【一宮市立中部中学校】情報モラル講座

 近年、ICT機器の急速な普及に伴い、中学生にとっても、スマートフォンやタブレット端末は身近な存在になっています。これらの機器は、大変便利なものであり、生活を豊かにする一方、様々な問題を引き起こす危険もあります。そこで本校では、1年生を対象に、インターネット上で実際に起きている諸問題やそれらの危険を回避する方法を学ぶ「情報モラル講座」を行いました。
 「SNS利用の注意点」についての話では、スマートフォンで撮影した写真のGPS情報から、場所を特定されてしまうことがあると知り、「家に帰ったらすぐにカメラの位置情報通知をオフにしよう」と話している生徒が多く見られました。
 「ネットゲームやアプリ利用の注意点」についての話では、ゲームで遊んでいるときに表示される広告を誤って触ったために起きた実話を聞き、フィルタリングをかけることの重要性を改めて見つめ直すことができました。
 「スマホ依存症」についての話では、スマートフォンの長時間利用が、身体や脳に大きな影響を与えてしまうということを知り、驚きの声が上がっていました。
 今回の「講演会」で、情報モラルについての正しい知識を学ぶことができました。また、強い意志と冷静な判断力をもって、適切にICT機器とかかわっていこうという意識が高まりました。学年通信等を通して保護者にも注意を呼びかけ、家庭との連携も深めていきたいと思います。

画像1 画像1