【一宮市立丹陽西小学校】道徳科の実践「あいさつがきらいな 王さま」

 挨拶の大切さを考え、クラスのみんなで楽しく、仲よく学校生活を送るために、進んで挨拶をしていこうという気持ちをもってほしいと願い、2年生「あいさつがきらいな王さま」という教材で、道徳科の授業を行いました。
 日常生活の中で、どんな挨拶をしているかを思い起こさせた後、挨拶をすることを禁じた王様と、禁じられた町人たちの姿を劇風に聞かせました。まず、王様が挨拶を嫌いになってしまった理由を考えさせました。
 次に、挨拶を禁じて、町人をろう屋に入れてしまった王様が、誰もいない町で、小さな男の子に、「ろう屋に入れられるから、みんなだまっているんだよ」と言われ、「ううむ」と考えこんだときの気持ちを考えさせ、役割演技をしました。児童は、「みんなと仲よくするためには、挨拶をしたほうがいいのかな」「挨拶がないと楽しくないんだな」と挨拶の大切さを感じながら、王様の気持ちを発表していました。
 板書は、挨拶の有無と気持ちの動きを曲線で表し、挨拶をしたら、楽しい明るい国になったことが捉えられるように工夫しました。
 最後に、王様に手紙を書かせ、「これからも続けてね」「ぼくも挨拶をがんばっていくよ」など挨拶の大切さに改めて気づいたことが分かる記述がたくさんありました。
 今回の授業後から、クラスにはさわやかな挨拶が広がっています。みんなで楽しく仲よく学校生活を送っていきたいと思います。


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