【北名古屋市教育委員会】「特別の教科 道徳」の授業力向上に向けた取組

 北名古屋市では、授業力向上の研究実践として、市内小中学校の少経験者教員(2年目〜3年目)が授業を行い、市教育委員会の指導主事が参観し、指導・助言を行っています。「特別の教科 道徳」については、昨年度は2校、本年度も2校で研究実践を実施しました。
 授業には当該校以外からも教務主任、少経験者教員、初任者教員、市採用学び支援講師が参加し、授業後の研究協議会では、「目標達成に向けて本時の流れは適切であったか」「なぜその発問なのか」というところを中心に議論しています。このような活動を通して、協議会に参加した教員全員の道徳の授業力の向上を図っています。
 タブレット端末も有効に活用し、資料提示の方法を工夫したり、デジタル教材の「心の数直線」を用いて自分の心情を可視化し、全体で共有したりするなど、揺れ動く心の変化を把握できるようにしています。
 今後も「特別の教科 道徳」の授業力向上を図り、子供たちの豊かな心を育んでいきたいと考えています。(2024年1月9日)