【豊橋市立石巻中学校】「いのち」を考える〜道徳ユニットの実践〜

 6月18日は、「豊橋・学校いのちの日」です。
 本校では、6月を「いのち」を考える月と位置付けています。2年生では、「終わりゆくいのち」「生まれ、つながるいのち」「今を生きるいのち」と、「いのち」を多面的・多角的に捉えられるように考え、3時間をユニットとした道徳の授業を行いました。
 1時間目は、死期が迫る中、力を出し尽くして絵本を作成し続けた中村さんの生き方について話し合いました。2時間目は、詩「妹に」を読み、自分が生まれたときのことや、家族、兄弟のことについて考えました。そして3時間目。「今、ここにあるじぶんのいのち」と、これまでの2時間を振り返り、「いのち」について小グループで意見交流を行いました。これらの取組について、学年通信を通して、保護者の方にお知らせしました。以下に、生徒たちの感想の一部を紹介します。
 「いのちは、必ず終わりがくるものだけれど、生まれてくることが奇跡で、生まれてくることに感謝しながら、楽しく一生懸命生きていこうと思いました」「このいのちについての授業で、親に本当に感謝したいと思いました」「あたり前だと思っている、そのあたり前を大切にしていきたいと思いました」
 心に響く教育活動を、今後も実践していきます。