【幸田町立幸田小】触れ合いの中から、ともに生きる喜びを見つけよう

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 本校では、6年生が総合的な学習を中心にして福祉について学んでいます。本年度は「みんなで生きる〜触れ合いの中から、ともに生きる喜びを見つけよう〜」をテーマに、多くの体験活動を取り入れて、学習活動を展開しています。
 これまでに行った活動は以下の通りです。
1 福祉実践教室(手話、点字、車いす体験、高齢者疑似体験、介護体験)
2 1年生を招待しての夏祭りの運営
3 2回のデイルーム幸田への訪問体験
4 目の見えない方を招いての講話
 こうした体験活動を通して、子どもたちは、「人に喜んでもらうことのうれしさ」や「相手がどんな人であってもコミュニケーションをとろうとすることが大切」といった内容を学ぶことができました。

【江南市立北部中】 『おじん』人権講演会 〜夢中になると奇跡が起こる〜

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 12月3日(月)、童話作家の鬼頭隆さん、娘さんでシンガーソングライターの瑞希さん、名古屋法務局一宮支局の方、江南市の人権擁護委員さんをお招きして、人権啓発活動の講演(朗読劇)をしていただきました。
 「夢中になると奇跡が起きる」という演題での講演では、瑞希さんのピアノ演奏をバックに鬼頭さんの童話を二つ聴かせていただきました。その一つ、鳴き声が変だといじめられていた鶯が、その声で仲間の鶯を守る話は生徒たちの心に響きました。
 この話を聴いて、ある生徒は、次のような感想を持ちました。『「障がい者」に対し、「怖い」「変だな」などと思うことは差別だと思う。「可哀想」も一種の差別だと思う。だから、僕はこれから「障がい者」を見かけても、「この人には個性があるんだ」と思い、優しく接していきたいなと思う。』
 講演の最後に鬼頭さんが、自らが童話作家になったきっかけと瑞希さんがシンガーソングライターになった理由を「好きなことを夢中になって続けていた」と語ったことから、多くの生徒が「一つのことに集中して、それに向かって夢中になれることはすごいことだ。」「何事も中途半端なところで終わってしまうので、夢中になれるものに出合いたい。」といった感想を持ちました。
 どんな人に対しても、優しく接する心を持つとともに、自分自身を大切にしながら夢中になれる“何か”を探してほしいと思います。

【大府市立神田小】福祉実践教室の実践について

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 毎年3年生から6年生を対象に福祉実践教室を行っている。目的は福祉体験を通して,福祉に対する意識を高めると同時に、障がいのある人たちと共に生きるためにはどのような関わり方がよいのかを学ぶこともねらっている。
  
○ 実施内容(6月に開催)
 ・3年生 ガイドヘルパー体験(視覚障がい者の大変さを体験)                 ※アイマスクをつけて階段や廊下を歩行
 ・4年生 点字体験(視覚障がい者の大変さを体験)                      ※点字板を使って簡単な文章を作成
 ・5年生 要約筆記体験(聴覚障がい者の大変さを体験)                  ※OHPシートに会話文などを書く体験
 ・6年生 車椅子体験(肢体不自由者の大変さを体験))
 ※車椅子に乗ってスロープや段差移動を体験

どの講座の講師も、市社会福祉協議会のボランティアセンターに登録されている方で、実際に自分自身に障がいがあり、その生活の不便さや、周りの人たちとの関わり方などについて生の声を聴いたり、疑似体験をしたりした。子どもたちは福祉について改めて深く学習することができた。

【半田市立成岩中】あいさつ運動

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 本校では,「花とあいさつ」をスローガンに,さまざまな活動に取り組んでいます。毎月10日に行われるあいさつ運動も,その取組の一つです。生徒会や生活委員会が中心となって,全校からボランティアを募り,職員やPTAの方も一緒になって行います。クラスによっては全員が参加するなど,ボランティアの数は増え,活動が定着しています。始業前の時間に,校門だけでなく,周辺の駅や交差点に立ち,通勤・通学する地域の人たちに「おはようございます」と大きな声で呼びかけています。
 12月10日は小雪の舞う中,あいさつ運動を行いました。あいさつを返してくれる人や励ましてくれる人,自動車から手を振ってくれる人に,生徒たちは寒さも忘れて,笑顔で応えていました。
 また,あいさつ運動の日には,東日本大震災で津波の被害を受けた,宮城県の荒浜中学校への義援金募金活動も行っています。生徒会を中心に交流を深め,生徒たちは,息の長い支援を続けようと考えています。

【知多市立八幡中】中学生と赤ちゃんとのふれあい体験

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 「中学生と赤ちゃんとのふれあい体験」が知多市児童センター主催で開催された。体育館サブアリーナでは、中学1年生30名と0〜1歳児の子どもとお母さん20組が小さなグループになって、ふれあい遊びを体験した。
 すぐに溶け込むことのできる中学生もいれば、最初は戸惑い、どう接したらよいか不安な生徒も。そんな時には若いお母さん達が優しくフォローしてくださり、途中からは中学生も赤ちゃんもすっかり仲良くなっていた。今回赤ちゃんたちと接することで、小さい子ども達に優しく接する気持ちをもつとともに、自分たちが親から受けている愛情に改めて気づく場になることを期待している。
 この取り組みは全部で3回を予定しており、3回とも同じ中学生と同じ赤ちゃんがふれあうことになっている。中学生、赤ちゃんともに成長した姿が見られるのが楽しみである。

【小牧市立小牧小】いじめをしないと誓った「人権教室」

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 人権週間である12月7日(金)に、小牧市の人権擁護委員会のお骨折りで「人権教室」を行いました。対象は2年生、108名です。45分間の大まかな内容は、次のとおりです。
 ○ 人権擁護委員会の仕事について
 ○ 詩「いのちはたいせつ」の朗読
 ○ 紙芝居「ぐらぐらもりのおばけ」の読み聞かせ
 ○ 人権イメージキャラクターソング「世界をしあわせに」の合唱
 ○ カルタゲーム
 紙芝居の作者は漫画「アンパンマン」の作者でもあるやなせたかしさんです。そのやなせさんの詩を朗読し、命が何よりも大切であることを心の中に刻みました。そして、紙芝居ではお話の中にぐいぐい引き込まれ、真剣なまなざしで最後まで見入っていました。
 児童の感想として、いじめは絶対にいけないことが様々な表現で発表されました。その後、同じくやなせさんの作詞による「世界をしあわせに」という曲を聴き、その場で覚えて合唱しました。
 次は、カルタゲームです。カルタ取りではなく、カルタの読み札の虫食い部分をみんなで考えるゲームでした。その一枚は、「ごめんなさい ○○○にいえる よいこころ」でした。このゲームのルールとして、正解は一つではありませんと説明がありました。さて、子どもたちの出した答えは、何でしょう。最初に出た言葉は、「すなお」でした。大人は、ここで頭がストップしてしまいますが、子どもたちからは次から次へと言葉が出てきました。中には文字数が合わないものもありましたが、そんなことは問題ではありません。出された言葉に、人権擁護委員会の方々も「なるほど」と感心しきりです。子どもたちの優しさあふれる言葉から、人権教室のねらいが達成できたと思います。
 最後は、学年主任の話です。「今日からこの学年の人数が二人増えました。それは、人権まもるくんとあゆみちゃん(人権イメージキャラクター)です。歌にも出てきた二人が仲間に加わって、この2年生がいじめをしない優しい心を持った学年になりました。」と締めくくりました。その後も、時折、朝の会や音楽の時間などに「世界をしあわせに」の合唱をし、いじめをしないと誓った人権教室を思い出しています。

【蟹江町立新蟹江小】心の教育推進活動

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 新蟹江小学校では、人権の精神に基づき、自分たちの暮らしの中にある偏見や差別、不合理を見抜き、これを許さない心情を養うとともに、力を合わせて問題を解決し、望ましい人間関係を築くことができる児童を育成するということをねらいとし、「心の教育推進活動」を進めている。
 毎月「あいさつ運動」をしたり、異年齢のふれ合いを目的に、休み時間を利用して、ゲーム遊びをしたりして交流を深めている。
 12月3日には、12月4日〜10日の人権週間を前に集会「人権について考える会」を開催した。
<プログラム>
1 校長先生による講話
  人権について、わかりやすく知ることができた。
2 絵本「おにごっこ」の読み聞かせ
  大型スクリーンに映し、聴覚障害の子どもを第菜にした話で、偏見や差別について考えることができた。
3 人権のお話
  2学期のうた「小さな勇気」という歌詞から、低学年にもわかりやすい人権についての話を聞き、自分の周りの人たちに支えられて、今の自分がいるんだという感謝の気持ちをもつことができた。
4 全校合唱「小さな勇気」
  歌詞の内容がよく理解でき、気持ちのこもった素晴らしい合唱になった。

 集会の後、各教室に戻って、集会で感じたことや考えたことを全学年が話し合い、人権の標語を一人一人が作成した。

【武豊町立武豊小】落ち葉拾いボランティア

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 本校の教育目標は、「ひとりひとりを大切にし、知・徳・体の調和のとれた人間を育てる」です。
 この教育目標のもとに「地域と共に育む」教育を目指しています。
その一環として本年も11月28日に婦人会の方々と共に児童280名と職員による「落ち葉拾いボランティア」を実施しました。町民グラウンドに集合して開会式を行った後、通学分団別に担当場所へ移動し、公民館や児童館、公園などの清掃活動をしました。婦人会の方が竹箒や熊手で集めた落ち葉を児童が袋に詰めてごみ置き場に捨てに行ったり、婦人会の方に掃除の仕方を教えていただいたりする姿が随所に見られました。美化委員や高学年を中心に協力し合い、大量の落ち葉やごみを集めることができました。
 これからも地域の方々と交流しながら、町の一員として自分たちの住む町をきれいにする活動に取り組ませたいと思います。

【豊橋市立高根小】「豊橋学校いのちの日」の取り組み

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 本校は全校児童174名の豊橋市南部に位置する学級数9クラスの小学校です。「たくましく・かしこく・ねばり強く」を校訓として,伸び伸びと元気よく学校生活を送っています。毎年6月の「豊橋学校いのちの日」に生命の大切さについての学習をしています。この日は,朝の時間に学校図書ボランティアの方々が各学年に適した命に関する本の読み聞かせをしてくださいました。
 授業参観では,全学級で命に関する道徳の授業を公開しました。各学年,下記の題材で実施しました。
 1学年 「せみが生まれた日」「ふしぎだな」
 2学年 「ぼくのたん生日」
 3学年と特別支援学級 「あぶない大通り」
 4学年 「ヒキガエルとロバ」
 5学年 「命のバトン」
 6学年 「命の重み」
 特に6年生では,資料「語りかける目」(ある警察官の手記)を使って阪神・淡路大震災での実話を通して,「人の死」が,いかに悲しいことであるかを考えました。自分のまわりの人の死を体験した話を導入として,実際に地震で母親を失った少女の気持ちを考えて命の大切さについて話し合いました。子どもたちは自分の身のまわりで起こったことではないが,2011年3月11日の東日本大震災のときに感じた地震の揺れや,テレビで観た津波や崩壊の様子を思い出して,いつ自分がその立場になるかもしれないと真剣に考えていました。どの学年も,命について真剣に考えた有意義な日となりました。

【一宮市立木曽川東小】「いのちの学習」体験学習

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 木曽川東小学校では,毎年「いのちの学習」を行っています。今年度11月には,4年生の児童が「いのちのすばらしさ」について学習しました。
 この学習では,自分の誕生までの話や家族が自分にしてくれたことの体験を通して,周りの人(家族)に喜ばれてきた存在であることを感じ取り,「かけがえのない存在である自分」を確認することを目標としています。講師には,助産師の姜敏子先生をお招きし,妊婦の方や,生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんにも来ていただいて,お話を聞くことができました。
 学習は,以下のように行いました。
 1 いのちの始まりから誕生まで
  (胎児の成長と,お母さんの気持ちや様子)
 2 赤ちゃんの心臓の音を聞く
  (児童の心音と赤ちゃんの心音を聞き比べる)
 3 赤ちゃんとお母さん
  (子育てや出産の話,赤ちゃんを抱かせてもらう)
 4 出産という難関
  (未熟児,帝王切開,死産などの話から,難関を突破して生まれてきたことを知る)

 児童は,赤ちゃんの心音の力強さや産声の意味,お母さん方のお話に驚き,感動していたようでした。いのちの大切さを,改めて実感するよい機会となりました。

【清須市立西枇杷島小】福祉実践教室

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 西枇杷島小学校では、毎年3年生以上の学年で、福祉実践教室を行っています。障がいのある人から話を聞いたり、疑似体験をしたりすることで、障がいのある人の気持ちに近づき、思いやりの心を育む機会としています。
 3年生では、手話体験をしました。自分の名前の伝え方や、挨拶の仕方を学んだ後、手話を使って「まあるい いのち」の歌を歌いました。
 4年生では、点字体験をしました。点字器と点字用紙を使い、自分の名前を打つ方法を教えていただきました。
 5年生では、視覚障がい者へのガイドヘルプの仕方を学びました。目隠しをして視覚障がい者の疑似体験をし、目的地まで声で誘導する方法を教えていただきました。
 6年生では、要約筆記体験をしました。耳の不自由な方が、講演などの内容を理解しやすいように、介助者が講演の内容を瞬時に要約して、視覚で伝える方法を学びました。
 各体験学習では、児童が進行役を務めたり、感謝の言葉を伝えたりすることで、児童が主体的に取り組むこともできました。
「この貴重な体験を、社会ですすんで実践したいです。」という児童の言葉から、心の成長を感じられる教室となりました。

【安城市立作野小】道徳的実践力を身につけ、心のふれあう豊かな人間関係

 作野小学校は、「明るく まじめに がんばる子」の育成を目指して、日々活動をしています。その中で道徳部では道徳的実践力の育成を目標にする道徳の授業の実践を目指しています。道徳の授業だけでなく、他の教科の教育活動・特別活動・体験活動等もその機会と捉え、活動のねらいに道徳的実践力を取り入れるように心がけています。その一例として、「ようこそ作野っ子の会(新入生を迎える会)」について紹介します。
 「ようこそ作野っ子の会」
 <活動のねらい>
・全校児童で1年生を歓迎することで、低学年の子への優しい気持ちを育てる。
・全校児童で楽しい時間を過ごすことで、1年生が早く学校に慣れるようにする。
 事前準備
・1年生各児童の様子に即したペア(6年)決めと顔合わせを行う。
<備考>
 この1・6年生のペアは、1年間を通してなかよし広場やいろいろな行事で一緒に活動し、交流を深め、豊かな人間関係を育みます。
※なかよし広場…月1回程度昼休みにペア学年でゲーム等を行い、楽しく交流する行事


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【刈谷市立東刈谷小】学校と家庭が連携してすすめる心の教育

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 11月3日(土)に授業参観(学校公開)とPTA主催の行事「親子ふれあい教室」を開催しました。
 体育館では講師の先生の指導により、親子でハンドマッサージを行いました。初めは親が子に、続いて子が親にハンドマッサージをしました。お母さんにうれしそうにハンドマッサージをしてもらう子、真剣な顔つきでお父さんにハンドマッサージをする子など、ほほえましい姿があちこちで見られました。また、親子で語り合いながらハンドマッサージをし、自然に笑顔がこぼれるようになっていくのが印象的でした。
 教室では、全学級で道徳の授業を公開しました。一部の学級ですが、授業の最後に母親に語ってもらう場面を設定しました。資料の読み取りや子どもたち同士の話し合いだけでなく、母親の生の声を聞くことで、母親の愛情を感じ、受け止めようとする子どもの姿を見ることができました。

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Aの道徳ノート(一部)
ぼくはいろいろ言ってくるお母さんのことをうっとうしいなあと思うことがあり ました。でも、今日のお母さんコーナーの話を聞いて、お母さんは子どものことをたくさん考えていてくれることがわかりました。
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【みよし市立天王小】老人会の方を招いての「収穫祭・わくわく塾」

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 11月10日(土)、「収穫祭・わくわく塾」が行われました。地域のお年寄りの方とのふれあう中で、尊敬や感謝の気持ちを育むことをねらいとして、本校では長年続いている行事です。毎年、多くの保護者や老人会の方が参加されます。
 収穫祭では、地域の田を借りて、5年生が育てたもち米で餅つきを行いました。老人会の方も、率先して餅つきをしてくださいました。子どもたちは、お年寄りの方が勢いよく杵を振り下ろす姿を見て、「おじいちゃん、すごい!」と感心していました。つきたての餅もお年寄りの方と一緒に食べました。
 わくわく塾では、学年ごとに、けん玉やこま、かるた、紙相撲、折り紙、しゃぼん玉、将棋、百人一首など、昔から伝わる遊びを老人会の方と一緒に行いました。こまの紐の巻き方のコツや折り紙の折り方を一人一人に丁寧に説明してくださり、子どもたちのために熱心に取り組んでくださいました。そのおかげで、子どもたちは、とても真剣になって遊び、笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごすことができました。
 行事の後に子どもたちの書いたお礼の手紙には、「けん玉が上手で、すごいですね。来年も来てください。」「分かりやすく教えてくださったので、こまが回せるようになりました。ありがとうございました。」と書いてあり、感謝の気持ちをもつことができていました。
 日頃、お年寄りの方と接する機会の少ない子どもたちにとって、とても貴重な体験ができました。今後も、この体験を生かし、日頃の生活においても、お年寄りの方や地域の方への感謝の気持ちや敬う心をもち続けられるよう取り組んでいきたいと思います。

【江南市立藤里小】教育相談週間

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本校では、児童の心の健康を取り戻すために学期に1回ずつ教育相談週間を設けています。各担任と心の中に抱えている問題を話し合うことにより、児童の悩みの負担軽減につなげたいと考えています。事前に「いじめアンケート」を行い、集計したアンケート結果をもとに1対1で相談活動を行っています。
児童からの訴えがあった場合には、早急に学年や生徒指導担当者と連携を取り、対応・指導しています。どんな些細な悩みでも本人にとってはとても大きな問題です。職員間や家庭との連絡を密にして児童が安心して毎日の学校生活が送れるように取り組んでいます。

【常滑市立常滑東小】あいさつ競争!

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 心と心をつなぐために、心の絆を結ぶために、「あいさつ」はとても大切です。本校では、1年を通して、児童会を中心に、あいさつ運動に力を入れています。あるクラスでは、「あいさつ競争」を行っています。ルールはとても簡単です。相手よりも先にあいさつをすることができたら勝ちです。1ポイントです。朝起きて、朝の会が始まるまでのポイントを数えます。あいさつ競争の話をした翌日、物陰になにやら怪しい人影が・・・。近づいていくと、
「先生!おはようございます!」「おはようございます!」
「おはようございます!」「やったあ!勝った!」
元気いっぱいの爽やかなあいさつが辺り一面に響き渡りました。廊下をすれ違うときにも、教室に入る瞬間にも、
「先生!おはようございます!勝った!」
どの子も、元気いっぱい張りのあるいい声です。子どもたちは、競争が大好きです。こんなきっかけで自分からあいさつをすることの気持ちよさを体感し、これからも自分からあいさつをしようと思うことができたら、素晴らしいと思います。あいさつ競争がはじまって、2ヶ月がたちました。今では、クラス・学年にとどまらず、学校中の先生へ、地域の方へ、上級生や下級生へとあいさつ競争が広がっています。
 気持ちの良いあいさつで響き合う学校をめざして、これからもいろいろな活動をしていきたいと思います。

【愛西市立八輪小】豊かな心を育む縦割り斑活動

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 本校の教育目標は「知・徳・体の調和のとれた人間形成をめざして、自ら考え、主体的に取り組み、将来にわたって心豊かにたくましく生きる児童の育成をはかる。」です。この教育目標のもとに「花いっぱい、笑顔いっぱい、汗いっぱい、そして楽しく学びあえる八輪小学校」実現の一環として、縦割り斑活動を行っています。もとより児童数が少ないので、休み時間には自然と学年が異なっている者同士でサッカーをしたり、バスケットボールをしたりして遊んでいます。
 縦割り斑活動では、季節に応じた遊びや春と秋の縦割り花壇つくり、運動会の縦割り斑対抗競技、冬の大縄跳び大会などを行っています。11月には、来春に向けて縦割り花壇に苗や球根を植えました。縦割り班のリーダー達によって、春に咲く花の紹介ポスターが作成され、児童はそれを見て、育てたい花を決めます。そして、各縦割り班では話し合いをして育てる花を決定します。花壇の準備は園芸委員会の児童や職員が行い、上級生が花の苗や球根の植え方などを下級生に説明をしてから、みんなで植えます。本校の児童は縦割り班活動以外にフラワーブラボーコンテストや一人一鉢活動の取組で栽培への意欲が高まっています。また、校地内には学習用の学年花壇や畑が十分にあるので、栽培の結果を存分に調べたり、楽しんだり、味わったりすることができます。
 その結果、どの学年の児童も植物への愛着が深く、水やりや草取りなどの仕事を進んで行うことができます。そして、縦割り斑で行う諸活動はそれぞれの学年の児童が礼儀と優しさを育む原動力になっています。

【豊田市立明和小】連帯感を育てる全校和太鼓

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 明和小学校では全校で和太鼓活動に取り組んでいます。地域講師の指導を受けながら、5月より隔週1時間を基本に活動をしてきました。
 学年の枠を超えたパートを編成し、チーム内で教え合ったり助け合ったりすることを大切にしてきました。その結果、隊形移動で下学年の子がスムーズに立ち位置に動けるように声をかけたり、横に並んでばちを振り下ろすタイミングを一緒にやってみせたりするなど、練習を重ねるごとに高学年が下学年をリードする姿が見られるようになってきました。準備や片付けでは、自分のチームだけではなく他のチームの手助けをしたり、リーダーを中心に自分たちで練習を始めたりするなど、主体的に取り組む姿も見られるようになりました。
 新調したユニフォームを身にまとい出場した豊田市小中音楽大会では、和太鼓の力強さや素晴らしさを披露しました。また、東南アジアからの留学生との交流会や学芸会などでも和太鼓演奏を披露し、子どもたちは大きな手ごたえを感じることができました。
 和太鼓の演奏を通し、全校で力を合わせてひとつのものをつくりだす喜びを、子どもたちは体感しています。

【豊田市立小清水小】「トイレ掃除に学ぶ」

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 本校では,愛校精神を育てる活動として,6年生が年3回,学校中のトイレの掃除をしています。「マイBENKI」制といって,自分の磨く便器を年間通して決め,愛着をもって磨いています。
 9月8日(土)には,逢妻地区のクリーン活動に合わせて「小清水エコデー」が行われ,6年生は,伝統的に行われている「トイレ掃除に学ぶ会」を行いました。昨年度の6年生に教えてもらった手順で,たわしやサンドメッシュを使って便器の黄ばみや黒ずみを取りました。掃除の最後には,一人一つずつ担当した便器に自分の名前を書いたカードを貼り,責任をもって掃除した頑張りを残しました。服を水で濡らしながらも,便器の中に手を突っ込んでゴシゴシたわしを動かす姿には,学校のために働く最高学年らしい気概が見られました。
 年度末には,今年も6年生が卒業を前にトイレの掃除の仕方を5年生に伝達する会を計画しています。自分たちの学んだことを次の学年に引き継ぎ,より良い学校を目指す活動にしていきたいと思います。

【岩倉市立岩倉東小】心豊かな児童の育成〜「お花いっぱい運動」の実践を通して〜

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 本校では「あいうえお運動」の中の一つである「お花いっぱい」をスローガンに、開校当時(昭和41年)より学校や地域を花いっぱいにしようという目標を掲げ、花づくりを継続しています。取組の理由の一つに、全校児童の約8割が岩倉団地に住んでいるということが挙げられます。土をいじり、草を抜く体験、植物の生長を実感する場が少ないであろう児童にそうした場を設定することで、心豊かな児童を育みたいというのが大きなねらいです。
活動内容 1地域との連携
ア)FBC花壇、PTA花壇、学年花壇、地域花壇等への取組
イ)幼保小交流
     2自然とふれあい、生命の大切さを感じる心の育成
ア)ペア学年交流 イ)委員会活動 ウ)夏休みの散水・除草活動
3エコロジーの心を育てる取組(給食の残滓を処理して肥料づくり)      4東日本大震災の被災地へ苗を送る活動
 冒頭の写真は1−イ)幼保小交流の様子です。自分たちが世話をしてきた苗を近隣の幼稚園や保育園に持って行き、園児とともに苗植えをし交流する機会を年に1度もっています。本年度も2年生から5年生で2幼稚園・2保育園を訪問しました。学校外の方から「ありがとう」と声を掛けられることで、学校を拠点とした活動が、地域の明るい雰囲気作りに役立っていると実感でき、児童たちの励みにもなっています。