【豊田市立西保見小】望ましい人間関係を育むあいさつ運動

 西保見小学校では、4月、10月、1月に「あいさつ運動」を行っています。児童会活動を企画・運営していく企画委員会を中心に行われています。
 「おはようございます」というあいさつに加えて、「おはようじゃんけん」や元気のよいあいさつをしている通学班を表彰するなど、子どもたちが意欲的にあいさつ運動に参加できる工夫をしています。
 年度のスタートや長期休み明けに行うことで、子どもたちが楽しい学校生活を送っていこうとする気持ちを高めることにもつながっています。企画委員会の子にとっては、児童会活動を盛り上げ、全校をリードしていくんだといったリーダーシップを育てる機会にもつながっています。
 あいさつ運動のおかげで、「あいさつをすると、元気が出る」「学校に行くのが楽しみ」「続けていくうちに、大きな声であいさつしてくれてうれしい」といった子どもたちの声が、聞かれるようになりました。
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【瀬戸市立效範小】「ありがとう」「ごめんね」の言える子に

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 1年生は、入学してしばらく経つと少しずつ学校生活に慣れ、友達も増えてきますが、それと同時にけんかやトラブルも起き始めます。友達とのコミュニケーションをうまくとり、相手の気持ちをわかろうとする子を育てるために、效範小学校では、先生たちがソーシャルスキルトレーニングの方法を学び、学級で実践しています。
 ある学級では、「友達の筆箱を落としてしまったら?」−「ごめんね」、「友達が消しゴムを拾ってくれたら?」−「ありがとう」など、生活のさまざまな場面で必要な言葉を自分たちで考えて、生活場面を読み札、必要な言葉を取り札にしてカルタを作りました。写真は、そのカルタを使って、カルタ遊びをしているところです。札を多くとることに意識がいきがちな子どもたちも、回を追うごとに仲良くカルタ取り遊びができるようになりました。
 必要な言葉をタイミングよく言うことが、よりよい人間関係づくりやトラブル回避につながると考え、継続して行い、スキルとして身につけていく予定です。そして、心から「ありがとう」「ごめんね」の言える温かい学級づくりを目指していきます。

【一宮市立尾西第二中】学級にある「いじり」について考える

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 本校の1年生は、道徳の時間にNHKの「いじめをノックアウト」という番組を視聴して、どのクラスにもある「いじり」について考えました。
 番組の中では、中学生が「いじりって必要?」というテーマや「いじっておけば楽しいから、いじられている側も空気を読んで我慢しなければいけない?」というテーマで話し合いをしていました。
本校の生徒たちも、番組の視聴後に話し合いをしました。その中で、「いじり」が「いじめ」につながることや、人によって言葉の受け止め方がちがうことなどの意見が出ました。
 授業後の生徒の感想では、「いじる側は、面白いと思って笑っていても、いじられる側は本当は嫌な気持ちになっている人も多いと思うので、相手の気持ちを考えて、やめようと思う。」や「いじりは、だんだんエスカレートしていき、いじめになると思うので、気をつけたい。」という発表がありました。
 この授業をきっかけにして、みんなが本当の「笑顔」でいられるような学校作っていけるとよいと思います。

【小牧市立岩崎中】手軽な出会いに潜む危険

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 身近で便利な携帯電話やスマホの利用。しかし,メールやSNS等に起因する事件や犯罪が,大きな社会問題になっています。1学期に生徒を対象にして行った「インターネット等の利用実態調べ」の集計結果をみても,生徒の多くがトラブルに遭遇し,悩みや不安を抱えています。
 そこで,メールやSNS等に起因する事件や犯罪についての理解を深め、それらを防ぐ方法を知り,生徒たちが心穏やかな日常生活を過ごせるよう講演会を開催しました。前半は,本校生徒のインターネット等の利用実態について,生徒の代表が説明しました。後半は,メディアリテラシー教育を専門にしておられる渡辺真由子先生にご来校いただき,「ネット世界との上手なつきあい方」というテーマでお話ししていただきました。
 渡辺先生には,さまざまな事例をあげながら,わかりやすく講演していただきました。ネットは,楽しいだけでなく,同時に危険なことに陥る可能性があることを理解することができました。

【蒲郡市立西浦中】はぁとぷろじぇくと

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・この活動は、中学生が、地域の方たちとふれあう活動を通して、地域のつながりをよりいっそう強くし、また、お年寄りの方とふれあうことで、お年寄りがもっている生活の知恵や、生き方について学ぶために行った。
・生徒が実際にお年寄りの方のお宅に訪問し、室内のそうじやガラスふき、庭そうじをするなどの、お手伝いをさせていただくなかで、交流を深めることができた。
・各地区の公民館では、お年寄りの方たちに紙芝居をお見せしたり、坊主めくり等のゲームをしたりするなかで、一緒に楽しむことができた。
・地域の方とのつながりを強めるだけでなく、お年寄りの方たちとの交流をするなかで貴重なお話を聞くことができた。そして、「役立つ喜び」「自己有用感」を感じさせることができた。

【稲沢市立千代田小】福祉実践教室

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 本校の5年生は,総合的な学習の時間で福祉について学びます。その一環として,6月13日に福祉実践教室を行い,5年生59名が車いす講座・手話講座・高齢者疑似体験講座の3講座に分かれて体験学習に取り組みました。
 障害をもつ人たちとふれ合う機会がほとんどない児童たちは,はじめは物珍しさから興味津々で活動に取り組んでいましたが,体験を通してその困難さを感じ,講師の先生の貴重な体験談を真剣な表情で聴き入っていました。
 高齢者疑似体験講座を受講した児童は,「お年寄りになる体験を通して耳の聞こえにくいうちのおじいちゃん・おばあちゃんの気持ちが少しわかって『いつも苦労かけてごめんね。』と思いました。これからは,どんなことも,すぐ怒らず,おじいちゃんおばあちゃんを助けてあげることを心がけたいです」と自分の生活を振り返って見直すことができました。
 車いす講座を受講した児童は,「車いすに乗って私はワクワクしました。でも,動かしてみると急に怖くなりました。足が不自由だと大変だなと思ったけれど,講師の先生は生きることが楽しいと言っていました。つらくても,立ち向かうことが大切だとわかりました」と,足の不自由な人の気持ちになって考えたり,将来の自分の生き方にもつなげたりすることができました。
 子どもたちは,今回の学習を通して障害をもつ人たちに対する理解を深めるだけでなく,講師の先生の体験談を聞くことで今までの自分と比べたり,これからの自分を思い描いたりすることができ,自分の生き方について考えるよい機会となりました。

【豊橋市立五並中】豊橋・学校いのちの日

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 五並中学校では、豊橋・学校いのちの日(6月18日)に、岩手県松巌山龍泉寺住職・石ケ森桂山氏を招き、講演会を行いました。講演に先立ち、高橋直廣校長よりお話があり、「あなたの命には、あなたにしかできない使命がある。」との言葉があると、生徒全員、より顔が引き締まったように見えました。「私と東日本大震災」と題された石ケ森氏の講演は内容が深く、東日本大震災の現実は、私たちの想像を超えたものであることがわかりました。生徒の感想には、「いのちの尊さ、大切さがひしひしと伝わり、日々、一日一日のかけがえのなさを改めて知ることができました。」とありました。
 この日を迎えるまでに、五並中学校では、職員全員が力を合わせ、いのちをテーマに読み聞かせを行いました。写真の萩原養護教諭は、いのちが生まれる神秘と奇跡を子どもたちに読み聞かせました。生徒たちは「いのちが生まれるまでには、こんなにいろいろな奇跡があることを初めて知りました。」と驚きを隠せないようでした。
 五並中学校では、これからも、子どもの心に響くいのちの教育を推進していきます。

【豊山町立豊山中】 教育講演会

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 中京大学スポーツ科学部教授の湯浅景元先生による教育講演会
「実力を発揮するための心・技・体
  −心のトレーニングを中心に−」と題して講演していただきました。

 テストや発表会でいかせる内容を有名なスポーツ選手を例に挙げて話していただいたり、集中するための方法や力を抜くための方法など実際にやり方を示していただいたりしました。
 期末テスト直前、夏の地区体育大会やコンクール 前でもあったの「やってみたい」「具体的な方法がわかってよかったです」という内容の感想多かったです。

<生徒の感想>
・ 自分のルーティンワークを見つけて、何事にも集中できるようしたいと思った。自分の時間を見つけて自分と対話し、自分を大切にしていこう思った。 (1年男子)

・ たくさんのリラックス方法について、例をあげて教えくださった。今、テストが迫っているというストレスの中にいる私にとって、活用できることが多かった。いくつか試 しながら、自分にあった方法を活用していこうと思った。(2年女子)

・ 心についてたくさん知ることができてよかった。 今は、部活や受験勉強が忙しくて大変だ。でも、先生のおっしゃたとおりにすれば、少しは楽になると思う。(3年男子)

【田原市立野田小】ふるさと仁崎海岸で親子学級

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 本校では、平成14年から地域、漁協の方々の協力を得て、親子学級として、ふるさとの仁崎海岸清掃を行っています。
 毎年、大型トラックがいっぱいになるほど、たくさんのごみが収集されます。
 「こんなにあるよ。」「みんなで拾うと一気にきれいになるね。」そんな声も聞こえてきました。
 ごみ拾いの後は、きれいになった海岸を眺めながら、親子でお弁当・潮干狩りです。親子の絆を深め、また地域の方とふれあう機会となっています。

【瀬戸市立水野中】地域クリーン大作戦

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本校では、毎年、地域の環境美化活動として、「地域クリーン大作戦」を実施しています。全校生徒が、登校途中に通学路周辺のごみを回収して持ち寄り、学校で分別を学びながら処理します。
 PTA、少年センターやリサイクルセンターなどにも協力してもらい、たくさんのごみが収集されます。
 生徒からは「通学路周辺がきれいになって気持ちよかった。」「地域の方々にも喜んでもらえて嬉しかった。」などの感想が寄せられ、生徒たちにとって、日頃お世話になっている地域に感謝の気持ちを示すことのできる貴重な機会となっています。

【豊川市立御津南部小】素敵なあいさつができる御津南っ子になろう

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 本校では、あいさつができる御津南っ子をめざして、生活委員会を中心に、校門でのあいさつ運動を継続的に続けています。
 あいさつへの意識を高めてもらうことを目的として、毎年、年度初めには、生活委員会が全校児童に、あいさつキャラクター募集を呼びかけます。そして、たくさんの応募の中から、最優秀作品を選び、その年のあいさつキャラクターとして紹介します。
 今年は、1年生が考えてくれた「ぺっこりん」に決まりました。「ぺっこりん」は、ぺこりと、礼儀正しいあいさつをします。毎日のあいさつ運動の中でも、「ぺっこりん」のように、しっかりとしたあいさつをすることを心がけています。
 年度当初は、生活委員会だけの活動でしたが、今では、児童会をはじめとする全ての委員会委員長も参加し、パワーアップして行っています。顔を見てあいさつをしてくれる人も増えてきました。
 また、学期初めには、PTAと地域の方々も校門に立ち、あいさつ運動をしてくださっています。今後も、このような取り組みを続けながら、いろいろな場面で、「ぺっこりん」のような素敵なあいさつができる子どもを育てていきたいと考えています。

【蒲郡市立塩津小】異学年交流「たてわり草取り」

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本校では全校を組ごとに青(1組)・赤(2組)・黄(3組)の3色に分け、たてわり活動をしています。その中で、たてわり班として各学年を一人ずつ入れた班を編成し、さらに同じ色のたてわり班を4つ合体させて「たてわり家族」を構成しています。たてわり活動は基本的にこの「たてわり家族」を中心に活動しています。
 多くのたてわり活動の中で毎週火曜日に行っているのが「たてわり草取り」です。「たてわり草取り」では、全校で毎週草取りを行うことで、外庭をきれいにすることをねらいとするほかに、リーダーを育て、たてわり家族の絆を深めることも目的としています。
 「たてわり草取り」を通して、上級生は、学校を頑張ってきれいにしようと思う心とともに、暑いなか一生懸命に草をとる下級生の体調や草取りがまを安全に使っているかを気に掛けるなど、下級生を思いやる心が育ってきています。また、下級生はたてわりで活動することで学年関係なく仲良しになり、がんばっている上級生の姿を見て、自分も頑張ろうという気持ちが育っています。またお互いに助け合うことの大切さを学んできています。まだまだ暑い日は続きますが、この「たてわり草取り」は11月まで行います。
 『たてわり草取りで、ぼくたちは、低学年の子たちを注意したり、話しかけたりしながら、いっしょに草を取りました。草取りが終わった時、学校の草も少なくなり、すごくすっきりしました。草取りはあんまり好きではないけど、学校がきれいになるのはうれしいし、これからも低学年の子たちの手本になれるようにがんばります。』(6年A児の日記より)



【東浦町立生路小】 福祉実践教室

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 本校では「自然を愛し,思いやりの心をもった子」を目指し,豊かな心・思いやりの心を育てるため心の教育・福祉教育の実践に取り組んでいます。心の教育・福祉教育を学校運営機構の中に位置づけ,全職員が協力して福祉教育を推進しています。
  本年度も福祉に対する関心を高めるために,福祉実践教室を行いました。全児童を対象に,同時開催し,全校児童が真剣に取り組んだことにより大きな成果をあげることができました。
   実践内容は以下のとおりです。
   ・1年生……「福祉の話,手話ソング」      (体育館)
   ・2年生……「福祉の話,手話ソング」      (体育館)
   ・3年生……「ガイドヘルプ」            (教室・多目的室・廊下)
   ・4年生……「車イス」                (昇降口周辺・図工室)
   ・5年生……「点字」                 (教室)
   ・6年生……「高齢者疑似体験」          (教室・学習コーナー)
 学年に応じ,福祉について実践的に学び,児童の福祉に対する関心を高めることができました。今後も6年間でさまざまな活動をさせ,人に対して思いやりの心をもち,実践できる子どもを育てていきたいと思います。

【蟹江町立学戸小】地域や自然と多くの関わりをもち、豊かな心をもつ子の育成

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 学戸小学校では、総合的な学習の時間や生活科の学習、特別活動の時間、学校行事、クラブ活動など様々な活動を通じて地域や自然との関わりをもつ活動に取り組んでいます。
 特に、米作りやホタルを育て放流する活動では、年間を通じて地域の方々にご協力をいただいています。
 今年の5月8日には、5年生がホタルの放流を行いました。「学戸ホタルの会」の方が育ててくださったホタルの幼虫を、校庭に隣接した田んぼ横の水路に放流しました。そして、6月には、ホタルの鑑賞会が、田んぼとその脇にある飼育小屋周辺で開催されました。低学年から高学年まで多くの子どもたちが、保護者と一緒に訪れていました。また、在校生だけではなく、地域の方や近隣の市町村に住む方も多く訪れていました。子どもたちは、ホタルの美しさに感動し、自然の美しさに気づくことができました。
 また、5月20日には、同じく5年生の児童が参加して、田んぼに稲の苗を植えました。地域の方に植え方を説明していただいた後、用意してくださった苗を一本一本丁寧に植えまし。田植えを通じて児童は、米作りの大変さや地域の方のあたたかさに気づくことができました。今後、秋には稲刈り、脱穀、そして収穫できたお米を使った調理をする予定です。
 この他にも、生活科の時間には、地域の農協の方に野菜の育て方のご指導をいただいたり、運動会で踊る盆踊りの指導をしていただいたりと、幅広い活動で地域の方々に、ご支援・ご協力をいただきながら、子どもたちは地域や自然の大切さ、素晴らしさを感じています。

【春日井市立松原小】6年生が『みんなで遊ぼう』の会を開いてくれました

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 6年生が『みんなで遊ぼう』の会を計画してくれました。
 「7月2日の20分放課と昼放課に運動場で『だるまさんが転んだ』をするので、一緒に遊びたい子は集まってください」と呼び掛けたところ、たくさんの児童が集まりました。
 本校では異年齢集団の活動として、全学年を縦割りにしてなかよし班を作り、業前の時間に遊んだり、秋祭りでゲームなどの店を開いたりする活動を例年行っています。
 今回の活動は、6年生が自主的に計画した自由参加の活動でしたが、さまざまな学年の子どもが一緒になって遊ぶ楽しい会になりました。
 6年生は鬼の役を引き受けてくれたり転んだ子を気遣ったりして自然とリーダーシップをとり、年下の児童は進行役の6年生の説明を神妙に聞いていました。
 「楽しかった。今度はいつ?」という声を聞いて6年生もやってよかったと感じたようです。互いを思いやるよい機会になりました。

【一宮市立丹陽南小】栽培活動を通した地域ボランティアとのふれあい

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本校では、食育活動の一環として学校の北側の畑を借りて、栽培活動を行っています。学年毎に育てる作物を決めて、地域ボランティアの方々にゲストティーチャーとして、栽培の仕方を教えていただいています。
 3年生は、ナスを栽培しました。苗植えから芽かき、ひも付けなど栽培する上で大切な行程をゲストティーチャーに教えてもらいながら、世話をしてきました。6月中旬には大きな実をつけ、毎日収穫を行いました。
 7月には、収穫したナスを使って、ゲストティーチャーにお礼としてナスパーティを行いました。ボランティアの保護者と協力して、カレーやピザ、田楽を作り、一緒に食べました。「自分で育てたナスだからおいしい!」、「ゲストティーチャーさんのおかげだね。」などの感想が、子どもたちから聞こえてきました。
 こうした体験を通して、野菜作りの苦労を知るとともに、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちを育むことができると考えています。

【新城市立東郷東小】地域で育つ子どもたち〜夏休み地域美化活動

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 本校は校区が広く、13地区から子どもたちが通ってきます。夏季休業中には、自分たちが住む地区の美化活動を保護者と一緒に実施しています。活動内容は、地域コミュニティの中心である「公民館」や「グラウンド」、生活道路の草取りやごみ拾いが中心です。
 実施時期はまちまちですが、土曜日か日曜日におよそ2時間をかけて美化活動を実施しています。本年度は時期によって、蒸し暑かったり、途中で雨に降られたりするなど、必ずしも天候に恵まれたとはいえませんでしたが、保護者の皆さんからの報告では、子どもたちは一生懸命美化活動に取り組んでいたそうです。
 「高学年児童が低学年の子にアドバイスして、協力して取り組んでくれました。」上級生が下級生を気づかい、共に活動するなかで協力することの大切さを実感したことでしょう。「道路沿いのごみを見逃さず、真剣に取り組むことができました。ごみがたくさん集まりました。」空き缶や吸殻などが多く集まったそうです。ごみを捨ててはいけないという意識を高めることができました。
 夏休みに実施される地域美化活動は、『自分たちの住む地域をきれいにしよう』との意識を高める絶好の機会となっています。

【愛西市立佐織西中】 テーマ いのちの学習

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 命の大切さに気づき、まわりの人への感謝の気持ちをもち、自他を大切にする心を育むことをねらいに行いました。
 中学2年生を対象に行いました。
 内容は、まず1番目に自分の生まれたときの様子や保護者の方の思い知るということで、名前の由来や、産まれたときや赤ちゃんの頃のこと、現在のあなたへのメッセージを保護者からの手紙で知りました。
2番目に受精卵から生まれるまでの様子を知るということで、命の始まりの大きさやお腹の中でどのように育ってきたのかを学びました。
3番目に赤ちゃん人形での抱っこ体験をし、
4番目に赤ちゃんがいるお母さんのお話を聞き、
最後の5番目に赤ちゃんとのふれあいタイムで本物の赤ちゃんをだっこして赤ちゃんとふれあいました。
 授業後にアンケートを取ると、今日の授業を通して、家族やまわりの人から大切にされていると感じることができましたかという質問に対して、はいと答えた人の割合が、授業前は69%でしたが、授業後は96%に増えました。
 今後も命の大切さを実感できるように、このような学習を続けていきたいと思います。

【春日井市立西山小】なかよし班活動

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 本校では、平成24年度から「体つくり・体力づくり」を大きな柱にして「知・徳・体」調和のとれた児童の育成の取組を進めています。今年度からは、いろいろな活動に1〜6年の異年齢集団の「なかよし班」を積極的に取り入れて、もうひとつ「心づくり」という大きな柱を立てて取組みを進めています。

 「なかよし班」で、「なかよし給食」「なかよし運動」「なかよしドッジ」「なかよしフェスティバル」などを行い、運動会や6年生を送る会も「なかよし班」で取り組みます。高学年が低学年に優しく教えたり、一緒に運動に取り組んだりする中で、高学年への感謝の気持ちが芽生えたり、低学年への思いやりの心が育ったりして、成果を上げています。校内でのけんかやイライラした態度が減り、落ち着いた生活も送れるようにもなりました。

 今後は、3月の「6年生を送る会」をなかよし班で協力して、6年生への感謝の気持ちを伝える会に成功させることを目標に子どもたちを支えていきたいと思っています。

【瀬戸市立深川小】思いやりの心を育む活動に積極的に取り組んでいます

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 本校は瀬戸市の旧市街地に位置して、市内で最も高齢化や少子化が進んでいる学区であり、児童数は59名の小規模な学校です。このため、異学年交流や福祉教育活動に積極的に取り組める環境にあり、異学年交流や福祉教育活動に力を入れています。
 異学年交流では、1〜6年生を縦割りにして班を作り、1年を通していろいろな活動を行っています。5月に行った全校による校外学習では、縦割り班で上級生が中心となって、自分たちで遊びを企画して、班内で仲良く遊びました。また、月1回長い放課に、縦割り班で上級生が中心となって、遊びを企画して、班内で仲良く遊んでいます。そして、各学期に1回、縦割り班で全校で給食を行っています。上級生が配膳を行い、班ごとで楽しく会食をしています。異学年交流を通して、上級生が下級生の世話をすることによって、下級生にやさしく接する気持ちが芽生え、思いやりの心が育んでいきます。また、上級生としての自覚や責任も身についていきます。
学区には多くの高齢者の方が住んでいます。高齢者の方と接する機会を多くもつことによって、高齢者をいたわる心が育みます。本校では、敬老会に歌や笛を披露したり、デイサービスセンターなどを訪問して、高齢者の方に劇、歌や合奏などを披露したり、一緒に手遊びをしたり、会話をしたりして高齢者の方と交流を深めています。
 このように、子どもたちに思いやりの心が育む活動に積極的に取り組んでいます。