【豊橋市立豊城中学校】地域とつながる「プロジェクト 〜継(KEI)〜」

 本校区には、多くの伝統文化や芸能が古くから継承されています。その中の「豊橋祇園祭」「鬼祭」「飽海人形浄瑠璃吉田文楽」に関して、歴史や活動について学ぶとともに、中学生の自分たちにもできそうなボランティア活動を行っています。
 今回は、「鬼祭」に関する本校2年生「チーム鬼」の活動を紹介します。鬼祭で販売されていた豊橋市の郷土玩具のお面作りや、「鬼祭」で配られるたんきり飴の袋詰め、「鬼祭」の会場となる安久美神戸神明社を飾る紙垂(しで)作成等のボランティア活動を行ってきました。
 鬼のお面作りでは、「豊橋竹とんぼ会」の方から、作り方を丁寧に教えていただき、個性あふれる素敵なお面を作り上げることができました。また、たんきり飴の袋詰めや紙垂作成、新聞やクイズによる広報活動など、自分たちにできる鬼祭に関わる活動を考え、実践することができました。
 生徒たちは、この体験活動を通して、多くの地域の人々が携わり、大切に守られてきた伝統文化であることを学び、次世代につないでいきたいという思いをもつことができました。これからも「プロジェクト〜継(KEI)〜」が、地域と学校を結ぶ豊城中ならではの教育活動になることを目指して取り組んでいきます。そして、生徒たちが、自分たちの住む校区を見つめ直し、より理解を深め、自分にできることで積極的に関わっていこうとする心を育んでいくことを願っています。

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