【江南市教育委員会】教師力向上セミナーでの取組

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 江南市では、毎年、休業中等に、年3回「教師力向上セミナー」を行っています。毎回、様々なテーマで研修を行っていますが、昨年度の夏に行った「教師力向上セミナー」では、「考え、議論する道徳の授業づくり」をテーマに研修を行いました。
 アイスブレイクで自己紹介を行ったあと「教科化で変わらないこと」「教科化で変わること」「学習内容(内容項目)」「授業の進め方」「評価」の五つについて研修を行いました。
 「授業の進め方」では、「考え、議論する道徳」の授業にするために、
 ・問題意識をもつ
 ・自分との関わりで捉え、考える
 ・多面的・多角的に考える
 ・自らを振り返る
 ・自己の(人間としての)生き方について考えを深める
ことが大切であることを踏まえ、実際に「ブランコ乗りとピエロ」の教材を用いて、授業の進め方や発問の工夫など、より質の高い指導方法について演習を行いました。
 また、「評価」では、評価の場面を「授業(1単位時間)→通知表(学期レベル)→指導要録(学年レベル)」と3つのステージを意識し、評価に生かす情報を集めて組み合わせるとよいことを教えていただきました。
 今後も、江南市では、「考え、議論する道徳」を目指し、継続的に道徳科の授業力向上を図っていきたいと考えています。