【東海市立加木屋小学校】「情報モラル教室」の取組

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 11月22日に、学校のICT支援員が講師となって、「情報モラル教室」を行いました。この教室は、3年生と4年生を対象にして、児童の身近なものになっているインターネット、スマートフォン、オンラインゲームから、いじめや犯罪の被害者や加害者になってしまう危険について知る授業です。
 はじめに、SNSの特徴についての説明を聞き、様々なコミュニケーションができるサービスであることを理解しました。そして、「今日は友達と一緒に帰ったよ」と、SNSに写真を公開した事例を紹介していただきました。写真の中には、顔や名札、背景、持ち物、位置情報等が写り込んでおり、個人の情報が特定されてしまうことや悪用される可能性があること、生命・身体に関わる危険があることを学びました。一つ一つの情報は断片的でも合わせると個人を特定できることを知り、子供たちは、とても驚き、怖いものであるという感想をもちました。
 次に、SNSによるゲームによるトラブルについて知りました。無料のゲームでも巧みにお金を使わせる仕組みがあり、気が付くと高額な課金をしてしまった事例を紹介していただきました。楽しいゲームも夢中になり過ぎたり、使い方を間違えたりすると大きなトラブルにつながることを学びました。
 SNSの使い方やゲームやサイトの選び方等、家庭でも話題にして話し合う必要があることも学びました。今後も、児童が自身で判断して行動できる力を高めることをねらい、各学年の発達段階に応じた情報モラル教育を進めていきます。