【西尾市立福地北部小】七夕集会を通して

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 福地北部小学校では、心の教育の一環として、他学年との交流の機会を積極的に作っています。普段からペア学年を組み、一緒に授業やお楽しみ会などを行っています。
 1学期には、全校で交流するイベントの七夕集会がありました。七夕集会は、児童会が主催し、子どもたち自身で企画、運営を行いました。スムーズに進行できるように何度も練習を重ねていました。
 当日は、それぞれの学年が、話を聞くときは静かにし、並ぶときはすぐに並び、ゲームのときは協力して行うことができました。それは、今まで行ってきたペア学年での活動の成果でもあり、児童会が中心になって準備してきた結果だからだと思います。
 2学期にも全校で交流する集会を考えています。今後も他の人を思いやる心をもって行動できる子どもたちを育てていきたいと思います。

【東海市立緑陽小】約束やきまりを守ろう

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 6月20日(木)学校公開で全クラスが 道徳の授業参観を行いました。2年2組では、「くろぶたの しっぱい」という話をもとに、みんなが使うものを大切にし、約束や決まりを守ろうとする意欲を高める授業で心の推進活動を行いました。
 教師は、「さる・こい・うま」など登場人物のペープサートを出しながら話を進めていき、そのたびに、子どもたちはそれぞれの登場人物になって、見知らぬゴミを置かれたときの気持ちを考え発表することができました。最後に、「くろぶたはなんと言ってゴミを捨てるべき場所にゴミを捨てただろう。」という場面では吹き出しに自分なりの言葉で書くことができました。規律ばかりではなく、思いやりの心としても考えることができました。
 参観した保護者から、「みんな、子どもが言ったことにはしっかり反応していますね。」「先生は、子どもたちが間違った意見を言ってもその場で違うとは言わず考えさせるところがいいですね。」など感想をいただきました。

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【一宮市立中部中学校】ロールレタリングを通して

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 自分自身の心と向き合うために、本年度から、全校体制で、ロールレタリングに取り組んでいます。ロールレタリングは、「自己への気づき」を促す交流分析の立場から開発されたものです。まず、個人が他者へ向けて手紙を書き、次に、他者の立場からその手紙に自ら返事を書いていくという自己カウンセリングの手法の一つです。たとえば、「私から母へ」「母から私へ」といったものがあります。
 本校では、生徒に本音を書いてもらうために、生徒が書いたものを読まないという約束を徹底しました。教員が読むのは、事後アンケートのみです。その回答には、「他者からの返信は書けない。」や、「他者の考えはわからない。」という意見が多く、実際に、返信を書けない生徒は少なからずいるようです。
 確かに、他者の立場に立って、手紙を書くことは難しいでしょう。しかし、書けないということがわかるのは、相手の立場で考えようとしているからではないでしょうか。「なんとなく、こう言うかなと、想像することはできた。」という回答からもわかるように、書けないからといって、考えていないわけではありません。書ける量に限らず、真剣に考えているという姿勢がたいへんうれしいです。全校生徒で取り組むことで、自分自身の心と向き合うことができたら、「ふだんからよく話しているので、相手の言いたいことはわかる。」と書いてくれた生徒の心にまで、たどりつくことができるのではないでしょうか。ロールレタリングを通して、生徒の心の成長を願っています。


【江南市立古知野西小】「あったか言葉の木」と「スマイルアップタイム」

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 本校の相談室には、「あったか言葉の木」が掲示されています。その木は、「ありのままでいいんだよ」「ありがとう」「だいじょうぶ」など、あったか言葉が書いてある葉で埋め尽くされています。それを見ると、児童の心には大きな掲示板に貼り切れないほど、あったか言葉があり安心します。相談室を訪れた児童が、「あったか言葉の木」を見て少しでも前へ進む力になればと思います。
 また、本年度から毎週火曜日の給食終了後、「スマイルアップタイム」を設定し、構成的グループエンカウンターを行っています。休み時間の児童の様子をよく見ると、特定の友達だけと常に関わっているように見えます。授業中も同じ班のメンバーとの関わりが必然的に強くなってしまいます。そんな中で、短い時間で実践できるエクササイズを通して、気付いたこと、感じたこと、考えたことを互いに述べ合い、誰とでも心と心の通い合う人間関係をつくってほしいという願いを込めて取り組んでいます。そして、シェアリング(わかちあい)の時間を大切にすることで、運動会・学習発表会をはじめとした行事などで、さらに団結力を高められる下地となることを期待しています。

【一宮市立中島小】 昔遊びを教えてもらったよ!

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「こうやって持って、ゆっくりやってごらん」
「できた!できたよ!」

毎年、1年生は、地域のお年寄りに「昔遊び」を教えていただいています。
こままわし・あやとり・めんこ・けん玉・・
いろいろな遊びをします。

「おじいちゃん、ありがとう!また遊んでね!」
仲良くなったお年寄りとお別れするときには、さみしがる子どもたち・・。

お年寄りとふれ合い優しくしてもらうことで、思いやりの心が育っていきます。

【一宮市立中島小】 にこにこ畑での栽培活動

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「うわぁ!大きい!」
「カレーに入れてもらおっかな。」
5月にタマネギの収穫をしました。

中島小学校は、学校西側の「にこにこ畑」で野菜の栽培活動を行っています。
いちばん楽しいのは収穫の時!

でも・・・
畑を耕したり、畝を作ったり、苗を植えたり、水をやったり、草を抜いたり・・
そういう世話をするから収穫できます。

「大きく育ちますように・・」
そんな気持ちで世話をしてきたから、収穫の喜びが大きいのです。

【犬山市立今井小】ぼくたち私たちは同じ仲間だよ!

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 犬山市立今井小学校は全校児童31名の複式学級を有する小規模校である。学校は、のどかな雰囲気が堪能できる高台にあり、今でも地域の中心的な役割を担っている。
 学校の坂下には、小学校の児童の母体となる子ども未来園(保育園)があり、毎年、行事などで交流する場が多い。昨年度の運動会では、未来園の園児9名と本校の5・6年生9名が競遊種目で関わった。園児は小学生へのあこがれの気持ちを、児童は小さな子へのいたわりの気持ちをもつことができた。その交流を元として、11月30日に行われた学芸会の最後では、全校児童と全園児がステージに上がり、一緒に合唱することができた。小学生は、未来園とその子どもたちを身近な存在に感じ、そして、園児にとっては、小学校への希望を抱かせる会として大きな絆を生むことができた。
 さらに、保護者や地域住民にも、こうした温かい取組への理解を生み、協力体制の強化につながるとともに、さらに健全で心が通い合う児童の育成につながっている。今後も、様々な機会の交流活動を通して、ふれあいの輪を広げ、地域との信頼関係を向上する取組を行っていきたい。

【碧南市立鷲塚小】 「優しく、温かい心を育てる「人権の花」運動」

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 本校では、子どもたちの主体的な緑化活動を通して、自然に関わり、自然に親しみ、自然を大切にする心を育てている。具体的な活動として、園芸委員会を中心にメイン花壇や委員会花壇を作ったり、近隣の公民館や保育園に委員会で育てた花の苗を贈ったりしている。このような活動を通して、子どもたちに命あるものを大切にし、思いやりの心を育てるように努めている。昨年度は、人権擁護委員協議会から委託された「人権の花」運動に取り組んだ。
 児童会の園芸委員会で花を種から育て、校内のメイン花壇や委員会花壇に苗を植え、継続的に緑化活動を行うことを通して児童の心を育てた。また、全校児童から人権に関する標語を募集し、その中から代表作品の標語をプランターに貼り付けた。その後、人権擁護委員会の方とメイン花壇やプランターへの定植を行った。そして、公民館・保育園・校区の医院などへプランターを配布し、地域の人たちに花を楽しんでいただくとともに人権の意識高揚を図った。
 6月と10月に「人権の花集会」を実施し、5年生が代表として参加した。第1回は、標語の表彰のあと人権擁護委員の方とメイン花壇の定植を行った。第2回では、児童による活動報告をして、メッセージボードを寄贈した。
 「種は小さいものは、1ミリもないものもあります。ほとんど見えません。そんな種があんなに大きく育って花が咲くなんてすごく不思議に思いました。」園芸委員の児童が話した言葉である。子どもたちにとって、花を種から育てる経験はこれまでほとんどなかった。しかし、花の成長を通して子どもたちは、心を込めて世話をすれば綺麗な花が咲くことを知った。そして、花の世話を通して、優しさや温かい心を学ぶこともできた。子どもたちがこの活動を通して学んだことをさらに伸ばし、これからの学校生活の様々な場面で生かせるよう、今後も支援していきたい。

【稲沢市立法立小】思いやりの心を育む「江戸しぐさ」を取り入れた道徳の授業

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 本校では、豊かな心の醸成を目指して、生命尊重教育の推進や社会道徳・道徳授業の重視、「話をするとき」のルールの徹底等に重点をおいて指導をしています。そして、3年前から「江戸しぐさ」を題材として、全学級で道徳の授業に取り組んでいます。「江戸しぐさ」は、江戸時代に狭い江戸の町で多くの人々が快適に生活するために生まれた「公衆マナー」であり、かつ「コミュニケーション・スキル」とも言えるものです。この江戸しぐさの根底には、日本特有の「相手を思いやる心」があります。
 
 6月1日(日)の日曜学級では、全学級が道徳の授業を保護者に公開しました。1年生では、読み物資料「はしのうえのおおかみ」(愛知県教育振興会『あかるいこころ』)を通して、「思いやり・親切」の価値に迫る授業をしました。1本橋を渡ろうとしているおおかみが、反対側から来たうさぎに「もどれもどれ」と言って意地悪をする場面では、おおかみの気持ちと、意地悪をされているうさぎの嫌な気持ちを考えました。その後、大きくて強そうな熊に、2人とも渡ることができるように抱き上げられた時のおおかみの気持ちを考えました。児童は、「抱きかかえられてうれしいな」「やったあ」「ありがとう」「やさしいな」など、親切にしてもらえたおおかみの嬉しい気持ちを表すことができました。また、親切にした熊の気持ちも考え、「いい気持ち」「嬉しい」など、人に親切にすると心地よいことも感じることができました。
 最後に、「江戸しぐさの傘かしげ」を映像で見て、「江戸しぐさのように、相手も自分も気持ちがよくなる行動をしていこう」という心情を高め授業を終えました。
 後日、「フワフワ言葉」と「チクチク言葉」の学習をし、「相手が気持ちよくなる言葉」を考えました。児童の中には「これも江戸しぐさだね」とつぶやく児童もいて、1年生なりに理解をしているように思いました。

 今後も学習したことを活かし、他者を思いやり、お互いに気持ちよく生活できることを願っています。


【豊田市立稲武小】中学校と連携して取り組むイナブリッジ学習

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本校は昨年度から稲武中学校との連携教育を進めています。その活動の一つに「イナブリッジコーナー」があります。
 これは、児童生徒が互いの様子を知り、がんばりを認め合い、さらなる目標を目指して進むことができるために活動の紹介をするコーナーです。
 具体的には、活動の様子を文章や写真で紹介したり、図画工作や美術などの授業で作成した作品を展示したりしています。お互いの作品には感想を記入し、交換し合っています。
 7月に実施した児童アンケートでは「中学生のように上手に作ってみたい。」「コーナーを見るのが楽しみです。」と言う児童の声が聞かれ、学び合う姿が見られました。

【西尾市立中畑小】矢作川遠足 −ペア学年とのふれあい活動を通して−

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 中畑小学校では、心の教育の一環として、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がペア学年を組み、さまざまな活動をしています。そのひとつに「矢作川遠足」があります。
 本校は、毎年6月の大潮の日に、矢作川の河川敷に出かけます。そして、ペア学年ごとにふれあいタイムを過ごした後、シジミ採りを行います。
 ふれあいタイムでは、それぞれのペアごとに、ボウリング、陣地とり、鬼ごっこ、ドッジボール、集合ゲームなどの遊びを行いました。遊んでいる下学年の子の笑顔を見て、計画した上学年の子もにっこり。楽しいひとときを過ごした後、場所を変えて今度はシジミ採りです。
 今年は例年になく豊漁で、みんなたくさんのシジミを採ることができました。大きなシジミを採ることもできたようです。
「見て。すごく大きなシジミが採れたよ」
「本当だ。まるでアサリみたいだね」
というやりとりを聞いて、心が温まりました。
 その後、再び場所を変えて、ペアでお弁当を食べました。
 一日、ペアで楽しく活動することで、子どもたちは、お互いに思いやる心をもつことができたようです。

【刈谷市立日高小】豊かな心を育てる読書活動

 本校は、読書活動に力を入れています。朝の時間を使っての読書の時間が設けられています。「シーン」とした物音一つ聞こえない教室からは、子どもたちのページをめくる音だけが聞こえてきます。
 本校では二つの読書ボランティアが活動しています。
 一つは、「ブックママ」です。図書館運営や読書指導のボランティアとして活動してくださっている保護者の方たちをブックママと呼んでいます。ブックママは現在、42名の方が活動しています。毎週月曜日に輪番で全学級を回って読み聞かせをしてくださっています。「ねぇ、次の読み聞かせはいつ?」と教師に聞いてくる子どもが多くいて、ブックママの読み聞かせを楽しみにしています。ブックママは、読み聞かせ以外にも、図書室の環境整備、図書室廊下の掲示、本の整備・整理整頓など、潤いある環境作りにも一役買っていただいています。
 二つ目は、「ブックメイツ」です。ブックメイツはお話ボランティアとして、現在、4〜6年の児童50人が活動しています。活動としては、朝の読書の時間に1・2年生の学級と特別支援学級を回って読み聞かせをしています。そのために、放課の時間などを使って読み聞かせの本を選んでいる子どもや読み方の練習をしている子どもなど積極的な活動の様子が見られます。時には、ブックママに読み聞かせの指導をしていただくこともあり、子どもたちは回を重ねるごとに表現力豊かに読み聞かせができるようになっています。
読書を通して文章の読解力とともに子どもたちの豊かな心を育てたい、そんな願いを胸に、今後も読書活動に力を入れていきたいと思います。


読み聞かせをするブックママ      1年生の子どもに読み聞かせをするブックメイツ
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【豊川市立西部中】地域に貢献するボランティア活動の推進

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本校では、「ボランティアの実践を通し、社会とかかわり人々と活動をともにする喜びを味わう」ことを目的とし、生徒会主催のボランティアサークル「SVC(Seichu Volunteer Circle)」の参加者を募集し、ボランティア活動を実施しています。毎年、多くの生徒たちが積極的にボランティア活動に参加しています。
活動内容によって、「地域交流」、「地域団体」、「地域清掃」の3つの分野に分かれて活動しています。
「地域交流」は、地域の老人福祉施設を継続して訪問し、お年寄りの方々との交流を深めています。お年寄りと会話をしたり、一緒にゲームをしたり、出し物を披露したりしながら、コミュニケーションをとっています。
「地域団体」では、地域のボランティア団体や町内会の皆さんと一緒に、敬老会や運動会、音楽会などのイベント運営のお手伝いをします。
「地域清掃」では、校区内にある旧東海道の松並木の保存活動や、音羽川の草刈り活動などに、地域の方と共に活動します。
それぞれのボランティア活動を通して、“人と人とのつながり”を大切にしていき、今後も少しでも地域に貢献できるよう活動を継続していきたいと思います。

【新城市立新城小】思いやりの心を育む「福祉体験教室」

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 本校では、毎年、地域で様々な福祉活動をされている方々を講師としてお招きし、「福祉体験教室」を開催しています。参加する学年は3〜6年生で、本年度は6月18日(水)にそれぞれ次のような体験活動を行いました。
3年生「ガイドヘルプ体験」
・ 目隠しをして、机の上に置いた物を確認したり、目隠しの子を連れて歩くことで目の不自由な人の案内を体験する
4年生「車いす体験」
・ 乗ることと押すことの両方を交替しながら体験する。障害物のあるコースも体験する
5年生「手話の学習」
・ 手話で簡単なあいさつや名前を覚え、会話をしてみる
・ 聴覚障がい者は、どのような工夫をして日常生活を送っているのかを知る
6年生「点訳の学習」
・ 目の不自由な人のために考えられた点訳の約束を知り、点訳器で実際に点字を打ったり、読んだりする
活動後の感想には、次のように書かれていました。
○ はじめは楽しみだったけど,やってみたらとてもこわかったです。でも,目が見える人がやさしくおしえてくれたので,ちょっと安心しました。わたしもやさしくガイドしました。
○ 車いすに乗るのは簡単そうに見えたけど,実際に乗ってみたらけっこう難しかったです。段差の時は特に難しくて,友だちに手伝ってもらわないと大変なことが分かりました。障害のある人の気持ちが少しわかったような気がします。
○ 耳が不自由だと、だいたいのことは伝えられても、心の中を伝えるのが難しいから大変だと思いました。でも、耳の不自由な講師の先生は笑顔で堂々としていて、とてもかっこよく見えました。不自由な生活を工夫で乗り越え、強さが身についたのだと思いました。
○ 目の見えない方々に協力できるように、点字ブロックの上に自転車などを置かないようにしたり、目の見えない人に会ったら優しく「大丈夫ですか」などと声をかけたりしたいです。
 本年度は、事前と事後にも1時間ずつ講師の方に指導していただく時間を設けたことで、例年以上に知識が増え、意識の高まりが見られました。来年度も「福祉体験教室」を行いたいと思っています。

【蒲郡市立中央小】なかよしグループ七夕会

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 本校では、毎年1年生から6年生までの児童を12のたて割り班に編成し、なかよしグループとして活動している。毎月児童会が企画した、なかよしグループの活動を子どもたちは楽しみにしている。
 7月3日には、なかよしグループごとの教室で、七夕会が行われた。
 会の初めに、「泳ぐのが上手になりたい」「漢字をたくさん覚えたい」「たくさん友だちを作りたい」など、一人一人が短冊に書いた自分の願い事を言った。それを聞いたグループのメンバーからは、温かい拍手が起こった。そして、願い事を書いた短冊をグループごとの笹につけた。「ここにつけるといいよ」「こうやってしばるととれないよ」と高学年の子が低学年の子に声をかけ、微笑ましい様子が見られた。低学年の子は、「ありがとう」と高学年の子にお礼を言っていた。お礼を言われた高学年の子は、照れながらもうれしそうであった。
 その後は、6年生が考えたゲームをみんなで楽しんだ。最後は、おいしいスイカをみんなで食べた。6年生のリーダーシップのもと、どの子も笑顔いっぱいの楽しい会になった。
 なかよしグループの活動を企画し、運営するのは大変な仕事である。そのために放課や授業後の時間を使っている。他の学年が喜んで楽しんでくれる姿を見るのが6年生にとってかけがえのないものになっている。また、5年生にとっては、全校のためにリーダーシップをとり活躍する6年生の姿は憧れでもある。活動後の日記には、6年生への感謝の気持ちがたくさん書かれていた。
 これからも6年生が企画・運営する楽しい会が予定されている。子どもたちの明るく笑顔いっぱいの姿を見られるのが楽しみである。

【東浦町立西部中】 ゴミゼロ運動&全校一斉道徳公開

 毎年5月の月末は,コミュニティー主催のゴミゼロ運動に合わせて学校や各地区でゴミゼロ運動を行っています。また,学校では別日に新1年生の部活動決定に合わせ,部活動懇談会・参観と授業参観も行います。
 今年度のゴミゼロ運動では,全校生徒の3分の1が学校で,残りの3分の2が各地区で活動しました。生徒たちの除草作業を一生懸命する姿が見られました。
 また,今年度の授業参観は,「全校一斉道徳公開」を行いました。『明るい人生』や『私たちの道徳』を活用したり,自作資料を用いたりしました。各学年の実態に応じて情報モラルに関する内容や,人間愛に関わる内容,集団づくりに関わる内容を扱いました。した。当日は,どの学級も多くの保護者に参観していただきました。
 今後も,道徳の授業の充実と共に,教育活動全般において道徳教育を進めていきます。

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【豊田市立石畳小】おいしさナンバーワンをめざして

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 5月12日(月)に、5年生が田植えを行いました。本校では、農家の方の苦労や工夫を学ぶために、地域の方が提供してくださっている水田で、「米作り」の体験学習を行っています。
 子どもたちは、社会科で米作りについて学習するだけでなく、総合的な学習の中に「米作り」を設定し、田植えから稲刈り、お餅つきに至るまでの学習を展開しています。
 田植え当日は好天に恵まれ、順調に作業を進めることができました。親戚が稲作をやっていて田植えを間近に見たことのある子が数名いましたが、裸足で水田へ入るのは初めてだったようです。「うわあ、どろどろで、変な感じ」「にゅるにゅるして気持ち悪い」「やばい、足が抜けない」などと驚きの声を上げていました。作業を進めていくうちにぎこちなさが抜け、段々と手慣れた手つきで作業できるようになりました。
 「心をこめて、おいしさナンバーワンのお米を作ろう」という総合的な学習のテーマを掲げ、田植え後は何度も水田へ出向き、稲の様子を観察するとともにおいしいお米を作るための方策について追究しています。6月20日(金)の授業では、「農薬を使うか否か」について活発な討論がなされました。
 9月には稲刈り体験を予定しています。収穫したお米を使って2月には餅つき体験を行い、全校児童にふるまう計画になっています。
 これらの体験を通して、米作りの苦労を知るとともに、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちを育むことができると考えています。

【西尾市立西尾中】  『瞑想タイム』

 本校では授業後、静かな音楽が流れ、その後1分間瞑想タイムを行っています。生徒数710名を超える本校の日常はにぎやかです。でも、この瞑想タイムになると学校中が静まり返ります。普段の生活では気づくことのできない鳥のさえずりや風の音が心地よく感じられ、落ち着いて一日を振り返る時間となります。そして、授業から部活への切り替えもできる時間、それがこの瞑想タイムです。1分間の瞑想タイムの後は学校のリーダーからの言葉があります。生徒会役員や各委員会の委員長が日替わりで自分の思いを全校の生徒へ呼びかけます。
 6月12日は全校茶会を控えた日の瞑想タイムの呼びかけでした。

『土曜日は全校茶会です。西尾の特産物であるお抹茶は鎌倉時代に、日本の栄西や道元という僧によって薬として持ち込まれたのが始まりです。茶の栽培が普及するとお茶を飲む習慣が一般にも普及していきました。お茶会は400年以上も受け継がれてきた伝統のある日本の文化です。1年生は初めてで少し不安かもしれませんが、落ち着いてお客様にお茶を点てて振る舞いましょう。2、3年生は本格的なお茶会です。席主やお点前のように表に立つ子だけでなく、裏方の子もみんなで力を合わせて学校全体で“おもてなしの心”をお客様に届けましょう。』

 各教室ではリーダーの言葉を受け、続いて学級の議員さんが一日のクラスの様子を振り返って呼びかけます。心が落ち着く静かな瞑想タイム、そして学校や学級のリーダーの呼びかけといった連携が西尾中学校の生き生きとした生徒の活動を支えています。

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【豊田市立西広瀬小学校】思いやりの心を育む 春の遠足

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西広瀬小学校では、たてわり班活動が活発に行われており、他学年の子たちと給食を食べるわくわくランチや学校周辺の自然に親しむ観察会など、高学年が下級生をリードして楽しく活動しています。
 5月2日(金)にたてわり班で1年生を歓迎する意味もこめて、東海自然歩道へ出かけました。道中では、高学年が考えたユニークなゲームやクイズなどが用意され、楽しみながら新緑の中を歩きました。また、花や葉っぱ、木の実などを装飾したオリジナルのペンたてをたてわり班のメンバーで力を合わせて作り、1年生にプレゼントしました。
 遠足から帰った後は、班ごとに分かれて東海自然歩道マップ作りと替え歌作りに取り組みました。マップには、見つけた植物やお気に入りの場所を撮った写真を貼り付けながら、班全員で仕上げていきました。上級生が下級生を気遣いながら活動する場面も見られ、絵の描き方や塗り方を優しく教える姿が見られました。替え歌づくりでは、「ちょうちょう」や「はるがきた」などの簡単な童謡をアレンジし、歌詞の中に1年生の子の名前も入れ、振り付けを考えたりするなど、どのたてわり班も楽しそうに活動していました。
最後には、マップや替え歌、オリジナルペンたてを全校に披露し、活動の振り返りをしました。
たてわり班としてはじめての大きな活動が、「春の遠足」となりました。今後もこういった異学年の交流を行い、子どもたちに思いやりの心を育てたいと考えています。

【豊川市立千両小】ペア学年活動〜いものつるさし〜

 ペア学年で畑に出発。今年も学校の近くの畑に「いものつるさし」に行ってきました。1・6年、2・4年、3・5年とペアになり、上の学年の子が下の学年の子につるさしのやり方を教えてあげます。初めての1年生には、6年生の子が土を掘ってあげて「ここにつるをおいて」と優しくお姉さんが教えていました。また、4年生の子は、今度は教える学年になりはりきっています。「ぼくがやるから見ていて」「もっと土をかぶせるといいよ」と言って、一緒につるさしをしていました。つるがもっと伸びるように、今度は水やりや草取りに出かけます。草取りは、保護者の方も参加し、地域の方とみんなで力を合わせて育てていきます。今から「焼きいもにしようかな…」「スイートポテトにしような…」と、秋にさつまいもがどっさり採れるのを楽しみにしています。
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