【みよし市教育委員会】 子供の心を育てる教育の推進

 みよし市内の小中学校には、教科化の全面実施以前から、道徳科の授業づくりについて、長年研究を進めている学校があります。みよし市教育委員会では、昨年度から他校の研修会に参加し、教師による学び合いを促す取組を始めました。年度当初に、外部講師を招いての研修会の計画を市教委がとりまとめ、市内小中学校に周知しています。参加者は各校の取組を学び、それぞれの学校に持ち帰り、広めています。中には他市町から足を運んでくださる学校もあります。
 また、昨年度は、毎年行っている主幹教諭・教務主任・校務主任を対象とした研修会、一昨年度は、市内小中学校全教員の参加による研修会で、「特別の教科 道徳」の教科化に向けて授業づくりや、評価の在り方をテーマとして研修会を実施するなど、市全体で力量向上を図ってきました。
 さらに、三好丘中学校区では、平成28年度から3年間の委嘱を受け、「人権教育総合推進地域事業」として研究実践を行いました。学校生活の全ての活動を「人権」という視点で見つめ直し、授業・行事・地域との交流を通して「笑顔あふれる地域づくり」を進め、その取組や成果を市内に広めました。
 今後も、みよし市は、「特別の教科 道徳」を中心に、子供の心を育てる教育を推進するために、家庭・地域と連携しながら、学校教育全体で発達段階に応じた道徳教育を推進します。