【刈谷市教育委員会】 豊かな心の育成

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 刈谷市では、学校教育方針の重点項目の一つとして、「豊かな心の育成」を掲げています。道徳科の充実だけでなく、自主性、主体性を育む児童会・生徒会活動の推進、命を大切にする教育の充実を図っています。平成24年から、年に2回、市内6中学校の生徒会役員が集まる「生徒会サミット」を行い、各校の取組を報告し、いじめ防止について協議しています。一昨年度からは、この「生徒会サミット」を小学校の児童会役員が参観し、いじめ防止の意識が市内全体に広がっています。また、全ての小中学校で、「SOSの出し方」「生命の尊重」「心の健康」などの授業に取り組み、その指導案や資料を市内で共有しています。
 道徳教育の充実については、平成30年度に、衣浦小学校が愛知県教育委員会からの委嘱を受け、「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究実践校として、外部講師による講話、授業づくり、授業力向上、評価等について講師の指導を仰ぎながら、授業実践を積み重ねてきました。今年度は、刈谷市教育委員会指定研究発表校として、その成果を市内小中学校に広めていきます。
 刈谷市では、今後も、子供たちの「豊かな心の育成」のための取組を目指していきます。