【あま市立伊福小学校】異学年交流による人権意識の向上

 本校では、毎年、異学年交流の場を充実させ、人権意識の向上を目指しています。
 1、2年生の交流では、毎年、「1年生を迎える会」で、2年生からアサガオの種をプレゼントしたり、生活科「がっこうたんけん」で、2年生が1年生とグループを作り、校舎の案内をしたりする活動を行っています。本年度は、さらに、「交通安全教室」を低学年で実施しました。2年生が、1年生を教室まで迎えに行き、ぺアになり体育館に入場し、警察の方からの話を聞きました。その後、横断歩道の歩行訓練を行いました。2年生は、1年生のお手本となるように意識して行動する姿が見られた一方で、1年生も、2年生を見習って歩行訓練の練習ができました。1、2年生のつながりを大切にすることで、互いに認め合い思いやる気持ちがはぐくまれたと実感しました。
 3、4年生との交流では、4年生が社会科授業「命とくらしを支える水」を3年生に紹介し、発表する場を設定しました。毎日の生活を支える身近な水の問題や、ユニセフの出前授業「世界の水事情」などから学んだことを、プレゼンテーションソフトを使って、分かりやすく3年生に伝えることができました。また、朝礼や給食時に各教室で、ユニセフへの募金活動の呼びかけを行いました。このことから「よりよい生活」への意識を他の児童へ広げることができ、人の役に立つことを自発的に行うことができる機会となりました。
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