【稲沢市立大里西小学校】共生社会へ一歩ずつ「福祉実践教室」

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 本校では毎年、稲沢市社会福祉協議会の協力を得て、「福祉実践教室」を行っています。4年生は、「盲人ガイド」「車椅子」、5年生は、「高齢者疑似体験」「手話」、6年生は、「点字」の体験学習を行っています。福祉についての理解を深め、共生社会の一員として、当たり前に福祉実践をするための契機としています。
 6年生の「点字」の教室では、視覚障害者の暮らしや、点字の読み書きを教えていただきました。児童は、公共の施設や、飲物などで見かける点字に興味津々な様子で、熱心に話を聞いたり、点字の読み書きをしたりしていました。児童たちからは、「点字はプリントを見て探すだけですごく時間がかかったのに、目が見えない人は形を覚えて、さわって分かると聞いてびっくりしました」「もし電車とかに障害者がいたら、席をゆずったり、声をかけたりしていきたいです。また、目が見えない人が危ないところにいたら、助けてあげたいです」などの感想が聞かれました。学級通信を活用して、それらの感想をクラスで共有することで、児童は、更に理解を深め合うことができました。