【蒲郡市教育委員会】 蒲郡市の取組

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 蒲郡市では、「社会に開かれた教育課程」を受け、道徳科における地域教材の開発に力を入れています。昨年度は、7つの中学校区で小学校用の7つの教材をつくり、現在、全小学校で活用しています。今年度は、中学校用の教材をつくり、さらなる道徳教育の充実を目指しています。 
 また、本年度は、県教委からの委嘱を受け、西浦中学校が「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究に取り組んでいます。夏の研修会では、大学教授を講師に招き、「役割演技」を取り入れた道徳授業について、講義と模擬授業を通して学ぶ機会を得ました。研修会には、西浦中学校の教員以外も参加し、力量向上に役立てています。参加した教員からは、「教員の出場や生徒の意見を見抜く力の大切さを痛感した」「演技を見ることによって、感情の変化を見ている人が体感できることが分かった」などの感想が出ていました。
 11月の研究発表会では、この「役割演技」を取り入れた授業の発表も見られました。この研修をきっかけに、さらに深く道徳科の授業研究を進めていく先生方の姿がたくさん見られました。
 子供たちの豊かな人間性を育んでいくために、これからもよりよい道徳科の授業の在り方を目指し、授業研究や講演会などの研修機会を設けていきたいと考えています。