【新城市立黄柳野小】花さき山」に全校で花を咲かせよう
本校は、全校児童15名の小規模校である。高学年で、絵本『花咲き山』を使い道徳の授業を行った。『花咲き山』の花は、誰かのためによいことをした時や一生懸命にがんばった時に咲く。子ども達は、この授業をきっかけに友だちの良いところを見つけ始めた。悪いところはすぐに見つけられるが、良いところは意識していないと見つからない。まずは、1週間、お互いの良いところを見つけあった。さらに、全校にも目を向け「1年生のAちゃんが、お客さんに大きな声であいさつをしていた」「3・4年生が朝の放課から、合唱の発表のために練習をがんばっていた」など、他学年の良い姿も少しずつ見つけられるようになった。
この活動を全校にも広げようと、6月半ばの朝礼で、全校に「黄柳野小の花咲き山」を花でいっぱいにしようと呼びかけた。まだまだ始まったばかりの活動だが、廊下に掲示した大きな山に花がたくさん咲くことを願っている。 【刈谷市立かりがね小】1年生と学校探検1年生と6年生がペアになり、学校地図を頼りに特別教室を案内したり、職員室の入り方を教えたりします。6年生は、1年生の子たちに安心してもらえるようにどう接すればよいのかを話し合い、それを生かして目線を低くして話したり、手をつないで歩く速さを合わせたり、「トイレいきたくない?」と何度も声を掛けたりして、優しく接することができました。案内する中で、子どもたちは1年生のころに比べて自分が学校にすごく詳しくなったことを実感したり、お気に入りの場所を紹介したりし、愛校心を感じることができました。 通学班や、掃除を教える活動を通して、接し方で困った時には『お悩み相談会』を開き、それぞれの悩みや困ったことを共有し、みんなで解決方法を考えました。また、うまくつきあって行くためには、もっと仲良くなることが大切だと学級会で話し合いが行われ、休み時間に1年生とふれあう企画をしました。一緒にドッヂボールをする中で、1年生を守ったり、ボールを譲ったりして、小さい子に優しく接する姿をたくさん見ることができました。 【刈谷市立富士松東小】ふれあい遊学塾【春日井市立白山小】フレンドグループ活動1学期は6月11日に初めての顔合わせをし,さっそく最初の活動「なかよし除草」が14日に行われました。 低学年は小さな草を引っ張ったり,落ち葉集め。中学年は少し大きめの草を抜いたり,袋につめる手伝い。高学年はいっぱいになった袋を運んだり,足りない袋を取りに何度も往復したり・・・。各学年が体力に応じた作業に意欲的に取り組み,協力したおかげで,あっという間に時間が過ぎました。 25日には,お楽しみ集会として「白山なかよし運動会」も行われました。フラフープ投げやボール運びリレーといったゲームを通してグループのメンバーと触れ合い,仲良くなる機会となりました。 校区には二子山古墳があり,ハニワが出土していることから,9月にはハニワ作りにも取り組みます。1年生から6年生が協力して作り上げた個性豊かな24体のハニワは,市主催のハニワ祭りで野焼きされ,完成品は校内に展示されます。 こうした活動を通して,相互理解を深め思いやりの気持ちが育つことを期待します。 【豊田市立若林東小】おじいちゃん、おばあちゃんと楽しい時を過ごそう「祖父母学級」本年度は、低、中、高学年ごとに時間帯をずらし、それぞれの学年で子どもたちと祖父母の皆さんとが力を合わせて「ものづくり」にチャレンジしました。1年生は、「ビュンビュンごまづくり」、2年生は、「七夕飾りづくり」、3年生は「組み合わせパズルづくり」、4年生は「工作おもちゃづくり」、5年生は「すがいづくり」、6年生は「絵手紙づくり」、特別支援学級は「木工工作」を行いました。講師には、地域で活躍されている自主グループや老人クラブの皆さんにご協力いただきました。 参観した祖父母の中には、遠方より、この日のために豊田に来られ、「久しぶりに孫とのふれあいができ、大変うれしかった。」とわざわざお礼を言われる方もみえました。また、子どもたちもビュンビュンごまがよく回るコツを教えてもらったり、祖父母の手先の器用さに感心したりしながら、楽しくふれあうことができました。笑顔がいっぱいの、楽しい時間をみんなで過ごしました。 世代を越え、地域の方々や家族と楽しくふれあえる活動を通して、家族の絆、地域とのつながりがより深まるよう期待しています。 【蒲郡市立蒲郡東部小】大切な地域の川を美しく〜西田川をみんなで清掃しよう〜5月の中旬には、家庭・地域・学校が一体となって、毎年、清掃活動に取り組んでいる。今年も、事前に、PTA役員や地域の方々によって、腰丈まで伸びた草を刈る事前準備が行なわれた。 5月16日、西田川清掃の当日は、高学年の子どもたちが、竹箒をたくさん積んだリヤカーを引き、大きなかごや草取り道具などの重い荷物をかかえ、低学年の子たちは、各自の軍手やバケツを持って長靴を履き、どの子もはりきって出かけた。 5・6年の子たちが河原に下り、雑草をかき集めてかごに山盛りに入れると、1・2年の子たちが受け取って「よいしょ、よいしょ。」とトラックまで運ぶ。3・4年の子たちも任された河原で川泥にまみれながら草を集める。落ちていた空き缶やごみを分別しながらビニール袋に集める作業をする子もいる。背よりも長い草をかかえてトラックに運ぶ子、リヤカーを引く子…、どの子も、それぞれができることを一生懸命やる姿はどこか誇らしげである。 清掃終了後は、川に入り、川遊びや生き物の観察をした。ヨシノボリやハヤなど生き物がたくさんいた。子どもたちは、みん なで協力して働き、きれいにできた達成感を味わいながら、たっぷり西田川と遊んだ。この活動を通して多くのことを体験し、学び、心が豊かになっていったことが子どもたちの日記からうかがえた。地域の方々のおかげで学校だけではできない体験活動をすることができる毎年恒例の西田川清掃である。 【知多市立南粕谷小】親子の絆を深める「ふれあい学級」道徳の授業公開では,多くの保護者の方が参観されました。土曜日ということもあり,多くの父親も参観されていました。また,学校評議員や「かすやっ子協議会(学校協議会)」の方も参観に訪れました。学校で平素どのようにして道徳の授業が進められているか,ありのままの姿を保護者や地域の方に示すことにつながりました。 親子体験活動では,学年ごとに工作や絵手紙,切り絵,飯ごう炊飯体験などの活動に取り組みました。どの学年も,温かい雰囲気の中,親子で学び合う姿が見られました。親子が協力して一つのことに取り組み,貴重な学び合いの場となったことで,親子の絆をより一層深められたのではないかと思います。本校では,以前から地域の教育力を積極的に取り入れており,今回も,絵手紙や切り絵の活動において,地域の方に講師として参加していただきました。 これからも,家庭や地域と手を携えて道徳教育を推進し,児童の豊かな人間形成を図っていきたいと考えています。 【小牧市立小牧中】テーマ「温かい人間関係づくり」〜体験学習を通して〜携帯やパソコンで文字を打ち込み、自分の思いや気持ちを相手に伝えることがあたりまえになってきている。便利な反面、人との関わりの基本である、相手の顔を見て思いを伝えることが減り、それを苦手とする生徒が増えてきている。また人とのコミニュケーションをとること自体が不得手な生徒も増えてきている。 いうまでもなく学校生活では授業をはじめ、すべての活動を「ことば」で、また顔を見合って、表情仕草を通して、意思疎通を図る。相手の顔を見て、相手の気持ちを考え、意見を聞く。自分の考えを精一杯伝えようと試みる。それが難しくなってきている。このことは生徒に限ったことではない。教師間でもときには共通理解不足がゆえに、ぎくしゃくすることもある。教師同士のより望ましい人間関係を築くことが職場に潤いをもたらし、子どもたちの活動へと還元されていく。 生徒と生徒、教師と生徒、教師と教師の人間関係の構築のために本校が取り組んでいる活動を紹介したい。 2 教師の研修 4月と8月に外部講師を招き、全教師が人間関係づくりについての講義をうける。アイスブレークにより教師間の雰囲気が和み、実習を通して普段は見えない教師同士の内面がみえ、より本音で関われる体験をする。それと同時に生徒たちにどう実践させるとより効果があるかを研修する。 3 生徒の活動 教師が事前に体験した実習プログラムを全校一斉に実施する。グループで同じ課題を協力しながら解決していく過程を通じ、人との関わりかたを少しずつ身につけていく。年に3回全校一斉の形で進めるとともに普段の授業においても、意見・考えを発表しやすい(口にしやすい)4人1組の形態や常に多くの仲間の顔を見られるコの字の形態を基本にして取り組んでいる。 【岡崎市立北中】KITAプロダクションの活動を通して育てる北中生の心北プロの主な活動は「入学を祝う会・シンボルウォール・生徒会レク・スポーツフェスタ・生徒会役員選挙・北中祭」など、さまざまな行事を企画・運営する活動です。その中で「シンボルウォール」の取組を紹介します。 4月中旬から「シンボルウォール」と呼ばれる巨大な壁画を作るための準備が始まりました。(シンボルウォール:ベニヤ板20枚を並べ、その面に学習や部活、行事などの学校生活の場で活躍したい気持ちを絵に表現したもので、企画・制作、取り付けまでを北プロの1年生から3年生までが作業を分担して主体的に取り組むものである。)「シンボルウォール」は北中生の心の支えであり、象徴でもあります。今年のテーマは『Make a legend』。運動場の一角から、壁画の中の少年が伝説を作ろうとしている生徒たちをいつも眺めています。 こうした生徒の自主的・自発的な活動を助長し、教師と生徒、生徒と生徒のよりよい人間関係を深める学校づくりを行うことを通して、北中生の豊かな心を育てていきたいと思います。 【犬山市立栗栖小】栗栖っ子の「ふれあい肩もみ会食会」事前の招待状づくりから、肩もみ会の進行まで、全て児童の手で行います。お年寄りの中には、ご自分の孫の学校での成長を肌で感じていただいたり、ご出身の学校のことを懐かしく思っていただいたりして、充実したひとときになっています。特に、ふれあいゲームコーナーでは、児童が事前にお年寄りが喜んでもらえる内容を考え、説明用の資料を作成し、役割分担を確認して当日に臨みました。当日は、皆の前でゲーム方法の見本を示し、楽しく会を進めることができました。 さらに、会食会では、学校栄養士さんに支援をいただき、給食の献立を考えてもらう等、普段とは違った雰囲気の中で給食を実施しました。お年寄りの方々は、隣に座った児童に優しく話しかけ、食材のことや食べ物の好き嫌いなどの話題になると、目を細めて楽しそうに会話をされている様子が印象的でした。 本校では、地域のお年寄りとの心温まるこの伝統行事をいつまでも続けていきたいと思っています。 【東海市立緑陽小】豊かな心をはぐくむ道徳教育に取り組んでいます1 学年 1年 2 主題 思いやり・親切 3 資料 「はしのうえのおおかみ」(明るい心) 4 展開 (1) 6枚の絵を順に見せながら、オオカミの気持ちの変化を中心に話し合う。 (2) 教壇を吊り橋に見立てて、児童がオオカミ、ウサギ、クマになりそれぞれの場面を動作化させることで登場人物の気持ちに迫る。 5 児童の反応 ・ウサギに通せんぼをしているオオカミに対しては、オオカミは意地悪、ウサギを通してあげればいいのにという意見が多かった。 ・クマさんがオオカミを抱いて渡してあげた場面では、強いクマさんが威張らないでオオカミを抱いて渡してあげたことにびっくりし、クマさんの優しさと同時に、アイディアの良さにも感心していた。 ・オオカミがまたウサギさんと橋の上で会う場面では、オオカミさんがどうするかでたくさん意見が出た。多くは通してあげるという意見だった。 ・オオカミが、クマさんと同じ方法で渡してあげたのを知り、自分が優しくしてもらったから、うれしかったからではないかなという意見が多く出た。 6 授業を終えて 給食の配膳時にぶつかってこぼした汁やおかずを、見ていた周りの子どもたちも一緒になって片付けるなど、友達のことを考えた行動がずいぶんとれるようになってきました。道徳の授業で学んだことを生活に生かしていきたいと思います。また、保護者の方に授業を見ていただき、家庭でも話題にしていただけることを願っています。 【愛西市立立田南部小】みんなが笑顔、親子ふれ合い教室この教室では、7つの地区に分かれ、家族がまとまって活動します。教室の内容は、「コンピュータ・押し花教室」「体育スポーツ活動教室」「読書・プラバン教室」「絵手紙教室」「手芸教室」「料理教室」「手品教室」となっており、6年間で異なる内容の講座を受講できるようになっています。 「料理教室」では、この地区に伝わる「農上がりまんじゅう」を作って食べました。どの子も笑顔でまんじゅうをほおばっていました。教室の終了後には、「育ち盛りの子がたくさんいるので、おやつとして家庭でも作りたい」とレシピを持っていかれる方もいらっしゃいました。読み聞かせでは、親子揃って、読み聞かせボランティアの方のお話に聞き入る姿が見られました。 児童や保護者の方の感想として「とても感動した」「ぜひこれからも続けてほしい」などの声が聞かれました。どの教室でも講師の先生の話に熱心に耳を傾けたり、真剣に実践に挑戦したりする様子が見られました。 親子でふれ合える活動を通して、家族のきずながより深まるきっかけとなることを期待しています。 【あま市立七宝小】通学路をきれいに
平成24年6月10日(日)学校公開日の朝、保護者とともに通学班清掃を行った。この日は梅雨入り直後であったが晴天に恵まれ絶好の清掃日和となった。清掃場所は前週の通学班会議で担当の先生と相談の上で決めた。集合場所の草取りをする班、集合場所に近いよく遊ぶ公園や神社のごみ拾いや草取りをする班。思い思いに普段使っている通学路などを清掃した。活動時間は20分間、班長には学校からごみ袋が3種類配布され、個人では軍手、ビニル袋を用意し、草を抜いたりごみを拾ったりした。それを班長がごみ袋に集めた。前日の雨で濡れた草は結構な重さになり、学校まで移動させられない場合は教師が自動車で回収した。たくさんの草やごみが学校に集めれた。その後、すがすがしい気持ちで2時間の授業参観に臨む児童の姿があった。
この通学班清掃は昨年度も実施されており七宝小学校恒例の行事となりつつある。学校での清掃活動で育む母校愛と同じで、地域をきれいにすることで郷土愛につながっていくことを期待している。 【尾張旭市立城山小】やさしさや思いやりの心を育む『ふれあいタイム』
今年度の『ふれあいタイム』を6月5日(火)に行いました。『ふれあいタイム』は全校で行う縦割り班活動の1つで,「縦割りの班で行動することで,学年を超えて交流し,やさしさや思いやりの心を育てる」と「児童が企画・運営することにより,自主性を育てる」を主なねらいとしています。
前半には,縦割り班で仲良く弁当を食べて交流を深めます。お弁当を食べながら,後半に行われる4年〜6年の各クラスと有志の委員会が企画するイベントをどのように回るか相談します。どの班からも笑い声や笑顔があふれていました。 毎年恒例の行事になっていますが,昨年に比べ,4〜6年のクラス数が増えたことと有志の委員会が多かったことから,イベントの数が増え,大盛況でした。また,6年生の班長や高学年の児童が,低学年に上手に声かけをして取り組んでいたこともあり,活動中の迷子の数が減りました。 児童が企画・運営をすることにより,児童のリーダー性も育っています。今後も毎年行っていきたい行事の一つです。 【小牧市立桃ヶ丘小】心の教育推進活動
5月19日(土)、桃ヶ丘小学校では、1限から3限までの授業を公開し、そのうちの1時間を「親子ふれあいタイム」として親子で活動しました。
1年生・・・「親子で歯みがき」染め出しして、みがき残しのある部分を親子でチェックしながらみがき、正しい歯みがきの仕方を身につける。 2年生・・・「親子でピーチ飛行機つくり」色画用紙を切ったり折ったりして、親子で協力し合って飛行機を作成。 3年生・・・「作って使おう」ジュースなどの空き容器に紙粘土をつけ、絵の具で着色したりボタンやビーズで飾り付けたりして使えるものを親子で作成。 4年生・・・「親子で絵手紙」絵の具や墨を使って、はがきに果物や野菜などの絵を描き親子で心あたたまる絵手紙を作成。 5年生・・・「親子で小物作り」針と糸を用いて、布を縫い合わせたり、ボタンや飾りを縫い付けたりして親子で小物を作成。 6年生・・・「親子でドッジボール」体育館で親子でドッジボールを行ってふれあう。 上記のように各学年が工夫を凝らして内容を決定し、第2時限を低学年、第3時限を高学年として「親子ふれあいタイム」を設定しました。また、保護者が参加できない児童が寂しい思いをしないように、グループやペアで行えるようにして、保護者にはグループの子みんなに声をかけながら活動してもらいました。当日は、どの学級・学年においても、いきいきとした児童の笑顔や真剣に取り組む姿、親子(大人と子ども)で楽しくふれあう姿がたくさん見られてほのぼのとしました。学校全体が、温かい空気と、「まあるい心」に包まれた一日でした。 【一宮市立中部中】福祉実践教室を行いましたその一例として、「○障害を持った方に対して、助けるのではなく、私は何をさせてもらったらいいですか、という心の声をかけることに気付かせる。○福祉=思いやり、実践=行動にうつすことを学ぶ。」という2点を目的として、1年生で行う「福祉実践教室」について紹介したいと思います。 福祉実践教室は、1年生の全生徒が参加する行事です。車いす・手話・要約筆記・点字・視聴覚ガイドヘルプの5講座のいずれかを受講します。それぞれ実践的な活動を行っており、障害を持つ方の身になって行動する機会を子どもたちに与えています。また、実践教室の前に、「障害のある人とともに生きる」という30分程度のビデオ教材を視聴させ、福祉への関心を高めさせています。 この実践教室を通して、自分がどのように障害を持つ方と関わるとよいかを学ぶと同時に、福祉に対する考え方が深まりました。 【美浜町立布土小】地域や自然とふれあう「親子ふれあいハイキング」布土音頭の一節です。布土音頭には布土の自然や歴史が歌われています。 布土小には,「ふれあいハイキング」という行事が,毎年5月に行われます。親子で布土の里山を歩きます。途中,老人会の皆さんとゲームをしたり,地域の方と一緒に歩いたりします。人とふれあいながら歩きます。また,そこにはもう一つのふれあいがあります。それは,故郷の自然と歴史です。二つのコースがあり,一年ごとに変わります。 今年は,「西のナァ西にみかんの色づく山よ」「山のナァ山の鵜の鳥波間の育ち」と歌われる「美浜オレンジライン」のハイキングでした。自然とのふれあいがテーマのこのコースは愛知用水を作るときの工事用道路をハイキングコースとして地元ボランティアの方々が整備してきました。春の山桜,新緑,秋の紅葉,鵜のコロニーと見所満載のコースです。 天候にも恵まれ,布土の自然を親子で満喫しました。コースの整備,途中でのゲームには地区の役員さんや老人会の方たちも協力や参加して下さり,地域の方たちとのふれあいの場ともなっています。 もう一つのコースは,「布土繁昌のみがき砂」「一向の山に御霊十三の石の碑」と歌われる一向山を周りお寺や神社を巡るコースです。こちらのコースでは,布土の地名の由来や,産業の歴史にふれるコースになっています。 子どもたちは,このハイキングを通して,地域の人々,故郷の自然や歴史とふれあい,布土の子として育っていきます。 【碧南市立中央中】「自ら学び,共に高め合う生徒の育成」自己有用感をはぐくみ,共に生きる心を育てる道徳教育の充実
中央中学校では昨年度から愛知教育大学講師の柴田八重子先生を講師にお招きし,道徳の研究に取り組んでいます。5月21日(月)に柴田先生に道徳の時間のオリエンテーションと授業をしていただきました。
【オリエンテーション】 道徳の授業とは… ○道徳の時間はいいものをもらう時間 道徳を学ぶと元気が出る,自分や他人の良いところがはっきり分かる。道徳に正解 はない。自分の思ったことを話す。 ○友達の言うことをしっかり聞く時間 発言してくれる人の顔を見て,うんうんとうなずいて聞く。友達の意見から感じた ことを自分の言葉で伝える。「そうなんだ」「私もそう思った」 【道徳の授業】1年生『星への手紙』(3−1生命尊重)「明るい人生」 オリエンテーションを受けた後,同じ学級で授業をしていただきました。語りによる 資料の読み聞かせは,生徒たちを物語の中にぐっと引き込むものでした。また,生きる意味や喜びについて考える難しい内容でしたが,友達の意見に真剣に耳を傾け,考えたことを深め合える授業になりました。 【北名古屋市立西春小】心と心の交流を図る「なかよし広場」レクリエーションではバンブーダンスや障害物競争、カローリングなどを行いました。子どもたちは、おやじの会の方の声に合わせてリズムよく跳んだり、保護者からの「がんばって」という声援を受け、新記録や高得点を目指したりと、一生懸命に取り組む姿が見られました。 創作活動では、低・中・高学年に分かれて、キーホルダー作りを行いました。PTAのボランティアの方の丁寧な指導のもと、子どもたち同士で助け合ったり、親子で取り組んだりして、製作することができました。 閉会式でのPTA会長の言葉の中に「子どもは私たちの大切な宝です」とありました。また、その日の親子下校では、保護者が我が子に「今日はよく頑張ったね」と声をかけ、子どももうれしそうに返事をしていました。 子どもたちの健やかな成長には、心と心の交流がとても大切であると再認識することができた1日でした。 【常滑市立西浦南小】親子で楽しい「ふれあい学級」「ふれあい講座」は、地域在住の卓越した技能をお持ちの方を講師にお迎えしてさまざまな講座を開き、家族がふれあいながら体験活動をすること、また卓越した技能を学ぶことを通して、よりよいものを追求する姿勢を育てることを目的としています。今年度は、8つの講座を開きました。 1 「瓶で風鈴を作ろう」 家から持ってきた瓶を切り、短冊の付いた風鈴を作りました。この夏は、家で涼しい音色を響かせてくれることと思います。 2 「焼き物作り」 会場の図工室の机を囲んで座り、湯のみを作りました。なかには、作品の上手さに改めてお父さんを尊敬した、という子どももいました。焼き上がりが楽しみです。 3 「小物作り」 今年度は、野生のつるでかごなどを編みました。屋内運動場の床に座って、真剣に編みました。出来上がった時の達成感は、講座で一番だったかもしれません。 4 「トールペイント」 今年度は細い筆や平筆を使って、風景を描きました。家族で話しながら、ゆったりと描くことができました。 5 「お菓子作り」 毎年人気の講座です。「カレー肉まん」と「杏仁豆腐」を作りました。途中でガスが止まるハプニングもありましたが、最後にはおいしく出来上がりました。 6 「楽しい手品」 蝶ネクタイも鮮やかに、講師の先生が登場しました。子ども達は不思議なことやおもしろいことが大好きです。いつか、手品の腕前を披露してもらいたいと思います。 7 「琴に親しもう」 初めて琴に触れた子ども達でしたが、「さくらさくら」「うみ」「茶つみ」と、見事に弾きこなしました。難しさに降参してしまった保護者の方は伴奏に回ってくださり、子ども達の弾くメロディーを支えてくれました。 8 「フラワーアレンジメント」 溢れんばかりの花に囲まれて、会場の音楽室がフラワーショップのようになりました。時間をいっぱいに使い、自分のイメージに合わせて作品を作りました。 簡単そうに見えることでも、実際にやってみるとなかなか思うようにできず、悪戦苦闘する場面もありました。改めて講師の方々の技のすばらしさを感じることができました。それとともに、親が子どもに教えたり、手助けしたり、また反対に子どもが親のお手伝いをする微笑ましい場面も多く見られました。 この「ふれあい学級」が家庭での家族団らんの話題となり、家族の「絆」を深める一助になってほしいと考えています。今後も家庭・地域・学校との連携を図り、地域の皆さんの協力を仰ぎながら、家族のふれあいと心温まる「ふれあい学級」となるよう行事の充実を図っていきます。 |