【蟹江町立須西小学校】 思いやりの心をもって・・・

 本校では、児童会役員を中心に、児童が知恵を出し合って、たくさんの活動を行っている。中でも異学年の交流を深めるために、年2回行われる児童会行事は、全校児童が、とても楽しみにしている活動である。
 今年度は、夏に「なぞときアドベンチャー」と題して、異学年でペアを組んで、各学級が考えた「なぞ」を解きながら校内を巡った。ペアになったお互いが、相手のことを気遣いながらの言動を心がけた。また、約150組が、一斉に校舎内を移動することから、事前に児童会役員より廊下歩行について「右側を歩く」というめあてが掲げられた。児童から自発的に、安全にみんなが楽しむことができるようにと意見が上がったことに感心させられた。活動中も、「走らないよ」と声を掛け合う姿がほほえましかった。
 まもなく「須西っ子エコ冬祭り」が行われる。今年度は、ペア学級で一つの出し物を運営し、「上級生が下級生に、チーム一丸となってやり遂げる大切さを伝える」「ごみを、極力減らして楽しめることを工夫する」ことがねらいである。
 現在、ペア学級で計画的に準備が進められている。上級生は、自分たちの取り組む姿勢で、計画・準備の仕方や出し物の運営方法を、下級生に伝えたいとがんばっている。試行錯誤しながら、「須西っ子」が、更に思いやりの心をもって行動できる児童へと成長していくことを願う。

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