間、児童の掃除の様子を見届けたり、低学年の児童に掃除の仕方を教えたりして、掃除の手本となる活動をしています。
 なかよしマンは、週に一度、学年を問わず、みんなで元気に外で遊ぶことを目標に活動しています。朝や休み時間には、なかよしマンがみんなに呼び掛け、児童が楽しめるよう、よく考えて遊びを盛り上げています。
 あいさつマンは、毎週月・水・金の朝の活動としてあいさつ運動をしています。あいさつマンが元気に笑顔であいさつをすることで、児童も自然と笑顔になり、進んであいさつができるようになってきました。
 てくてくマンは、児童がどういったときに廊下を走ってしまうのかを自分たちで考え、廊下はてくてく歩こうと呼びかけて児童の安全を見守っています。
 きゅうしょくマンは、献立を見て児童が苦手そうな献立があると、おいしく食べられるよう呼び掛けたり、1年生に歯みがきの仕方を教えにいったりしています。
 せべっこマンの活動を見た児童たちは、せべっこマンを見習い、少しずつ正しい掃除の仕方や廊下歩行などが意識してできるようになってきています。瀬部小では今後もこういった異学年の交流を通して児童同士で学ばせ合い、心の教育を進めていきたいと考えています。

【愛西市立佐織西中】救急救命講習

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5月15日と16日に1年生の全生徒が心肺蘇生法とAEDの使用方法を学びました。
最初は戸惑いと照れてしまうことがありましたが、消防士の方の説明を聞きながら、それぞれの生徒が真剣に活動をすることができました。
「いつ遭遇するかもしれない緊急のときには、中学生として勇気をもって行動をしてほしいです。」という言葉が生徒の心に深く残ったようです。最後の方では、学習した蘇生法とAEDの使用方法を再度確認したいという前向きな生徒もたくさんいて、とても有意義な活動となりました。

【常滑市立鬼崎北小】あいさつ運動・くつ箱チェック

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本校児童のめあては,三つの「あ」の励行である。
・あいさつ……心と心のキャッチボールをしよう
・あつまり……集団生活のルールを守ろう
・ありがとう…感謝の気持ちを表そう
この中でも,
・あいさつをしっかりして,気持ちのよい一日をスタートさせる
・あいさつ運動を通して,進んであいさつをすることの喜びを感じる
・「三つのあ」の一環として,「あいさつ」に対する関心や意欲を高める
これらのことを目的に,生活委員会による「あいさつ運動」が行われました。
「あいさつ運動」期間中は,元気よくあいさつができている通学班を給食の放送で紹介し,表彰も行いました。「あいさつ運動」期間中だけではなく,常日頃から元気よくあいさつができる児童を目指して取り組んでいます。
 また,生活委員会は6月2日から年間を通して「登校後のくつ箱チェック」も行っています。自分のくつをきれいに整とんする習慣を身につけ,トイレのスリッパ等身の回りの整理整とんへの関心を高めています。きれいにくつが整とんされた整然とした昇降口が,落ち着いた学校生活の一因となっています。
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【豊田市立若林東小】  地域の方々との交流

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 本校の5年生は、毎年、学校近くにある、高岡ヤンマーさんの田んぼで米作りを経験します。ほとんどの子どもたちにとって、田植えは初めての経験ですが、高岡ヤンマーさんが苗や田んぼの事前準備をしてくださり、さわやかクラブ(地域の老人クラブ)の方が大勢で植え方の指導や手本を示して、子どもたちと一緒に田植えを行ってくださいます。地域の方々のご厚意もあり、田植えから収穫までを総合の学習として学ぶことができます。秋には、収穫祭として、お世話になった方々を学校へ招いて、感謝の気持ちを伝える会も行っています。米作りの体験を通して、地域の方々との交流が増え、感謝の気持ちやお年寄りを敬う気持ちが育ってきています。
田植えだけでなく、1年生の時から、昔遊びの会などでも、さわやかクラブの方々との交流を行っています。おじいさん、おばあさんたちの多くの経験や知恵を教えてもらって小学校6年間、さまざまな活動でお世話になっています。若林東小学校の子どもたちは、さわやかクラブの方々との時間をとても楽しみにしています。

【江南市立古知野中】「こころの響き合う活動」

本校では「こころの響き合う活動」と題し、11月の土曜日、担任による道徳の授業を公開しています。各学年で同じ資料を用いて授業を行います。授業をするにあたって、事前に学年の先生と模擬授業を行い、よりよい授業を目指しました。
この時期の1年生は、合唱コンクールの練習が白熱するがゆえに、一生懸命の気持ちが先走ってまわりの友だちの努力やよさが見えなくなってきていたり、学級で目指すものを見失いかけていたりしました。そこで、1年生では内容項目2−(5)寛容・謙虚をテーマにしました。資料は、文部科学省「私たちの道徳」の中にある「ブランコ乗りとピエロ」を用いました。
〈生徒の感想〉
○ 一人でがんばっていて苦しそうな人に、みんなで協力してあげて少しでも楽にしてあげたい。自分だけでやり、その達成感を得るのもいいが、みんなで団結をし、何かを成功させるのも大事だと思った。
○ サムとピエロのように自分も人の悪いところだけでなく、よいところも見つけていこうと思いました。もうすぐ合唱コンクールがあるのでその練習の時にも人のよいところを見つけて「ここはよいところだからまねしていこう」と言っていきたいです。
どの学級もこの授業によって一人一人のこころが響き合い、合唱コンクール
では心を一つにしたホール中に響く声が聴いている聴衆の心を揺らしました。

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【あま市立甚目寺南小】一斉道徳

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 昨年度末から、甚目寺南小学校では一斉道徳に取り組んでいます。一斉道徳では、全校が同じ時間に、学年ごとに同じ題材で授業を行います。『あいさつ』や『公共心』など、高学年と低学年では少しテーマは違いますが、学年の発達段階に応じて身につけさせたい道徳性が育つように実践を進めています。
 学習の形も、全クラスが『コ』の字型に机を配置し、他の子の意見を聞きやすいように工夫して行います。時には自分とは違う意見が発表されますが、友だちのいろいろな考え方を聞き、なるほど!と思い、より良く考えて行動できる力を身につけさせたいと思います。
 一斉道徳終了後の休み時間に、背中越しに大きな声で「おはようございます!」とあいさつをしてくれた2人の女の子がいました。また、中央昇降口前でも「おはようございます!」と笑顔であいさつをしてくれた4年生の女の子がいました。「だって、さっき授業であいさつが大事って勉強したもんね♪」とその子は笑顔で話していました。学んだことをすぐに実践できることのすばらしさを改めて感じました。

【北名古屋市西春小】みんな なかよし 「縦割り班全校集会」

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 西春小学校では、さまざまな学年の子どもたちが互いに思いやりの気持ちをもち、仲よくすごせるよう、「縦割り班」での活動を行っています。
平成27年6月2日(火)には、児童会企画による「縦割り班全校集会〜イントロ3択クイズ〜」が行われました。1〜6年生の子どもたちが赤、青、黄の3色、各6グループに分かれ、合計18グループで、イントロクイズに挑戦しました。
班長は、机の大きさほどもある、大きなプラカードを持ってにこやかに班の仲間を迎えました。プラカードには、班名と一緒に活動する高学年と低学年のペアの名前が書かれており、みんながよくわかるように工夫されています。児童会の出すイントロクイズに、ペアで一緒に相談し、赤白帽子で答えました。校歌やアニメの歌が流れると、「この曲、知ってるよ。」「どれだろう。」と笑顔で真剣に考える姿が見られました。腰をかがめながら、低学年の子たちと話し合ったり、正解ごとにハイタッチをしたりして、楽しく和やかな時間を過ごすことができました。最後まで残ったペアの多い班が、お昼の放送で表彰され、拍手で会を閉じることができました。
今後の「縦割り班」の活動では、お楽しみ集会や縄跳び集会などが計画されています。これらの活動を通して、高学年の子どもたちには、自分が人の役に立っているのだという自己有用感を、低学年の子どもたちには、周りの人たちへの感謝の気持ちを育てていきたいと思います。

【豊田市立寿恵野小】思いやりの心を育てる縦割り活動

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 本校では、異学年とふれあうことにより思いやりの心や接し方を育てたり、高学年の子たちの自主性やリーダーとしての資質を養ったりすることを目的とし、年間16回程度の縦割り活動(なかよし活動)を行っています。
 本年度もすでに、2回のなかよし活動を行いました。1回目の「新入生を祝う会」(5月1日)は2部構成で行われ、まず第1部は全校そろって体育館で行いました。1年生と6年生が手をつないで入場し、2〜5年生が大きな拍手で迎えました。そして、1年生が一人ずつ自己紹介したり2年生と5年生が作ったワッペンのプレゼントを渡したりした後、なかよし活動のテーマソングとも言える「すえのの子」を全校で歌いました。第2部は、なかよし班の教室に移動し、一緒に弁当を食べたりゲームをしたりして楽しく過ごしました。
 第2回のなかよし活動(5月25日)は、外遊びを行いました。鬼ごっこやドッジボール、だるまさんが転んだなど、なかよし班ごとに遊びを工夫し、爽やかな五月晴れの下、異学年の交流を楽しむことができました。

【西尾市立荻原小】 郷土の文豪尾崎士郎さんの志を受け継ごう!

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 本校の校舎前には、郷土の文豪である尾崎士郎さんが残した生前の遺書の一節「しかし そこでくじけるな くじけたら 最後だ 堂々とゆけ」の石文が安置されている。この遺書は、尾崎士郎さんが息子に残したものであるが、その後、広く世間に知られることとなり、その志は郷土の人々に愛され、受け継がれている。
 本校では、未来を担う子どもたちがその志を受け継ぎ、困難にも立ち向かう強い心を培うため、登校時に石文の前で斉唱することを日課としている。通学班の班長の「しかし」のことばに続いて、班員全員で「そこでくじけるな くじけたら 最後だ 堂々とゆけ」と斉唱する声が、毎朝校庭に響いている。児童からは、「大きな声を出すと気持ちいいよ。」「みんなで一緒に言うから、大きな声が出せる。」ということばが聞かれた。また、保護者から「うちの子は、声が小さいと思っていたけれど、大きな声で言えたことをとても喜んでいた。」ということばが聞かれた。
 体育の授業では、上手くできなくてくじけそうになる子に向けて、他の子から「しかしそこでくじけるな・・・・」と励ましのエールが送られた場面があった。それを聞き、尾崎士郎さんの志が確実に受け継がれていることを実感した。
 このことばが、子どもたちの生涯に渡って心の糧となることを願って、これからもこの活動を続けていきたい。

【豊橋市立大村小】 思いやりと尊敬の心を育むなかよし班活動

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本校は,全校児童188名の学校です。異学年交流の場として,縦割りでなかよし班活動を行っています。5月1日(金)には,「なかよしランチタイム・なかよし班遊び」として,なかよし班で一緒にお弁当を食べ,一緒に遊びました。6年生が考えた遊びのルールを低学年の子にわかりやすく教え,やさしく声をかけながら遊ぶ姿が見られました。遊び終わった後は,どの子も汗びっしょりになりながら,「楽しかったね。」と口々に言っていました。5月11日(月)には,なかよし班で地域の方といものつるさしをしました。つるの植え方がよくわからない低学年の子の手をとり,「こうやってやるんだよ。」と教えてあげる高学年の姿に頼もしさを感じました。
 これらの活動を通して,高学年の子どもたちには,下の学年を思いやる心が育まれ,低学年の子どもたちには,高学年に対する信頼と憧れの心が育まれていると感じました。これからのなかよし活動を通して,どの学年の子どもたちにも思いやりと尊敬の心がさらに育まれていくことを期待しています。

【江南市立古知野東小】子どもたちの健全な心の育成を目指して。

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 古知野東小学校では子どもたちの心の育成のため様々な活動を行っています。その一部を紹介します。
<すご技集会>(写真左)
集会委員会が主催をして行われます。自分たちががんばっている得意なことを全校の前で披露する会です。毎年大勢のエントリーがあります。ダンス・竹馬・一輪車・ピアノなど様々な発表に「すごい」という子どもたちの声が上がります。子どもたちの自己有用感を高める場となっています。
 <お話をつくろう会>(写真中)
 1年生から6年生までが一つのグループをつくります。1年生は登場人物の紹介、2年生は場面設定、3年生は物語の発端といたようにリレーでお話を紡いでいきます。完成したお話は3から4つのグループが集まって発表会を行います。異学年との交流の中で人間関係作りを学ぶ場としています。
 <タイへ文房具を贈る活動>(写真右)
 家にある使っていない文房具を役立ててもらえればという思いから、タイへ送る活動を10年間続けています。毎年、多くの文房具が集まってきます。タイ支援の会の方を通して直接届けてもらっています。昨年の4月には、支援させてもらっているタイの学校の先生方がお礼に本校を訪れました。子どもたちのボランティア精神を育てる場としています。

【小牧市立小牧中】あいさつでつながろう

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 3年生では、「あいさつキャンペーン」を行いました。朝、元気な声で、相手の目を見て、笑顔で挨拶をしてくれた3年生に学年生徒会のメンバーが、番号のついた絵札を配りました。受け取った生徒は、その絵札を修学旅行班の班長に渡し、班長は昇降口に用意された掲示板に貼り付け、大きな絵を完成させていきました。写真は、その様子です。絵札945枚で大きな絵は完成します。学年の仲間との絆を深めることをねらいとして活動してきましたが、他学年にも波及効果はありました。気持ちの良いあいさつが、和やかで温かい雰囲気を作り出しています。
 本校のモットーでもある「ABCDの原則」=「当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやれる人ができる人。」を普段の生活の中で、生徒たちは意識して行動しています。学年から学校全体へ、また、地域の中での一員として近隣の方とも心通うあいさつでよりつながっていこうと日々話題にしています。