【高浜市立高取小学校】道徳科の授業実践「折り紙名人 −よしざわ あきら−」

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 道徳科で、「折り紙名人−よしざわ あきら−」を教材として授業を行った。
 まず、吉澤さんの写真、および吉澤さんの折り紙作品の写真を提示し、どんなことを思うかを発表した。それについて、「おもしろい」「すごい」「とても自分には作れない。どうやって作ったんだろう」など、吉澤さんの作品を賛嘆する意見がたくさん出た。子供たちは、吉澤さんの作品にぐっと引きつけられた。
 次に、「どうしてこんな作品を作れるようになったんだろう」と発問した。この発問については、教材の中にヒントとなる記述がたくさんあるので、教材をじっくり読むように促した。
 これについては、「作ることが大好き」「子供の頃に、たくさん折り紙の作品を作ったから」「物の形をよく見て、図形の研究を続けたから」「お母さんを元気にするため」「お母さんだけではなく、家族や友達、近所の人も元気にしようとした」など本質に迫る意見が出された。そして、人を元気にすることができることがわかったからとまとめをした。
 最後に、自分を振り返るための発問として、「もし自分が吉澤さんになれるとしたら」と発問した。この発問については、子供たちには、遠くを見据えてほしいと思い発問した。
 予想に反して、多くの児童が素直に自分の好きなことや、今がんばっていることを発表できた。